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18話 餌付けによる従魔契約
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腹に大きな風穴を開けた御主人様が帰還した。周囲は相当な騒ぎになっているはず、フリードはどんな行動をとったのだろう?
「ねえ、フリード。腹に風穴空いている状態で、人って動けるの?」
『まあ、普通は動けませんね。ですが、スキルや魔法を使えば、話は別です。御主人は風穴開いた腹を氷で無理矢理塞ぎ、その場凌ぎのポーションを飲んで、身体強化をフル活動させ、私のところまで来たようです』
もう死ぬとわかっているのに、凄い執念だ。
『私は慌てて、彼のもとへ駆けつけましたが、既に顔には死相が浮き出ており、手遅れだとわかりました。主人はそんな私を見て、奴らに騙されるなと叫んだのです』
騙されるな?
ということは、もしかして…。
『主人の風穴は、奴らの法術で開けられたもの。その目的は、7尾の猫又つまり私との従魔契約。御主人は、邪魔な存在だったのですよ』
「てことは、話自体も全部出鱈目?」
『その通り。どうやら現在の東方の国では、高位の猫又を従魔に持てば、かなりの名誉が得られるそうです。奴らは血眼になって猫又を探し、国の状況を知らない私たちに辿り着き、行動に移した』
最低な人たちだ。名誉を得るため、他人の従魔を自分のモノにしようと企んでいたのね。
「その後、どうなったの?」
『奴らは隙をつき、強力な金縛り法術で、ご主人と私の行動を制限させ、その上で私に対してのみ、力を弱体化させる首輪をつけました』
なんか、ムカムカしてきた。
そいつらをボコボコにしたいよ。
『御主人は瞬時に自身の縛りを解き、2人を殺したのですが、そこが限界でした。残る1人はそんな御主人に焦ったのか、すぐに殺害しようと刀を抜きました』
フリードが急に黙り込む。
『今でも、彼の最後の言葉が頭に響きます。【フリード、最後の手段だ。こんな邪悪な奴らとの契約など、絶対にさせん! お前は生きろ!】と言い、彼は最後の力を使い、私との契約となる楔を無理矢理引き千切り絶命しました。首輪による弱体化、金縛りの法術により、普通に契約解除をしても逃げられないと察したのでしょうね』
そんな経緯で、契約が破られたんだね。
『最後に残った男もそんな行為をするとは思わなかったのか、怒りで大声をあげ、死んだ主人を足蹴にしましたよ。無理の契約解除を行なった影響で、金縛りの法術も解けたので、私は激痛と憤怒による暴走を必死に堪えながら、奴の目を盗み、逃げきることに成功しました』
壮絶な経験をしたんだね、フリードは。
「その後、残りの1人の男はどうなったの?」
『奴は捕縛され、現在服役中と聞いています。仮に脱獄しても、もう私には興味ないでしょう。あの後、野次馬の方が弱体化させる首輪を外してくれたこともあり、私はなんとか生き延びることができたのです』
寂しそうな目、フリードは御主人様のことを相当慕っていたんだね。なんとか救えたのは良いけど、ほぼリセットされたような状態だ。子猫のまま、この街中で生き抜いていけるわけないよ。
《キュルルル~~~~》
「今、何か聞こえた?」
『わ…私の腹の虫です。どうやら危機を乗り越えたことで、ようやく食欲が芽生えたようです』
食事……それだ!
フリードにはいっぱいご飯を食べてもらって、まずは心を回復させよう! こういった時だからこそ、貴重なご馳走をあげよう。お父さんたちから貰ったお土産が、こんな形で活きてくるなんてね。
私はアイテムボックスから、猫用缶詰と高級キャットフード、ミネラルウォーター、ペット用の2枚のお皿を取り出す。綺麗なお水をお皿に、猫用缶詰2つと新品キャットフードを開けて、もう1つのお皿に適量入れて混ぜていく。
『ふおおお~~~なんですか、私の食欲を刺激させるこの嗅いだことのない美味なる匂いは!?』
先程までの寂しさがなんだったのか、フリードは大きく目を見開き、私のもとへとてとて歩いてくる。子猫のせいで、すっごく愛らしく感じる。
「これは異世界の猫専用の食べ物で、猫のことを第一に考え、味・栄養バランスを最高級に極めたものなんだよ。在庫数が少ないけど、いっぱい食べて」
『異世界の猫専用で、最高級ですって!?』
フリードはよだれを垂らしながら、ゆっくりとキャットフードのもとへ行く。クンクンと匂いを嗅ぎ、そこからはがむしゃらになって、フードを食べていく。
『美味い! これが異世界の猫専用の餌だと! 異世界の猫共が羨ましいですよ! こんな美味なるものを毎日食べているとは~~』
いや、毎日じゃないし、こういった餌を貰えるのは飼い猫限定なんだけど。まあ……元気になっているし、口に出す必要もないか。
『美味い! 力が漲ってきます!』
そんな効果あったっけ?
