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7話 心願成就の前に、この世界に慣れましょう
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ロイドさんは、2階のギルドマスターのいるドアの前に到着すると、何故か開けずにこっちを向く。
「ギルドマスターは個性的な男性だが、信頼できる人物だから安心してほしい」
「個性的?」
「会えばわかる」
そう言って、彼は扉を開け中へと入っていく。私もハティスを抱っこしながら失礼しますと言って、彼の後を追う。
「ブライトさん、急な事ですまない」
「ロイド、お疲れ様」
声のトーンが少しおかしいような? 部屋は広く、執務用の机と椅子だけでなく、中央にはソファーやテーブルが設置されていて、全体から仄かに甘く爽やかな柑橘系の匂いがする。それに、壁や家具類のデザインや色合いが、女性の好むものばかりだ。ギルドマスターの姿が、ロイドさんの身体で見えないので、横に移動する。
「あら、可愛い女の子じゃな~い。抱っこされているのは、ブラックフェンリルの子供で間違いないわね。や~ん、この子も可愛い~」
この35歳くらいの男性がギルドマスター? 服装は男性物だけど、顔全体に薄く化粧を塗っていて、口には薄い紫色の口紅が塗られてる。個性的って、この事を言ってたんだね。
「初めまして、ユイといいます」
「僕、ハティス」
私が笑顔で挨拶すると、ギルドマスターは何故か少し驚いてから微笑む。
「私はブライト・チェステカリス、この街の冒険者ギルドを統括するギルドマスターよ。さあ、座って。飲み物でも飲みながら、お話ししましょう」
私とロイドさんはソファーに座ると、不意に懐かしい匂いを感じた。
「もしかして、ハーブティーですか?」
ブライトさんは棚から食器類などを出して、色々と準備してくれている。
「そうよ。ユイの好みは?」
「元気を充電したいので、キュッとした酸味のあるもので!」
転生したばかりで、現世の記憶もなく不安だから、こういう時は元気を充電だよ。
「いいわね! ロイドも、いいかしら?」
「私はハーブティーを飲みませんから、お任せで」
「も~、そっけないわね。それじゃあ、ユイと同じものを用意するわね」
はっきりとした物言いのせいもあってか、ロイドさんは苦笑いを浮かべる。ハーブティーがテーブルに置かれたので、私は一口だけ口につける。
「美味しい。この酸味が、心地よいです」
「この程良い酸味、これはこれで美味い」
ロイドさん、それって褒めてるの?
「落ち着いたところで、まずはロイドから話を聞きましょうか」
ロイドさんが、ネルヘン樹海で実施した調査結果を話し出す。ハティスの母親が国内に存在する樹海のボスだったけど、死んで不在になった事で、新たなボスになるための覇権争いが勃発した。ボスの性格次第で、魔物たちが樹海を抜け出て、人に危害を加える危険性もあるので、彼らはそれを見極めるため、樹海調査に再度乗り出した。戦いの末、樹海の新たなボスは、比較的温和で知能の高いテンペストグリフォンとなり、他の魔物たちも納得したようで、今はボスの縄張りを侵さないよう、魔物同士で自分たちの縄張りを決めているところ。あと数日程経過すれば、以前の静けさを取り戻すみたい。
「今は、状況を見守ります。1ヶ月後、ネルヘン樹海へ再度向かい、魔物たちの縄張りを再確認し、マッピングを更新しておこうかと思います」
「それが妥当ね。人間の強者が、短期間のうちに何度も侵入すると、魔物たちも殺気立つわ。一時はどうなるかと思ったけど、以前の静けさを取り戻せそうで安心したわ。縄張りにも多少変化があるでしょうから、マッピングの再調査をお願いするわね」
話を聞いていくうちに、ふと疑問に思った事がある。
「樹海の魔物って、どうして人間の村や街を襲わないのかな?」
「「はあ!?」」
あ、声に出しちゃったせいで、2人して私を見る。
「ユイ、大半の魔物は人種の強さを本能的に理解しているからこそ、森や山、洞窟とかから出てこないのよ。稀に、食糧不足による飢餓や、上位魔物の統率などが原因で、徒党を組んで襲ってくることもあるけどね」
私は納得したけど、質問がおかしかったせいか、ブライトさんはじっと私を見つめる。
「ここからは、ユイとハティスに関する話をしましょうか。アンガスたちから軽く聞いてはいるけど、私はユイの口から直接聞きたいわ」
この世界の記憶がない私には、心強い味方が必要だ。
大丈夫、この人たちなら信用できる。
私は覚悟を決めて、自分の身に何が起きたのかを語りだす。
○○○
私が日本で11年間生き交通事故で死んだこと、死後行った鈴さんとの面談、転生後に発覚したステータス強奪、それによって生じた[記憶喪失][称号][善行ポイント][心願成就]、神様による魂の修繕、統合型スキルを得た事による死からの回避、その代償としてスキルと魔法を生涯取得不可になってしまったこと、ハティスやロイドさんとの出会いを話していく。
