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第14話 親は子供の危機に駆けつける 完結編
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数キロ離れた場所から大声を叫びながら猛スピードで走って来るカスミの姿が見えた
《b》《xbig》「くぉらぁ!!汚い手でウチの子たち触るなぁ!」《/xbig》《/b》
取り巻き達に近づくとカスミは跳躍して取り巻きのひとりに真空飛び膝蹴りを放つ
相手は2メートルほど吹き飛び、そのまま失神した
そして、さらにもうひとりにローリングソバットを放ち、相手の男は螺旋を描く様に吹き飛ばされた
「カスミさーん!もう早すぎ・・って!びっくりした!やっぱりカスミさんぶちキレてるよ!」
あとを追って来たワタルが目の前でノックダウンしている男を見て驚いていた
そして失神した仲間を見た他の連中が呆気に取られているスキを突いてアスナはワタルの方へ逃げていった
「な、なんだ!?この女は!ナメやがって!いきなり何しやがる!」
取り巻きの言葉にカチンと来たのかカスミは鋭い目つきで取り巻きたちを睨む
「何しやがるだって?ふざけるんじゃないよ。それはこっちのセリフだ!」
《b》《xbig》「ウチの子たちに何しやがる!このクサレ外道がぁ!」《/xbig》《/b》
カスミの怒鳴り声が街中に響き渡り、辺り一体が一瞬で静まる
「カスミかあちゃん!」
「カスミお母さん!」
「カスミママ!」
「カスミ母さん!」
取り巻き達に捕らえられ恐れていた子供達もカスミの駆けつけで安心した表情になり、カスミも子供達の無事を判ると子供達に微笑んだ
「私が来たから、もう大丈夫だよ。もうしばらくの辛抱だ」
「母ちゃんだとぉ?コイツら孤児だろ!なんのにこのガキどもの母ちゃん?超ウケる♪」
「身寄りのないガキどもの親になって何の得があんだよ?こんな小汚いガキなんざ適当に奴隷商に売っちまった方が良いんだよ!」
取り巻き達の子供達を指を差しながら大笑いする
「おい!貴様!今なんて言った!この子たちが小汚い!?」
カスミが取り巻きのひとりの頭を鷲掴みにして、アイアンクロー決める
「この子たちの何処が小汚いって!この子たちが好き好んで孤児になったワケじゃない!この子たちは孤児になっても一生懸命に生きてるんだ!この子たちを笑うなら私はお前達を容赦しない!」
「あががががっ!!や、やめでだざ・・・!!!!」
カスミの強力なアイアンクローで男は泡を吹いて失神した
「このアマ!ナメたマネしやがって!くそ!何やってんだテメーら!強いつっても女なんだ!一斉に掛かればいいだろ!」
ジノの再びの号令で残りの取り巻きがカスミに向かって一斉に襲い掛かる
「うわっ!よくあるシチュエーションだ!って言うか、さっきからずっと黙ってるけどアスナちゃんどうかしたの?」
「カスミの闘い方って現世で見た覚えがあるのよ。誰だったかな?凄く有名な人だった気がする!」
「それってどう言う事?カスミさんの現世?」
取り巻き達がカスミに襲い掛かるが、カスミはカウンターと言わんばかりのラリアットを見舞い、相手は4メートル先の壁まで吹き飛ばされて叩きつかれて失神した
「何の変哲もないラリアットなのに獅子を思わせる風貌・・・あの特殊なラリアットって確かあの人よね?!ああ!全然思い出せない!」
アスナが何か思い出そうとしている間にもカスミはジャンピングエルボー、喉輪落とし、頭突き、ジャイアンツスイング、ドロップキック、キチンシンクとあらゆる技を繰り出し次から次へと取り巻き達を容赦なく、叩きのめして行き残すは2~3人の手下とジノとデボラのみとなり、気がつけば周囲に人集りが出来ていて、その中には冒険者も傍観していた
「なあ、見ろよ!なんか乱闘騒ぎあるみたいだぞ!」
「わしは、さっきから見ていたんだが、あそこにいる若いねーちゃんが大勢のチンピラを、片っ端からぶちのめしていたぞ」
「マジかよ!つーか、あのねーちゃんって冒険者ギルドの冒険者だよな?確かカスミって呼ばれてた」
「それにしても・・・おっぱいデカいな」
「どうして男ってやつは女の胸ばっかり見るのよ。最低」
「な、なな、何なんだぁ!何もんだ!?あの女はぁ!」
「どうするんだよ!?ジノ!あんたの子分ほとんどやられちまったよ!」
「んな事はわかってる!・・そうだった!『あいつ』が居るじゃねーか!この時の為に雇った用心棒の『あいつ』がよ!おい!『あいつ』を呼んで来い!」
ジノは残った手下に雇ったと言う用心棒を呼びに行かせて、ジノが不敵に笑い出した
