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幼少期
07 体力づくりとこれからの計画
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ダンジョン攻略に必要なのは、ある程度の体力と何よりも資金だ。
普通に攻略するならレベル上げが重要になるのだが、俺がやろうとしているのはアイテムごり押しでダンジョン内でレベル上げしつつの攻略になるので、アイテムを購入する資金がないと何もできない。
できないんだけど、これが結構な曲者で、なにせこのゲームのシナリオを書いたやつが『異世界で簡単に金儲けができるほど技術の発展が遅れてるなんてナンセンス!』みたいな思想の持ち主だったんだよな。
だから、この世界では魔法があると同時に科学技術も発展していて、端的に言うと電気や電化製品はあるし、食生活に関しても和食関連がない以外は前世とそう変わらない。
魔導具もなくはないがダンジョン産のアーティファクトだけで、錬金術や魔導具を作る魔法みたいのはない……まあ、もともとRPGだから、その辺のシステムは考えてなかったんだよな。
火薬が存在しないという設定があるから、武力としての魔法の優位性は高いし、発電にも各種魔法を使ったりしていて便利なことには間違いないが、魔法で前世の家電を模倣して一獲千金とはいかない……というか、冷蔵庫もエアコンもあるしな。
というわけで、金策が結構な難題になるんだが……うーん、まあ地道に良い商品を見つけて他領で転売するか、料理のレシピでも教えて飯屋でもやるかな。
シナリオライターは偏食というか、自分の好物を作品にも反映する奴だったから、奴好みの食生活がこの世界でも活きていて、フランスパンのような硬めのパンや辛いものが全くといって流行っていない。
柔らかいパンを作れるので、フランスパンは作れるはずだし、唐辛子自体も存在しているのでその辺を使って新しい料理というか、俺好みの料理を作っても良いだろう……まあ、そもそも俺が食べたいし。
「若、まだ休憩しますか?」
「……ああ、考え事してた。そうだな、そろそろ走り込みに戻るか」
ゲルハルディ領に戻ってきてから、ダイエットというか、体形を戻すための活動も始めたのだが、俺がやっていることは単純で飯は腹八分目、間食はしない、飲み物は水、運動を適度にするだ。
そんな簡単にダイエットができるわけねえ、とか世の女性や中年男性に言われそうだが、若さと空腹を楽しめる精神性があると意外と楽に痩せていくんだよな。
どっちにしろ、レナとの婚約が成立すればゲームとは違って次期領主として認定されるし、動けなければダメということで、父親を含めて騎士団の連中に走れ走れと言われるし、これだけ運動をしていれば痩せないはずがない。
太ったと言っても若干顔が丸くなる程度だったのもあるが、この調子なら1年も経たずに元の体型には戻れるだろうし、戻ったら体力づくりと武器の取り扱いについても考えないとな。
あとは、魔法の訓練もしたいんだが、魔法はキャラクターのレベルに応じて覚えていくものだから、レベル上げをしないと練習さえままならないんだよな。
ラノベ好きのシナリオライター曰く、昨今のラノベではMPを使い切って寝ると最大MPが増えるという作品が多いらしいが、RPGでそんな現象が起こったらデバッグ要件だ。
案の定この世界では魔力を使い切って寝ても最大魔力は増えないという研究がすでにされているし、実際にレベル1でも覚えている魔法を使って魔力を使い切っても最大魔力は増えなかった。
あと、なんだっけ。イメージ次第で魔法の威力が変わるという作品も多いと教えられたが、もちろん魔法の威力を決める知力値以外で魔法の威力が変わったらこれもデバッグ要件。
こっちも試してみたが、イメージしても魔力消費が少なくなったり、威力が変わったりもしなかったから、この辺のチートも使えないようだ。
まあ、まっとうに訓練してレベルを上げろってことだな。
ちなみに、この世界でレベルを上げるためには敵を殺して経験値を得る必要があるのだが、自身のレベル未満の敵を殺しても経験値は入らないことになっている。
野生生物は最大レベルが低いから、もっぱら経験値稼ぎはダンジョンになるので、資金を集めてダンジョンに挑むまではレベル5くらいまでが限界だろうな。
