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36話 再会、ユリネアとアリエス *視点-ユリネア
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私の鼓動が、どんどん早くなる。
お願い、まだ近くにいて。
途中、アリステア様とすれ違ったけど、気づかれていないようで安心したわ。彼女に、迷惑をかけたくないもの。
……いた!!
駅から少し離れた位置に、アリエスとウィステ、知らない男の子がいて、赤い髪の成人女性が3人を護衛しているけど、あの方ってウィステの護衛かしら? なんだろう? ここから3人を見ていると、まるでもう1人の誰かに話しかけているように見える。気のせいかしら? アリエスに話しかけたいけど、さっきから聞こえてくる会話で、あの子は何故かユイと呼ばれているわ。何か事情があって、名前を隠している? それなら、ウィステに話しかけましょう。
「ウィステ、久しぶりね」
後方から声をかけたせいで、4人が一斉に振り向く。
「誰? ウィステの知り合い?」
アリエス、軽い変装をしているせいか、私に気づいていないの?
「この魔力、気配、匂い…ユリネアですね」
ヴァンカース伯爵家の教育に関しては聞いているけど、最後の匂いはいらないでしょうに。
「あなたは、相変わらずね」
私は帽子と眼鏡を外し、素顔を晒す。
「やっぱり、ユリネアなのです! ユイ、リオン。この人はユリネア・ハートニック、身分は公爵令嬢なのです」
「「公爵令嬢!?」」
やっぱり、変だわ。男の子はともかく、どうしてアリエスも驚いているの? 私を見ても、まるで初めて会ったかのような反応だわ。
「1人なのですか? 護衛は?」
「いないわ。諸事情があって、1人で来たのよ」
もしかして、誘拐されたショックで記憶喪失に? ありうる、王都からここまで100キロ程あるのだから、何が起きてもおかしくないわ。
「諸事情?」
「約2週間前、私の親友アリエス・クォンタム子爵令嬢が誘拐されたの。ずっと行方が気がなっていたけど、今日の朝刊の一面、ウィステの後方に小さく写っていたから、居ても立っても居られず、誰にも告げず、1人でここまで来たのよ」
あれだけ荒ぶっていた心が、アリエスを見た途端、落ち着いていく。それに、私の中にあった2つの何かが溶け合い、新しい何かが生まれてくる奇妙な感覚、これは何なの? さっきまで酷かった頭痛も嘘のように収まっているわ。
「凄い、行動力なのです! それで、親友は見つかったのですか?」
私は、ユイと呼ばれたアリエスを見る。
「ええ、この子よ」
そっと、アリエスの右肩に左手を置く。
「え…私ですか?」
「そう、貴方の名前はアリエス・クォンタム。何故、ユイと名乗っているの?」
反応が薄い。やはり、記憶がないんだわ。
「あの…ごめんなさい。私…記憶喪失なんです。目覚めたらネルヘン樹海の深部にいて、ロイドさんたちに助けられ、今はこの街で生活しています」
ネルヘン樹海の深部!? 誘拐されて何らかの事故で、峠の崖から樹海に落ちたってこと? それなら、記憶を失っていても不思議じゃないわ。でも、記憶がないということは、誘拐されてから樹海に至るまでの記憶もないってことだから、もしかして何か変なことをされたショックで記憶を失った可能性も……いけない、それを言わずに話を進めましょう。
「無事だったのならいいのよ。今の名前は、ユイだったかしら?」
「そうです」
「敬語もいらない。私たちは親友という間柄、公的な場所以外では普通にタメ口で話し合っていたのだから問題ないわ」
「わかり…わかった。ユリネア、記憶を失っているけど宜しくね」
「こちらこそ」
記憶を失っていても、やっぱりアリエスだわ。
喋り方が、全く変化していないもの。
「え、冒険者ギルド? はい、そうですね」
「ユイ、今誰に話しかけていたの?」
赤髪の女性の方を見ていたけど、視線が重なっていないわ。
「セリーナ様だよ」
「セリーナ様? まさか、王族のセリーナ様?」