「だっはっはっは!おい女!お前は、もう終わりだ!俺が雇った用心棒はかなりヤバいヤツだぜ!コイツは人間(男)とオーク(女)のハーフでコロッセオの元格闘王|《チャンピオン》だ!ただし、コイツは素行が最悪でな親殺しに加えて傷害、強盗、強姦、誘拐、密輸、密売と沢山の犯罪歴のある指名手配犯のダムドだ!」
ジノの笑いとともに後ろから2メートルを越す筋骨隆々な大男が現れた
「何よ!あの世紀末的な大男は!しかもモヒカンじゃない!いくらカスミでもあいつは無理よ!どうしよう?ねえ?ワタル!」
用心棒『ダムド』の登場で慌てふためくアスナとは反対にワタルは至って冷静だった
「安心していいと思うよ。カスミさんのステータスを見てごらん」
アスナは言われるがまままにカスミのステータスを見る
「ちょ!全ステータスが無限大?!コレって例のスキル『母は最強(つよし)!』なの?しかも、スキルが5つって普通は1つか固有アイテムでしょ?」
「そこらへんは、ボクも知らないな。でも、今のカスミさんは無敵だよ」
ダムドがカスミの前に立ちはだかりカスミを舐め回す様に見ている
「ぐふふっ!イイ女だ!オレ好みだ!乳でけー!」
ダムドがカスミの胸を触ろうと手を伸ばすがカスミはその手を払いのける
「触るな!お前みたいな不細工で外道はお断りだ!」
自分の手を払いのけられた事に怒り出したダムドがカスミに殴り掛かる
「このクソアマがぁ!決めたぞ!オメーは痛ぶって犯して殺す!」
「カスミお母さん!」
「かーちゃん!」
「カスミママ!!」
「カスミ母さん!」
ダムドのパンチがカスミにめがけて襲い掛かるのを見て目を背ける周囲の傍観者達と子供達
静まり帰った後の映った光景は・・・
「何が格闘王|《チャンピオン》だ。こんな蚊が止まる様な遅いパンチで私を仕留めようなんて10年早いんだよ!己の欲望の為に弱いものを傷つける外道!母の怒りを思い知れ!くらいな!」
カスミはダムドに強烈なアッパーカットを放ち、さらにダムドを前屈みにさせて頭を自身の股の間に正面から挟み込み、ダムドの両脇にリバース・フルネルソンの体勢で自身の両腕を差し込み、外腿の方から相手の右腿の裏に左手を左腿の裏に右手を、それぞれ回し、ダムドの体を垂直になるまで持ち上げた
「おおっ!あの巨体を軽々ると!しかもなんだ?!あの見た事もない。パイルドライバーの体制は!」
「!!!ああ!思い出した!アレはパッケージドライバー!でも、今からカスミがやるのはただのパッケージドライバーじゃないわ!」
「えっ?それってどういうこと?説明してアスナちゃん!」
「百聞は一見にしかずよ!まさか『あの技』を転生後に見れるなんて感動ものね!」
パッケージドライバーの体制に入ったカスミは上空に高く飛び上がり、そのまま垂直落下に地面にめがけて激突させた
激しい衝撃音とともに地面はひび割れダムドはノックアウトされた
周囲に居たすべての人間たちが静まり、その光景を見た瞬間
《b》《xbig》「なんだってぇぇ!!」《/xbig》《/b》
2メートルを越す大男がカスミにKOされている姿は皆の予想を大きく超えていた
「やっぱり間違いないわ!カスミはあの『宍戸香澄』なのよ!」
「『宍戸』?えっと、カスミさんの苗字は『馬場』でしょ?」
「バカね。『馬場』は結婚した後の苗字!『宍戸』は旧姓よ!」
アスナはかなり興奮しながらカスミの現世の頃の話始める
「転生前と転生後の姿が違うからわからなかったけど、名前を聞いて、今の闘いぶりを見てはっきりと思い出したわ!カスミの現世は『女子プロレスラー』だったのよ!しかも、女子プロレスの世界では、超有名なプロレスラーで『女子プロレス会の女王』と呼ばれ女子プロレスに激震が走った!そして、『宍戸香澄』にはリングネームがあるの!そのリングネームは!・・・」
《b》《xbig》『レオ宍戸』よ!《/xbig》《/b》
「レオって確かラテン語でライオンだったな。カスミさんにはぴったりだな」
「さっき取り巻き達に放った技はラリアットが「シシドボンバー」。ジャイアントスイングが「シシドハリケーン」、ドロップキックが「シシドミサイル」そして!最後にあの大男にやった必殺技|《フェイバリット・ホールド》は!《b》『シシドドライバー』!《/b》」
アスナの熱い解説が終わるとそれまで沈黙していたジノとデボラを除く周囲の傍観者達が大声をあげて歓喜雀躍した
「カスミお母さん凄い!」
「うおー!かーちゃんかっけー!」
「やるじゃあねーか!ねーちゃん!」
「まさか、あの凶悪犯を倒すなんて!」
ズキューーン!