私は慌てて、ルウリを見る。
「美味すぎて、そう思い込んでいるだけ。いくら異世界の食事でも、力を取り戻せる効果なんてないから」
なるほど。
「フリードの気持ちもわかる。僕の鳥専用の餌も、極上の味だからね」
ペット用の餌って、こっちの世界では極上レベルなんだね。
『ふう~~美味なる食事でした。生まれて140年、これ程の食材は生まれて初めてです』
フリードはお腹をぽっこりと膨らませ、私の足元にやってくると、何かやったのか、私の中に魔力が急に流れ込んできた。
あれ?
この感覚って、ルウリの時と似ているような?
『アヤナ、ステータスを確認しなさい。従魔の欄に、私の名前があるはずです』
「はあ!?」
私は素っ頓狂な声をあげ、慌ててステータスを確認すると…。
《従魔契約》 (NEW)猫又(フリード)
あるよ、フリードの名前が。
「なんで、従魔契約したの! ていうか、私承諾もしてないのに!」
『私の魔力を貴方の中に流し、それを受け入れれば、契約成立です』
「え~~~~」
全然、知らなかった。
「私、最弱だよ」
『最弱に近い人間ですね』
「う…」
はっきり言われると、結構傷つくんですけど。
『ですが、貴方には可能性がある。強さという意味ではなく、スキルや魔法により、人々に安寧をもたらす可能性が…ね』
安寧? 褒められているの?
『おや、気に入りませんか? まさか、こんなか弱い子猫を見捨てるのですか? アヤナは、そんな非道な人間だとは…ヨヨヨヨヨ』
自分でか弱い子猫って…嘘くさい演技だけど、ここは反論しよう。
「そんな事しないよ! ただ、美味しい食事だけで契約って…これって餌付けでは? そんな契約でいいの?」
『いいんです! どのみち、今の私は貴方より弱い。どう考えても、1人で生きていけません。ここは、可能性のある人間と鳥にしがみつきます!』
そんなはっきり言うとは。
さっきまでのしんみりした雰囲気が台無しだ。
「わかった、一緒に暮らそう」
『ええ、宜しくお願いします』
「うん」
面白い猫又さんだから、生活も賑やかになるかな。
「ねえ、フリード。腹に風穴空いている状態で、人って動けるの?」
『まあ、普通は動けませんね。ですが、スキルや魔法を使えば、話は別です。御主人は風穴開いた腹を氷で無理矢理塞ぎ、その場凌ぎのポーションを飲んで、身体強化をフル活動させ、私のところまで来たようです』
もう死ぬとわかっているのに、凄い執念だ。
『私は慌てて、彼のもとへ駆けつけましたが、既に顔には死相が浮き出ており、手遅れだとわかりました。主人はそんな私を見て、奴らに騙されるなと叫んだのです』
騙されるな?
ということは、もしかして…。
『主人の風穴は、奴らの法術で開けられたもの。その目的は、7尾の猫又つまり私との従魔契約。御主人は、邪魔な存在だったのですよ』
「てことは、話自体も全部出鱈目?」
『その通り。どうやら現在の東方の国では、高位の猫又を従魔に持てば、かなりの名誉が得られるそうです。奴らは血眼になって猫又を探し、国の状況を知らない私たちに辿り着き、行動に移した』
最低な人たちだ。名誉を得るため、他人の従魔を自分のモノにしようと企んでいたのね。
「その後、どうなったの?」
『奴らは隙をつき、強力な金縛り法術で、ご主人と私の行動を制限させ、その上で私に対してのみ、力を弱体化させる首輪をつけました』
なんか、ムカムカしてきた。
そいつらをボコボコにしたいよ。
『御主人は瞬時に自身の縛りを解き、2人を殺したのですが、そこが限界でした。残る1人はそんな御主人に焦ったのか、すぐに殺害しようと刀を抜きました』
フリードが急に黙り込む。
『今でも、彼の最後の言葉が頭に響きます。【フリード、最後の手段だ。こんな邪悪な奴らとの契約など、絶対にさせん! お前は生きろ!】と言い、彼は最後の力を使い、私との契約となる楔を無理矢理引き千切り絶命しました。首輪による弱体化、金縛りの法術により、普通に契約解除をしても逃げられないと察したのでしょうね』
そんな経緯で、契約が破られたんだね。
『最後に残った男もそんな行為をするとは思わなかったのか、怒りで大声をあげ、死んだ主人を足蹴にしましたよ。無理の契約解除を行なった影響で、金縛りの法術も解けたので、私は激痛と憤怒による暴走を必死に堪えながら、奴の目を盗み、逃げきることに成功しました』
壮絶な経験をしたんだね、フリードは。
「その後、残りの1人の男はどうなったの?」
『奴は捕縛され、現在服役中と聞いています。仮に脱獄しても、もう私には興味ないでしょう。あの後、野次馬の方が弱体化させる首輪を外してくれたこともあり、私はなんとか生き延びることができたのです』
寂しそうな目、フリードは御主人様のことを相当慕っていたんだね。なんとか救えたのは良いけど、ほぼリセットされたような状態だ。子猫のまま、この街中で生き抜いていけるわけないよ。
《キュルルル~~~~》
「今、何か聞こえた?」
『わ…私の腹の虫です。どうやら危機を乗り越えたことで、ようやく食欲が芽生えたようです』
食事……それだ!
