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第十一章
『塩の専売と財務改善の話』
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塩を国家専売にする代わりに色々と便宜を図ってもらう事にした。
それ自体は上手く行ったのだが、早速に質問攻めにされた。ちなみに俺を監禁スレスレで王宮に囲っているのか、陛下ではなく財務担当の大臣やその官僚たちである。
ようやく改善化した国庫を傾けて戦争するというのだから彼らの気持ちも判らなくはない。
「塩の専売に関して意見をお聞かせ願えますかな?」
「重要なのは生産量と流通量を調整出来る事ですかね。国民全てが易く買えるほどにバラ撒いても良いですし、釣り上げて以前の様に高く維持する事も可能です。俺のお勧めは外交部と手を組んで外国に安く売りつける事ですね」
財務の官僚たちは元から王党派だが、この話を切り出すと味方に成った。
基本的に彼ら官僚たちは在地貴族たちのことを頭が悪いと思っており、贅沢をする為に相場とかまったく考慮せずに売れるだけ売っている。この話が出た段階で、数字を転がして財貨を稼ぐことが出来る『お仲間』だと思ったはずだ。いつまでも自分たちの領域に口を出すことは許さないが、遠征中ならば許そうという気分になっている様だった。
もちろん俺が手持ちの貴重な権益を手話すことに何の斟酌もしていない。
「外の国に援助するような物では? 売国奴と言われますよ」
「こちらの味方をする派閥に売れば良いでしょう。それに国内流通量が多いと安くなり過ぎて大商人たちがコントロールに従わなくなりますよ? あの手この手で脱税を始めるかと思います。それを考えたら、ある程度こちらの話を尊重する商人に任せるべきでしょう。もちろん、コネを考慮しても『数名』という枠を、良くも悪くも崩すべきではありませんね」
この話で重要なのは、貨幣の流通量と塩の需要は決まっているという事だ。
国内で売りまくっても値段がどんどん下がるだけの話である。それを考えたら外国に安く売って、こちらに親交を持つ貴族たちに恩を売るべきだろう。もちろん永遠の友好などあり得ないが、それだって金が必要な今の時期に貴重な通貨を融通してくれるのはありがたいじゃないか。なんだったら向こうの塩商人が残らず首を括った後で、元の値段に戻したって良いのである。
ともあれ、こういったやり取りは『経済』というものを判っているかの相互確認になる。
「それで塩はどの程度が採れるのですか?」
「そちらが把握している三倍くらいですかね?」
「さっ、さんばっ!? まさかそんな事が……」
「表の塩田は量も技術も囮ですよ」
少し考えてみて欲しい。岩塩や外国産の輸入海塩のみだった。
高騰している価格帯だったのを、俺が一人で押し戻して以前に八割くらいに押し下げたのだ。戦争前の価格と同じくらいとはいえ、そのくらいを生産していないとつり合いが採れまい。というか、こっちは薪の代金を払って居たり、今では木材を山の様に買ってるからな。
これからは早々金を使えなくなるが、ゴルビーの農場も育って来たので、以前ほどに塩へ頼る必要もなくなって来たのだ(だからこそ陛下は釘を刺そうと思っていたようだが)。
「先に言っておきますが、重要なのは秘儀を隠し通せる相手に任せることです。善意で諸国に技術を売り渡すような善人を担当者に据えるべきではありません。ひとまずは難地の鉱山と同じく、一部の割り当てを許すべきでしょうね」
「そ、そうですね……それだけの塩が採れるのであれば……」
「全て公開するのは害悪ですらあるな。承知した」
表は砂浜でゴーレムがバケツで海水を撒き、後は煮詰めるだけだ。
干満差の利用と合わせればそれでも十分な利益を齎されるのだが、やるなら徹底的にやるべきだろう。その点、別荘地にある第二塩田は水車でゴーレムを動かし、上から水滴の様に垂らして降らせる分だけ効率が段違いである。こんなことが判明したらマネできる連中はみんな真似してしまうだろう。
なお、鉱山と同じで秘密の秘匿と引き替えに現地の人間に一部を許すのは、別荘地でセシリアの子孫たちが困らないようにするためでもある。