周りが歓喜に湧いていると一発の発砲音が鳴り響く
「この野郎!よくもやりやがったな!この俺に恥かかせやがって!」
「そうだよ!アタイらの計画が全部台無した!」
ダムドを倒されて蚊帳の外にされていたジノとデボラが拳銃を取り出して空に向けて発砲したのだ
「お前ら、まだ居たのかい?てっきり尻尾を巻いて逃げたと思ったよ」
「やかましい!ここまでコケにされて黙っていられるか!こうなったらお前とガキ共をまとめてぶっ殺してやる!まずはオメーだ!クソアマ!」
ジノが拳銃をカスミに向けて近づき拳銃を頭に突きつけた
「頭を吹き飛ばしてやる!」
「お前、拳銃を抜いたからには命かけなよ」
「聞いたかいジノ!『命かけろ』だってさ!笑えるんだけど!」
「殺されると思って頭おかしくなったんだろ!がっはっはっは!」
カスミを朝笑うジノとデボラバッタが、当のカスミは真剣だった
「生憎だけど私は真剣|《マジ》だ!それにソイツは脅しの道具じゃない!」
(あっ!ONE PIECEの第1話のシャンクスのセリフ!オマージュ?カスミはONE PIECE好きなの?)
(ONE PIECEが好きと言うよりシャンクスが好きなんだと思うよ)
「オメーは何でこの状況で命乞いしねーんだ!たかが身寄りのないガキ達の為に!」
「たかがじゃあない!この子達は私の『子供』だ!」
「はあ?あんた本気で言ってんの?実の子でもないガキ達を自分の子供だってぇ?まさか、アタイの子もか?」
カスミはひと呼吸した後、大声で怒鳴る
《b》《xbig》「当たり前だぁ!!!!!」《/xbig》《/b》
(今度はONE PIECE第81話の名セリフキタコレ)ワタル&アスナ
カスミの迫力にジノとデボラがたじろぐ
「この子達は私達は『家族』になったんだ!子供の危機に『親』が駆けつけるのは当然の事!子供達を守る為ならなんだってやるよ!それが『親』と言うもの!否!」
《b》《xbig》「『母親だぁ!』」《/xbig》《/b》
カスミの威勢の良い啖呵の切りに臆したのかジノとデボラがその場から逃げ出そうとする
「コ、コイツはマジでヤベー!逃げるぞ!デボラ!」
「待ってよ!おい!『スティング』!お前、親に恥?をかかせたんだ!ロクな死に方しないよ!」
デボラは去り際にニコルに捨てゼリフを吐いたが、ニコルはデボラに言い返した
「お前はお母さんじゃない!僕にとってのお母さんは『カスミお母さん』だ!もうお前なんか怖くない!それと僕の名前は『ニコル』だぁ!間違えるな!ばか!」
ニコルに言い返された事が頭に来たのかデボラは持っていた拳銃をニコルに向けた
「このガキ!アタイに逆らったね!こうなったらぶっ殺してやる!」
デボラが引き金を引こうとした瞬間、ポチがデボラの手に噛み付いた
「ぎゃあああ!なんだよ!この犬は?!」
「ポチ?!今まで何してたんだ!」
「フェンリルの俺が出たら大騒ぎに・・って今は、それどころじゃないだろ!」
「デボラ!何してるんだ逃げるぞ!」
スキを逃げようとしたジノとデボラだが・・・
「そこまでだ!全員おとなしくしろ!」
カスミ達の居る所に向かって大勢の鎧に身にまとった兵士達がやって来た
「誰だい?アンタ達は?そんなもの着て仮装行列かい?」
「違うわよ!何ボケてるの!この人達は『レガイア王国』から派遣されている騎士団よ。この街全体を警護してくれてるの」
騎士団はジノ達を逮捕して周り、ひとりの騎士がカスミ達に近く
「すいません。私は『レガイア王国』騎士団のミスティ支部で団長を務める『ラルフ』と言います。それで事情聴取をしたいのですが、ここで乱闘騒ぎが起こっていると聞いて駆けつてきたのですが一体何があったんですか?」
「私は、この子達がアイツらに誘拐されそうになっている所を助けに来たんだよ」
「助けに来た?まさか、あの連中全員と戦ったんですか?!」
「そうさ。全然たいしたことなかったよ」
