3 / 3
うっそぉ~!?
しおりを挟む
ちなみに僕はパジャマで異世界にやってきた。グレーのジャージっぽいやつ。
壮行会もパジャマで豪華な椅子に座っていたんだけど、レイをかけてもらってる時に、なんか後ろから肩幅や腕の長さなどサイズを図ってるような動きのクアッカワラビー似がいて、
「衣装替えしちゃっていいですか~?」と にこやかに聞かれたので「いいですよ?」と言ったら、魔法のスティックを懐からおもむろに取り出すと 王子様のような衣装に衣替えしてくれちゃって
ちょっと初めて着るものでこっぱずかしいような、パジャマよりはいいかも~椅子と似合ってるし!という状況なのでした。
そして、旅へ出発する時、さすがに王子様の白タイツ姿では悪目立ちするだろうということで、この世界の平凡な旅人風な服装に変えてもらった。
秋っぽい季節なので 薄い上着に動きやすそうなズボンと軽くて歩きやすい靴。
リリちゃんはブラウンのワンピース姿で小さな丸いポシェットを斜め掛けしている。
盗賊とかに目を付けられたくないから地味な色の服にしたらしい。
もちろん僕もブラウンで地味に統一している。茶色すぎて木の幹に同化できるかも?
皆に見送られてから 森の中を歩きだした。
森の中は大樹の葉が茂り、太陽の光が遮られ薄暗いところも多い。
突然、狼とか魔物とか出てきたらやだなぁ。
へなちょこ勇者なので びくびくしながら森を進んでいる。
でも、いくらなんでも そろそろ事実をお話ししないとなぁ。とっても言いにくいけれど…。
「リリちゃん! 実は大事な話が・・!」
僕は足を止め、真剣な顔でリリちゃんを見た。
「なぁに? 航さん。お弁当のおかずが気になるの? 今日のお昼はハンバーグの予定なんだけど チーズたっぷり乗せて、熱々ジューシーなの~♪」
「わ~い♪ 早くお昼にならないかなぁ~♪」
なんてキャピってる場合じゃない!本当の事を言わなきゃ。
「実はね・・!」
「強い勇者様が同行してくれて、リリ、とっても心強いわ♪」
憧れるようなきらきらした眼差しで見つめられ、さらに とても言いにくい状況になってしまった…。
しかし もう言うしかないのだ!
「実は、ケンカのひとつもしたことがないオタクなんですがぁ~!どうしましょ?!」
客観的に見て、無茶苦茶かっこ悪い~!
思わず がっくりと跪いてしまった。
「え~~っ!? うっそ~~!?」
驚愕のリリちゃんは、思わず小指を立てて 女座りしていた。
壮行会もパジャマで豪華な椅子に座っていたんだけど、レイをかけてもらってる時に、なんか後ろから肩幅や腕の長さなどサイズを図ってるような動きのクアッカワラビー似がいて、
「衣装替えしちゃっていいですか~?」と にこやかに聞かれたので「いいですよ?」と言ったら、魔法のスティックを懐からおもむろに取り出すと 王子様のような衣装に衣替えしてくれちゃって
ちょっと初めて着るものでこっぱずかしいような、パジャマよりはいいかも~椅子と似合ってるし!という状況なのでした。
そして、旅へ出発する時、さすがに王子様の白タイツ姿では悪目立ちするだろうということで、この世界の平凡な旅人風な服装に変えてもらった。
秋っぽい季節なので 薄い上着に動きやすそうなズボンと軽くて歩きやすい靴。
リリちゃんはブラウンのワンピース姿で小さな丸いポシェットを斜め掛けしている。
盗賊とかに目を付けられたくないから地味な色の服にしたらしい。
もちろん僕もブラウンで地味に統一している。茶色すぎて木の幹に同化できるかも?
皆に見送られてから 森の中を歩きだした。
森の中は大樹の葉が茂り、太陽の光が遮られ薄暗いところも多い。
突然、狼とか魔物とか出てきたらやだなぁ。
へなちょこ勇者なので びくびくしながら森を進んでいる。
でも、いくらなんでも そろそろ事実をお話ししないとなぁ。とっても言いにくいけれど…。
「リリちゃん! 実は大事な話が・・!」
僕は足を止め、真剣な顔でリリちゃんを見た。
「なぁに? 航さん。お弁当のおかずが気になるの? 今日のお昼はハンバーグの予定なんだけど チーズたっぷり乗せて、熱々ジューシーなの~♪」
「わ~い♪ 早くお昼にならないかなぁ~♪」
なんてキャピってる場合じゃない!本当の事を言わなきゃ。
「実はね・・!」
「強い勇者様が同行してくれて、リリ、とっても心強いわ♪」
憧れるようなきらきらした眼差しで見つめられ、さらに とても言いにくい状況になってしまった…。
しかし もう言うしかないのだ!
「実は、ケンカのひとつもしたことがないオタクなんですがぁ~!どうしましょ?!」
客観的に見て、無茶苦茶かっこ悪い~!
思わず がっくりと跪いてしまった。
「え~~っ!? うっそ~~!?」
驚愕のリリちゃんは、思わず小指を立てて 女座りしていた。
0
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
戦えない魔法で追放された俺、家電の知識で異世界の生存率を塗り替える
yukataka
ファンタジー
安全を無視したコスト削減に反対した結果、
家電メーカーの開発エンジニア・三浦恒一は「価値がない」と切り捨てられた。
降格先の倉庫で事故に巻き込まれ、彼が辿り着いたのは――魔法がすべてを決める異世界だった。
この世界では、魔法は一人一つが常識。
そんな中で恒一が与えられたのは、
元の世界の“家電”しか召喚できない外れ魔法〈異界家電召喚〉。
戦えない。派手じゃない。評価もされない。
だが、召喚した家電に応じて発現する魔法は、
戦闘ではなく「生き延びるための正しい使い方」に特化していた。
保存、浄化、環境制御――
誰も見向きもしなかった力は、やがて人々の生活と命を静かに支え始める。
理解されず、切り捨てられてきた男が選ぶのは、
英雄になることではない。
事故を起こさず、仲間を死なせず、
“必要とされる仕事”を積み上げること。
これは、
才能ではなく使い方で世界を変える男の、
静かな成り上がりの物語。
グロット・オー ~スナープ団をぶっ潰せ!~
雲乃琳雨
ファンタジー
第一期、体育会系ヒロイン、コズエ召喚!
戦争が終わっても復興が進まないグロット王国では、人々がグループを作って活動していた。シュナは冒険者グループ、フリオン団のメンバーだ。陰では人身売買撲滅のために国に協力している。
シュナは人買いから買い取ったコズエが、異世界人だと気がつく。異世界人は神殿で保護してもらえるので、コズエを神殿まで連れて行くことにした。二人の旅が始まった。
シュナと冒険者たちの神の宝をめぐる三部作開幕。
一部で一旦終了します。
出向先は、剣と魔法と人事部でした 〜評価されなかった社会人の異世界改革〜
怪獣姫
ファンタジー
現実の会社で評価されず、
それでも真面目に働き続けていた三十歳の会社員・伊勢海人。
彼に下された辞令は――
異世界への「出向」だった。
魔法はあるが、文明は未成熟。
回復草は潰れ、道具は使いづらい。
評価されなかった男は、
異世界で“人事向き”の仕事を始める。
これは、剣と魔法の世界で
裏方から信頼を積み上げていく物語。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる