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20 祝福を受けた者
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「足湯気持ちよかったー」
リンちゃんはご機嫌な様子で戻ってきた。
「ここ座って。お茶飲む?」
「飲みまーす」
「あ、それは……」
ポットを手に取るとロイドが口を開いた。
「もしかしてロイドが酔ったお茶ですか!?」
「うん、だから少しね」
私はイスに座ったリンちゃんの前にコップを置くとお茶を注いだ。
酔ったら困るけど、足湯とはいえ湯上がりに何も飲まないのもまずいだろうし。
「……普通の美味しいお茶ですね」
一口飲んでリンちゃんは言った。
「これで酔うんですか?」
「相性があるみたい」
「相性?」
「私の魔力を注いだお湯で入れたから、ロイドの魔力との相性のせいで酔ったかもしれないんだって」
「そうなんですね。あ、私『鑑定』できるんです」
「鑑定?」
リンちゃんの言葉に首をかしげた。
「ゲームでステータスってあるじゃないですか。ああいうのが見えるんです」
「ええ、すごい」
『サーチ』
お茶の入ったコップを見つめてリンちゃんはつぶやいた。
「……どう?」
「ええと、『女神の雫』とありますね」
「女神の雫?」
なにそれ。女神って!?
「大地の女神テルースの恩恵を受けた泉に、祝福の魔法をかけた『生命の泉』で煮出した薬草茶。回復効果がある、とあります」
「祝福の魔法? 生命の泉?」
というか鑑定って、そんな説明が出るの?
「ヒナノさんも鑑定していいですか?」
リンちゃんは顔を上げると私を見た。
「え……うん」
「――ヒナノさんは、『大地の女神テルースの祝福を受けた者』とありますね」
「大地の女神?」
なにそれ?
「太陽の神と月の女神は聞いたことあるけど……」
教会に大きな神像が並んで祀られていて、この国を造ったとされている神々だと教えてもらったことがある。
「はい、ロイドがその『太陽の神ソルの祝福を受けた者』なんですよ」
リンちゃんはロイドを指した。
「それが勇者で、『月の女神ルーナの祝福を受けた者』が聖女、つまり私ですね」
「そうなのね。……じゃあ私の大地の女神って?」
「さあ……聞いたことないです」
リンちゃんはロイドと顔を見合わせた。
「この国の神様は、そのふたりだって聞いてますけど」
「僕も」
「そうなの……じゃあ祝福って?」
「その神様の力を分け与えてもらえることですね」
「……つまり、私は大地の女神の力をもらったってことなの?」
思わず自分の手のひらを見た。
温泉で魔物の怪我を治せるのも、そのおかげなの?
「そんなの、いつもらったんだろう?」
「私はあの召喚された時に、杖に触れた時ですね。杖が光ったときに祝福を受けたとか」
「僕も、この勇者の剣を鞘から抜いた時に光って……それで、太陽神の祝福を受けて勇者になりました」
リンちゃんとロイドが言った。
(光……)
もしかして。
最初に崖から落ちた時に光に包まれたような気がしたけれど、あの時に……?
「あ、あとヒナノさんのステータスに『半魔の番』ってありますけど」
リンちゃんが言った。
「それはエーリックのことね」
「エーリックって……」
「俺がなんだ」
ふいに背後から声が聞こえた。
「エーリック。お帰りー」
「……また来たのか」
ジロリとロイドを見て、それからエーリックはリンちゃんを見た。
「なぜこの女までいる」
「会いにきてくれたの」
「お邪魔してまーす」
「お前たちは二度とここへ来るな」
「ちょっとエーリック」
私は立ち上がるとエーリックの側へと駆け寄った。
「リンちゃんたちは魔物を襲わないよ」
「だがあいつらは勇者と聖女だろう」
「あ、私もう聖女辞めるんで」
リンちゃんが手を上げた。
「辞めようが何だろうが、来るな」
エーリックがそう言い終えると同時に、リンちゃんとロイドの身体は光に包まれ、そして消えていった。
「エーリック!」
「またあいつらがここに現れるなら、俺たちはここを出ていく」
抗議しようとするとエーリックはそう言った。
「どうして……」
「ヒナノの身のためだ」
ブラウさんの声が聞こえた。
「……私の?」
「ヒナノは人間でありながら魔物の傷を癒やしている。人間からすれば君も魔物と同じようなものだ」
私の目の前まで来るとブラウさんは言った。
「そんなこと……」
「現にあの勇者の仲間はヒナノを攻撃しようとしただろう」
「……それは、そうですが」
「あの二人は襲わないかもしれないが、他の人間は違う。これ以上関わるな」
エーリックの言うことは、分からなくはないけれど。でも……。
「それで、勇者たちと何を話していた?」
ブラウさんが尋ねた。
「何って……あ、そうだ」
私はブラウさんを見上げた。
「大地の女神ってご存じですか? テなんとかっていう」
「テルースか?」
「あ、それです!」
さすがブラウさんは知ってるのね。
「リンちゃん……聖女が教えてくれたんですけど、私はその大地の女神の祝福を受けているそうです」
私は二人に、リンちゃんが『鑑定』をできることと、祝福のことを説明した。
「――なるほど。ならば君の力は納得だな」
話を終えるとブラウさんがうなずきながら言った。
「あの、大地の女神ってなんですか?」
「テルースは我ら魔物を生み出したと言われている」
「魔物を?」
ブラウさんの説明によると、かつてこの世界は大地ばかりで光は月しかなく、一日中夜で大地には瘴気と呼ばれる悪い気が満ちていたという。
やがて太陽が生まれ世界は明るくなり、瘴気は太陽に浄化され居場所を失いはじめた。
そのため大地の女神テルースはその瘴気を集め、陽の下でも活動できる魔物を生み出したのだという。
「……そうなんですね」
そんなことだったなんて。
「あの……祝福って、その神様の力を分け与えられることだと聞いたんですが。それって神様の意志なんでしょうか」
女神は今もここにいて、私たちを見ているんだろうか。
「さあ。我らは神の声や意志を聞いたことはない。さっき言ったことも、古い言い伝えだ」
「そうですか……」
「だが、ヒナノが大地の女神の祝福を受けているとなればますます人間とは関わらせられないな」
険しい表情でブラウさんはそう言った。
リンちゃんはご機嫌な様子で戻ってきた。
「ここ座って。お茶飲む?」
「飲みまーす」
「あ、それは……」
ポットを手に取るとロイドが口を開いた。
「もしかしてロイドが酔ったお茶ですか!?」
「うん、だから少しね」
私はイスに座ったリンちゃんの前にコップを置くとお茶を注いだ。
酔ったら困るけど、足湯とはいえ湯上がりに何も飲まないのもまずいだろうし。
「……普通の美味しいお茶ですね」
一口飲んでリンちゃんは言った。
「これで酔うんですか?」
「相性があるみたい」
「相性?」
「私の魔力を注いだお湯で入れたから、ロイドの魔力との相性のせいで酔ったかもしれないんだって」
「そうなんですね。あ、私『鑑定』できるんです」
「鑑定?」
リンちゃんの言葉に首をかしげた。
「ゲームでステータスってあるじゃないですか。ああいうのが見えるんです」
「ええ、すごい」
『サーチ』
お茶の入ったコップを見つめてリンちゃんはつぶやいた。
「……どう?」
「ええと、『女神の雫』とありますね」
「女神の雫?」
なにそれ。女神って!?
「大地の女神テルースの恩恵を受けた泉に、祝福の魔法をかけた『生命の泉』で煮出した薬草茶。回復効果がある、とあります」
「祝福の魔法? 生命の泉?」
というか鑑定って、そんな説明が出るの?
「ヒナノさんも鑑定していいですか?」
リンちゃんは顔を上げると私を見た。
「え……うん」
「――ヒナノさんは、『大地の女神テルースの祝福を受けた者』とありますね」
「大地の女神?」
なにそれ?
