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第3章 アレクを狙って
【3巻書籍化!発売中】第779話 力技過ぎる解決と何もなくなる!
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アレクが、閃光と暴風に飲み込まれている頃、おやっさんとラヴァーナも大変なことになっていた。
「これは、予想外じゃ。とんでもない武器を作ってしまったわい」
「感動は、後にしなさい!得意じゃないけどしかない。妾の後ろにおれ」
高魔力砲ゼロ式から放たれた魔力波は、結界の神力とも共鳴して融合したせいで、予想以上の大爆発が起きた。街を飲み込み、離れた平屋まで暴風が襲い掛かる。
おやっさんは、開発した武器の威力に酔いしれて、ラヴァーナは高魔力砲ゼロ式の威力に恐れと焦りから一瞬だけ素の話し方になる。
ラヴァーナは、先頭に立って、得意ではないが魔力障壁の展開と異界の門のスキルを使う。
「クッ、全力を出しておるのに、なんという威力なのだ。スキルを使っておらねば、一瞬にしてお陀仏であったな」
スキルのお陰で、神力と魔力が混ざった暴風を吸い込めているお陰で魔力障壁がギリギリ保ってはいるが、魔力障壁が苦手なラヴァーナからするといつ限界を迎えてもおかしくない。
「衝撃だけで魔王様の障壁にヒビを入れるとはのぅ。あの武器、魔力石との連動率を更に上げれば、とんでもないことになるわい」
魔力障壁を必死に張っているラヴァーナを尻目に、おやっさんは武器の威力を見て、我が子の成長を喜ぶ父親のような表情をしている。
「おやっさん、いい加減にして!こんな化け物武器作るな馬鹿ぁぁぁぁ」
ラヴァーナは、色々なことが重なり過ぎて子供たちにしか見せない表情と口調になってしまうのだった。
◆
アレクが吹き飛ばされて、ドワーフの国の辺り一面は、ルシファーの仲間に破壊された時の王国の時のように、荒野に変わってしまった。
「ぷはぁ、死ぬかと思った。もう~、おやっさんなんて武器作ってるんだよ!でも、これは好きか嫌いかって言ったら大好きだけどさ」
アレクは、砂から抜け出して立ち上がると、吹き飛ばされる直前に魔法鞄へ仕舞った高魔力砲ゼロ式を取り出す。
「やっぱり壊れちゃってるよね。魔力と神力を混ぜると駄目だったか.......でも、神力混ぜないと通らなかったしなぁ。って、そんなことより何これぇぇぇぇ」
高魔力砲ゼロ式は、筒口が裂けたように破損している。おやっさんは、手を抜いた作り方はしないので、それを破壊するほど神力は異次元の力なのだ。
アレクは、高魔力砲ゼロ式に目がいっていたので気付かなかったのだが、ふと辺りを見渡すと荒野になっていて慌てふためく。
「ど、ど、どうしよう。おやっさんのせい......いや、そんなわけにはいかないよね?俺、ドワーフから報復食らったりしないよね......」
一瞬、武器を作ったおやっさんのせいにしようとしたが、やった張本人に矛先が向くだろうと予想したアレクは、このあとどうなるのかと頭を抱える。
「とりあえず、おやっさんとアナベルに合流しようかな。この様子だと向こうも大変なことになってるだろうしね」
アレクは、全てがなくなっているのを見て、平屋がある場所も無事では済んでいないだろうと予想しておやっさん達の方へと向かう。
「お~い!大丈夫だったぁぁ?」
アレクは、おやっさんとラヴァーナを見つけて、平屋も無事そうなので声をかけた。
「この様子を見て大丈夫なわけないであろう!危うく死ぬところであったぞ」
ラヴァーナは、魔力を使い切り疲れ果てて大の字になりながらも、アレクにツッコミを入れる。
「だよね。えっと、もしかしてアナベルが、みんなを守ってくれた感じかな?」
「スキルとギリギリまで魔力を使い魔力障壁を張って難を逃れた。今何か手伝えと言われても、動けんぞ」
ラヴァーナの疲れ切った様子を見て、みんなを守ったのか尋ねるが、相変わらずアレクはデリカシーのない聞き方をする。
それに対して、ラヴァーナはこのまま働かされそうな気がしたので、アレクに働けないと釘を刺す。
「アナベル、みんなを守ってくれてありがとう。流石に、予想できなかったけど、やり過ぎたとは思ってるよ。ごめん。あと、この二つを飲んだら回復するから。あ!飲んだからって無理矢理働かせたりする気はないよ」
アレクは、ラヴァーナに魔力回復薬と体力回復薬を渡した。
ラヴァーナは、二つのポーションを飲み干すと、ゆっくり立ち上がる。
「ポーションすまぬな。助かったぞ!予想外の出来事の連続であったが、二人のお陰で無事に終わらせることができた。感謝しておる」
ラヴァーナは、終始無茶苦茶ではあったが、アレクとおやっさんの手助けがなければ解決することはなかったので、礼の言葉を口にした。
「何を言ってるのさ。アナベルも頑張ったでしょ。みんなが、一丸となったから早急に解決できたんだよ。とりあえず、ドワーフ達が目を覚ますまで、ゆっくりしておこう」
「そうじゃぞ!魔王様がおらんかったら今頃吹き飛んで、この世からおさらばしとったわい。なにはともあれ解決したんじゃ!坊主、酒じゃ酒じゃ」
