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第二性選択編
19.かりそめじゃなくても
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学校の帰り。
制服のまま向かった空き地には、呼ぶまでもなく細身の子供の姿があった。
「来るような気がしての、待っておったぞ」
「久しぶり~神様~。今日はちゃんとお供え持ってきたよ」
「殊勝な心がけだのぅ。どれどれ……」
提げていた紙袋ごと渡すと、神様は包装紙をそうっと剥がしながら箱を開けた。あの紙取っとくのかな。見た目に反して中身はおじいちゃんっぽいもんなぁ。
「おぉ! これは『でぱちか』の羊羹ではないか!」
「神様デパ地下知ってんの? ウケる」
前回持ってくるつもりだったお供え物は結局賞味期限が切れてしまったので、家のリビングに開けて置いといたらいつの間にか無くなっていた。妖怪菓子婆(母)が全部食べてしまったに違いない。
代わりに、通学定期の範囲から少し足を伸ばして、立派な百貨店の地下に入っている老舗和菓子店で羊羹のセットを買った。
俺は和菓子も手土産も詳しくないから、選んだのは颯真だ。代金は割り勘になった。
俺の体のことなんだから俺が出すって言ったけど、真剣な表情で「ユキ一人の問題じゃないから」なんて言われると断ることもできなくて。
「にしてもおまえたち……ずいぶんとまぁ……」
羊羹に満足したらしい神様は、箱から顔を上げて今度は俺たちをまじまじと眺め始めた。
その意味深な感想はなんなの。
ここ最近の状況を見透かされているようで、居心地が悪い。
後から考えればこっ恥ずかしい告白をし合った日から、俺達は正式に付き合いはじめた。
今までは友達プラスえっちな関係、って感じだったけど、友達っぽい雰囲気は捨てずにより触れ合いを増やして、ほんのりお互いを優先するという形に落ち着いた。
体の内部はオメガになってる俺だけど、外見は全然変わらない。ちょっと痩せたかも、って程度だ。
だからデカい男二人で交際するとなると、目立つしすぐ周囲にバレるんじゃないかと心配になった。
しかし、それは全くの杞憂だった。
「なんか最近、近くね? 颯真と雪」
気怠いホームルーム前の朝。一度だけ、友人の一人が指摘をしてきたことがあった。
彼の言葉にみんなの視線が集まる。
俺はちょっとだけびくっとなったけど、黙ってた。颯真も何も言わない。
本当はすぐに離れたかったけど、なんせその時俺は、椅子に座る颯真の膝に横向きに乗ってスマホをいじってた。急いで距離をとったところで今更すぎる。
こんなところで交際がバレてしまうのだろうか。
人知れず身を硬くする俺をまじまじと見た友人たちは、呆れた声で言った。
「まぁ確かに近いけど、今更じゃね?」
「前からこんなもんだったよ、こいつらは」
「そうかな……そうかも……」
「いい加減慣れろよな~、この二人はいつまでもこんな距離だよ」
それきり興味を失ったように視線を外した友人たちに驚き呆れ、説き伏せられてしまった言い出しっぺを二度見してしまった。
いや明らかに前より近くなってるよ!
だって付き合ってんだもん!
でも周囲から見れば、俺達は付き合う前から……むしろアルファ同士だった頃からこんな距離感だったらしい。
だから今更、デカいアルファ二人がイチャついてても誰も何も思わないらしい。
バレて色々詮索されるよりはマシだけど、それでいいのかベータたちよ。いや俺の友人が適当過ぎるだけか。
そんなわけで、今までと大きく変わることのないまま俺は日常を過ごし、今日満を持して神様の元に詣でたというわけだ。
お小遣いの支給日を待ってお供えを買ったから遅くなっただけだけど。
「さて、では用向きを聞こう」
神様が偉そうに顎をしゃくって、俺たちを見た。
ずっと繋いでいた颯真の手を離して、一歩前に出る。雑草だらけの空き地には、あの日と同じく少ししか立ち入れない。
「神様、俺を本物のオメガにしてください」
「……後悔せぬか?」
俺はしっかりと頷いた。
説明されなくたって、もう二度とアルファに戻ることはできないって理解してる。
「最初はオメガなんて絶対嫌だと思ってたけど。オメガの俺がいいってやつがいるからさ」
「絆されてしまったというわけか……もし其奴とうまく行かなくなったらどうする。人の心は移ろいゆくもの、一生の誓いも覆らぬとは限らんぞ」
「そうなったらその時考えるよ。愛想尽かされないようにがんばるつもりだけどさ」
