チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

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第8章 復学生活の始まり

第341話 召喚術の授業!ランスとセト編

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レオナードの家でのお泊まり会は、無事に終わり、それぞれ収穫や計画が生まれたのであった。
今日は、召喚術に適性ある生徒だけが演習場に集まって召喚術の授業を受けるのだ。

「皆さ~ん!今日は召喚術の授業です。流石、Sクラスといったとこですね。5人も適性者がいるとは思いませんでした」

ちなみに、お馴染みのメンバーで、アレク・ランス・セト・レオナード・エリーゼである。スローとレティーは、残念ながら適性がなかったようだ。

「召喚術は、魔物から人型まで様々な者が出てきます。ですが、共通して知能を持っています。ですから、魔物が出たからといって絶対に攻撃はしないように!いいですか?」

全員が「は~い」と言う。ちなみに、召喚術を教えてくれる先生は、ショートヘアーで水色の髪をした女性のイエラ先生である。

「まずは、先生のを見せますね。サモン!キリス」

先生が、そう言うと妖精のような小さい女の子が姿を現したのだ。

「中級の水精霊のキリスです。キリスみんなに挨拶してね」

「キリスだよ~よろしくね」

キリスは、自分の周りに水の柱や水球《ウォーターボール》を浮かせて自由自在に操り、飛び回りながら自己紹介をする。なんとも言えない幻想的な空間が生まれて、みんなが拍手をするのだ。

「キリス、ありがとうね」

そう言って、召喚したキリスを戻す。

「こんな感じで、自分の仲間が出来るのです。育て方で悪にも善にもなりますから、絶対に間違った育て方はしないようにしましょう。では、まずはランスくんから魔力を最大まで、この魔法陣に流して下さい」

「はい」

円形の中に複雑な記号のような物が書かれた魔法陣にランスは魔力を流す。すると、魔法陣は青く光を放ち、魔法陣の中に影のような物が浮かび上がるのだ。そして、次第に光が収まり中から召喚した者が姿を現す。

「僕ちんを呼んだのは君かな?」

先生が出した中級精霊より更に小さい炎を纏った妖精か精霊みたいなものが出てきたのだ。

「そうだぜ。俺が呼んだ」

「そうなの?じゃあ、僕ちんと契約したい?」

ランスは、すぐさま先生の方を向いて確認する。

「下級精霊ですね。これから、育ててうまく行けば中級にも上級にもなる可能性を秘めています。名前を付けて契約すると答えて下さい」

「名前かぁ...ファイア...う~ん...あ!今日からファイだ!俺と契約してくれ」

「うん!いいよ!僕ちんを立派な精霊に育ててね」

契約が完了したのか?ファイは、ランスの肩に乗る。

「ランスくん、おめでとうございます。一度、ファイを戻してあげて下さい。召喚している間は魔力を与え続けることになりますから、枯渇して魔力欠乏症になってしまう恐れがありますので」

召喚術のデメリットは、魔力を供給し続けることだ。下級精霊くらいなら長時間平気であるが上級の者になるとかなりの魔力量を必要とするのである。

「ファイ!またすぐ呼ぶからな。その時は頼むぜ」

「困った時は、僕ちんが助けに行くから呼んでね。またね~」

そう言ってファイは、姿を消すのだ。

「肩に乗せてたけど熱くないの?」

アレクは、あんな炎を放出させている精霊を密着させて熱くないのかと思うのだ。そもそも何故燃えないかすらも疑問に思う。

「全然熱くなかったぜ。それより、やっと俺にも相棒が出来たぜ。アレクとマンテ爺が羨ましかったからよ」

ランスは、満面の笑みで嬉しそうにしているのだ。

「よかったね。それに、ファイも強そうだったしね」

「おう!最高の相棒が出来たぜ」

そんな話をしていると、次はセトだったようで、既に魔法陣に魔力を流して影が浮かび上がっている。そして、光が収まり姿を現すのだ。

「キャンキャン、ワゥ~ン」

姿を現したのは、子犬サイズの狼であった。どうやら言葉を話すことは出来ないらしい。

「そうなの?じゃあ、僕の仲間になってくれる?」

「キャンキャン」

「わかった。じゃあ、ハクにしよかな!ハク、僕と契約しよう」

「キャンキャンクゥ~ンクゥ~ン」

ハクは、すぐにセトの胸に飛び込んで顔を舐め回すのだ。

「ハク~くすぐったいよ。よしよし」

凄い懐いているようであり、どうやらセトは意思疎通が取れているみたいだ。

「ハクの言ってることがわかるの?」

「うん!不思議だけど感情が伝わってくる?言葉がわかる?みたいな感じかな」

なんとも言えない答えではあるが、セトなりに、ちゃんと意思疎通が取れているみたいであった。
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