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4 ダンジョン
4ー3 遭遇
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4ー3 遭遇
『ライナード・ダンジョン』の内部は、魔道具で煌々と照らし出されていた。
ダンジョンツアーの観光客たちが案内人についてうろうろとしているのを横目に俺たちもダンジョンの奥へと向かう。
途中でクレアが足を止める。
「これ!魔道具、ですよね?」
見てみるとダンジョンの壁から魔道具らしいものの角がつき出しているのがわかった。
「ああ、記録の魔道具の欠片だな」
ロドニーがバカにしたように説明する。
「このダンジョンは、記録の魔道具系がよく発掘されてるからな。でも、こんなもの、二束三文にもならないぞ」
そう。
固いダンジョンの壁を掘る労力に見合うような収益は見込めない。
だから、この魔道具は、発掘されないのだ。
「今回は、魔道具発掘よりもダンジョンに慣れることが目的だし」
俺は、奥へと向かって歩き出した。
「もっと奥に行けばなんかの魔物が出てくるだろう」
「魔物、か?」
アントニーが進み出てくる。
「当然、俺に倒させてくれるんだろうな?」
「もちろん、かまわないけど」
俺は、視線を感じて後ろを振り向いた。
エリュメが腰の籠からリヌを出してやっていた。
「リヌが活躍できるほどの魔物と遭遇するかどうかはわからないけどな」
どいうか、このダンジョンは、小型の魔物、特に昆虫型の魔物が多いらしいし、リヌに見せ場があるとは考えにくい。
まあ、リヌはかわいいからいいけどな。
俺たちがのんびりと歩いていると奥からワアワアいいながら人が駆けてくる。
うん?
さっきのダンジョンツアーの案内人?
「どうしましたか?」
俺が声をかけるとちょっと足を止めて案内人が叫んだ。
「魔物、オオサンジョーグが!奥に、客が閉じ込められてる!」
マジか!
ちなみにオオサンジョーグは、巨大な両生類っぽい魔物で沼地に住んでいて昆虫系の魔物をエサにしている。
おそらくこのダンジョンの上位捕食者なのだろう。
しかし、こんな表層階に出現するなんて冒険者ギルドの案内書にも書いてなかったぞ?
「速く、助けに行かなくては!」
エリュメとアントニーが剣をかまえる。
俺は、ちょっと悩んでいた。
まあ、俺たちなら問題なく倒せるんじゃないかとは思うが、いきなりそんな大物に対峙させてしまっていいのかな?
俺がそんなことを考えている間にエリュメがリヌに股がり飛び出した。
アントニーもそれに続く。
『ライナード・ダンジョン』の内部は、魔道具で煌々と照らし出されていた。
ダンジョンツアーの観光客たちが案内人についてうろうろとしているのを横目に俺たちもダンジョンの奥へと向かう。
途中でクレアが足を止める。
「これ!魔道具、ですよね?」
見てみるとダンジョンの壁から魔道具らしいものの角がつき出しているのがわかった。
「ああ、記録の魔道具の欠片だな」
ロドニーがバカにしたように説明する。
「このダンジョンは、記録の魔道具系がよく発掘されてるからな。でも、こんなもの、二束三文にもならないぞ」
そう。
固いダンジョンの壁を掘る労力に見合うような収益は見込めない。
だから、この魔道具は、発掘されないのだ。
「今回は、魔道具発掘よりもダンジョンに慣れることが目的だし」
俺は、奥へと向かって歩き出した。
「もっと奥に行けばなんかの魔物が出てくるだろう」
「魔物、か?」
アントニーが進み出てくる。
「当然、俺に倒させてくれるんだろうな?」
「もちろん、かまわないけど」
俺は、視線を感じて後ろを振り向いた。
エリュメが腰の籠からリヌを出してやっていた。
「リヌが活躍できるほどの魔物と遭遇するかどうかはわからないけどな」
どいうか、このダンジョンは、小型の魔物、特に昆虫型の魔物が多いらしいし、リヌに見せ場があるとは考えにくい。
まあ、リヌはかわいいからいいけどな。
俺たちがのんびりと歩いていると奥からワアワアいいながら人が駆けてくる。
うん?
さっきのダンジョンツアーの案内人?
「どうしましたか?」
俺が声をかけるとちょっと足を止めて案内人が叫んだ。
「魔物、オオサンジョーグが!奥に、客が閉じ込められてる!」
マジか!
ちなみにオオサンジョーグは、巨大な両生類っぽい魔物で沼地に住んでいて昆虫系の魔物をエサにしている。
おそらくこのダンジョンの上位捕食者なのだろう。
しかし、こんな表層階に出現するなんて冒険者ギルドの案内書にも書いてなかったぞ?
「速く、助けに行かなくては!」
エリュメとアントニーが剣をかまえる。
俺は、ちょっと悩んでいた。
まあ、俺たちなら問題なく倒せるんじゃないかとは思うが、いきなりそんな大物に対峙させてしまっていいのかな?
俺がそんなことを考えている間にエリュメがリヌに股がり飛び出した。
アントニーもそれに続く。
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