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第37話 ハズキは姉?それとも・・・ 中編
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前書き
ストーリーの構想を練りながら、小説を書いたり消したり繰り返していたらやる時間がかかった
こうやって書いてると、プロの小説家や漫画家の大変さが、身に染みてよくわかった
➖カスミサイド➖
「邪魔すんでぇ~♪」
「邪魔するんやったら帰って~♪」
「はいよ~♪」
快活良く「邪魔すんでぇ~♪」と言いながら部屋に入るナツコを軽くあしらうかの様に追い返すギルドマスターとは・・・
ギルドマスターに追い返されたナツコは、そのまま帰ろうとしたがすぐに部屋に戻ってギルドマスターを怒鳴りつける
「なんでやねん!なんで追い返すや!よしもと新喜劇か!」
「アホゥ!『邪魔すんでぇ~♪』って言われたら当然、『邪魔すんやったら帰って~♪』って返すのが関西人のお約束だろ!?なあ、ナツ!」
「当たり前や!お約束ができない関西人は、ボケれない関西人と一緒や!というワケでお前らも何かやってみろや!」
ナツコに何かやれと振られたがカスミ達は、いやいやいやと手を振りながら断る
「ナツ姉 東京もんの私にボケとかツッコミとか無理だよ」
「僕は・・・そう、横浜出身です」
「私は、愛知県よ」
「わたしは、広島」
「こらこら、お前らは芸人殺しか・・・ってお前、カスミか!?」
部屋の奥から出て来たのは、ナツコと背丈が同じくらで茶色い髪のセミロングで後ろを三つ編みお嬢様結びをした少女?だった
少女?は、目を丸くしながらカスミをマジマジとしながら凝視していた
「はぁ~ 凄い変わりようだなぁ、オイラやナツコの時もそうだったけど、ブサイクが転生すると可愛かったり美人に生まれ変われるのか?カスミにいたっては、超絶美人じゃないか!」
「なあ、アンタは一体、誰なんだ?ナツ姉教えてくれよ」
「ぷぷぷっ!その外見じゃあ、流石にわからんな♪ほなら『アレ』掛けろや♪」
ナツコが少女?にアイコンタクトをすると少女?は、懐からサングラスを取り出して、そのまま自分にかけてみせるとカスミがはっとした顔になり少女?の肩を叩く
「久しぶりだな!桐生ちゃん!」
「桐生ちゃん!?」ワタル&マスミ
「オッス!カスミ!久しぶりだな!って桐生ちゃんゆーな!」
カスミと桐生と呼ばれる少女?が再会の挨拶しているうちに後でアスナだけが固まっていた
「そのサングラスにキレの良いノリツッコミ・・・まさに『ファルコン桐生』こと『桐生 翼』!?前世では『シティーハンター』の『海坊主』みたいな人相だったのに!それにその声!
前世の『山口眞弓』ボイスが転生したことで容姿にあわせての『久野美咲』のロリボイス!?ナツコ達は、天国で転生前の容姿設定(その他も含む)は、自分でやってないでしょ?」
アスナがスマホで現役当時の試合動画を見ながら転生前の容姿設定のことを指摘されたナツコと『桐生 翼』は、何かを思い出し2人は同時にタックルを放ち勢いよくぶつかり、その体勢からロックアップで組み合った
「今まで、忘れてたけどナツコ!お前があの時余計なこと言ったおかげで、オイラがこんな外見も声も可愛らしいロリッ娘にされちまったんだぞ!このバカ!」
「アホゥ!バカ言う方がアホやっちゅーねん!そんなこと言ったらウチかて可愛らしいロリッ娘やないか!大体、ツバサが天国で神様の携帯電話のメールを勝手に見たからや!」
「何おう!そう言うナツだって「お前、神様のクセに不倫してんのかい!こいつゲス神やで!」って大声で笑ってただろ!」
「ううっ!確かにあの後、神様の奥さんが出て来て あの神様 奥さんからシャイニングウィザードを喰らって、さらにサソリ固めをかけられてたっけ・・・そんでウチらも夫婦喧嘩を観戦してるうちにヒートアップして奥さんに加勢したんや、そんでワカナを加えての『超人デコレーションツリー』掛けたよな・・・」
ナツコとツバサは、ロックアップを解いて、お互い苦笑いしながら再び語り出す
「流石に3人がかりはやり過ぎた・・・神様のやつ白目剥きながら泡拭いて失神&失禁してたし・・・あまりにも気まずかったからオイラ達は『ワカナ』を連れて転送装置に逃げ込んで、この世界に来たんだっけ。そう言えば肝心の『設定』は誰がやったんだ?」
「それだったら覚えてるで、この世界に逃げるときに、神様の娘が現れて「あなたたちの容姿設定の事ならルナに任せて~♪」って言うとった!」
(またルナのヤツ!どうりでカスミさんをはじめとする人たち(特に声なんか)は、アニメよりなんだよな)
「??ワタルは何をブツブツ言ってるの?」
「えっ!・・な、なんでもないよ!そんなことより話を本題に入りましょうよ」