「あなた、転生者だったのね」
「私の話を信じてくれるんですか?」
日本でこの世界の話をしても、多分馬鹿にされて笑われる。だから、転生に関しては、2人に笑われる覚悟で話したのに。
「信じるわよ。私自身、日本の転生者と知り合いだもの」
「え!?」
この世界に、私と同じ転生者っているんだ。
「本来、神は地上世界に干渉しないわ。でも、あなたの境遇があまりにも気の毒だから、生存させるために1つの統合型スキルを下賜したのね。スキルと魔法を生涯取得不可になったことは大きな痛手だけど、統合型とボーナス特典があれば十分生きていけるわ。神も、粋な事をしてくれるじゃない」
悲しみの混じった微笑み、よかった…私のことを信じてくれるんだ。
「それと善行ポイントによる能力強化、ハティスに助けられたわね。強化値は、1000で正解よ。ユイ、そのポイントの扱いには要注意よ。何か強化するにしても、必ずロイドと相談しなさい」
「はい、そうします」
「貴方から得られた情報は、とても有益なものだけど、話を聞いた限り、強奪された者は魂を大きく損傷しているから、仮に見つけ出せたとしても、我々人間の手で回復させるのは困難ね。魂を修復させるスキルや魔法なんてないもの」
神様が私の魂を修繕したけど、今後私のようなものが見つかった場合、人が修繕しないといけないんだ。転生時、そういったことは何も言われてないから、もしかして既に存在しているけど、皆が知らないだけかも? 私の思った疑問をそのまま伝えると…。
「ブライトさん、これはありえるんじゃないか?」
「そうね。魂の損傷者と遭遇することなんて早々ないから、既知スキルの中に、そういった効果を持つものもあるかもしれない。一度、調査しておく必要があるわね」
私の予想通りだったらいいけど。ボーナスポイントにそういったスキルがないか、私の方でも調べておこう。
「それとユイ、生涯戻ることのない記憶喪失である以上、すっぱりと頭を切り替えて、これからどう生きていくかを考えなさい」
『これからどう生きていくか』か…そうだよね。
現世の記憶に拘る必要性もないし、もう綺麗さっぱり忘れよう。
「ありがとうございます。まずは、私の心願を成就させたいと思います」
「一時的に異世界に戻って、家族に会うってこと?」
「はい!」
あれ? 2人して考え込んでいる。
「目覚めたばかりで焦る気持ちもわかるけど、まずはこの世界の日常生活に慣れた方がいいわ」
そういえば、今日覚醒したばかりで、この世界のことを何も知らない。
色々と濃い1日だったせいで、自分の姿すら知らないや。
ブライトさんの言う通り、焦る必要はないんだ。
うん、最初の第一歩は、この世界の生活に慣れることだね。
「ギルドマスターは個性的な男性だが、信頼できる人物だから安心してほしい」
「個性的?」
「会えばわかる」
そう言って、彼は扉を開け中へと入っていく。私もハティスを抱っこしながら失礼しますと言って、彼の後を追う。
「ブライトさん、急な事ですまない」
「ロイド、お疲れ様」
声のトーンが少しおかしいような? 部屋は広く、執務用の机と椅子だけでなく、中央にはソファーやテーブルが設置されていて、全体から仄かに甘く爽やかな柑橘系の匂いがする。それに、壁や家具類のデザインや色合いが、女性の好むものばかりだ。ギルドマスターの姿が、ロイドさんの身体で見えないので、横に移動する。
「あら、可愛い女の子じゃな~い。抱っこされているのは、ブラックフェンリルの子供で間違いないわね。や~ん、この子も可愛い~」
この35歳くらいの男性がギルドマスター? 服装は男性物だけど、顔全体に薄く化粧を塗っていて、口には薄い紫色の口紅が塗られてる。個性的って、この事を言ってたんだね。
「初めまして、ユイといいます」
「僕、ハティス」
私が笑顔で挨拶すると、ギルドマスターは何故か少し驚いてから微笑む。
「私はブライト・チェステカリス、この街の冒険者ギルドを統括するギルドマスターよ。さあ、座って。飲み物でも飲みながら、お話ししましょう」
私とロイドさんはソファーに座ると、不意に懐かしい匂いを感じた。
「もしかして、ハーブティーですか?」
ブライトさんは棚から食器類などを出して、色々と準備してくれている。
「そうよ。ユイの好みは?」
「元気を充電したいので、キュッとした酸味のあるもので!」
転生したばかりで、現世の記憶もなく不安だから、こういう時は元気を充電だよ。
「いいわね! ロイドも、いいかしら?」
「私はハーブティーを飲みませんから、お任せで」
「も~、そっけないわね。それじゃあ、ユイと同じものを用意するわね」
はっきりとした物言いのせいもあってか、ロイドさんは苦笑いを浮かべる。ハーブティーがテーブルに置かれたので、私は一口だけ口につける。
「美味しい。この酸味が、心地よいです」
「この程良い酸味、これはこれで美味い」
ロイドさん、それって褒めてるの?