こっちも諸々の準備が済んだら、ぼちぼちやっていくかな。
なんてことをつらつらと考えながら、俺の5歳は過ぎていく。
普通に攻略するならレベル上げが重要になるのだが、俺がやろうとしているのはアイテムごり押しでダンジョン内でレベル上げしつつの攻略になるので、アイテムを購入する資金がないと何もできない。
できないんだけど、これが結構な曲者で、なにせこのゲームのシナリオを書いたやつが『異世界で簡単に金儲けができるほど技術の発展が遅れてるなんてナンセンス!』みたいな思想の持ち主だったんだよな。
だから、この世界では魔法があると同時に科学技術も発展していて、端的に言うと電気や電化製品はあるし、食生活に関しても和食関連がない以外は前世とそう変わらない。
魔導具もなくはないがダンジョン産のアーティファクトだけで、錬金術や魔導具を作る魔法みたいのはない……まあ、もともとRPGだから、その辺のシステムは考えてなかったんだよな。
火薬が存在しないという設定があるから、武力としての魔法の優位性は高いし、発電にも各種魔法を使ったりしていて便利なことには間違いないが、魔法で前世の家電を模倣して一獲千金とはいかない……というか、冷蔵庫もエアコンもあるしな。
というわけで、金策が結構な難題になるんだが……うーん、まあ地道に良い商品を見つけて他領で転売するか、料理のレシピでも教えて飯屋でもやるかな。
シナリオライターは偏食というか、自分の好物を作品にも反映する奴だったから、奴好みの食生活がこの世界でも活きていて、フランスパンのような硬めのパンや辛いものが全くといって流行っていない。
柔らかいパンを作れるので、フランスパンは作れるはずだし、唐辛子自体も存在しているのでその辺を使って新しい料理というか、俺好みの料理を作っても良いだろう……まあ、そもそも俺が食べたいし。
「若、まだ休憩しますか?」
「……ああ、考え事してた。そうだな、そろそろ走り込みに戻るか」
ゲルハルディ領に戻ってきてから、ダイエットというか、体形を戻すための活動も始めたのだが、俺がやっていることは単純で飯は腹八分目、間食はしない、飲み物は水、運動を適度にするだ。
そんな簡単にダイエットができるわけねえ、とか世の女性や中年男性に言われそうだが、若さと空腹を楽しめる精神性があると意外と楽に痩せていくんだよな。
どっちにしろ、レナとの婚約が成立すればゲームとは違って次期領主として認定されるし、動けなければダメということで、父親を含めて騎士団の連中に走れ走れと言われるし、これだけ運動をしていれば痩せないはずがない。
太ったと言っても若干顔が丸くなる程度だったのもあるが、この調子なら1年も経たずに元の体型には戻れるだろうし、戻ったら体力づくりと武器の取り扱いについても考えないとな。
あとは、魔法の訓練もしたいんだが、魔法はキャラクターのレベルに応じて覚えていくものだから、レベル上げをしないと練習さえままならないんだよな。
ラノベ好きのシナリオライター曰く、昨今のラノベではMPを使い切って寝ると最大MPが増えるという作品が多いらしいが、RPGでそんな現象が起こったらデバッグ要件だ。
案の定この世界では魔力を使い切って寝ても最大魔力は増えないという研究がすでにされているし、実際にレベル1でも覚えている魔法を使って魔力を使い切っても最大魔力は増えなかった。
あと、なんだっけ。イメージ次第で魔法の威力が変わるという作品も多いと教えられたが、もちろん魔法の威力を決める知力値以外で魔法の威力が変わったらこれもデバッグ要件。
こっちも試してみたが、イメージしても魔力消費が少なくなったり、威力が変わったりもしなかったから、この辺のチートも使えないようだ。
まあ、まっとうに訓練してレベルを上げろってことだな。
ちなみに、この世界でレベルを上げるためには敵を殺して経験値を得る必要があるのだが、自身のレベル未満の敵を殺しても経験値は入らないことになっている。
野生生物は最大レベルが低いから、もっぱら経験値稼ぎはダンジョンになるので、資金を集めてダンジョンに挑むまではレベル5くらいまでが限界だろうな。
こっちも諸々の準備が済んだら、ぼちぼちやっていくかな。
なんてことをつらつらと考えながら、俺の5歳は過ぎていく。
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