「うん。今はこの街の病院に入院していて、生き霊状態で私の隣にいるの。私やリオン、ウィステ、護衛のエミリアさんはスキル[霊視]を持っているから、半透明の彼女を視認できるの」
セリーナ様の病気については陛下や本人からも伺っていたけど、生き霊状態で対面するのは初めてだわ。私からだと、全く視認できない。
「え…と」
隣にいることはわかっても、視線を合わせずに挨拶を交わすのは無礼にあたるわ。
「ユリネア、大丈夫。セリーナ様がね、話が長くなりそうだから、ここからは冒険者ギルドの客室で話し合いましょうだって。魔道通信機もあるから、公爵様に通信しなさいとも言ってる」
無断でここまで来ているから、私の状況を察してくれたのね。さっきの通信も途中で切っているから、皆心配しているはずだわ。
「わかりました。セリーナ様、ご迷惑をお掛けし申し訳ありません」
そこにいると思い、軽くお辞儀したけど、今回はこういった無礼も許されるわよね。私たちは冒険者ギルドへ向けて歩き出す。
「ユイ、新聞に記載されているウィステに助言を与えた女の子というのは貴方なんじゃない?」
誰かが、戦闘の神童の悩みをものの30分程度で解決させ、そこから彼女の戦闘スタイルの弱点を暴き、克服方法を教えたことで、ウィステはあのバトルロイヤル戦を10分とかからず制したと、記事に掲載されていた。その誰かについては、全く触れられていなかったわね。
「そうだけど、どうしてそう思うの?」
「記憶喪失前の貴方も、そういったことに長けていたのよ。私は、それで心を救われたこともあるわ」
「心を?」
「その話に関しては長くなるから、後で話すわ」
冒険者ギルドへは、15分ほどで到着した。それまで色々と世間話を交わしたけど、現在のユイはリオン、従魔ハティスの3人で行動しているのね。従魔がブラックフェンリルの子供と聞いて驚いたけど、賢く従順な性格で、仲も良さそうで安心したわ。丁度、今向かっている冒険者ギルドのギルドマスターのところにいるから、その子ともお友達になりましょう。
○○○
2階にあるギルドマスターの部屋へ行くと、扉が少し開きかけているせいもあって、話が漏れ出てくるのだけど、話し声の1人に聞き覚えがある。でも、あの人がこの街にいるはずがないのだけど?
「入らないの?」
「待って。漏れ出てくる内容の中に、私やユイ…いえ、アリエスの名前があるのよ。礼儀に反するけど、しばらく聞いておきましょう」
セリーナ様たちにも承諾を貰い、私たちは部屋内の話し合いに集中するけど、その内容が私とアリエスにとって、あまりに……。
両親がアリエスの記憶を対価に、強奪魔法で彼女の力を私に与えた? その後、眠っている彼女をネルヘン樹海に捨てた?
なによ…それ。
私の両親がアリエスを殺したと同義じゃないの!?
いえ…知らなかったとはいえ、私がアリエスを殺したようなものだわ。しかも、アリエスの両親は3億にしか興味を持たず、平然と娘を売ったですって?
彼女は、自分たちに目を向けない両親を反面教師にしていたけど、それでも愛していたのよ。それがこんな仕打ちを受けるなんて……アリエスが可哀想だわ……。そんな彼女を…私は…。扉に触れたせいか、ゆっくりと開いていく。
「ユリネアお嬢様!?」
「ガイ……さっきの内容は事実なの?」
「それは…」
彼は、ゆっくりと私から目を逸らす。
内容が事実であることを物語っているわ。
「そう…事実なのね。お父様が王命を全うするため、アリエスの力を私に…」
あの時の食事会、私は急に具合が悪くなったけど、睡眠薬を盛られていたのね。互いに何も知らないまま……。私はユイを見た瞬間、さっきまで鎮まっていたものが爆発的に膨れ上がってくるのを感じる。
「う…あ…ああ!!」
「ユリネア!!」
「ユイ、触らないで!!」
この衝動、抑えきれない!!
私、どうなるの?
このまま、ここにいたらダメだ!
「ユリネア、待って!」
「待つのです、ユリネア!」
私は皆の声を無視して走り出し、冒険者ギルドを出る。
アリエス、ごめんなさい。
何も知らなかったとはいえ、私が貴方を殺したも同然だわ。
私も…貴方のもとへ…。
何処に行けば、貴方に会えるの?