「も、もしかして!あのダムドを倒したんですか?!」
ダムドが倒されたと聞いて騎士団全員が驚いていた
「まさか、あの凶悪犯のダムドを倒すなんて!」
「何をそんなに驚いているんだい?あの大男がそんなにやばいやつだったのかい?」
「やばいってもんじゃありませんよ!A級冒険者達ですら手こずる奴なんです!それをいとも簡単に?!」
予想外の出来事にラルフは慌てふためきつつも聴取を続ける
「そ、それよりも、あなたの事を教えて下さい。あと身分を証明出来るものがあれば御提示を」
「私は『カスミ・ババ』。この孤児院で住み込みで働いていて、この子達の『母親』だよ。そして冒険者だよ!」
カスミがラルフに冒険者カードを見せた
「冒険者?・・・F級!?って言うか、この子達の母親?ええっ?!ワケがわからない!」
「ちょう!団長!何やってるんですか?副団長が呼んでますよ!」
「はっ!いけない!申し訳ありませんが、我々はこれで失礼します。聴取の方は後日改めてそちらに伺います。あとロメロさんの方は医療班が病院に運んで行きました」
「ああ。わかったよ」
すると、ラルフ率いる騎士団は早々と立ち去り、カスミは子供達の方に駆け寄った
「アンタ達、大丈夫だったかい?」
「カスミママー!」
ノルンが泣きながらカスミに抱きついた
「最初は怖かったけど、カスミお母さんが助けに来てくれたから怖くなくなっちゃったよ」
「かーちゃんつえーな!あんなバケモンみたいなオッサン倒すなんて!」
「ホントに凄いよ!カスミ母さん凄く強いんだね!」
ロジー達が歓喜してるとカスミはニコルの方に目を向けてた
「ニコル、よく頑張ったね。あれだけ言えればたいしたもんだ。!」
「うん!カスミお母さんがぼく達の為に必死に戦っている姿を見て勇気を貰ったんだよ!」
「ニコル君格好良かった!」
「頑張ったわね!ニコル!」
「ニコル頑張った!」
子供達に笑顔が戻りカスミが立ち上がり深呼吸する
「今日は色々とあって疲れたね。ウチに帰ってごはんにしようか?」
「うん!」子供達
「カスミお母さん、わたしお手伝いするね!」
「あっ!ノルンも!」
「それじゃあ、みんなでごはんを作ろうか?」
「賛成!」
カスミ達が家に入ろうとした時
「カスミ!」
「ん?何んだい?アスナ?」
「今日はゴメン!私が間違ってた。あんな事もわからない様じゃあ、私もまだまだ子供ね」
「そんなことないよ。過ちに気づいたんだ。少し大人になった証拠だよ」
「そうだよアスナちゃん、子供は失敗や過ちを経験することで大人になるって言うよ」
「カスミ、ワタル」
「ほらワタルにアスナ!行くよ!そうだ!アスナもごはん食べてきな!」
「えっ?いいの?」
「かまいやしないよ。1人や2人増えたところでどうってことないよ。それに・・」
《b》《xbig》「ご飯はやっぱりみんなで食べるとおいしいからね!」《/xbig》《/b》
NEXT 「押忍!カスミの姐さん!」
《b》《xbig》「くぉらぁ!!汚い手でウチの子たち触るなぁ!」《/xbig》《/b》
取り巻き達に近づくとカスミは跳躍して取り巻きのひとりに真空飛び膝蹴りを放つ
相手は2メートルほど吹き飛び、そのまま失神した
そして、さらにもうひとりにローリングソバットを放ち、相手の男は螺旋を描く様に吹き飛ばされた
「カスミさーん!もう早すぎ・・って!びっくりした!やっぱりカスミさんぶちキレてるよ!」
あとを追って来たワタルが目の前でノックダウンしている男を見て驚いていた
そして失神した仲間を見た他の連中が呆気に取られているスキを突いてアスナはワタルの方へ逃げていった
「な、なんだ!?この女は!ナメやがって!いきなり何しやがる!」
取り巻きの言葉にカチンと来たのかカスミは鋭い目つきで取り巻きたちを睨む
「何しやがるだって?ふざけるんじゃないよ。それはこっちのセリフだ!」
《b》《xbig》「ウチの子たちに何しやがる!このクサレ外道がぁ!」《/xbig》《/b》
