みなしご白虎が獣人異世界でしあわせになるまで

キザキ ケイ

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第四章

63.対峙

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 建物内は特徴のない石壁だらけで、迷路のようだった。
 だが不思議なことに、レグルスにはタビトのいる方向がなんとなくわかった。
 助けを求めるタビトが導いてくれているかのようで焦りが募る。
 たどり着いたのは予想通り、地下室だった。
 鉄の扉は中からは開けられないようになっていたが、こちら側からは掛け金を外すだけ。
 中にいるものを閉じ込めるための設備に、嫌な予感が最高潮に至る。

「……」

 足元のメイサと視線を交わした。
 ゆっくりと引き開けた部屋は相変わらず石造りで、薄暗く奥行きがある。
 真っ先にレグルスたちを迎えたのは、鼻が曲がりそうな異臭だった。

「うっ……なんだこの匂いは……タビト、いるのか?」

 腐臭、汚物臭、血の匂い。
 おそるおそる数歩足を踏み入れ、目を凝らすと暗さに視界が慣れてくる。
 乱雑に積み重なった資材、部屋中に置かれた箱、そして檻。
 合間に見えるのは汚れた布、空の檻、無造作に置かれたなにかの器具、そして────捕えられた獣人だった。
 檻の中から、床の近くから、レグルスたちを力なく見つめる無数の瞳。
 レグルスは口を開け、何も言わずに閉じた。勢いで突入してしまった自分たちが「助け」を自称するのは違うと思ったからだ。

 追い縋ってくる視線をなんとか引き剥がす。
 今はとにかくタビトを探さなければ。
 そして、それを見つけた。
 なにかが床に倒れている。その上に、獣人がうずくまっている。
 引き寄せられるように近づいて、それが探した彼であり、何者かがのしかかっているのだとわかった瞬間、レグルスは渾身の力で上の誰かを引き倒した。

「タビトに触るなッ!」
「きゃっ!」

 慌てて抱え上げたタビトは、暗がりでもわかるほどに真っ青だった。
 血の気の失せた青白い唇は弱々しい呼吸しかしていない。びっしょりと汗をかいている。

「タビトっ、しっかりしろ!」

 幸い、タビト自身からは血の匂いはしない。
 だが出血していないのに、この苦しそうな様子はどういうことなのか。さまざまな良くない想定がよぎる。
 こんな場所にタビトを置いておきたくない。しかし動かして良い状態なのかわからない。
 レグルスの迷いを察したかのように、タビトの容態が急変した。
 細い呼気が苦しげな咳へと代わり、首を掻きむしるように両手がさまよう。

「ちょっと何するのよ! どきなさい、タビトが……っ」

 先ほど突き飛ばした者が慌ててタビトを奪い返そうとする。
 抵抗しかけ、その声と容姿にはっとした。

「……ブルーシア……?」
「え、レグルスさま?」

 さっき追い払った、タビトにのしかかっているように見えた人影は、ブルーシアだった。
 しばし呆然と見つめ合う。
 暗がりにいるブルーシアは、いつもきれいに整えられた髪や衣服が乱れきり、荒れていた。疲労の色濃い顔が焦燥を浮かべる。

「レグルス様、どうしてここに? 聞いて、ここは密猟者の隠れ家よ。危険だわ。今のうちに脱出して、助けを呼びに行って」
「救援はもう要請してる」
「じゃあなぜあなただけが……」
「……」

 気まずそうに目をそらしたレグルスに、ブルーシアは察するものがあったのか、大きく溜め息を吐いた。

「そう、わかった。タビトを追いかけてきたのね。わたくしではなく」
「副都に来たのはおまえを探すためだ、ブルーシア」
「どうだか。ひと目タビトに会いたいと思って来たのでしょう?」
「……」

 憔悴していたはずのメスライオンが、今はいきいきと哀れなオスに図星すぎる言葉を投げつけてくる。
 睨み合う二人の緊張を、苦しそうな咳が断ち切った。

「タビトっ、苦しいのか。どうすれば……」
「どいて!」

 うろたえるレグルスを押しのけるように、ブルーシアがタビトに引っついた。
 手足を拘束されたまま、すがるようなしがみつくような妙な体勢でくっついている。
 困惑するレグルスをよそに、悲痛な鳴き声をあげてメイサが飛び出した。タビトの顔や首を必死に舐める。
 一人と一匹の行為は、傷病人にはなんの効果もない気休めに思えた。
 しかし不思議なことに、タビトの苦しそうな様子が少しやわらいだ。
 とっさに手を握る。
 床に投げ出されていたタビトの手は冷え切っていた。そっとさすって息を吹きかける。
 ふと見ると、タビトの首に見慣れない黒いものが巻き付いていた。
 さっき首を気にしていたし、苦しそうな呼吸もこれのせいかもしれない。

