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新しい年になり、しんしんと雪がつもる領地を眺める。イヤルとエンフィが並んで立つバルコニーからは、年末に集まった長たちが、各地域に帰るための馬車が連なっていた。
翌日には、イヤルは次の任地に向かわなくてはならない。昨年も、彼の名残は実を結ばなかった。今年こそは、彼との子供ができるだろうかと、エンフィはおなかの下のほうをそっと撫でる。
「エンフィ、昨年も君に無理強いをするような狼藉者がやってきたようだね」
「ええ……。あ、でも、イヤルがくれたこのアーティファクトがあるから大丈夫よ」
「そうだね。でも、色んな人が、オレが不在のときに自由にここに入るこむのが嫌なんだ。ロイエたちのように、何をしでかすかわからないからね。それを防ぐには、夫がここにいるのが一番なんだが……」
「イヤル……」
「エンフィ、間違っていたとはいえ、前の時はオレから第2の夫を勧めた。結果は、誰も幸せになれなかったけど。今度は、夫を迎え入れるか、それともリスクが大きいけれど今のまま過ごすのか、君自身が決めてくれたら良い。オレは、君が決めたことなら受け入れる。ただ、オレのことも変わらず愛して欲しい」
「イヤル、何を言ってるの? まるでわたしが、あなた以外の人とどうこうなるみたいなこと言わないで」
エンフィが、ぷぅっと頬を膨らませると、その姿も愛おしいとイヤルが目を細めて頬を指先でなぞる。くすぐったそうに首をすぼめると、冷たい風がびゅうっとふたりの髪や服を躍らせた。
「気づいていないのか。はは、あいつも大変だな。じゃあ、そろそろオレも行くよ」
「? 変なイヤルね。気を付けてね」
苦笑しながらそう言ったイヤルの前半の声は、エンフィには聞こえなかった。また年末まで会えないふたりは、ひときわ強く抱きしめあう。そして、イヤルは息をするように転移の魔法を唱えてエンフィの前から消えた。
「イヤル……」
先ほどまで暖かかった空気が一気に冷えた気がする。寂しい、行かないでとすがりたい気持ちを押し殺して、遠く王都のある東を見つめた。
ドーハンとの仲は、少しずつわだかまりがなくなった。といっても、一方的にエンフィが居心地の悪い思いをかかえていただけだが。
雪が溶けて大地が少しずつ顔を出したころ、エンフィは、連日ひとりで酒に合う里芋のレシピを考えていた。そこに、マイヤが血相をかかえて執務室に駆け込んでくる。
「マイヤ、どうしたの?」
「おおお、奥様ぁ、ドーハンさんを止めてください!」
「ドーハン? 一体何がどうしたっていうの?」
「どー、ドーハンが荷物をまとめているから、何事か聞いたらですね。ここを去って王都に行くって。ドーハンさんがいなくなったら……」
(ドーハンがここからいなくなる?)
エンフィは、いきなりがけに突き落とされたようなほどの衝撃を受ける。彼がいなくなるなど、ありえない。そして、気が付けば、何事かを叫んでいるマイヤを背に、ドアを開け放ち全力で駆けていた。
「ドーハン!」
彼の部屋をバタンと開けると、そこにはぽかんと口を開けて立つドーハンがいた。手には、大きめのカバンが重そうにぶら下がっている。
「ドーハン、王都に行くだなんて、嘘よね? たしかに、王都の実家よりも報酬が少ないし、仕事量も半端なく多いわ。あなたが当たり前のように仕事をしてくれるから甘えてごめんなさい。昇給をするし、仕事量も考える。だから、ここにいて」
「エンフィ様、あの、給金は十分いただいておりますし、仕事は満足しておりますが……」
ずいっと彼の胸元から見上げるように、息を切らせながらエンフィがそう言うと、たじろいだ彼が答えた。彼ならそういうだろう。ならば、なぜここから去るというのか。理由の心当たりは十分にあった。
エンフィは、ずっと心の中にあった大きなしこりのような感情を、恐る恐る吐き出した。そうすれば、二度と以前の自分たちには戻れないと知りながら。
「わ、わたしが、あなたが何も言ってこないからと、あの時の返事をせずにいたから? わたしの、どっちつかずの態度にあきれた?」
「エンフィ様、私は返事をして欲しいと、お伝えしましたか?」