カスミの怒鳴り声が街中に響き渡り、辺り一体が一瞬で静まる
「カスミかあちゃん!」
「カスミお母さん!」
「カスミママ!」
「カスミ母さん!」
取り巻き達に捕らえられ恐れていた子供達もカスミの駆けつけで安心した表情になり、カスミも子供達の無事を判ると子供達に微笑んだ
「私が来たから、もう大丈夫だよ。もうしばらくの辛抱だ」
「母ちゃんだとぉ?コイツら孤児だろ!なんのにこのガキどもの母ちゃん?超ウケる♪」
「身寄りのないガキどもの親になって何の得があんだよ?こんな小汚いガキなんざ適当に奴隷商に売っちまった方が良いんだよ!」
取り巻き達の子供達を指を差しながら大笑いする
「おい!貴様!今なんて言った!この子たちが小汚い!?」
カスミが取り巻きのひとりの頭を鷲掴みにして、アイアンクロー決める
「この子たちの何処が小汚いって!この子たちが好き好んで孤児になったワケじゃない!この子たちは孤児になっても一生懸命に生きてるんだ!この子たちを笑うなら私はお前達を容赦しない!」
「あががががっ!!や、やめでだざ・・・!!!!」
カスミの強力なアイアンクローで男は泡を吹いて失神した
「このアマ!ナメたマネしやがって!くそ!何やってんだテメーら!強いつっても女なんだ!一斉に掛かればいいだろ!」
ジノの再びの号令で残りの取り巻きがカスミに向かって一斉に襲い掛かる
「うわっ!よくあるシチュエーションだ!って言うか、さっきからずっと黙ってるけどアスナちゃんどうかしたの?」
「カスミの闘い方って現世で見た覚えがあるのよ。誰だったかな?凄く有名な人だった気がする!」
「それってどう言う事?カスミさんの現世?」
取り巻き達がカスミに襲い掛かるが、カスミはカウンターと言わんばかりのラリアットを見舞い、相手は4メートル先の壁まで吹き飛ばされて叩きつかれて失神した
「何の変哲もないラリアットなのに獅子を思わせる風貌・・・あの特殊なラリアットって確かあの人よね?!ああ!全然思い出せない!」
アスナが何か思い出そうとしている間にもカスミはジャンピングエルボー、喉輪落とし、頭突き、ジャイアンツスイング、ドロップキック、キチンシンクとあらゆる技を繰り出し次から次へと取り巻き達を容赦なく、叩きのめして行き残すは2~3人の手下とジノとデボラのみとなり、気がつけば周囲に人集りが出来ていて、その中には冒険者も傍観していた
「なあ、見ろよ!なんか乱闘騒ぎあるみたいだぞ!」
「わしは、さっきから見ていたんだが、あそこにいる若いねーちゃんが大勢のチンピラを、片っ端からぶちのめしていたぞ」
「マジかよ!つーか、あのねーちゃんって冒険者ギルドの冒険者だよな?確かカスミって呼ばれてた」
「それにしても・・・おっぱいデカいな」
「どうして男ってやつは女の胸ばっかり見るのよ。最低」
「な、なな、何なんだぁ!何もんだ!?あの女はぁ!」
「どうするんだよ!?ジノ!あんたの子分ほとんどやられちまったよ!」
「んな事はわかってる!・・そうだった!『あいつ』が居るじゃねーか!この時の為に雇った用心棒の『あいつ』がよ!おい!『あいつ』を呼んで来い!」
ジノは残った手下に雇ったと言う用心棒を呼びに行かせて、ジノが不敵に笑い出した
「だっはっはっは!おい女!お前は、もう終わりだ!俺が雇った用心棒はかなりヤバいヤツだぜ!コイツは人間(男)とオーク(女)のハーフでコロッセオの元格闘王|《チャンピオン》だ!ただし、コイツは素行が最悪でな親殺しに加えて傷害、強盗、強姦、誘拐、密輸、密売と沢山の犯罪歴のある指名手配犯のダムドだ!」
ジノの笑いとともに後ろから2メートルを越す筋骨隆々な大男が現れた
「何よ!あの世紀末的な大男は!しかもモヒカンじゃない!いくらカスミでもあいつは無理よ!どうしよう?ねえ?ワタル!」
用心棒『ダムド』の登場で慌てふためくアスナとは反対にワタルは至って冷静だった