「くそ、外れないな……」

 首輪を握って力を込めたが、硬い材質のようですぐに外せそうにない。
 力任せにして壊せる保証がなく、タビトの首を傷つけるだけに終わる可能性が高い。
 わずかに状態が好転した今のうちに外に運び出せないか。
 レグルスが周囲を見回しながら逡巡していると、握った手がかすかに動いた。

「っ、タビト。気がついたか!?」
「……れ、ぐるす?」
「そうだよ。迎えに来た」

 こんなに弱々しいタビトは見たことがない。
 焦りを必死に抑え、安心させる微笑みを浮かべる。触れた頬は血の気がなく、つめたくて、泣きたくなった。
 タビトは周囲を見回し、未だ地下にいると確認した。
 レグルスがここまでタビトを追って来たというのなら、とんでもないことだ。

「こんな、とこまで、きてくれたの?」
「そうだよ。タビトが助けを求めてる気がしたから」
「……うん……レグルスのこと、思い出してた……それだけで、来てくれるなんて、すごいなぁ。まるで、おうじさまみたい……」
「オレはおうじさまだよ。言っただろ?」

 ふと幼い頃、そんな絵本を読んだことを思い出した。
 ライオンのおうじさまが、おひめさまを救うお話。
 二人でじゃれあいながら絵本をめくったあの日々が、ずいぶん遠くに感じられる。
 あの日の続きのように唇を寄せたことに意味なんてなかった。
 額に、鼻先に、頬に、そして唇に。
 あの時と違ってタビトは人型をしていて、どこもかしこも冷え切っているけれど。
 あの日のように触れ、あの日より深く唇を押し当てた。
 願いのような気持ちもあった。
 しかし、まさかそれがタビトに力を与えることになるとは、その場の誰も予想していなかった。

「……っ」

 けほこほと咳き込んだタビトの手が強く握られる。
 冷え切って意識が途絶えかけていたのに、急に動けるようになった。視界が晴れ、体を起こすこともできる。
 タビトは慌ててレグルスにしがみついた。

「タビト、起き上がって平気なのか?」
「うん、今急に楽に……そうだレグルスっ、この首輪取れない? これに魔素を吸われて、人型を維持するのが精一杯なんだ……っ」
「そうだったのか。だがすまない……すぐには壊せそうにない。そうか、首輪のせいで獣型に戻れないのか……」
「でも今、急に体に力が戻ってきた。さっき触れてくれたことが良かったのかも……同じようにしてくれる?」
「わかった」

 レグルスはタビトの体をしっかりと抱き込み、熱く口づけた。
 隙間ができるのが許せないとばかりに強く、自分の呼吸をゆっくりと送り込むように。
 タビトも弱々しいながらも、キスを受け入れ応える。
 ブルーシアは唖然とし、メイサは首を振ったが、気にかけるひまはない。

 その時、鉄扉の外がにわかに騒がしくなった。
 荒々しい足音が聞こえ、扉が乱暴に開け放たれる。

「あ~? なんか増えてんだけど!」

 物音を聞いたか、密猟団首領・ヴェスペルティリオがいらいらとした足取りで戻ってきた。
 レグルスを見つけ、脇目も振らず口づけ合う二人に目を見開く。

「えっ、どういう状況?」

 しばし無言の時間が流れ、その間にボスを追いかけてきた部下が同じ光景を見つけて立ち尽くす。
 闖入者の登場に、レグルスはやっと唇を離した。
 タビトの呼吸は安定している。首輪が苦しそうではあるが────やつらを片付けるくらいの時間は稼げているはずだ。

「おまえらか。おまえらが、タビトを傷つけたのか」

 力任せにちぎり取った上着のボタンが跳ねる。
 ざわざわと波打ち逆立つ頭髪はたてがみへ変わり、地下のわずかな光を反射して金色に輝いた。
 朝日とも夕日ともつかない琥珀色の瞳がぎらりと光る。
 太く強靭な牙の隙間から吐き出された呼気は怒りを抑えるためのもの。
 みるみるうちに現れた、巨大な獅子の姿にコウモリ男は驚愕し────狂喜した。

「絶滅したはずの荒野ライオンじゃん! まだ生き残りがいたんだ!」

 腹にまで届く金黒色のたてがみ、太く長い胴、なによりその巨軀。
 野生下で絶滅し、獣人のうちにわずかに受け継がれているのみと言われる、希少なライオンの中でもさらに数少ない種。
 それがまさか、この手の中に転がり落ちてくるなんて。
 興奮してまくしたてる細身の男の不気味さに、レグルスはきつく眉根を寄せた。