「落ち着いたところで、まずはロイドから話を聞きましょうか」
ロイドさんが、ネルヘン樹海で実施した調査結果を話し出す。ハティスの母親が国内に存在する樹海のボスだったけど、死んで不在になった事で、新たなボスになるための覇権争いが勃発した。ボスの性格次第で、魔物たちが樹海を抜け出て、人に危害を加える危険性もあるので、彼らはそれを見極めるため、樹海調査に再度乗り出した。戦いの末、樹海の新たなボスは、比較的温和で知能の高いテンペストグリフォンとなり、他の魔物たちも納得したようで、今はボスの縄張りを侵さないよう、魔物同士で自分たちの縄張りを決めているところ。あと数日程経過すれば、以前の静けさを取り戻すみたい。
「今は、状況を見守ります。1ヶ月後、ネルヘン樹海へ再度向かい、魔物たちの縄張りを再確認し、マッピングを更新しておこうかと思います」
「それが妥当ね。人間の強者が、短期間のうちに何度も侵入すると、魔物たちも殺気立つわ。一時はどうなるかと思ったけど、以前の静けさを取り戻せそうで安心したわ。縄張りにも多少変化があるでしょうから、マッピングの再調査をお願いするわね」
話を聞いていくうちに、ふと疑問に思った事がある。
「樹海の魔物って、どうして人間の村や街を襲わないのかな?」
「「はあ!?」」
あ、声に出しちゃったせいで、2人して私を見る。
「ユイ、大半の魔物は人種の強さを本能的に理解しているからこそ、森や山、洞窟とかから出てこないのよ。稀に、食糧不足による飢餓や、上位魔物の統率などが原因で、徒党を組んで襲ってくることもあるけどね」
私は納得したけど、質問がおかしかったせいか、ブライトさんはじっと私を見つめる。
「ここからは、ユイとハティスに関する話をしましょうか。アンガスたちから軽く聞いてはいるけど、私はユイの口から直接聞きたいわ」
この世界の記憶がない私には、心強い味方が必要だ。
大丈夫、この人たちなら信用できる。
私は覚悟を決めて、自分の身に何が起きたのかを語りだす。
○○○
私が日本で11年間生き交通事故で死んだこと、死後行った鈴さんとの面談、転生後に発覚したステータス強奪、それによって生じた[記憶喪失][称号][善行ポイント][心願成就]、神様による魂の修繕、統合型スキルを得た事による死からの回避、その代償としてスキルと魔法を生涯取得不可になってしまったこと、ハティスやロイドさんとの出会いを話していく。
「あなた、転生者だったのね」
「私の話を信じてくれるんですか?」
日本でこの世界の話をしても、多分馬鹿にされて笑われる。だから、転生に関しては、2人に笑われる覚悟で話したのに。
「信じるわよ。私自身、日本の転生者と知り合いだもの」
「え!?」
この世界に、私と同じ転生者っているんだ。
「本来、神は地上世界に干渉しないわ。でも、あなたの境遇があまりにも気の毒だから、生存させるために1つの統合型スキルを下賜したのね。スキルと魔法を生涯取得不可になったことは大きな痛手だけど、統合型とボーナス特典があれば十分生きていけるわ。神も、粋な事をしてくれるじゃない」
悲しみの混じった微笑み、よかった…私のことを信じてくれるんだ。
「それと善行ポイントによる能力強化、ハティスに助けられたわね。強化値は、1000で正解よ。ユイ、そのポイントの扱いには要注意よ。何か強化するにしても、必ずロイドと相談しなさい」
「はい、そうします」
「貴方から得られた情報は、とても有益なものだけど、話を聞いた限り、強奪された者は魂を大きく損傷しているから、仮に見つけ出せたとしても、我々人間の手で回復させるのは困難ね。魂を修復させるスキルや魔法なんてないもの」
神様が私の魂を修繕したけど、今後私のようなものが見つかった場合、人が修繕しないといけないんだ。転生時、そういったことは何も言われてないから、もしかして既に存在しているけど、皆が知らないだけかも? 私の思った疑問をそのまま伝えると…。
「ブライトさん、これはありえるんじゃないか?」
「そうね。魂の損傷者と遭遇することなんて早々ないから、既知スキルの中に、そういった効果を持つものもあるかもしれない。一度、調査しておく必要があるわね」
私の予想通りだったらいいけど。ボーナスポイントにそういったスキルがないか、私の方でも調べておこう。
「それとユイ、生涯戻ることのない記憶喪失である以上、すっぱりと頭を切り替えて、これからどう生きていくかを考えなさい」
『これからどう生きていくか』か…そうだよね。
現世の記憶に拘る必要性もないし、もう綺麗さっぱり忘れよう。
「ありがとうございます。まずは、私の心願を成就させたいと思います」
「一時的に異世界に戻って、家族に会うってこと?」
「はい!」
あれ? 2人して考え込んでいる。
「目覚めたばかりで焦る気持ちもわかるけど、まずはこの世界の日常生活に慣れた方がいいわ」
そういえば、今日覚醒したばかりで、この世界のことを何も知らない。
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