私は何も考えず、盲目的に街中を走る。
お願い、まだ近くにいて。
途中、アリステア様とすれ違ったけど、気づかれていないようで安心したわ。彼女に、迷惑をかけたくないもの。
……いた!!
駅から少し離れた位置に、アリエスとウィステ、知らない男の子がいて、赤い髪の成人女性が3人を護衛しているけど、あの方ってウィステの護衛かしら? なんだろう? ここから3人を見ていると、まるでもう1人の誰かに話しかけているように見える。気のせいかしら? アリエスに話しかけたいけど、さっきから聞こえてくる会話で、あの子は何故かユイと呼ばれているわ。何か事情があって、名前を隠している? それなら、ウィステに話しかけましょう。
「ウィステ、久しぶりね」
後方から声をかけたせいで、4人が一斉に振り向く。
「誰? ウィステの知り合い?」
アリエス、軽い変装をしているせいか、私に気づいていないの?
「この魔力、気配、匂い…ユリネアですね」
ヴァンカース伯爵家の教育に関しては聞いているけど、最後の匂いはいらないでしょうに。
「あなたは、相変わらずね」
私は帽子と眼鏡を外し、素顔を晒す。
「やっぱり、ユリネアなのです! ユイ、リオン。この人はユリネア・ハートニック、身分は公爵令嬢なのです」
「「公爵令嬢!?」」
やっぱり、変だわ。男の子はともかく、どうしてアリエスも驚いているの? 私を見ても、まるで初めて会ったかのような反応だわ。
「1人なのですか? 護衛は?」
「いないわ。諸事情があって、1人で来たのよ」
もしかして、誘拐されたショックで記憶喪失に? ありうる、王都からここまで100キロ程あるのだから、何が起きてもおかしくないわ。
「諸事情?」
「約2週間前、私の親友アリエス・クォンタム子爵令嬢が誘拐されたの。ずっと行方が気がなっていたけど、今日の朝刊の一面、ウィステの後方に小さく写っていたから、居ても立っても居られず、誰にも告げず、1人でここまで来たのよ」
あれだけ荒ぶっていた心が、アリエスを見た途端、落ち着いていく。それに、私の中にあった2つの何かが溶け合い、新しい何かが生まれてくる奇妙な感覚、これは何なの? さっきまで酷かった頭痛も嘘のように収まっているわ。
「凄い、行動力なのです! それで、親友は見つかったのですか?」
私は、ユイと呼ばれたアリエスを見る。
「ええ、この子よ」
そっと、アリエスの右肩に左手を置く。
「え…私ですか?」
「そう、貴方の名前はアリエス・クォンタム。何故、ユイと名乗っているの?」
反応が薄い。やはり、記憶がないんだわ。
「あの…ごめんなさい。私…記憶喪失なんです。目覚めたらネルヘン樹海の深部にいて、ロイドさんたちに助けられ、今はこの街で生活しています」
ネルヘン樹海の深部!? 誘拐されて何らかの事故で、峠の崖から樹海に落ちたってこと? それなら、記憶を失っていても不思議じゃないわ。でも、記憶がないということは、誘拐されてから樹海に至るまでの記憶もないってことだから、もしかして何か変なことをされたショックで記憶を失った可能性も……いけない、それを言わずに話を進めましょう。
「無事だったのならいいのよ。今の名前は、ユイだったかしら?」
「そうです」
「敬語もいらない。私たちは親友という間柄、公的な場所以外では普通にタメ口で話し合っていたのだから問題ないわ」
「わかり…わかった。ユリネア、記憶を失っているけど宜しくね」
「こちらこそ」
記憶を失っていても、やっぱりアリエスだわ。
喋り方が、全く変化していないもの。
「え、冒険者ギルド? はい、そうですね」
「ユイ、今誰に話しかけていたの?」
赤髪の女性の方を見ていたけど、視線が重なっていないわ。
「セリーナ様だよ」
「セリーナ様? まさか、王族のセリーナ様?」
「うん。今はこの街の病院に入院していて、生き霊状態で私の隣にいるの。私やリオン、ウィステ、護衛のエミリアさんはスキル[霊視]を持っているから、半透明の彼女を視認できるの」