「……ふん」
返答が気に入らなかったのか、神様はそっぽを向いてしまった。
それでも約束通り、長い棒きれ────神様曰く神杖────をどこからか取り出してかざす。
「強い光が放たれる。目を閉じよ」
「うん。……っ」
閉じたまぶたを貫通する眩い光に、ぎゅうっと目を閉じた。
あの日もこんな真っ白の光を浴びたんだった。
冤罪で性別を変えられてしまうなんて、今でも信じられないオカルトな話だけど、結果オーライってやつだったんだろう。
俺がひょんなことからオメガになったりしなければ、颯真との関係はどうなっていたのかな。
今まで通り一番の友達のまま、お互い別の人と付き合って、結婚して、家庭ができていたかも。もしくは離れて会わなくなって、それきりだったのかもしれない。
今ではもう、颯真がいない未来なんて想像もつかない。
颯真もそう思ってくれているといい。
「終わったぞ。目を開けよ」
「ユキ!」
神様の合図を待っていたみたいに颯真が後ろから支えてくれた。
一瞬くらりと頭が揺れた気がするけど、それだけだ。特に痛みや怠さなどはない。
本当にこれでオメガになったんだろうか。
疑いの眼差しを向けた俺に、神様は仕方なさそうに溜め息を吐いた。
「変化を疑っておるな? まぁ仕方ない。すぐに何もかも生まれながらのオメガと同じになるわけではないからの」
「そうなの?」
「以前も言ったが、おなごやオメガが子を生む体になるには、長い年月がかかる。少しずつ体の中を作っていく過程を、一瞬で済ませるのは神であっても無理というもの。おまえの体は数年かけてオメガへ変わっていく。腹が痛んだり、熱を出すこともあろう」
「あー……そっか」
なんだか大変そうな話だ。
確かにオメガは体が弱い人が多く、幼い頃は特によく風邪を引いたりするという。子供を作れる体になるために苦労しているということか。
でも颯真は俺よりずっと深刻に心配になったらしい。神様をきつく睨みつけた。
「ユキは本当に大丈夫なんですか? 普通のオメガと同じように生活できるんですよね?」
「番のアルファよ、案ずるな。こやつは普通のオメガどころか、オメガとしては規格外に強い者になるぞ」
「強い……オメガ?」
予想外の方向に展開した話に、二人でぽかんとしてしまう。
「そう。元はアルファの体だからの、体内の変化もそれほど苦にはならん。それどころか、小柄なオメガでは音を上げるような立派なアルファのイチモツでもって三日三晩まぐわったとて、ちょっと筋肉痛になる程度で済むであろう。妊娠出産となれば人並みの苦労はするだろうがな。おぬしも心当たりあるのではないか?」
シモネタかよ!
しかもめちゃくちゃ心当たりあるよ!
なんせ颯真のアレはデカイ。そして長い。さらにこいつは絶倫だ。何度腰が抜けるかと恐怖したことか。
でも実際俺の腰は抜けなかったし、ヤり倒されてもちゃんと体を休めればいつまでも疲労を引きずることはなかった。
俺の体が頑丈なおかげだったのか。
颯真はちょっと気まずそうに俺からも神様からも目を逸らして「なるほど」などと呟いている。反省しろ絶倫野郎。
「ではな、少年」
少年にしか見えない神様に少年呼ばわりされ、違和感をおぼえながらも頷く。
「ありがとね、神様」
「そこなアルファに泣かされるようなことがあれば、いつでも来るがよい」
誰かにも言われたようなセリフを残し、神様は瞬きの合間に消えてしまった。
誰もいない空き地に立ち尽くしていると、未だにすべてが白昼夢だったような気がしてしまう。
体の中しか変化がないとなればなおさらだ。
「じゃあ、帰ろっか」
神様が消えた祠をじっと見つめている颯真の手を引く。
茶色の瞳が今度は俺に向けられて、心配そうに細められた。
「ユキ、本当に体はなんともないのか?」
「なんともない。オメガになった~って感じもないし」
神様の言うことには、俺はこれから少しずつ変化していくらしい。
今まで避けていた病院の性別検査も、もう避けられないだろう。
不安がないと言えば嘘になる。
でも颯真と一緒にいるための痛みなら、耐えられる。
握った手にぎゅっと力がこもった。
「泣かせないから。……大事にする」
「ん。俺も颯真のこと、大切にするから」
「ありがとな」
くすぐったそうに笑う恋人に、俺も自然と頬が緩んだ。
どちらか片方だけじゃなく、どっちもがんばればいい。二人ならなんとかなる。
そんでもって神様にも、俺が泣くとか泣かないとか関係なく会いに来たい。今度は皆で囲んで食べるようなお供えものを持ってこよう。