「いいえ、いいえ。ドーハンは、自分の気持ちだけを伝えたっきり、ずっと普段通りで……でも」
「わかっています。エンフィ様がイヤル様ただおひとりを愛していることくらい。あの時の私は、どうかしていたんです。契約結婚でも夫となれるのならばと、手の届かないあなたへの大それた気持ちの衝動のまま口にしました。お忘れください」
「わ、忘れて、いいの?」
「……はい」
エンフィは、何の感情もなさそうな彼の瞳をじっと見つめる。そして、小さな手でこぶしを作り、彼の胸をとんっと叩いた。
「嘘つき」
「……」
「あなたは、馬鹿よ、大馬鹿よ」
「はい、私は馬鹿な男です」
彼の胸を叩く手が、徐々に強くなり痛くなる。彼の胸も痛いだろうに、びくともしない目の前の男が憎たらしくなって、叩き続けたままわけのわからない子供じみた悪態をついた。
「……エンフィ様、手が傷つきますから」
ドーハンは、彼女を見降ろして優しく諭すようにそっとその手を取った。彼に手を握られたまま、エンフィはぽつりとつぶやく。
「嘘よ。馬鹿はわたしなの。あなたがいなくなるってわかって、やっと気づいたんだもの」
「エンフィさま?」
ドーハンが、エンフィの様子がおかしいと思い、顔を近づけた。すると、エンフィはぐいっと顔を寄せ、彼の唇に自らのそれを当てる。
「ん……」
ドーハンは、彼女の突然の行動に目を見開いた。だが、そのまま目を閉じ、合わさる唇の動きに合わせて深く重なる。
「ドーハン、はぁ。わたし、あなたがいないとダメみたい……。ひとりにしないで」
ふと、イヤルの顔を思い出す。あの時、彼にはこうなることがわかっていたのかもしれない。
「あなたが望んでくれるのなら喜んで。私などでよければ、全てあなたの良いように……」
離れた唇が、もう離れたくないとばかりに再び近寄る。ドーハンの力強い口づけで、あっという間に何も考えられなくなった。
あまり趣味のないドーハンの部屋は、飾り気がなく、難しい書籍がずらりと並んだ本棚が目立つ。その向こう側にある、彼のベッドに服を着たまま沈んだ。
「はぁ、夢のようです」
「ドーハン、ドーハン」
長年の想いが実ったドーハンは、ふと、このような場所でエンフィと結ばれるのはいかがなものかと躊躇する。しかし、あまやかな彼女の吐息が、そのような理性を吹き飛ばした。
互いに、服を脱がせあう。肌が見え隠れするたびに、その隙間を唇や手でその肌を愛した。
大きく滑らかな手で、曲線に触れられると普段は固い檻に閉じ込められた淫らな感覚が昇り詰める。汗以外の何かで濡れそぼった花弁をかき分け、彼の強張りが進んでいった。
イヤルとしかしていないそこは固く、彼の淫らな茎によって開かれた。狭い部屋に、淫らな音が充満する。緩急をつけたその音が、さらに加速したかと思うと、エンフィが高く啼いた。
「ああ、ドーハン。も、ダメ……!」
「もっと、です」
一度達したばかりの感覚が研ぎ澄まされた場所に、間髪入れずに腰を穿つ。息もつくまもなく、彼の動きが止まるころには、エンフィの体は完全に脱力した。
気だるさの残る体を寄せ合う。そうしないと、どちらかが落ちそうなほど彼のベッドは狭い。その狭さが、ふたりの距離を、より一層近くさせピロートークを楽しんだ。
「は? ちょっとまって、一泊二日で王都から帰る予定だったの? じゃあ、マイヤの言ったことは嘘?」
「はい。マイヤさんにしてやられましたね。でも、私はあなたに望まれて幸せです。私自身は、とっくにあきらめておりましたが、イヤル様や、王都のご実家からの許可は、年始にはいただいていたんです。ただ、エンフィ様の気持ち次第だと念を押されておりました」
「とっくに、外堀は埋められちゃってたのね。なんか、モヤモヤするけど……。うん、でも。そうね、わたしも幸せよ」
ドーハンの狭いシングルベッドで、ふたりはぴったりくっついたまま、何度目かの口づけを交わしたのだった。
その年、イヤルの帰還とともに、ふたりの結婚式が挙げられた。身内だけのこじんまりとしたそれは、明るい未来を照らすかのように、人々の笑顔に囲まれていたのである。
(R18 詰んだ。2番目の夫を迎えたら、資金0で放り出されました。 本編完結
