俺の人生をめちゃくちゃにする人外サイコパス美形の魔性に、執着されています

フルーツ仙人

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番外 十三・五 教会編おまけの合意半睡眠?姦

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 一連の教会関連事件が解決し、夜明けごろに帰宅してからダリオはシャワーを浴びてベッドに直行したわけだが、少し寝て目が覚めてからもまだまだ眠かった。
 眠いのではあるが、イチャイチャしたい。でも眠い。寝たい。寝ながらイチャイチャできねえかな、無理だよな、起きないと……と思うのに、身体が泥のように重くて動かない。
 寝る前に少しだけしてもらったが、なんかちょっと……と足りないのであった。
 というのも、しばらくテオドールにダリオは忘れられてしまっていたのである。本人のせいでもないのはよくよく分かっていた。ダリオも比較的冷静に対処していたつもりだが、やっぱり怖かったわけで、意識が半覚醒してくると、ぴったりくっついてフィジカルに穴埋めしたいと思ってしまう。
 ダリオの現在の疲労感と眠気は、前日だけのものではなく、努めて理性的であろうと対処していた期間のリバウンド的なところがあった。緊張の糸が緩んでしまって、体がとにかく重い。
 うーん、なんとかまぶたを上げて、と努力していると、横になったテオドールとありえんくらい至近距離で目が合った。
 ひっ、とダリオは心中に悲鳴を飲み込んだ。
 まばたきせずに、じっと寝顔を凝視されるのはさすがに怖い。
 とりあえずホラー感は無視して、希望だけ伝えてみる。
「テオ、あのさ……体が重くて、もう少し寝て体力回復したら、起きれそうだから、その後イチャイチャしたいんだけど、いい?」
 テオドールはシーツに頬をつけたまま、目を猫のように大きくした。
「イチャイチャとは?」
「うーん、キスしたり、体触ったり触ってもらったりしたい……今俺からできなさそうだし。もうちょっと体力回復してからかな」
「……それは、僕がダリオさんに一方的にするのは駄目なのですか?」
「うん?」
「ダリオさんが動けないのでしたら、僕がダリオさんにキスしたり触ったりしては駄目でしょうか?」
「駄目じゃないし、全然いいけど、俺あんまり反応できないから、いわゆる俗語で“Dead fish”になるぞ? ちゃんと起きてからの方がよくないか?」
「ダリオさんがよろしければ僕は触りたいので、いいですか?」
「ええ……いいけど、テオそれ楽しいのか?」
「はい。嫌だったら言ってください。ダリオさんは寝てくださって大丈夫です」
「うーん、テオも飽きたら止めてくれな」
「……はい」
 というわけで、何故か半睡眠姦もどきになった。
 ダリオは一応起きているのだが、とにかく体が重い。眠い。寝ていてもOKというので、お言葉に甘えて、とまぶたが下がって来るのに任せて、体をリラックスさせ投げ出している。
「ん、ん」
 それでも、パジャマの前ボタンを外され、へそのくぼみにキスされたり、腰骨に唇を押し当てて、ちゅ、と吸われると声が出てしまう。
 予想外に全身をくまなく唇と舌で時間をかけて愛撫され、ダリオはトロトロを通り越してどろどろに蕩かされた。テオドールはこの点気が長く、本当に『キスしたり体を触ったり』しかしないので、内臓へ負担のかかるインサートは勝手にしない。ただ、ダリオの場合はもう開発され切っていて、愛液も出てくるし、半泣きでその先をしてくれと懇願する羽目になる。
「あぅ、やだ、やだ……いれ、いれて……さきっぽだけでいいから、テオの性器入れて……」
「しかし……意識が半覚醒では危険ですし、推奨しないです」
「もぉ、起きたぁ」
 なんとか膝を立てて、自分で前から指を入れると、じゅうぶん準備できていることを目の前の青年に証明するため、くちゅくちゅと掻き回して出し入れした。テオドールの視線が、この様子を凝視しているのを感じて、ほら、と指を曲げ、自分で前立腺を押す。愛液が縁から垂れ落ち、とぷとぷ溢れてくる。二本の指で中から開くと、くぱぁ、ともうそこは完全にテオドール専用に仕上がっていた。
「ここ……中で感じたい……お願い……」
 じんじんとすでに熱をもっている部分に入れてくれと請う。テオドールは少し黙っていたが、今回はよしとしてくれたらしい。
 は、とつめていた息がほどけて、衣擦れの音がすると、ダリオの指の間に熱いペニスの先端が入りこんで来た。だが、本当に先っぽだけが、ちゅぽ、ちゅぽ、と入り口を出入りして、中に入ってきてくれない。慎重だ。縁を擦るたびに、じんわりとした気持ちよさが広がるが、どうして中にきてくれないんだと、ダリオは泣きそうになった。
「……ッ、だりお、っさん」
 とうとう亀頭をぐぷんと飲み込んだ。入ってくる。テオドールの肉棒が内壁を擦り上げながら押し開いて行く。
「ん、ん~~~~っ」
 喋っているが、半分意識が飛んでいる。内壁をみちみちと押し拡げられる圧迫感が、中から満たされていく多幸感へと変換されていく。
 性器で前立腺を擦られるとたまらなく気持ちよくて、甘い刺激に自ら擦り付けるよう腰を揺らしてしまう。更に肉棒全体で通過しながら奥に押し当てて、また引いて。
 深く飲み込んでいく。
 再度奥へきて、ぐりんと亀頭全体で猫の手のように掻かれる。
 奥で感じている。
 きもちい。
 きもちい。
「あ、あ、んんっ」
 一番狭い奥の入り口に嵌め込んで、押し当ててぐりぐりされる。
「だりおさん、だりおさんは、ぼくが好き? ぼくのこと、好きですか?」
 青年がダリオを覗き込み、つたなく、請うように尋ねた。胸が張り裂けそうなほど、愛しさがこみ上げる。ダリオはこの青年を愛していたし、それを伝えたかった。凄まじい悦楽が最奥を抜かれたところから生じ、さきっぽを食んでぱくぱくしながら、だいすき、だいすき、と吸いついている。ダリオは必死に口でも伝えた。
「あ、あ、あ~~~~~~~うん、すきっ、てお、すきぃっ、だいすき、すきぃい」
 だらしなく体の力が抜けて、最奥だけがちゅうちゅうじゅぱじゅぱ舌を絡めるようにキスしてフェラする。ダリオは腰を揺らし、浮かせながら、自分の気持ちいいよりも、テオドールのペニスを愛撫するよう絞り上げた。
「はあっ、ッあ、ん~~~~~~っ」
 中を擦られて、ダリオは追うように腰を動かしながら、深い絶頂に感じ入った。
 幸せだった。
「僕の……僕のダリオさん……」
 側臥体位に背後から抱え込まれ、片足を持ち上げられると、ぎゅうぎゅうと抱き締められた。奥までテオドールが感じられる。襟足に青年が唇を寄せてきた。
「はあ。すき……すきです、ぼくもすき……」
 毒のような色気を孕んだ低い美声は、熱を帯びてじだに注がれる。奥もうなじも、ささやかれるたびにぞくぞくして切なくなる。そのまま、後ろから腰を押しつけるように嵌め込んで、ぐりぐりと舐めるように回された。吐精はしていないのに、一滴残らず注いで、最奥へ塗り込める動きだ。
「あっ、ん~~~~!」
 マーキングされているようで、ダリオは鼻にかかった甘えた声が出て、それから意識が暗いところへ飲み込まれていった。
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