繋いだ手のぬくもりを噛み締めながら、俺たちはゆっくりと家路を辿った。
おわり
制服のまま向かった空き地には、呼ぶまでもなく細身の子供の姿があった。
「来るような気がしての、待っておったぞ」
「久しぶり~神様~。今日はちゃんとお供え持ってきたよ」
「殊勝な心がけだのぅ。どれどれ……」
提げていた紙袋ごと渡すと、神様は包装紙をそうっと剥がしながら箱を開けた。あの紙取っとくのかな。見た目に反して中身はおじいちゃんっぽいもんなぁ。
「おぉ! これは『でぱちか』の羊羹ではないか!」
「神様デパ地下知ってんの? ウケる」
前回持ってくるつもりだったお供え物は結局賞味期限が切れてしまったので、家のリビングに開けて置いといたらいつの間にか無くなっていた。妖怪菓子婆(母)が全部食べてしまったに違いない。
代わりに、通学定期の範囲から少し足を伸ばして、立派な百貨店の地下に入っている老舗和菓子店で羊羹のセットを買った。
俺は和菓子も手土産も詳しくないから、選んだのは颯真だ。代金は割り勘になった。
俺の体のことなんだから俺が出すって言ったけど、真剣な表情で「ユキ一人の問題じゃないから」なんて言われると断ることもできなくて。
「にしてもおまえたち……ずいぶんとまぁ……」
羊羹に満足したらしい神様は、箱から顔を上げて今度は俺たちをまじまじと眺め始めた。
その意味深な感想はなんなの。
ここ最近の状況を見透かされているようで、居心地が悪い。
後から考えればこっ恥ずかしい告白をし合った日から、俺達は正式に付き合いはじめた。
今までは友達プラスえっちな関係、って感じだったけど、友達っぽい雰囲気は捨てずにより触れ合いを増やして、ほんのりお互いを優先するという形に落ち着いた。
体の内部はオメガになってる俺だけど、外見は全然変わらない。ちょっと痩せたかも、って程度だ。
だからデカい男二人で交際するとなると、目立つしすぐ周囲にバレるんじゃないかと心配になった。
しかし、それは全くの杞憂だった。
「なんか最近、近くね? 颯真と雪」
気怠いホームルーム前の朝。一度だけ、友人の一人が指摘をしてきたことがあった。
彼の言葉にみんなの視線が集まる。
俺はちょっとだけびくっとなったけど、黙ってた。颯真も何も言わない。
本当はすぐに離れたかったけど、なんせその時俺は、椅子に座る颯真の膝に横向きに乗ってスマホをいじってた。急いで距離をとったところで今更すぎる。
こんなところで交際がバレてしまうのだろうか。
人知れず身を硬くする俺をまじまじと見た友人たちは、呆れた声で言った。
「まぁ確かに近いけど、今更じゃね?」
「前からこんなもんだったよ、こいつらは」
「そうかな……そうかも……」
「いい加減慣れろよな~、この二人はいつまでもこんな距離だよ」
それきり興味を失ったように視線を外した友人たちに驚き呆れ、説き伏せられてしまった言い出しっぺを二度見してしまった。
いや明らかに前より近くなってるよ!
だって付き合ってんだもん!
でも周囲から見れば、俺達は付き合う前から……むしろアルファ同士だった頃からこんな距離感だったらしい。
だから今更、デカいアルファ二人がイチャついてても誰も何も思わないらしい。
バレて色々詮索されるよりはマシだけど、それでいいのかベータたちよ。いや俺の友人が適当過ぎるだけか。
そんなわけで、今までと大きく変わることのないまま俺は日常を過ごし、今日満を持して神様の元に詣でたというわけだ。
お小遣いの支給日を待ってお供えを買ったから遅くなっただけだけど。
「さて、では用向きを聞こう」
神様が偉そうに顎をしゃくって、俺たちを見た。
ずっと繋いでいた颯真の手を離して、一歩前に出る。雑草だらけの空き地には、あの日と同じく少ししか立ち入れない。
「神様、俺を本物のオメガにしてください」
「……後悔せぬか?」
俺はしっかりと頷いた。
説明されなくたって、もう二度とアルファに戻ることはできないって理解してる。
「最初はオメガなんて絶対嫌だと思ってたけど。オメガの俺がいいってやつがいるからさ」
「絆されてしまったというわけか……もし其奴とうまく行かなくなったらどうする。人の心は移ろいゆくもの、一生の誓いも覆らぬとは限らんぞ」
「そうなったらその時考えるよ。愛想尽かされないようにがんばるつもりだけどさ」
「……ふん」
返答が気に入らなかったのか、神様はそっぽを向いてしまった。
それでも約束通り、長い棒きれ────神様曰く神杖────をどこからか取り出してかざす。