これにて完結です。お付き合いいただきありがとうございました。
次回以降は、複数描写があるので、エロ漫画など、耐性のある方だけどうぞ。
翌日には、イヤルは次の任地に向かわなくてはならない。昨年も、彼の名残は実を結ばなかった。今年こそは、彼との子供ができるだろうかと、エンフィはおなかの下のほうをそっと撫でる。
「エンフィ、昨年も君に無理強いをするような狼藉者がやってきたようだね」
「ええ……。あ、でも、イヤルがくれたこのアーティファクトがあるから大丈夫よ」
「そうだね。でも、色んな人が、オレが不在のときに自由にここに入るこむのが嫌なんだ。ロイエたちのように、何をしでかすかわからないからね。それを防ぐには、夫がここにいるのが一番なんだが……」
「イヤル……」
「エンフィ、間違っていたとはいえ、前の時はオレから第2の夫を勧めた。結果は、誰も幸せになれなかったけど。今度は、夫を迎え入れるか、それともリスクが大きいけれど今のまま過ごすのか、君自身が決めてくれたら良い。オレは、君が決めたことなら受け入れる。ただ、オレのことも変わらず愛して欲しい」
「イヤル、何を言ってるの? まるでわたしが、あなた以外の人とどうこうなるみたいなこと言わないで」
エンフィが、ぷぅっと頬を膨らませると、その姿も愛おしいとイヤルが目を細めて頬を指先でなぞる。くすぐったそうに首をすぼめると、冷たい風がびゅうっとふたりの髪や服を躍らせた。
「気づいていないのか。はは、あいつも大変だな。じゃあ、そろそろオレも行くよ」
「? 変なイヤルね。気を付けてね」
苦笑しながらそう言ったイヤルの前半の声は、エンフィには聞こえなかった。また年末まで会えないふたりは、ひときわ強く抱きしめあう。そして、イヤルは息をするように転移の魔法を唱えてエンフィの前から消えた。
「イヤル……」
先ほどまで暖かかった空気が一気に冷えた気がする。寂しい、行かないでとすがりたい気持ちを押し殺して、遠く王都のある東を見つめた。
ドーハンとの仲は、少しずつわだかまりがなくなった。といっても、一方的にエンフィが居心地の悪い思いをかかえていただけだが。
雪が溶けて大地が少しずつ顔を出したころ、エンフィは、連日ひとりで酒に合う里芋のレシピを考えていた。そこに、マイヤが血相をかかえて執務室に駆け込んでくる。
「マイヤ、どうしたの?」
「おおお、奥様ぁ、ドーハンさんを止めてください!」
「ドーハン? 一体何がどうしたっていうの?」
「どー、ドーハンが荷物をまとめているから、何事か聞いたらですね。ここを去って王都に行くって。ドーハンさんがいなくなったら……」
(ドーハンがここからいなくなる?)
エンフィは、いきなりがけに突き落とされたようなほどの衝撃を受ける。彼がいなくなるなど、ありえない。そして、気が付けば、何事かを叫んでいるマイヤを背に、ドアを開け放ち全力で駆けていた。
「ドーハン!」
彼の部屋をバタンと開けると、そこにはぽかんと口を開けて立つドーハンがいた。手には、大きめのカバンが重そうにぶら下がっている。
「ドーハン、王都に行くだなんて、嘘よね? たしかに、王都の実家よりも報酬が少ないし、仕事量も半端なく多いわ。あなたが当たり前のように仕事をしてくれるから甘えてごめんなさい。昇給をするし、仕事量も考える。だから、ここにいて」
「エンフィ様、あの、給金は十分いただいておりますし、仕事は満足しておりますが……」
ずいっと彼の胸元から見上げるように、息を切らせながらエンフィがそう言うと、たじろいだ彼が答えた。彼ならそういうだろう。ならば、なぜここから去るというのか。理由の心当たりは十分にあった。
エンフィは、ずっと心の中にあった大きなしこりのような感情を、恐る恐る吐き出した。そうすれば、二度と以前の自分たちには戻れないと知りながら。
「わ、わたしが、あなたが何も言ってこないからと、あの時の返事をせずにいたから? わたしの、どっちつかずの態度にあきれた?」
「エンフィ様、私は返事をして欲しいと、お伝えしましたか?」
「いいえ、いいえ。ドーハンは、自分の気持ちだけを伝えたっきり、ずっと普段通りで……でも」