「安心していいと思うよ。カスミさんのステータスを見てごらん」
アスナは言われるがまままにカスミのステータスを見る
「ちょ!全ステータスが無限大?!コレって例のスキル『母は最強(つよし)!』なの?しかも、スキルが5つって普通は1つか固有アイテムでしょ?」
「そこらへんは、ボクも知らないな。でも、今のカスミさんは無敵だよ」
ダムドがカスミの前に立ちはだかりカスミを舐め回す様に見ている
「ぐふふっ!イイ女だ!オレ好みだ!乳でけー!」
ダムドがカスミの胸を触ろうと手を伸ばすがカスミはその手を払いのける
「触るな!お前みたいな不細工で外道はお断りだ!」
自分の手を払いのけられた事に怒り出したダムドがカスミに殴り掛かる
「このクソアマがぁ!決めたぞ!オメーは痛ぶって犯して殺す!」
「カスミお母さん!」
「かーちゃん!」
「カスミママ!!」
「カスミ母さん!」
ダムドのパンチがカスミにめがけて襲い掛かるのを見て目を背ける周囲の傍観者達と子供達
静まり帰った後の映った光景は・・・
「何が格闘王|《チャンピオン》だ。こんな蚊が止まる様な遅いパンチで私を仕留めようなんて10年早いんだよ!己の欲望の為に弱いものを傷つける外道!母の怒りを思い知れ!くらいな!」
カスミはダムドに強烈なアッパーカットを放ち、さらにダムドを前屈みにさせて頭を自身の股の間に正面から挟み込み、ダムドの両脇にリバース・フルネルソンの体勢で自身の両腕を差し込み、外腿の方から相手の右腿の裏に左手を左腿の裏に右手を、それぞれ回し、ダムドの体を垂直になるまで持ち上げた
「おおっ!あの巨体を軽々ると!しかもなんだ?!あの見た事もない。パイルドライバーの体制は!」
「!!!ああ!思い出した!アレはパッケージドライバー!でも、今からカスミがやるのはただのパッケージドライバーじゃないわ!」
「えっ?それってどういうこと?説明してアスナちゃん!」
「百聞は一見にしかずよ!まさか『あの技』を転生後に見れるなんて感動ものね!」
パッケージドライバーの体制に入ったカスミは上空に高く飛び上がり、そのまま垂直落下に地面にめがけて激突させた
激しい衝撃音とともに地面はひび割れダムドはノックアウトされた
周囲に居たすべての人間たちが静まり、その光景を見た瞬間
《b》《xbig》「なんだってぇぇ!!」《/xbig》《/b》
2メートルを越す大男がカスミにKOされている姿は皆の予想を大きく超えていた
「やっぱり間違いないわ!カスミはあの『宍戸香澄』なのよ!」
「『宍戸』?えっと、カスミさんの苗字は『馬場』でしょ?」
「バカね。『馬場』は結婚した後の苗字!『宍戸』は旧姓よ!」
アスナはかなり興奮しながらカスミの現世の頃の話始める
「転生前と転生後の姿が違うからわからなかったけど、名前を聞いて、今の闘いぶりを見てはっきりと思い出したわ!カスミの現世は『女子プロレスラー』だったのよ!しかも、女子プロレスの世界では、超有名なプロレスラーで『女子プロレス会の女王』と呼ばれ女子プロレスに激震が走った!そして、『宍戸香澄』にはリングネームがあるの!そのリングネームは!・・・」
《b》《xbig》『レオ宍戸』よ!《/xbig》《/b》
「レオって確かラテン語でライオンだったな。カスミさんにはぴったりだな」
「さっき取り巻き達に放った技はラリアットが「シシドボンバー」。ジャイアントスイングが「シシドハリケーン」、ドロップキックが「シシドミサイル」そして!最後にあの大男にやった必殺技|《フェイバリット・ホールド》は!《b》『シシドドライバー』!《/b》」
アスナの熱い解説が終わるとそれまで沈黙していたジノとデボラを除く周囲の傍観者達が大声をあげて歓喜雀躍した
「カスミお母さん凄い!」
「うおー!かーちゃんかっけー!」
「やるじゃあねーか!ねーちゃん!」
「まさか、あの凶悪犯を倒すなんて!」
ズキューーン!