「強い光が放たれる。目を閉じよ」
「うん。……っ」
閉じたまぶたを貫通する眩い光に、ぎゅうっと目を閉じた。
あの日もこんな真っ白の光を浴びたんだった。
冤罪で性別を変えられてしまうなんて、今でも信じられないオカルトな話だけど、結果オーライってやつだったんだろう。
俺がひょんなことからオメガになったりしなければ、颯真との関係はどうなっていたのかな。
今まで通り一番の友達のまま、お互い別の人と付き合って、結婚して、家庭ができていたかも。もしくは離れて会わなくなって、それきりだったのかもしれない。
今ではもう、颯真がいない未来なんて想像もつかない。
颯真もそう思ってくれているといい。
「終わったぞ。目を開けよ」
「ユキ!」
神様の合図を待っていたみたいに颯真が後ろから支えてくれた。
一瞬くらりと頭が揺れた気がするけど、それだけだ。特に痛みや怠さなどはない。
本当にこれでオメガになったんだろうか。
疑いの眼差しを向けた俺に、神様は仕方なさそうに溜め息を吐いた。
「変化を疑っておるな? まぁ仕方ない。すぐに何もかも生まれながらのオメガと同じになるわけではないからの」
「そうなの?」
「以前も言ったが、おなごやオメガが子を生む体になるには、長い年月がかかる。少しずつ体の中を作っていく過程を、一瞬で済ませるのは神であっても無理というもの。おまえの体は数年かけてオメガへ変わっていく。腹が痛んだり、熱を出すこともあろう」
「あー……そっか」
なんだか大変そうな話だ。
確かにオメガは体が弱い人が多く、幼い頃は特によく風邪を引いたりするという。子供を作れる体になるために苦労しているということか。
でも颯真は俺よりずっと深刻に心配になったらしい。神様をきつく睨みつけた。
「ユキは本当に大丈夫なんですか? 普通のオメガと同じように生活できるんですよね?」
「番のアルファよ、案ずるな。こやつは普通のオメガどころか、オメガとしては規格外に強い者になるぞ」
「強い……オメガ?」
予想外の方向に展開した話に、二人でぽかんとしてしまう。
「そう。元はアルファの体だからの、体内の変化もそれほど苦にはならん。それどころか、小柄なオメガでは音を上げるような立派なアルファのイチモツでもって三日三晩まぐわったとて、ちょっと筋肉痛になる程度で済むであろう。妊娠出産となれば人並みの苦労はするだろうがな。おぬしも心当たりあるのではないか?」
シモネタかよ!
しかもめちゃくちゃ心当たりあるよ!
なんせ颯真のアレはデカイ。そして長い。さらにこいつは絶倫だ。何度腰が抜けるかと恐怖したことか。
でも実際俺の腰は抜けなかったし、ヤり倒されてもちゃんと体を休めればいつまでも疲労を引きずることはなかった。
俺の体が頑丈なおかげだったのか。
颯真はちょっと気まずそうに俺からも神様からも目を逸らして「なるほど」などと呟いている。反省しろ絶倫野郎。
「ではな、少年」
少年にしか見えない神様に少年呼ばわりされ、違和感をおぼえながらも頷く。
「ありがとね、神様」
「そこなアルファに泣かされるようなことがあれば、いつでも来るがよい」
誰かにも言われたようなセリフを残し、神様は瞬きの合間に消えてしまった。
誰もいない空き地に立ち尽くしていると、未だにすべてが白昼夢だったような気がしてしまう。
体の中しか変化がないとなればなおさらだ。
「じゃあ、帰ろっか」
神様が消えた祠をじっと見つめている颯真の手を引く。
茶色の瞳が今度は俺に向けられて、心配そうに細められた。
「ユキ、本当に体はなんともないのか?」
「なんともない。オメガになった~って感じもないし」
神様の言うことには、俺はこれから少しずつ変化していくらしい。
今まで避けていた病院の性別検査も、もう避けられないだろう。
不安がないと言えば嘘になる。
でも颯真と一緒にいるための痛みなら、耐えられる。
握った手にぎゅっと力がこもった。
「泣かせないから。……大事にする」
「ん。俺も颯真のこと、大切にするから」
「ありがとな」
くすぐったそうに笑う恋人に、俺も自然と頬が緩んだ。
どちらか片方だけじゃなく、どっちもがんばればいい。二人ならなんとかなる。
そんでもって神様にも、俺が泣くとか泣かないとか関係なく会いに来たい。今度は皆で囲んで食べるようなお供えものを持ってこよう。
繋いだ手のぬくもりを噛み締めながら、俺たちはゆっくりと家路を辿った。
おわり
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