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第一章
7 《アルファード》
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ようやく会えた運面の相手に求婚をして、後悔はない、後悔はないのだが、この状況は予想していた以上に厄介だった。
「おい、聞いているのか。」
「ええ、聞いておりますよ兄上。」
今俺は実の兄に絡まれている。
俺の立ち位置は正直に言って微妙な立場にある。
現王である父には妻が四人いる。
一人は正妃であった、俺の母。
第二妃である今絡んでいる兄の母。
あと、第三妃にも子がいて、二つ上の兄と二つ下の妹がいて、第四妃は懐妊の兆しは今のところ見受けられない。
普通ならば正妃の子である俺と第一子である今絡んでいる兄、そして、第二子である第三妃の兄で王位継承権を争っているのだが、残念ながらそうならない。
俺の母は俺が三つの時に亡くなっており、その前から後ろ盾である実家が傾き現在ではもう、なくなっている為、俺の後ろ盾はない。
第三妃は元々俺の母の侍女をやっていた女性で俺には優しい方だが、彼女自身の実家が商家の為、後ろ盾もない。 しかも、その兄も変わり者で、同じく変わり者と呼ばれているイザベラの兄の親友をやっており、まったくと言っていい程王位継承権に興味を持たないそれどころか、熨しつけて押し付けるという勢いだ。
つまりは、順当にいけばこの目の前の兄が次期王になる。
しかし、彼は何が不安なのかよく俺に突っかかってくる。
本当に面倒だ。
イザベラだって、多分貴族というものに執着はないだろう。
それは俺だって同じだった、だから、二つ上の兄と同じで押し付けたいところだが、残念ながらこの兄は王の器ではない。
かといって妹に押し付ける訳にもいかず、結局は様子見という訳だ。
「わたしは何度も申しておりますが、王位継承権は望んでおりません。」
「本当にそうならなぜそれをまだ持っているんだ。」
「……。」
万が一の保険だよ、と溜息を吐きたくなる。
もし、この兄が国民……イザベラにとって危険なものだと判断した時はかなり嫌だが、自分が王になるしかない。
そのくらいの覚悟は持っている。
もし、彼が修正をかけてくれるのなら今すぐにでも手放す気はある。
しかし、現実はうまくいかない。
彼は全く成長しない。
むしろ悪化している。
上の方も動き出そうとしている。
このままだとこの兄は病死となるだろう。
本当に面倒だ。
「聞いているのかっ!」
「ええ。」
どうやって逃げようかと考えていると一組の男女が現れる。
「ああ、探しましたよ、アルファード様。」
「……あなたは。」
ニッコリと微笑む彼女には見覚えがあった。
「貴様、こやつはおれと話しているのに何を割り込んでいるんだ。」
「ああ、申し訳ございません、殿下火急の用がございまして。」
「……ならば、仕方ないな。」
珍しく引く兄に俺は不思議に思うが、引いてくれるのなら大歓迎だった。
「あーあ、言い逃げっぷりだ。」
逃げるようにして立ち去る兄に対し、すらっとした騎士服を着た人物は俺に笑いかける。
しかし、その見た目に騙されてはいけない、その人物は決して笑っていないのだ。
「俺に何の用ですか?」
「わたしめに敬語などよしてくださいよ。」
「……。」
飄々としているその人物に対し、後ろでオロオロと華奢だが騎士服を着た人物が困ったような顔をしている。
「……さーて、人もいない事だし。」
ニッコリと兄を追い出したその人が俺に近づく。
「何でしょうか。」
「うちの妹に何してくれたんだっ!」
容赦ない一撃に俺はくの字になりそうになるのを何とか抑える。
「ふーん、この一撃に耐えたんだ、すごいすごい。」
棒読みでほめたたえるその人の目は決して笑っていない。
「な、何をしているんだ君は、申し訳ございませんっ!」
「いえ…仕方のない事ですよ。ソレッタ夫人の怒りも分かりますので。」
「その名を言うな、わたしはクラウだ。」