周りが歓喜に湧いていると一発の発砲音が鳴り響く
「この野郎!よくもやりやがったな!この俺に恥かかせやがって!」
「そうだよ!アタイらの計画が全部台無した!」
ダムドを倒されて蚊帳の外にされていたジノとデボラが拳銃を取り出して空に向けて発砲したのだ
「お前ら、まだ居たのかい?てっきり尻尾を巻いて逃げたと思ったよ」
「やかましい!ここまでコケにされて黙っていられるか!こうなったらお前とガキ共をまとめてぶっ殺してやる!まずはオメーだ!クソアマ!」
ジノが拳銃をカスミに向けて近づき拳銃を頭に突きつけた
「頭を吹き飛ばしてやる!」
「お前、拳銃を抜いたからには命かけなよ」
「聞いたかいジノ!『命かけろ』だってさ!笑えるんだけど!」
「殺されると思って頭おかしくなったんだろ!がっはっはっは!」
カスミを朝笑うジノとデボラバッタが、当のカスミは真剣だった
「生憎だけど私は真剣|《マジ》だ!それにソイツは脅しの道具じゃない!」
(あっ!ONE PIECEの第1話のシャンクスのセリフ!オマージュ?カスミはONE PIECE好きなの?)
(ONE PIECEが好きと言うよりシャンクスが好きなんだと思うよ)
「オメーは何でこの状況で命乞いしねーんだ!たかが身寄りのないガキ達の為に!」
「たかがじゃあない!この子達は私の『子供』だ!」
「はあ?あんた本気で言ってんの?実の子でもないガキ達を自分の子供だってぇ?まさか、アタイの子もか?」
カスミはひと呼吸した後、大声で怒鳴る
《b》《xbig》「当たり前だぁ!!!!!」《/xbig》《/b》
(今度はONE PIECE第81話の名セリフキタコレ)ワタル&アスナ
カスミの迫力にジノとデボラがたじろぐ
「この子達は私達は『家族』になったんだ!子供の危機に『親』が駆けつけるのは当然の事!子供達を守る為ならなんだってやるよ!それが『親』と言うもの!否!」
《b》《xbig》「『母親だぁ!』」《/xbig》《/b》
カスミの威勢の良い啖呵の切りに臆したのかジノとデボラがその場から逃げ出そうとする
「コ、コイツはマジでヤベー!逃げるぞ!デボラ!」
「待ってよ!おい!『スティング』!お前、親に恥?をかかせたんだ!ロクな死に方しないよ!」
デボラは去り際にニコルに捨てゼリフを吐いたが、ニコルはデボラに言い返した
「お前はお母さんじゃない!僕にとってのお母さんは『カスミお母さん』だ!もうお前なんか怖くない!それと僕の名前は『ニコル』だぁ!間違えるな!ばか!」
ニコルに言い返された事が頭に来たのかデボラは持っていた拳銃をニコルに向けた
「このガキ!アタイに逆らったね!こうなったらぶっ殺してやる!」
デボラが引き金を引こうとした瞬間、ポチがデボラの手に噛み付いた
「ぎゃあああ!なんだよ!この犬は?!」
「ポチ?!今まで何してたんだ!」
「フェンリルの俺が出たら大騒ぎに・・って今は、それどころじゃないだろ!」
「デボラ!何してるんだ逃げるぞ!」
スキを逃げようとしたジノとデボラだが・・・
「そこまでだ!全員おとなしくしろ!」
カスミ達の居る所に向かって大勢の鎧に身にまとった兵士達がやって来た
「誰だい?アンタ達は?そんなもの着て仮装行列かい?」
「違うわよ!何ボケてるの!この人達は『レガイア王国』から派遣されている騎士団よ。この街全体を警護してくれてるの」
騎士団はジノ達を逮捕して周り、ひとりの騎士がカスミ達に近く