「塩はそのまま売るほか、各領主たちに支度金や報酬としてその都度に渡しても良いでしょう。押し付けられても困るでしょうが、武器や食料などと一緒に選べれば欲しがる人は一杯いますよ。山奥の貴族などは支度金として塩を選べたらとても助かるでしょうね」
「山間では買う機会すら貴重ですからね」
「頑固爺などはイザという時の為に蓄えそうだがな」
ともあれ、ここまでのコンセンサスは取れた。
お互いに仲間意識をもって大事に当れそうだ。もっとも魔族の島までの遠征と言う、成功すれば人類史に名前を残すような大事業の前なのでみんな胃が痛そうである。
仕方が無いのでここで良いニュースを発表するとしよう。いつまでも王城に監禁されても困るからな。
「以前、私の拡大速度が早いので止められていましたが……新領地にも塩田を作ろうと思います。オロシャ貴族たちを招待する別荘地を立てつつ、その流れに隠して屋内に塩田を作るのです」
「新しい塩田ですか……しかし屋内? 砂に海の水を掛けるのでは?」
「屋内だと乾いて温度が高いので乾燥が早いんですよ。人間は死にますが」
「なるほど。ゴーレムは休まなくても良いし、暑さで死ぬことも無いと」
塩を砂に染み込ませて、それを煮詰める作業が塩造りである。
もちろん塩と砂を分離して、ごみを取り除くためにもう一度煮込んだり、石臼などで砕いて綺麗にし易くする必要もある。だが、ゴーレムはそれらの過程全てを楽にしてくれるのだ。に重要時間働けるし、人間だったら熱中症間違いなしの状況で死ぬこともない。竹細工に垂らした海水が自然に塩に成った時、勝手にちょろまかして逃げることもしないのだ。まあ喋れないけどな。
そういった事を詳しくは話さずにニュアンスで理解させる。細かい事を説明するのは面倒なのと、ヨセフ伯に繋がっている奴が居ない訳でもないだろうからな。
「その辺りの知識に関しては、秘匿の為に呪いの呪文を掛けられても構わない人を寄こしてください。何時でも公開しますし、見学を許可しますよ」
「そ、それには及びません。なあ? 後日改めてということで」
「ですな。我々としては国家財政に寄与していただければ」
この手の話は順番が重要で、信用できないから見せろと言われたら困る。
先にこちらから誘致し、技術秘匿は最重要だという例を示してから、リスク管理のために呪いを掛けることを提示すると大抵は黙ってしまう。本人としても一応声を掛けたという態があれば良いのだろうし、官僚団の上の方は相手が自分たちの誘導に従いたいていの物事が管理下にあれば気にもしないものである。
こちらとしては色々と対策した上で、下請けくらいのつもりで接して居れば良いだろう。
「そういえば水棲種族との交渉は本当に可能なのでしょうか? イル・カナンを救うだけでも何年も掛かるのに、交渉でさらに時間が掛かるとか冗談ではありませんが……」
「付き合いがあるので向こうがどのくらいの金を見積もるかですね。連中は裏切らない代わりに興味のない事に冷淡ですよ。土地をやると言っても絶対に食いついて来ません。金なり連中が欲しがる物資で何とかするしかないでしょう。あえて言うなら、船が沈まなくなるので大型船の建造さえ済めば問題は無くなります」
この話をすると官僚たちは軒並み青い顔をした。
増えんが沈むとは限らないから、水棲種族を雇うなとは決して言わない。そんな種族が敵に回るとか、嫌がらせをすると大変だし、味方につけると船が沈んで物資が届けられないとか言う最悪の事態を避けられるのだから。
こういってはなんだが『民衆』がいくら死んでも気にしないだろうが、遠征軍の場合は『領主たちの戦力』が減った際に見舞金を出す必要があるからな。
「せっかくなので魔族の島にも塩田を作る用意をしましょうか。向こうでは秘密が守り難いので、あくまで表向きの塩田を作ります。それこそ同盟国を募って攻め直す場合は隠すとか無理ですしね」
「そんな事態にならないことを祈りたいものですね」
こうして俺たちは塩に関する最低限の取り決めを行った。
当面は他に塩田が無いので俺が総裁であり、同時に管理している地元貴族の扱いに成る。代わりに王都にある特定の場所に塩を持ち込み、ニコライを始めとした一部の御用商人(王党派由来)がそれを購入して売りさばく感じだな。外国に塩を売る事で外貨を稼いで当面をしのぐ話も、外交部に話を通してくれるそうなのでオルバたちの分も確保できるだろう。
こうしてひとまず遠征計画は財務段階から改善することに成った。
塩を国家専売にする代わりに色々と便宜を図ってもらう事にした。