セリーナ様の病気については陛下や本人からも伺っていたけど、生き霊状態で対面するのは初めてだわ。私からだと、全く視認できない。
「え…と」
隣にいることはわかっても、視線を合わせずに挨拶を交わすのは無礼にあたるわ。
「ユリネア、大丈夫。セリーナ様がね、話が長くなりそうだから、ここからは冒険者ギルドの客室で話し合いましょうだって。魔道通信機もあるから、公爵様に通信しなさいとも言ってる」
無断でここまで来ているから、私の状況を察してくれたのね。さっきの通信も途中で切っているから、皆心配しているはずだわ。
「わかりました。セリーナ様、ご迷惑をお掛けし申し訳ありません」
そこにいると思い、軽くお辞儀したけど、今回はこういった無礼も許されるわよね。私たちは冒険者ギルドへ向けて歩き出す。
「ユイ、新聞に記載されているウィステに助言を与えた女の子というのは貴方なんじゃない?」
誰かが、戦闘の神童の悩みをものの30分程度で解決させ、そこから彼女の戦闘スタイルの弱点を暴き、克服方法を教えたことで、ウィステはあのバトルロイヤル戦を10分とかからず制したと、記事に掲載されていた。その誰かについては、全く触れられていなかったわね。
「そうだけど、どうしてそう思うの?」
「記憶喪失前の貴方も、そういったことに長けていたのよ。私は、それで心を救われたこともあるわ」
「心を?」
「その話に関しては長くなるから、後で話すわ」
冒険者ギルドへは、15分ほどで到着した。それまで色々と世間話を交わしたけど、現在のユイはリオン、従魔ハティスの3人で行動しているのね。従魔がブラックフェンリルの子供と聞いて驚いたけど、賢く従順な性格で、仲も良さそうで安心したわ。丁度、今向かっている冒険者ギルドのギルドマスターのところにいるから、その子ともお友達になりましょう。
○○○
2階にあるギルドマスターの部屋へ行くと、扉が少し開きかけているせいもあって、話が漏れ出てくるのだけど、話し声の1人に聞き覚えがある。でも、あの人がこの街にいるはずがないのだけど?
「入らないの?」
「待って。漏れ出てくる内容の中に、私やユイ…いえ、アリエスの名前があるのよ。礼儀に反するけど、しばらく聞いておきましょう」
セリーナ様たちにも承諾を貰い、私たちは部屋内の話し合いに集中するけど、その内容が私とアリエスにとって、あまりに……。
両親がアリエスの記憶を対価に、強奪魔法で彼女の力を私に与えた? その後、眠っている彼女をネルヘン樹海に捨てた?
なによ…それ。
私の両親がアリエスを殺したと同義じゃないの!?
いえ…知らなかったとはいえ、私がアリエスを殺したようなものだわ。しかも、アリエスの両親は3億にしか興味を持たず、平然と娘を売ったですって?
彼女は、自分たちに目を向けない両親を反面教師にしていたけど、それでも愛していたのよ。それがこんな仕打ちを受けるなんて……アリエスが可哀想だわ……。そんな彼女を…私は…。扉に触れたせいか、ゆっくりと開いていく。
「ユリネアお嬢様!?」
「ガイ……さっきの内容は事実なの?」
「それは…」
彼は、ゆっくりと私から目を逸らす。
内容が事実であることを物語っているわ。
「そう…事実なのね。お父様が王命を全うするため、アリエスの力を私に…」
あの時の食事会、私は急に具合が悪くなったけど、睡眠薬を盛られていたのね。互いに何も知らないまま……。私はユイを見た瞬間、さっきまで鎮まっていたものが爆発的に膨れ上がってくるのを感じる。
「う…あ…ああ!!」
「ユリネア!!」
「ユイ、触らないで!!」
この衝動、抑えきれない!!
私、どうなるの?
このまま、ここにいたらダメだ!
「ユリネア、待って!」
「待つのです、ユリネア!」
私は皆の声を無視して走り出し、冒険者ギルドを出る。
アリエス、ごめんなさい。
何も知らなかったとはいえ、私が貴方を殺したも同然だわ。
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