「わかっています。エンフィ様がイヤル様ただおひとりを愛していることくらい。あの時の私は、どうかしていたんです。契約結婚でも夫となれるのならばと、手の届かないあなたへの大それた気持ちの衝動のまま口にしました。お忘れください」
「わ、忘れて、いいの?」
「……はい」
エンフィは、何の感情もなさそうな彼の瞳をじっと見つめる。そして、小さな手でこぶしを作り、彼の胸をとんっと叩いた。
「嘘つき」
「……」
「あなたは、馬鹿よ、大馬鹿よ」
「はい、私は馬鹿な男です」
彼の胸を叩く手が、徐々に強くなり痛くなる。彼の胸も痛いだろうに、びくともしない目の前の男が憎たらしくなって、叩き続けたままわけのわからない子供じみた悪態をついた。
「……エンフィ様、手が傷つきますから」
ドーハンは、彼女を見降ろして優しく諭すようにそっとその手を取った。彼に手を握られたまま、エンフィはぽつりとつぶやく。
「嘘よ。馬鹿はわたしなの。あなたがいなくなるってわかって、やっと気づいたんだもの」
「エンフィさま?」
ドーハンが、エンフィの様子がおかしいと思い、顔を近づけた。すると、エンフィはぐいっと顔を寄せ、彼の唇に自らのそれを当てる。
「ん……」
ドーハンは、彼女の突然の行動に目を見開いた。だが、そのまま目を閉じ、合わさる唇の動きに合わせて深く重なる。
「ドーハン、はぁ。わたし、あなたがいないとダメみたい……。ひとりにしないで」
ふと、イヤルの顔を思い出す。あの時、彼にはこうなることがわかっていたのかもしれない。
「あなたが望んでくれるのなら喜んで。私などでよければ、全てあなたの良いように……」
離れた唇が、もう離れたくないとばかりに再び近寄る。ドーハンの力強い口づけで、あっという間に何も考えられなくなった。
あまり趣味のないドーハンの部屋は、飾り気がなく、難しい書籍がずらりと並んだ本棚が目立つ。その向こう側にある、彼のベッドに服を着たまま沈んだ。
「はぁ、夢のようです」
「ドーハン、ドーハン」
長年の想いが実ったドーハンは、ふと、このような場所でエンフィと結ばれるのはいかがなものかと躊躇する。しかし、あまやかな彼女の吐息が、そのような理性を吹き飛ばした。
互いに、服を脱がせあう。肌が見え隠れするたびに、その隙間を唇や手でその肌を愛した。
大きく滑らかな手で、曲線に触れられると普段は固い檻に閉じ込められた淫らな感覚が昇り詰める。汗以外の何かで濡れそぼった花弁をかき分け、彼の強張りが進んでいった。
イヤルとしかしていないそこは固く、彼の淫らな茎によって開かれた。狭い部屋に、淫らな音が充満する。緩急をつけたその音が、さらに加速したかと思うと、エンフィが高く啼いた。
「ああ、ドーハン。も、ダメ……!」
「もっと、です」
一度達したばかりの感覚が研ぎ澄まされた場所に、間髪入れずに腰を穿つ。息もつくまもなく、彼の動きが止まるころには、エンフィの体は完全に脱力した。
気だるさの残る体を寄せ合う。そうしないと、どちらかが落ちそうなほど彼のベッドは狭い。その狭さが、ふたりの距離を、より一層近くさせピロートークを楽しんだ。
「は? ちょっとまって、一泊二日で王都から帰る予定だったの? じゃあ、マイヤの言ったことは嘘?」
「はい。マイヤさんにしてやられましたね。でも、私はあなたに望まれて幸せです。私自身は、とっくにあきらめておりましたが、イヤル様や、王都のご実家からの許可は、年始にはいただいていたんです。ただ、エンフィ様の気持ち次第だと念を押されておりました」
「とっくに、外堀は埋められちゃってたのね。なんか、モヤモヤするけど……。うん、でも。そうね、わたしも幸せよ」
ドーハンの狭いシングルベッドで、ふたりはぴったりくっついたまま、何度目かの口づけを交わしたのだった。
その年、イヤルの帰還とともに、ふたりの結婚式が挙げられた。身内だけのこじんまりとしたそれは、明るい未来を照らすかのように、人々の笑顔に囲まれていたのである。
(R18 詰んだ。2番目の夫を迎えたら、資金0で放り出されました。 本編完結
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