それ自体は上手く行ったのだが、早速に質問攻めにされた。ちなみに俺を監禁スレスレで王宮に囲っているのか、陛下ではなく財務担当の大臣やその官僚たちである。
ようやく改善化した国庫を傾けて戦争するというのだから彼らの気持ちも判らなくはない。
「塩の専売に関して意見をお聞かせ願えますかな?」
「重要なのは生産量と流通量を調整出来る事ですかね。国民全てが易く買えるほどにバラ撒いても良いですし、釣り上げて以前の様に高く維持する事も可能です。俺のお勧めは外交部と手を組んで外国に安く売りつける事ですね」
財務の官僚たちは元から王党派だが、この話を切り出すと味方に成った。
基本的に彼ら官僚たちは在地貴族たちのことを頭が悪いと思っており、贅沢をする為に相場とかまったく考慮せずに売れるだけ売っている。この話が出た段階で、数字を転がして財貨を稼ぐことが出来る『お仲間』だと思ったはずだ。いつまでも自分たちの領域に口を出すことは許さないが、遠征中ならば許そうという気分になっている様だった。
もちろん俺が手持ちの貴重な権益を手話すことに何の斟酌もしていない。
「外の国に援助するような物では? 売国奴と言われますよ」
「こちらの味方をする派閥に売れば良いでしょう。それに国内流通量が多いと安くなり過ぎて大商人たちがコントロールに従わなくなりますよ? あの手この手で脱税を始めるかと思います。それを考えたら、ある程度こちらの話を尊重する商人に任せるべきでしょう。もちろん、コネを考慮しても『数名』という枠を、良くも悪くも崩すべきではありませんね」
この話で重要なのは、貨幣の流通量と塩の需要は決まっているという事だ。
国内で売りまくっても値段がどんどん下がるだけの話である。それを考えたら外国に安く売って、こちらに親交を持つ貴族たちに恩を売るべきだろう。もちろん永遠の友好などあり得ないが、それだって金が必要な今の時期に貴重な通貨を融通してくれるのはありがたいじゃないか。なんだったら向こうの塩商人が残らず首を括った後で、元の値段に戻したって良いのである。
ともあれ、こういったやり取りは『経済』というものを判っているかの相互確認になる。
「それで塩はどの程度が採れるのですか?」
「そちらが把握している三倍くらいですかね?」
「さっ、さんばっ!? まさかそんな事が……」
「表の塩田は量も技術も囮ですよ」
少し考えてみて欲しい。岩塩や外国産の輸入海塩のみだった。
高騰している価格帯だったのを、俺が一人で押し戻して以前に八割くらいに押し下げたのだ。戦争前の価格と同じくらいとはいえ、そのくらいを生産していないとつり合いが採れまい。というか、こっちは薪の代金を払って居たり、今では木材を山の様に買ってるからな。
これからは早々金を使えなくなるが、ゴルビーの農場も育って来たので、以前ほどに塩へ頼る必要もなくなって来たのだ(だからこそ陛下は釘を刺そうと思っていたようだが)。
「先に言っておきますが、重要なのは秘儀を隠し通せる相手に任せることです。善意で諸国に技術を売り渡すような善人を担当者に据えるべきではありません。ひとまずは難地の鉱山と同じく、一部の割り当てを許すべきでしょうね」
「そ、そうですね……それだけの塩が採れるのであれば……」
「全て公開するのは害悪ですらあるな。承知した」
表は砂浜でゴーレムがバケツで海水を撒き、後は煮詰めるだけだ。
干満差の利用と合わせればそれでも十分な利益を齎されるのだが、やるなら徹底的にやるべきだろう。その点、別荘地にある第二塩田は水車でゴーレムを動かし、上から水滴の様に垂らして降らせる分だけ効率が段違いである。こんなことが判明したらマネできる連中はみんな真似してしまうだろう。
なお、鉱山と同じで秘密の秘匿と引き替えに現地の人間に一部を許すのは、別荘地でセシリアの子孫たちが困らないようにするためでもある。
「塩はそのまま売るほか、各領主たちに支度金や報酬としてその都度に渡しても良いでしょう。押し付けられても困るでしょうが、武器や食料などと一緒に選べれば欲しがる人は一杯いますよ。山奥の貴族などは支度金として塩を選べたらとても助かるでしょうね」
「山間では買う機会すら貴重ですからね」
「頑固爺などはイザという時の為に蓄えそうだがな」
ともあれ、ここまでのコンセンサスは取れた。
