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第二章
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呆然と立ち尽くした者たちをどこか冷めた目で私たちは見てしまう。
彼らは気づいているのだろうか、この事態を――。
まず、救出するはずの令嬢を死なせた事(実際は私なので死んではいないのだが、いったんそこは置いとくとする)
その二、自国の王子を見殺しにした事。
魔族のトップを消滅させた事は本来ならばプラスに働くだろうが、だけど、トップという証拠もなく、消滅してしまったので、何を言ったところで無駄だろう。
ご都合主義のゲームならばハッピーエンドを迎えるだろうが、ここは現実だ。
処刑されることは確定だ。
それに、相手もそれを狙っていたのだろう、この城を囲む兵にため息しか出ない。
「逃げるか?」
私の隣に立つ彼がそう尋ねるが、私は首を横に振る。
ここまで来たのだ最後まで付き合うつもりだ。
それに、ここまで産み育ててもらった母たちにも最後の挨拶をするつもりはあるのだ。
まあ、簡単には殺されるつもりはないので、途中で脱走するつもりだ、私と彼二人ならば問題ない。
逃げる国だっていっぱいあるし、職だって困らない。
「何があっても俺はお前と共に。」
ギュッと握られる手に私は淡く微笑む。
今まで生きてきた中で命の危機を感じたのは片手ですまなかった、その中でこのような場面は窮地何てモノではない。
欠伸が出てしまうほどのつまらない寸劇でしない。
どうせ王都に戻るのなら護送してもらった方が楽だろう。
どうやら外の兵が突入したのかどこか騒がしい。
「帰りは楽できるから?」
「どうだろうな、ボロ馬車だと休めるものも休めないからな。」
「あら、そうなの?」
「ああ、体中が痛くなる。」
私の中にはない過去の記憶があるのか、彼は顔を顰めている。
「まあ、一緒だったらお前だけはどうにかするから。」
「でも、そうすると貴方がしんどいんじゃない?」
「まあ、大丈夫だろう。」
苦笑いを浮かべる彼に私は心配をするが、そのような心配は実際喧々する事になる苦痛によってなくなってしまうのだけれども…。
この後私たちは自国の兵によってまるで罪人のように手荒にとらえられる。
私たち以外は抵抗するが、無駄だった。
心身ともに疲弊したひよっこが低級の兵にかなうはずもない、そして、徒歩でかなりの時間をかけた道を半分くらいの時間で済んでしまった。
その代償として体中が痛くなったり、食事もしょぼかったりもしたけど、まあ、もらえるだけマシだろう。
それに、毒も入っていないので、今は殺す気はないのだろう。
さてさて、どうなる事やら…。
彼らは気づいているのだろうか、この事態を――。
まず、救出するはずの令嬢を死なせた事(実際は私なので死んではいないのだが、いったんそこは置いとくとする)
その二、自国の王子を見殺しにした事。
魔族のトップを消滅させた事は本来ならばプラスに働くだろうが、だけど、トップという証拠もなく、消滅してしまったので、何を言ったところで無駄だろう。
ご都合主義のゲームならばハッピーエンドを迎えるだろうが、ここは現実だ。
処刑されることは確定だ。
それに、相手もそれを狙っていたのだろう、この城を囲む兵にため息しか出ない。
「逃げるか?」
私の隣に立つ彼がそう尋ねるが、私は首を横に振る。
ここまで来たのだ最後まで付き合うつもりだ。
それに、ここまで産み育ててもらった母たちにも最後の挨拶をするつもりはあるのだ。
まあ、簡単には殺されるつもりはないので、途中で脱走するつもりだ、私と彼二人ならば問題ない。
逃げる国だっていっぱいあるし、職だって困らない。
「何があっても俺はお前と共に。」
ギュッと握られる手に私は淡く微笑む。
今まで生きてきた中で命の危機を感じたのは片手ですまなかった、その中でこのような場面は窮地何てモノではない。
欠伸が出てしまうほどのつまらない寸劇でしない。
どうせ王都に戻るのなら護送してもらった方が楽だろう。
どうやら外の兵が突入したのかどこか騒がしい。
「帰りは楽できるから?」
「どうだろうな、ボロ馬車だと休めるものも休めないからな。」
「あら、そうなの?」
「ああ、体中が痛くなる。」
私の中にはない過去の記憶があるのか、彼は顔を顰めている。
「まあ、一緒だったらお前だけはどうにかするから。」
「でも、そうすると貴方がしんどいんじゃない?」
「まあ、大丈夫だろう。」
苦笑いを浮かべる彼に私は心配をするが、そのような心配は実際喧々する事になる苦痛によってなくなってしまうのだけれども…。
この後私たちは自国の兵によってまるで罪人のように手荒にとらえられる。
私たち以外は抵抗するが、無駄だった。
心身ともに疲弊したひよっこが低級の兵にかなうはずもない、そして、徒歩でかなりの時間をかけた道を半分くらいの時間で済んでしまった。
その代償として体中が痛くなったり、食事もしょぼかったりもしたけど、まあ、もらえるだけマシだろう。
それに、毒も入っていないので、今は殺す気はないのだろう。
さてさて、どうなる事やら…。
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