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エピローグ 愉快な仲間たちと学園へ
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ユリネアと知り合って以降、私の冒険生活は楽し日々ばかりだ。始めに驚いたことは、ウィステが何故か私のことを気に入ってくれて、『私も学園に通えるようになるまで、ユイと一緒に冒険したいのです!』と、ロイドさんに直談判しちゃったせいで、通信機経由で両親との話し合いが行われた。反対されると思ったけど、ウィステの両親は怒るどころか大喜び、ただ滞在する上で条件を提示された。
『ウィステに親友と呼ばれるまでの友ができるとはな! 最長8ヶ月か、リリザハットの滞在を許可しよう。ただし、入学試験に合格できるよう、ユリネア嬢と一緒に住み、勉強を教えてもらいなさい』
これを聞いたウィステは、当初嫌な顔をしたけど、私が『大人に教えてもらうより、ユリネアから教えてもらった方が楽しいよ。私も一緒に勉強するから、合格目指して頑張ろうよ』と言ったら、彼女は喜び、その場の成り行きで私とリオンも勉強することになった。
事態が動き出したのは半年後、ハートニック公爵家の人々が全力で調査に乗り出したことで、旅行先で起きた事件、この街でユリネアを攫おうとした仮面男、これらの元凶となった貴族を突き止め、証拠を掴み、国王陛下に進言したことで、王都の治安騎士団が動き出し、関係者全員を捕縛することに成功した。
驚いたことに、犯人は魔道具の神童を支持する3家の貴族たちで、第一王子の婚約者候補とされるユリネアとアリステア様を蹴落として、魔道具の神童フレアミーニャ・トルシーニ様を婚約者にしようと無断で動き出していたんだって。今の政治情勢を利用して、力をつけた貴族たちが仕組んでいるよう見せかけていたせいで、ハートニック公爵家の人たちもかなり手こずっていたんだね。
トルシーニ家はこの事件に対して全く絡んでいないこともあり、お咎めなしになったけど、自分たちを支持してくれる貴族の仕出かしたこととあって、当主様、奥様、娘のフレアミーニャ様がハートニック公爵家に訪れて謝罪を入れると、そのままこの街へやって来て、ユリネアにも謝罪した。彼女は真摯にその言葉を受け入れて、陛下の望みを伝えることで、協力関係を築き上げることに成功した。
半年間、この街でも、ユリネアの精神を痛めつけようと、いくつか事件も起きていたけど、そこはロベルト様やロイド様、私たちがフォローを入れたことで、彼女にダメージはなかったから良かったよ。
この際に出会ったフレアミーニャ様とは私やリオンとお友達になってくれたので、アリステア様同様に、文通をすることになった。そこから入学試験が始まるまでの2ヶ月間、私たちは楽しい日々を送れたのだけど、ロベルトさんからの提案で、ユリネアやウィステと一緒に、私とリオンも試験を受ける羽目になってしまう。
『せっかく勉強したのだから、記念受験として考えて、貴方たちも受けてみなさい。合格できれば、儲けもんよ。上位5人に入れば、入学金と授業料1年間免除されるのだから』
私とリオンは、物は試しにということで受験すると、私が3位、リオンが5位で合格してしまう。ちなみに、首席はユリネアで、ウィステが19位だ。色々と考えた結果、私とリオンは寮住まいで学園に通うことにした。
そして今日は、その学園の入学式。
私とリオンは制服を着て、正門前にいる。
「俺が、学園に通うことになるとは…」
「私も驚きだよ。リオン、卒業までよろしくね!」
「お、おう、こちらこそよろしくな!」
私たちは正門をくぐり、笑顔でユリネアのいる場所へと走り出す。
みんなで、楽しい学園生活を築き上げよう!
『ウィステに親友と呼ばれるまでの友ができるとはな! 最長8ヶ月か、リリザハットの滞在を許可しよう。ただし、入学試験に合格できるよう、ユリネア嬢と一緒に住み、勉強を教えてもらいなさい』
これを聞いたウィステは、当初嫌な顔をしたけど、私が『大人に教えてもらうより、ユリネアから教えてもらった方が楽しいよ。私も一緒に勉強するから、合格目指して頑張ろうよ』と言ったら、彼女は喜び、その場の成り行きで私とリオンも勉強することになった。
事態が動き出したのは半年後、ハートニック公爵家の人々が全力で調査に乗り出したことで、旅行先で起きた事件、この街でユリネアを攫おうとした仮面男、これらの元凶となった貴族を突き止め、証拠を掴み、国王陛下に進言したことで、王都の治安騎士団が動き出し、関係者全員を捕縛することに成功した。
驚いたことに、犯人は魔道具の神童を支持する3家の貴族たちで、第一王子の婚約者候補とされるユリネアとアリステア様を蹴落として、魔道具の神童フレアミーニャ・トルシーニ様を婚約者にしようと無断で動き出していたんだって。今の政治情勢を利用して、力をつけた貴族たちが仕組んでいるよう見せかけていたせいで、ハートニック公爵家の人たちもかなり手こずっていたんだね。
トルシーニ家はこの事件に対して全く絡んでいないこともあり、お咎めなしになったけど、自分たちを支持してくれる貴族の仕出かしたこととあって、当主様、奥様、娘のフレアミーニャ様がハートニック公爵家に訪れて謝罪を入れると、そのままこの街へやって来て、ユリネアにも謝罪した。彼女は真摯にその言葉を受け入れて、陛下の望みを伝えることで、協力関係を築き上げることに成功した。
半年間、この街でも、ユリネアの精神を痛めつけようと、いくつか事件も起きていたけど、そこはロベルト様やロイド様、私たちがフォローを入れたことで、彼女にダメージはなかったから良かったよ。
この際に出会ったフレアミーニャ様とは私やリオンとお友達になってくれたので、アリステア様同様に、文通をすることになった。そこから入学試験が始まるまでの2ヶ月間、私たちは楽しい日々を送れたのだけど、ロベルトさんからの提案で、ユリネアやウィステと一緒に、私とリオンも試験を受ける羽目になってしまう。
『せっかく勉強したのだから、記念受験として考えて、貴方たちも受けてみなさい。合格できれば、儲けもんよ。上位5人に入れば、入学金と授業料1年間免除されるのだから』
私とリオンは、物は試しにということで受験すると、私が3位、リオンが5位で合格してしまう。ちなみに、首席はユリネアで、ウィステが19位だ。色々と考えた結果、私とリオンは寮住まいで学園に通うことにした。
そして今日は、その学園の入学式。
私とリオンは制服を着て、正門前にいる。
「俺が、学園に通うことになるとは…」
「私も驚きだよ。リオン、卒業までよろしくね!」
「お、おう、こちらこそよろしくな!」
私たちは正門をくぐり、笑顔でユリネアのいる場所へと走り出す。
みんなで、楽しい学園生活を築き上げよう!
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