フリードにはいっぱいご飯を食べてもらって、まずは心を回復させよう! こういった時だからこそ、貴重なご馳走をあげよう。お父さんたちから貰ったお土産が、こんな形で活きてくるなんてね。
私はアイテムボックスから、猫用缶詰と高級キャットフード、ミネラルウォーター、ペット用の2枚のお皿を取り出す。綺麗なお水をお皿に、猫用缶詰2つと新品キャットフードを開けて、もう1つのお皿に適量入れて混ぜていく。
『ふおおお~~~なんですか、私の食欲を刺激させるこの嗅いだことのない美味なる匂いは!?』
先程までの寂しさがなんだったのか、フリードは大きく目を見開き、私のもとへとてとて歩いてくる。子猫のせいで、すっごく愛らしく感じる。
「これは異世界の猫専用の食べ物で、猫のことを第一に考え、味・栄養バランスを最高級に極めたものなんだよ。在庫数が少ないけど、いっぱい食べて」
『異世界の猫専用で、最高級ですって!?』
フリードはよだれを垂らしながら、ゆっくりとキャットフードのもとへ行く。クンクンと匂いを嗅ぎ、そこからはがむしゃらになって、フードを食べていく。
『美味い! これが異世界の猫専用の餌だと! 異世界の猫共が羨ましいですよ! こんな美味なるものを毎日食べているとは~~』
いや、毎日じゃないし、こういった餌を貰えるのは飼い猫限定なんだけど。まあ……元気になっているし、口に出す必要もないか。
『美味い! 力が漲ってきます!』
そんな効果あったっけ?
私は慌てて、ルウリを見る。
「美味すぎて、そう思い込んでいるだけ。いくら異世界の食事でも、力を取り戻せる効果なんてないから」
なるほど。
「フリードの気持ちもわかる。僕の鳥専用の餌も、極上の味だからね」
ペット用の餌って、こっちの世界では極上レベルなんだね。
『ふう~~美味なる食事でした。生まれて140年、これ程の食材は生まれて初めてです』
フリードはお腹をぽっこりと膨らませ、私の足元にやってくると、何かやったのか、私の中に魔力が急に流れ込んできた。
あれ?
この感覚って、ルウリの時と似ているような?
『アヤナ、ステータスを確認しなさい。従魔の欄に、私の名前があるはずです』
「はあ!?」
私は素っ頓狂な声をあげ、慌ててステータスを確認すると…。
《従魔契約》 (NEW)猫又(フリード)
あるよ、フリードの名前が。
「なんで、従魔契約したの! ていうか、私承諾もしてないのに!」
『私の魔力を貴方の中に流し、それを受け入れれば、契約成立です』
「え~~~~」
全然、知らなかった。
「私、最弱だよ」
『最弱に近い人間ですね』
「う…」
はっきり言われると、結構傷つくんですけど。
『ですが、貴方には可能性がある。強さという意味ではなく、スキルや魔法により、人々に安寧をもたらす可能性が…ね』
安寧? 褒められているの?
『おや、気に入りませんか? まさか、こんなか弱い子猫を見捨てるのですか? アヤナは、そんな非道な人間だとは…ヨヨヨヨヨ』
自分でか弱い子猫って…嘘くさい演技だけど、ここは反論しよう。
「そんな事しないよ! ただ、美味しい食事だけで契約って…これって餌付けでは? そんな契約でいいの?」
『いいんです! どのみち、今の私は貴方より弱い。どう考えても、1人で生きていけません。ここは、可能性のある人間と鳥にしがみつきます!』
そんなはっきり言うとは。
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