ラヴァーナは、相変わらずのアレクとおやっさんを見て、思わず笑みが溢れる。
そして、「祝杯であるな」と言って三人で乾杯をするのだった。
「これは、予想外じゃ。とんでもない武器を作ってしまったわい」
「感動は、後にしなさい!得意じゃないけどしかない。妾の後ろにおれ」
高魔力砲ゼロ式から放たれた魔力波は、結界の神力とも共鳴して融合したせいで、予想以上の大爆発が起きた。街を飲み込み、離れた平屋まで暴風が襲い掛かる。
おやっさんは、開発した武器の威力に酔いしれて、ラヴァーナは高魔力砲ゼロ式の威力に恐れと焦りから一瞬だけ素の話し方になる。
ラヴァーナは、先頭に立って、得意ではないが魔力障壁の展開と異界の門のスキルを使う。
「クッ、全力を出しておるのに、なんという威力なのだ。スキルを使っておらねば、一瞬にしてお陀仏であったな」
スキルのお陰で、神力と魔力が混ざった暴風を吸い込めているお陰で魔力障壁がギリギリ保ってはいるが、魔力障壁が苦手なラヴァーナからするといつ限界を迎えてもおかしくない。
「衝撃だけで魔王様の障壁にヒビを入れるとはのぅ。あの武器、魔力石との連動率を更に上げれば、とんでもないことになるわい」
魔力障壁を必死に張っているラヴァーナを尻目に、おやっさんは武器の威力を見て、我が子の成長を喜ぶ父親のような表情をしている。
「おやっさん、いい加減にして!こんな化け物武器作るな馬鹿ぁぁぁぁ」
ラヴァーナは、色々なことが重なり過ぎて子供たちにしか見せない表情と口調になってしまうのだった。
◆
アレクが吹き飛ばされて、ドワーフの国の辺り一面は、ルシファーの仲間に破壊された時の王国の時のように、荒野に変わってしまった。
「ぷはぁ、死ぬかと思った。もう~、おやっさんなんて武器作ってるんだよ!でも、これは好きか嫌いかって言ったら大好きだけどさ」
アレクは、砂から抜け出して立ち上がると、吹き飛ばされる直前に魔法鞄へ仕舞った高魔力砲ゼロ式を取り出す。
「やっぱり壊れちゃってるよね。魔力と神力を混ぜると駄目だったか.......でも、神力混ぜないと通らなかったしなぁ。って、そんなことより何これぇぇぇぇ」
高魔力砲ゼロ式は、筒口が裂けたように破損している。おやっさんは、手を抜いた作り方はしないので、それを破壊するほど神力は異次元の力なのだ。
アレクは、高魔力砲ゼロ式に目がいっていたので気付かなかったのだが、ふと辺りを見渡すと荒野になっていて慌てふためく。
「ど、ど、どうしよう。おやっさんのせい......いや、そんなわけにはいかないよね?俺、ドワーフから報復食らったりしないよね......」
一瞬、武器を作ったおやっさんのせいにしようとしたが、やった張本人に矛先が向くだろうと予想したアレクは、このあとどうなるのかと頭を抱える。
「とりあえず、おやっさんとアナベルに合流しようかな。この様子だと向こうも大変なことになってるだろうしね」
アレクは、全てがなくなっているのを見て、平屋がある場所も無事では済んでいないだろうと予想しておやっさん達の方へと向かう。
「お~い!大丈夫だったぁぁ?」
アレクは、おやっさんとラヴァーナを見つけて、平屋も無事そうなので声をかけた。
「この様子を見て大丈夫なわけないであろう!危うく死ぬところであったぞ」
ラヴァーナは、魔力を使い切り疲れ果てて大の字になりながらも、アレクにツッコミを入れる。
「だよね。えっと、もしかしてアナベルが、みんなを守ってくれた感じかな?」
「スキルとギリギリまで魔力を使い魔力障壁を張って難を逃れた。今何か手伝えと言われても、動けんぞ」
ラヴァーナの疲れ切った様子を見て、みんなを守ったのか尋ねるが、相変わらずアレクはデリカシーのない聞き方をする。
それに対して、ラヴァーナはこのまま働かされそうな気がしたので、アレクに働けないと釘を刺す。
「アナベル、みんなを守ってくれてありがとう。流石に、予想できなかったけど、やり過ぎたとは思ってるよ。ごめん。あと、この二つを飲んだら回復するから。あ!飲んだからって無理矢理働かせたりする気はないよ」
アレクは、ラヴァーナに魔力回復薬と体力回復薬を渡した。
ラヴァーナは、二つのポーションを飲み干すと、ゆっくり立ち上がる。
「ポーションすまぬな。助かったぞ!予想外の出来事の連続であったが、二人のお陰で無事に終わらせることができた。感謝しておる」
ラヴァーナは、終始無茶苦茶ではあったが、アレクとおやっさんの手助けがなければ解決することはなかったので、礼の言葉を口にした。
「何を言ってるのさ。アナベルも頑張ったでしょ。みんなが、一丸となったから早急に解決できたんだよ。とりあえず、ドワーフ達が目を覚ますまで、ゆっくりしておこう」
「そうじゃぞ!魔王様がおらんかったら今頃吹き飛んで、この世からおさらばしとったわい。なにはともあれ解決したんじゃ!坊主、酒じゃ酒じゃ」
ラヴァーナは、相変わらずのアレクとおやっさんを見て、思わず笑みが溢れる。
そして、「祝杯であるな」と言って三人で乾杯をするのだった。
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