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4 邪神の神子
4ー5 寝屋入りの儀式?
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4ー5 寝屋入りの儀式?
「ラムダ」
ロイがかすれた声で僕の名を呼び僕のことを抱き寄せると唇を重ねた。
その冷たい唇が触れたとき、僕は、びくっと体をこわばらせた。
うん?
舌が?
なぜか、ロイの舌が僕の唇を割って入ってくる。
「うぅ、んっ!」
ロイの舌に口中を掻き回されて、舌を絡ませられ吸われて僕は、呼吸を乱した。
ええっ?
婚姻の儀式のときのキスってこんなんだっけ?
青い光が僕とロイの体を包み込んでいく。
キィン、という澄んだ金属音が聞こえた。
それでもロイは、僕をしばらくなぶり続けた。
ロイは、僕の唇を堪能してからそっと甘く噛みついて名残惜しげに離れていった。
「はっ・・・」
僕は、その激しい口づけに腰が砕けそうになった。
神官が苦笑した。
「これは、これは、なんとも溺愛されておられますね。神も嫉妬されるやもしれない程の愛情ですな」
神官が続けた。
「これでお二人の婚姻の契約は完了しました。それぞれの左手の薬指をご覧ください」
見てみると左手の薬指には、青銀色のリングが輝いていた。
「これは、契約の証の指輪です。神によって祝福されたお二人の愛の証といえましょう」
僕は、手をあげて指輪を見つめた。
これは。
神によって僕たちの愛は認められてしまったことになる。
だけどこれは、嘘だ。
僕は、神を偽っているようで怖かった。
けど、そんな僕をロイはそっと抱き締めると僕の頬にキスを落とした。
離れるときにロイは、舌で僕のことをぺろっと舐めた。
「んっ!」
ぞくぞくと甘い痺れのような感覚が背中をかけ上ってくる。
なんで?
ただのお芝居の筈なのに、なんでロイは、こんなことまでするんだ?
僕が思ったとき、神官が僕たちにきいた。
「これから寝屋入りの儀式がありますが引き続き私が立ち会ってもよろしいでしょうか?」
はい?
寝屋入りの儀式ですか?
僕がちろっと覗き込むとロイは、僕をぎゅっと抱き締めた。
「もちろん、かまわない」
はぁ?
僕は、信じられない思いでロイを見つめていた。
マジですか?
「ラムダ」
ロイがかすれた声で僕の名を呼び僕のことを抱き寄せると唇を重ねた。
その冷たい唇が触れたとき、僕は、びくっと体をこわばらせた。
うん?
舌が?
なぜか、ロイの舌が僕の唇を割って入ってくる。
「うぅ、んっ!」
ロイの舌に口中を掻き回されて、舌を絡ませられ吸われて僕は、呼吸を乱した。
ええっ?
婚姻の儀式のときのキスってこんなんだっけ?
青い光が僕とロイの体を包み込んでいく。
キィン、という澄んだ金属音が聞こえた。
それでもロイは、僕をしばらくなぶり続けた。
ロイは、僕の唇を堪能してからそっと甘く噛みついて名残惜しげに離れていった。
「はっ・・・」
僕は、その激しい口づけに腰が砕けそうになった。
神官が苦笑した。
「これは、これは、なんとも溺愛されておられますね。神も嫉妬されるやもしれない程の愛情ですな」
神官が続けた。
「これでお二人の婚姻の契約は完了しました。それぞれの左手の薬指をご覧ください」
見てみると左手の薬指には、青銀色のリングが輝いていた。
「これは、契約の証の指輪です。神によって祝福されたお二人の愛の証といえましょう」
僕は、手をあげて指輪を見つめた。
これは。
神によって僕たちの愛は認められてしまったことになる。
だけどこれは、嘘だ。
僕は、神を偽っているようで怖かった。
けど、そんな僕をロイはそっと抱き締めると僕の頬にキスを落とした。
離れるときにロイは、舌で僕のことをぺろっと舐めた。
「んっ!」
ぞくぞくと甘い痺れのような感覚が背中をかけ上ってくる。
なんで?
ただのお芝居の筈なのに、なんでロイは、こんなことまでするんだ?
僕が思ったとき、神官が僕たちにきいた。
「これから寝屋入りの儀式がありますが引き続き私が立ち会ってもよろしいでしょうか?」
はい?
寝屋入りの儀式ですか?
僕がちろっと覗き込むとロイは、僕をぎゅっと抱き締めた。
「もちろん、かまわない」
はぁ?
僕は、信じられない思いでロイを見つめていた。
マジですか?
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