「いえ、クラウディアでしょう……。」
落ち込む華奢な人物は今先ほど俺の腹に一撃を食らわせて人物の夫で、俺の腹に一撃を食らわせた人物は彼の妻であり、イザベラの姉であった。
「ふん、その名は好かない。」
「好く、好かないの話じゃありませんよ。」
「はぁ、なぜ君は同じ男なんだ。」
「何で急にそんな話になるんだです!」
急に変な方向に嘆きだしたソレッタ夫人に俺は唖然となる。
「決まっているだろう、わたしの運命の相手は君だ、君が女なら必然的にわたしは男になるだろう。」
「いやいや、何でそんな訳の分からない持論を持っているんだよ。」
「君はわたしが運命の相手では不満か?」
「それは不満じゃないけど……。」
「なら、いいじゃないか。」
「いや、よくないし。」
「本当に君は頑固だな。」
「いや、頑なな君には言われたくないよ。」
「ふぅ。」
溜息を零す夫人に俺はもう立ち去ってもいいのではないのかと考え始める。
「おっと、そうだそうだ。」
まるで俺の心を読んだかのように夫人はニヤリと笑った。
「何で今さらになって妹に手を出した。」
「……。」
「妹の可愛さにつられたのなら分かる、だが、あんな方法は悪手であって、しかも、凄く今さらだと思わないか?」
昔、俺とイザベラの間で婚約の話が持ち上がった事があった、その頃は互いに相手だと思っていなかった為断った。
「貴女の言葉を使うのなら、イザベラは俺の運命の相手だから、あの場でプロポーズをした。」
「……。」
腕を組む夫人に俺は痛み出す頭を押さえたくて仕方がなかった。
昔といい、今といい、何故彼女は魅力的な人間なんだ。
だから、こういう変人に好かれて大変な目に遭っているんだ。
「かなり失礼な事を考えているだろう。」
「何の事でしょう。」
「……まあ、いい、わたしも兄も弟もお前をイザベラの婚約者だとは認めない。」
「…はっきりと言いますね、不敬罪で捕まりますよ。」
「はっ、大丈夫だ、ここの見張りはうちの連中ばかりだからな。」
「……公私混同ですよね。」
「何か問題でも?」
「大ありだと思いますけど。」
突っ込む旦那に奥さんはというと。
「あら、こういうと時に使わず、いつ使うというんだい?」
「…君はそいう人でしたね。」
「うん、わたしはこうだ。」
「……。」
旦那の方は何かと諦めているのか、同情的な目で俺を見て来た。
「さて、アルファード殿下。」
「何だ。」
「うちの妹が運命の相手だとして、それでどうする気なんだい?あの子は修道院に行こうと思っているほど、この貴族社会があまり好きではないんだ。」
「……それは少し違うな。」
夫人の言葉に俺は目を細める。
彼女の真意を誰も理解していない、いや、ちゃんと分かっているのは俺だけだ。
「彼女は俺と出会うのを待っていてくれたんですよ。」
「ずいぶん自意識過剰だね。」
「そうかもしれませんね、他者から聞いたら、でも、事実ですよ、彼女は俺以外の人と添い遂げたくないから、あの学園という守りがなくなったら、修道院に行こうと思っていたんですよ。」
「……。」
「他の人は分からないですよ、俺と彼女の絆がどんなものなんかね。」
四回の生、彼女と傍に居た。
だから、彼女の人となりくらいは把握しているつもりだ。
他人に理解出来ようがない。
「……歪んでいるな。」
「何がですか?」
「まともだと思っていたが、一番の危険人物は貴方のようですね。」
「俺はただ一人の人が幸せであればいいですからね、その為の地盤がしっかりしていなければ、俺は何としても、整えてあげますよ。」
「修羅の道でもか?」
「ええ、勿論ですよ。」
ニッコリと俺は微笑む。
この手はもう血にまみれている、それがさらにまみれようとも俺は気にしない。
彼女だって理解している、まあ、彼女は基本殺生は好まない、だけど、必要ならばその手を汚すのも厭わない所があるので、きっと俺らはあまり変わらないだろう。
「妹はーー。」
「理解してくれる。」
「……。」
「だって、俺の最愛の人ですから。」
顔が青白くなる夫人に俺はきっとこの人も理解はしないだろうと笑う。
「それでは、俺は行きます。」