お互いに仲間意識をもって大事に当れそうだ。もっとも魔族の島までの遠征と言う、成功すれば人類史に名前を残すような大事業の前なのでみんな胃が痛そうである。
仕方が無いのでここで良いニュースを発表するとしよう。いつまでも王城に監禁されても困るからな。
「以前、私の拡大速度が早いので止められていましたが……新領地にも塩田を作ろうと思います。オロシャ貴族たちを招待する別荘地を立てつつ、その流れに隠して屋内に塩田を作るのです」
「新しい塩田ですか……しかし屋内? 砂に海の水を掛けるのでは?」
「屋内だと乾いて温度が高いので乾燥が早いんですよ。人間は死にますが」
「なるほど。ゴーレムは休まなくても良いし、暑さで死ぬことも無いと」
塩を砂に染み込ませて、それを煮詰める作業が塩造りである。
もちろん塩と砂を分離して、ごみを取り除くためにもう一度煮込んだり、石臼などで砕いて綺麗にし易くする必要もある。だが、ゴーレムはそれらの過程全てを楽にしてくれるのだ。に重要時間働けるし、人間だったら熱中症間違いなしの状況で死ぬこともない。竹細工に垂らした海水が自然に塩に成った時、勝手にちょろまかして逃げることもしないのだ。まあ喋れないけどな。
そういった事を詳しくは話さずにニュアンスで理解させる。細かい事を説明するのは面倒なのと、ヨセフ伯に繋がっている奴が居ない訳でもないだろうからな。
「その辺りの知識に関しては、秘匿の為に呪いの呪文を掛けられても構わない人を寄こしてください。何時でも公開しますし、見学を許可しますよ」
「そ、それには及びません。なあ? 後日改めてということで」
「ですな。我々としては国家財政に寄与していただければ」
この手の話は順番が重要で、信用できないから見せろと言われたら困る。
先にこちらから誘致し、技術秘匿は最重要だという例を示してから、リスク管理のために呪いを掛けることを提示すると大抵は黙ってしまう。本人としても一応声を掛けたという態があれば良いのだろうし、官僚団の上の方は相手が自分たちの誘導に従いたいていの物事が管理下にあれば気にもしないものである。
こちらとしては色々と対策した上で、下請けくらいのつもりで接して居れば良いだろう。
「そういえば水棲種族との交渉は本当に可能なのでしょうか? イル・カナンを救うだけでも何年も掛かるのに、交渉でさらに時間が掛かるとか冗談ではありませんが……」
「付き合いがあるので向こうがどのくらいの金を見積もるかですね。連中は裏切らない代わりに興味のない事に冷淡ですよ。土地をやると言っても絶対に食いついて来ません。金なり連中が欲しがる物資で何とかするしかないでしょう。あえて言うなら、船が沈まなくなるので大型船の建造さえ済めば問題は無くなります」
この話をすると官僚たちは軒並み青い顔をした。
増えんが沈むとは限らないから、水棲種族を雇うなとは決して言わない。そんな種族が敵に回るとか、嫌がらせをすると大変だし、味方につけると船が沈んで物資が届けられないとか言う最悪の事態を避けられるのだから。
こういってはなんだが『民衆』がいくら死んでも気にしないだろうが、遠征軍の場合は『領主たちの戦力』が減った際に見舞金を出す必要があるからな。
「せっかくなので魔族の島にも塩田を作る用意をしましょうか。向こうでは秘密が守り難いので、あくまで表向きの塩田を作ります。それこそ同盟国を募って攻め直す場合は隠すとか無理ですしね」
「そんな事態にならないことを祈りたいものですね」
こうして俺たちは塩に関する最低限の取り決めを行った。
当面は他に塩田が無いので俺が総裁であり、同時に管理している地元貴族の扱いに成る。代わりに王都にある特定の場所に塩を持ち込み、ニコライを始めとした一部の御用商人(王党派由来)がそれを購入して売りさばく感じだな。外国に塩を売る事で外貨を稼いで当面をしのぐ話も、外交部に話を通してくれるそうなのでオルバたちの分も確保できるだろう。
こうしてひとまず遠征計画は財務段階から改善することに成った。
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※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
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