「太陽の神と月の女神は聞いたことあるけど……」
教会に大きな神像が並んで祀られていて、この国を造ったとされている神々だと教えてもらったことがある。
「はい、ロイドがその『太陽の神ソルの祝福を受けた者』なんですよ」
リンちゃんはロイドを指した。
「それが勇者で、『月の女神ルーナの祝福を受けた者』が聖女、つまり私ですね」
「そうなのね。……じゃあ私の大地の女神って?」
「さあ……聞いたことないです」
リンちゃんはロイドと顔を見合わせた。
「この国の神様は、そのふたりだって聞いてますけど」
「僕も」
「そうなの……じゃあ祝福って?」
「その神様の力を分け与えてもらえることですね」
「……つまり、私は大地の女神の力をもらったってことなの?」
思わず自分の手のひらを見た。
温泉で魔物の怪我を治せるのも、そのおかげなの?
「そんなの、いつもらったんだろう?」
「私はあの召喚された時に、杖に触れた時ですね。杖が光ったときに祝福を受けたとか」
「僕も、この勇者の剣を鞘から抜いた時に光って……それで、太陽神の祝福を受けて勇者になりました」
リンちゃんとロイドが言った。
(光……)
もしかして。
最初に崖から落ちた時に光に包まれたような気がしたけれど、あの時に……?
「あ、あとヒナノさんのステータスに『半魔の番』ってありますけど」
リンちゃんが言った。
「それはエーリックのことね」
「エーリックって……」
「俺がなんだ」
ふいに背後から声が聞こえた。
「エーリック。お帰りー」
「……また来たのか」
ジロリとロイドを見て、それからエーリックはリンちゃんを見た。
「なぜこの女までいる」
「会いにきてくれたの」
「お邪魔してまーす」
「お前たちは二度とここへ来るな」
「ちょっとエーリック」
私は立ち上がるとエーリックの側へと駆け寄った。
「リンちゃんたちは魔物を襲わないよ」
「だがあいつらは勇者と聖女だろう」
「あ、私もう聖女辞めるんで」
リンちゃんが手を上げた。
「辞めようが何だろうが、来るな」
エーリックがそう言い終えると同時に、リンちゃんとロイドの身体は光に包まれ、そして消えていった。
「エーリック!」
「またあいつらがここに現れるなら、俺たちはここを出ていく」
抗議しようとするとエーリックはそう言った。
「どうして……」
「ヒナノの身のためだ」
ブラウさんの声が聞こえた。
「……私の?」
「ヒナノは人間でありながら魔物の傷を癒やしている。人間からすれば君も魔物と同じようなものだ」
私の目の前まで来るとブラウさんは言った。
「そんなこと……」
「現にあの勇者の仲間はヒナノを攻撃しようとしただろう」
「……それは、そうですが」
「あの二人は襲わないかもしれないが、他の人間は違う。これ以上関わるな」
エーリックの言うことは、分からなくはないけれど。でも……。
「それで、勇者たちと何を話していた?」
ブラウさんが尋ねた。
「何って……あ、そうだ」
私はブラウさんを見上げた。
「大地の女神ってご存じですか? テなんとかっていう」
「テルースか?」
「あ、それです!」
さすがブラウさんは知ってるのね。
「リンちゃん……聖女が教えてくれたんですけど、私はその大地の女神の祝福を受けているそうです」
私は二人に、リンちゃんが『鑑定』をできることと、祝福のことを説明した。
「――なるほど。ならば君の力は納得だな」
話を終えるとブラウさんがうなずきながら言った。
「あの、大地の女神ってなんですか?」
「テルースは我ら魔物を生み出したと言われている」
「魔物を?」
ブラウさんの説明によると、かつてこの世界は大地ばかりで光は月しかなく、一日中夜で大地には瘴気と呼ばれる悪い気が満ちていたという。
やがて太陽が生まれ世界は明るくなり、瘴気は太陽に浄化され居場所を失いはじめた。
そのため大地の女神テルースはその瘴気を集め、陽の下でも活動できる魔物を生み出したのだという。
「……そうなんですね」
そんなことだったなんて。
「あの……祝福って、その神様の力を分け与えられることだと聞いたんですが。それって神様の意志なんでしょうか」
女神は今もここにいて、私たちを見ているんだろうか。
「さあ。我らは神の声や意志を聞いたことはない。さっき言ったことも、古い言い伝えだ」
「そうですか……」
「だが、ヒナノが大地の女神の祝福を受けているとなればますます人間とは関わらせられないな」
険しい表情でブラウさんはそう言った。
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