「すいません。私は『レガイア王国』騎士団のミスティ支部で団長を務める『ラルフ』と言います。それで事情聴取をしたいのですが、ここで乱闘騒ぎが起こっていると聞いて駆けつてきたのですが一体何があったんですか?」
「私は、この子達がアイツらに誘拐されそうになっている所を助けに来たんだよ」
「助けに来た?まさか、あの連中全員と戦ったんですか?!」
「そうさ。全然たいしたことなかったよ」
「も、もしかして!あのダムドを倒したんですか?!」
ダムドが倒されたと聞いて騎士団全員が驚いていた
「まさか、あの凶悪犯のダムドを倒すなんて!」
「何をそんなに驚いているんだい?あの大男がそんなにやばいやつだったのかい?」
「やばいってもんじゃありませんよ!A級冒険者達ですら手こずる奴なんです!それをいとも簡単に?!」
予想外の出来事にラルフは慌てふためきつつも聴取を続ける
「そ、それよりも、あなたの事を教えて下さい。あと身分を証明出来るものがあれば御提示を」
「私は『カスミ・ババ』。この孤児院で住み込みで働いていて、この子達の『母親』だよ。そして冒険者だよ!」
カスミがラルフに冒険者カードを見せた
「冒険者?・・・F級!?って言うか、この子達の母親?ええっ?!ワケがわからない!」
「ちょう!団長!何やってるんですか?副団長が呼んでますよ!」
「はっ!いけない!申し訳ありませんが、我々はこれで失礼します。聴取の方は後日改めてそちらに伺います。あとロメロさんの方は医療班が病院に運んで行きました」
「ああ。わかったよ」
すると、ラルフ率いる騎士団は早々と立ち去り、カスミは子供達の方に駆け寄った
「アンタ達、大丈夫だったかい?」
「カスミママー!」
ノルンが泣きながらカスミに抱きついた
「最初は怖かったけど、カスミお母さんが助けに来てくれたから怖くなくなっちゃったよ」
「かーちゃんつえーな!あんなバケモンみたいなオッサン倒すなんて!」
「ホントに凄いよ!カスミ母さん凄く強いんだね!」
ロジー達が歓喜してるとカスミはニコルの方に目を向けてた
「ニコル、よく頑張ったね。あれだけ言えればたいしたもんだ。!」
「うん!カスミお母さんがぼく達の為に必死に戦っている姿を見て勇気を貰ったんだよ!」
「ニコル君格好良かった!」
「頑張ったわね!ニコル!」
「ニコル頑張った!」
子供達に笑顔が戻りカスミが立ち上がり深呼吸する
「今日は色々とあって疲れたね。ウチに帰ってごはんにしようか?」
「うん!」子供達
「カスミお母さん、わたしお手伝いするね!」
「あっ!ノルンも!」
「それじゃあ、みんなでごはんを作ろうか?」
「賛成!」
カスミ達が家に入ろうとした時
「カスミ!」
「ん?何んだい?アスナ?」
「今日はゴメン!私が間違ってた。あんな事もわからない様じゃあ、私もまだまだ子供ね」
「そんなことないよ。過ちに気づいたんだ。少し大人になった証拠だよ」
「そうだよアスナちゃん、子供は失敗や過ちを経験することで大人になるって言うよ」
「カスミ、ワタル」
「ほらワタルにアスナ!行くよ!そうだ!アスナもごはん食べてきな!」
「えっ?いいの?」
「かまいやしないよ。1人や2人増えたところでどうってことないよ。それに・・」
《b》《xbig》「ご飯はやっぱりみんなで食べるとおいしいからね!」《/xbig》《/b》
NEXT 「押忍!カスミの姐さん!」
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