「はい…。」
立ち去る俺の背中に、絶対に引き離さなければ、妹は不幸になる、と呟く声が聞こえた。
できるもなら、やってみろ。
もうすでに遅い。
あんたらの掌中の珠は俺が見つけてしまったんだらな。
なあ、イザベラ…。
愛しているよ。
世界を敵に回しても……。
あっ、でも、役割だけは完遂しないとな。
それが条件なんだからな。
「おい、聞いているのか。」
「ええ、聞いておりますよ兄上。」
今俺は実の兄に絡まれている。
俺の立ち位置は正直に言って微妙な立場にある。
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あと、第三妃にも子がいて、二つ上の兄と二つ下の妹がいて、第四妃は懐妊の兆しは今のところ見受けられない。
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つまりは、順当にいけばこの目の前の兄が次期王になる。
しかし、彼は何が不安なのかよく俺に突っかかってくる。
本当に面倒だ。
イザベラだって、多分貴族というものに執着はないだろう。
それは俺だって同じだった、だから、二つ上の兄と同じで押し付けたいところだが、残念ながらこの兄は王の器ではない。
かといって妹に押し付ける訳にもいかず、結局は様子見という訳だ。
「わたしは何度も申しておりますが、王位継承権は望んでおりません。」
「本当にそうならなぜそれをまだ持っているんだ。」
「……。」
万が一の保険だよ、と溜息を吐きたくなる。
もし、この兄が国民……イザベラにとって危険なものだと判断した時はかなり嫌だが、自分が王になるしかない。
そのくらいの覚悟は持っている。
もし、彼が修正をかけてくれるのなら今すぐにでも手放す気はある。
しかし、現実はうまくいかない。
彼は全く成長しない。
むしろ悪化している。
上の方も動き出そうとしている。
このままだとこの兄は病死となるだろう。
本当に面倒だ。
「聞いているのかっ!」
「ええ。」
どうやって逃げようかと考えていると一組の男女が現れる。
「ああ、探しましたよ、アルファード様。」
「……あなたは。」
ニッコリと微笑む彼女には見覚えがあった。
「貴様、こやつはおれと話しているのに何を割り込んでいるんだ。」
「ああ、申し訳ございません、殿下火急の用がございまして。」
「……ならば、仕方ないな。」
珍しく引く兄に俺は不思議に思うが、引いてくれるのなら大歓迎だった。
「あーあ、言い逃げっぷりだ。」
逃げるようにして立ち去る兄に対し、すらっとした騎士服を着た人物は俺に笑いかける。
しかし、その見た目に騙されてはいけない、その人物は決して笑っていないのだ。
「俺に何の用ですか?」
「わたしめに敬語などよしてくださいよ。」
「……。」
飄々としているその人物に対し、後ろでオロオロと華奢だが騎士服を着た人物が困ったような顔をしている。
「……さーて、人もいない事だし。」
ニッコリと兄を追い出したその人が俺に近づく。
「何でしょうか。」
「うちの妹に何してくれたんだっ!」
容赦ない一撃に俺はくの字になりそうになるのを何とか抑える。
「ふーん、この一撃に耐えたんだ、すごいすごい。」
棒読みでほめたたえるその人の目は決して笑っていない。
「な、何をしているんだ君は、申し訳ございませんっ!」
「いえ…仕方のない事ですよ。ソレッタ夫人の怒りも分かりますので。」
「その名を言うな、わたしはクラウだ。」
「いえ、クラウディアでしょう……。」
落ち込む華奢な人物は今先ほど俺の腹に一撃を食らわせて人物の夫で、俺の腹に一撃を食らわせた人物は彼の妻であり、イザベラの姉であった。
「ふん、その名は好かない。」
「好く、好かないの話じゃありませんよ。」
「はぁ、なぜ君は同じ男なんだ。」
「何で急にそんな話になるんだです!」
急に変な方向に嘆きだしたソレッタ夫人に俺は唖然となる。
「決まっているだろう、わたしの運命の相手は君だ、君が女なら必然的にわたしは男になるだろう。」