「欲しい……欲しい欲しい欲しい! 染めでも模造でもない、本物の荒野ライオンだ! しかもオス……市場価値なんか計り知れない……そこのメスライオンとセットで売り出そう。捕まえて剥製にしてあげるからなァ!」
「捕まるのはおまえだッ!」

 飛びかかったレグルスをすんでのところで躱した男は、にやにや笑いを浮かべたままだ。
 背後で成り行きを見守っていた部下が素早く前に出てくる。
 レグルスの爪は部下の腕を切り裂いたが、袖に何か仕込んであったらしい。傷を負わせることはできなかった。

「ちっ」

 飛び退り、距離を測るオスライオンは猛獣そのものだ。
 とても人型で対処できる相手ではないと、すぐさま上着を脱ぎ捨て獣化したゾウ獣人を、レグルスは油断なく睨みつけた。
 ライオンとゾウ。一対一で勝ち目はない。あの丸太のような前足を振り回されただけで致命傷を喰らう可能性が高い。
 だがライオンは、一対一で獲物を狩る生き物ではない。

「ブルーシア、行けるか」
「えぇ」

 ゆっくりと後ろへ下がっていたレグルスの爪が、ブルーシアの手足の拘束を切った。
 ブルーシアは獣化しながらも、タビトを手放して良いものかと、一瞬逡巡した。
 しかしタビトの元にはメイサがいた。
 ただのイエネコのはずだが、縞模様の彼はブルーシアにしっかりと頷いたように見えた。
 迷いを振り切り、ボロ布のような衣類を引き裂く。
 少女は美しい金の獣へ変貌した。
 数日間の監禁によってやや痩けてはいたが、彼女本来の能力を損なうほどではない。
 純粋な力比べでは分があるオスも、狩猟能力ではメスに遠く及ばない。まして群れでの狩りとなれば、メスライオンの右に出るものはそういない。
 ときにはゾウをも狩る「群れ」の出現に、密猟者たちが明らかに怯んだ。

「ぐぁぉうっ!」

 繰り出された足の攻撃を避け、ブルーシアがゾウへ飛びかかる。
 彼女の爪は的確に顔面を狙い、分厚い表皮をわずかだが切り裂いた。痛みに驚きよろめいた巨体にレグルスがのしかかり、首を狙って牙を立てる。
 ゾウは悲鳴を上げて頭を振ったが、レグルスは振り落とされなかった。
 回り込んだブルーシアが爪を食い込ませながら乗り上げてくる。
 無類の強さを誇っていた部下の劣勢に、ヴェスペルティリオは明らかに動揺した。
 そして彼の鋭敏な聴覚が別の危機も察知する。

「おっとぉ、またなんか来たな。千客万来だ」

 階段を駆け下りる、訓練された複数の兵の足音。
 守備隊だ。
 プロキオンたちが呼んできてくれた。

「ブルーシア!」

 鋭く指示し、レグルスは標的を変えた。
 種族が違うとは言え同じ獣人を売るという蛮行、なによりタビトを傷つけた罪を償わせなければ。
 そのためにはここで、この男を捕らえる。
 ゾウの体を蹴りつけて跳躍したライオンたちの爪は────あとわずかで届かなかった。
 服だけを残して男が消える。
 ブルーシアが素早く落ちた衣類を押さえたが、向こうが一瞬だけ早かった。

「悪いけど俺たちは捕まらないよ。あー残念だ、アルビノのトラに荒野ライオンの生き残りまで手放すことになるなんて……」

 真っ黒の体に薄い皮膜。
 地下の暗がりに溶け込むその姿は、獣の生き血を啜るコウモリ。

「また会おうね、そのときは絶対に捕まえて売り飛ばしてやるから!」
「くそっ降りてこい! 八つ裂きにしてから守備隊に引き渡す!」
「あはは、怖い怖い。じゃーね~」

 コウモリは器用に天井を這い、通気孔から逃げ去った。
 誰よりも早くそれを追ったのはメイサだった。
 壁に積み重ねられた檻や荷物を足がかりに通気孔から飛び出していく。おそらく外で待っている町のネコたちと共にあのコウモリを追うのだろう。
 レグルスは悔しさに歯噛みしたが、すぐに踵を返した。

「タビト、助けが来たよ。もう大丈夫……タビト?」

 力なく横たわる体が冷たい。呼吸は細く、今にも途切れそうだ。
 レグルスはすぐさま人型に戻り、タビトを抱え上げ走った。
 部屋の外にいる守備隊と一刻も早く合流しなければ、彼の命が危ない。

「タビト、目を開けてくれ、タビト────……!」
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