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共通ルート
8話 予想外
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最高に楽しかった彩華さんとのデートの後、俺はルンルンで自宅に戻った。
あまりにも締まりのないデレっとした顔をしていたのか、たまたまリビングにいた姉から「どうしたのその顔? キモいんだけど?」というありがたい言葉を頂戴してしまった。
でもそんなことは気にしない。というか気にならない。なぜなら今日の俺はとてつもなく機嫌が良いから。今日の俺の心の許容範囲は聖人や菩薩に近い状態だから、姉の心無い言葉などいくらでも笑って許せるのだ。
俺は急いでお風呂に入ることにした。よく考えたら明日は一限からだからね。しかも授業が終わったらバイトだし。早く寝ないと明日に響いてしまう。
ちなみに洗面所の鏡に映った自分の顔は妙にニヤついていて確かにキモかった。反省。
湯船に浸かってリラックスしていると、楽しかった今日一日が脳内でゆっくり再生された。
……楽しかったな、こんなに楽しい一日は久しぶりだったかもしれない。
そして彩華さん、綺麗だったな。本当に綺麗だった。「いつも綺麗ですけど今日はさらに綺麗です!」という今朝の言葉はお世辞でもなんでもなく、俺の紛れもない本音だった。
彩華さんのことを綺麗だと思ったのはきっと俺だけじゃないはず。二人で街を歩いてるとき、たくさんの視線を感じたし。
しかもその視線は男性からだけではなく、女性からのものも多かった。女性って目立つくらい綺麗な同性がいるとついつい見ちゃうらしいからね。きっとそういうことだったんだと思う。
だって明らかに周りとは違う圧倒的なオーラを放っていたからね、彩華さん。まずスタイルがものすごく良くて身長も高いから、それだけで目立つし。プロのモデルみたいな感じ。
そんな彼女が気合いを入れて着飾っていた訳だから、そりゃ注目されるよ。ついつい見ちゃうのも分かる。というか俺だって気がついたら何度も見惚れてたし。
でも当の本人はそんな周りの視線なんか全く気にしていない様子で、ずっと俺の方を見ながらニコニコしていた。俺を見つめる彼女の目はキラキラしていて、俺との時間を心から楽しんでいるような表情だった。
……幸せだな、俺。いくらなんでも幸せすぎる。人生って最高だわ。というか今日で俺の人生で成すべきことはすべて成し遂げたかもしれない。もはや思い残すことは何もない。これで成仏できる。
とまあ、訳の分からないことを考えながらお風呂に入り、その後は「その日最後に風呂に入った者がお風呂掃除をする」という汐見家のルールに従い、小さく口笛を吹きながらお風呂掃除を終わらせてから俺は自室に戻った。
さあ、寝よう。明日早いんだ。というか明日も彩華さんに会えるなんて幸せすぎる。でも今日のデートの余韻と興奮がまだまだ残ってるな。今日ちゃんと寝れるかな、俺。
そんなことを思いながらベッドに潜った俺は、寝るまでのルーティンとして自然とスマホを取り出した。本当は寝る前にスマホをいじるのは良くないみたいだけどね。
嬉しいことに俺のスマホには何件かLINEの通知が届いていた。彩華さんから来てるのかな? それなら早く返信しなきゃ。
「……えっ?」
俺の期待通り、彩華さんからのメッセージは届いていた。でもメッセージを送ってくれていたのは彩華さんだけではなかった。もう一人、全く予想外の人物からもメッセージが届いていたのである。
『久しぶり。元気?』という短いメッセージの送り主の名前は……
「Kanon」だった。
あまりにも締まりのないデレっとした顔をしていたのか、たまたまリビングにいた姉から「どうしたのその顔? キモいんだけど?」というありがたい言葉を頂戴してしまった。
でもそんなことは気にしない。というか気にならない。なぜなら今日の俺はとてつもなく機嫌が良いから。今日の俺の心の許容範囲は聖人や菩薩に近い状態だから、姉の心無い言葉などいくらでも笑って許せるのだ。
俺は急いでお風呂に入ることにした。よく考えたら明日は一限からだからね。しかも授業が終わったらバイトだし。早く寝ないと明日に響いてしまう。
ちなみに洗面所の鏡に映った自分の顔は妙にニヤついていて確かにキモかった。反省。
湯船に浸かってリラックスしていると、楽しかった今日一日が脳内でゆっくり再生された。
……楽しかったな、こんなに楽しい一日は久しぶりだったかもしれない。
そして彩華さん、綺麗だったな。本当に綺麗だった。「いつも綺麗ですけど今日はさらに綺麗です!」という今朝の言葉はお世辞でもなんでもなく、俺の紛れもない本音だった。
彩華さんのことを綺麗だと思ったのはきっと俺だけじゃないはず。二人で街を歩いてるとき、たくさんの視線を感じたし。
しかもその視線は男性からだけではなく、女性からのものも多かった。女性って目立つくらい綺麗な同性がいるとついつい見ちゃうらしいからね。きっとそういうことだったんだと思う。
だって明らかに周りとは違う圧倒的なオーラを放っていたからね、彩華さん。まずスタイルがものすごく良くて身長も高いから、それだけで目立つし。プロのモデルみたいな感じ。
そんな彼女が気合いを入れて着飾っていた訳だから、そりゃ注目されるよ。ついつい見ちゃうのも分かる。というか俺だって気がついたら何度も見惚れてたし。
でも当の本人はそんな周りの視線なんか全く気にしていない様子で、ずっと俺の方を見ながらニコニコしていた。俺を見つめる彼女の目はキラキラしていて、俺との時間を心から楽しんでいるような表情だった。
……幸せだな、俺。いくらなんでも幸せすぎる。人生って最高だわ。というか今日で俺の人生で成すべきことはすべて成し遂げたかもしれない。もはや思い残すことは何もない。これで成仏できる。
とまあ、訳の分からないことを考えながらお風呂に入り、その後は「その日最後に風呂に入った者がお風呂掃除をする」という汐見家のルールに従い、小さく口笛を吹きながらお風呂掃除を終わらせてから俺は自室に戻った。
さあ、寝よう。明日早いんだ。というか明日も彩華さんに会えるなんて幸せすぎる。でも今日のデートの余韻と興奮がまだまだ残ってるな。今日ちゃんと寝れるかな、俺。
そんなことを思いながらベッドに潜った俺は、寝るまでのルーティンとして自然とスマホを取り出した。本当は寝る前にスマホをいじるのは良くないみたいだけどね。
嬉しいことに俺のスマホには何件かLINEの通知が届いていた。彩華さんから来てるのかな? それなら早く返信しなきゃ。
「……えっ?」
俺の期待通り、彩華さんからのメッセージは届いていた。でもメッセージを送ってくれていたのは彩華さんだけではなかった。もう一人、全く予想外の人物からもメッセージが届いていたのである。
『久しぶり。元気?』という短いメッセージの送り主の名前は……
「Kanon」だった。
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