「いやいや、何でそんな訳の分からない持論を持っているんだよ。」
「君はわたしが運命の相手では不満か?」
「それは不満じゃないけど……。」
「なら、いいじゃないか。」
「いや、よくないし。」
「本当に君は頑固だな。」
「いや、頑なな君には言われたくないよ。」
「ふぅ。」
溜息を零す夫人に俺はもう立ち去ってもいいのではないのかと考え始める。
「おっと、そうだそうだ。」
まるで俺の心を読んだかのように夫人はニヤリと笑った。
「何で今さらになって妹に手を出した。」
「……。」
「妹の可愛さにつられたのなら分かる、だが、あんな方法は悪手であって、しかも、凄く今さらだと思わないか?」
昔、俺とイザベラの間で婚約の話が持ち上がった事があった、その頃は互いに相手だと思っていなかった為断った。
「貴女の言葉を使うのなら、イザベラは俺の運命の相手だから、あの場でプロポーズをした。」
「……。」
腕を組む夫人に俺は痛み出す頭を押さえたくて仕方がなかった。
昔といい、今といい、何故彼女は魅力的な人間なんだ。
だから、こういう変人に好かれて大変な目に遭っているんだ。
「かなり失礼な事を考えているだろう。」
「何の事でしょう。」
「……まあ、いい、わたしも兄も弟もお前をイザベラの婚約者だとは認めない。」
「…はっきりと言いますね、不敬罪で捕まりますよ。」
「はっ、大丈夫だ、ここの見張りはうちの連中ばかりだからな。」
「……公私混同ですよね。」
「何か問題でも?」
「大ありだと思いますけど。」
突っ込む旦那に奥さんはというと。
「あら、こういうと時に使わず、いつ使うというんだい?」
「…君はそいう人でしたね。」
「うん、わたしはこうだ。」
「……。」
旦那の方は何かと諦めているのか、同情的な目で俺を見て来た。
「さて、アルファード殿下。」
「何だ。」
「うちの妹が運命の相手だとして、それでどうする気なんだい?あの子は修道院に行こうと思っているほど、この貴族社会があまり好きではないんだ。」
「……それは少し違うな。」
夫人の言葉に俺は目を細める。
彼女の真意を誰も理解していない、いや、ちゃんと分かっているのは俺だけだ。
「彼女は俺と出会うのを待っていてくれたんですよ。」
「ずいぶん自意識過剰だね。」
「そうかもしれませんね、他者から聞いたら、でも、事実ですよ、彼女は俺以外の人と添い遂げたくないから、あの学園という守りがなくなったら、修道院に行こうと思っていたんですよ。」
「……。」
「他の人は分からないですよ、俺と彼女の絆がどんなものなんかね。」
四回の生、彼女と傍に居た。
だから、彼女の人となりくらいは把握しているつもりだ。
他人に理解出来ようがない。
「……歪んでいるな。」
「何がですか?」
「まともだと思っていたが、一番の危険人物は貴方のようですね。」
「俺はただ一人の人が幸せであればいいですからね、その為の地盤がしっかりしていなければ、俺は何としても、整えてあげますよ。」
「修羅の道でもか?」
「ええ、勿論ですよ。」
ニッコリと俺は微笑む。
この手はもう血にまみれている、それがさらにまみれようとも俺は気にしない。
彼女だって理解している、まあ、彼女は基本殺生は好まない、だけど、必要ならばその手を汚すのも厭わない所があるので、きっと俺らはあまり変わらないだろう。
「妹はーー。」
「理解してくれる。」
「……。」
「だって、俺の最愛の人ですから。」
顔が青白くなる夫人に俺はきっとこの人も理解はしないだろうと笑う。
「それでは、俺は行きます。」
「はい…。」
立ち去る俺の背中に、絶対に引き離さなければ、妹は不幸になる、と呟く声が聞こえた。
できるもなら、やってみろ。
もうすでに遅い。
あんたらの掌中の珠は俺が見つけてしまったんだらな。
なあ、イザベラ…。
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それが条件なんだからな。
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