ナツコ達の天国でのやり取りに『ルナ』が関わっていることを知ったワタルだったがアスナに悟られると感じ話を強引に本題に持ち込んだ
そして、カスミ達一行が部屋に入りる
「自己紹介が遅れたから紹介しなきゃだな オイラの名前は『ツバサ・キリュウ』!カスミやナツと同じ元プロレスラーで転生者で、ここのギルマスを務めてる。そんで一体、何を聞きに訪ねて来たんだ?」
「単刀直入に聞くで『ラムサス』って言う冒険者が居るやろ?そいつのことを教えて欲しいんや。もしかしたら近いうちにレガイアに大量の魔物が攻めてくるで」
ナツコの話を聞いた途端にツバサの表情が険しくなって、思わず声を張り上げていた
「魔物だって!一体どういうことだ!?この大陸は国や街に対魔物用の強力な結界が張られてるんだぞ!結界が張られている以上、魔物が外から攻めてくる事はできないし転送装置だって都内や街中以外の設置は禁止されてるだろ!・・・!!!・・・おい、まさかとは思うが『ラムサス』のヤツが・・・」
「ツバサ、察しが良くて助かるわ。お前も知ってる通り、最近、開発された試作型の小型転送装置が横流しされた件と前から疑惑とされている1部の人間たちと魔族との繋がりがある件にラムサスが関係してるで」
ツバサが予想していたことが的中したことで大きくため息をついて座っている椅子にもたれ掛かる
「やっぱり、あの大馬鹿野郎か!初めからいけ好かない野郎だとは思ってたけど!かあー!何かもの凄く腹が立ってきた!」
「そのラムサスってやつは、そんなに評判が悪いのかい?なあ、ツバサ?」
「悪いってもんじゃない極悪だよ!こいつはA級のベテラン冒険者なんだかな、実力があることをいいことに素行が非常に悪くて、今までに5回の謹慎と6回の冒険者ランク降格を受けてる。オイラは前任のギルマス達に話を聞いたんだが、ヤツの家が由緒正しい有名な魔道師の家系らしくてヤツは、その家の末っ子だったみたいだ」
「『だった』って言うと勘当されたんですか?このラムサスって人は」
「まあな 親の心子知らずとはよく言ったもんだ そうだ ラムサスの写真を見せといた方が良いよな」
ツバサは、本棚まで行き「冒険者名簿」を取り出して、それをナツコに渡した
「・・・へぇ~ 素行の悪い奴って言うからどんな悪党ヅラしてるかと思ったけど、結構イケメンやな」
「顔と魔法の才能が良いだけだよ コイツは10代の頃から容姿と家柄を利用してやりたい放題やってたみたいで特に女癖がかなり酷かったらしい」
「ええっ!うそぉ!こいつ この顔で40代なの!?10代の頃の写真とあまり変わりないじゃない これだけルックスが良いと女も口説き放題なわけね」
「わたしは 全然タイプじゃないわ もし言い寄って来たら雷霆魔法の餌食にしてやる」
「・・・それでコイツは気に入った女を取っ替え引っ替えを繰り返していて 中には妊娠させられて捨てられた娘もいたらしい」
「あ、あのさぁ 話に割って入る様で悪いけど・・・その事で聞きたい事があるんだよ」
ナツコ達の話に加わって来たのは、さっきまで傍観していたビリーとバリーだった
「ギルマスやナツコさんのあんたらなら知ってると思うけど・・・ギンガの兄貴の姉ちゃん・・・『ハズキ』さんの事を教えて欲しいんだ コレは『噂』で聞いたことなんだけど・・・」
「おい!ビリー!アレはあくまで『噂』だ
「!!!・・・・ハ、ハズキ!?ま、まさかお前ら・・・どうするナツコ?」
「しゃーないやろ?ハズキの・・・知り合いなんやし 小耳に挟んでもおかしない これは話すしかないやろ?」
2人の会話を聞いてツバサとナツコは険しい表情で話しづらそうに話を切り出そうとした その時・・・
バタン!
隣の部屋から長身のエルフががあくびをしなが現れた
長身のエルフは赤色の髪のボブカットに左目がに大きな傷跡がある女性であった
「アンタが話しにくかったら私が話してやろうか?」
「シュ、シュリ!?お前 シュリか?いつ帰って来たや?って言うか隣の部屋に居ったんかい!」
「ふわぁ~ さっきまで寝てたんだけど、ナツコ達の話し声が聞こえたから目が覚めた」
「ツバサ この耳の長い長身の女は知り合いかい?」
「そいつは『シュリ』と言って このギルドでオイラの補佐をしながら冒険者をやってる ギルド界の古株だ」
「ご紹介に預かったギルド界の古株で このギルドのツバサの補佐と冒険者をやっている『シュリ』だ」
『シュリ』がカスミの前に立ち 左手を差し出しながら自己紹介をする
シュリの外見がどことなく怪しい感じがしたワタル達は 少し怪訝そうに見ていたがカスミは何の疑いもせずにシュリの手を握る
「アンタがカスミか 噂は聞いてるぜ かなり強いみたいだね」
「別に大した事はしないよ ただ悪い奴らが許せないでだけだ アンタは見掛け倒しに見えだけど 実はかなりやる口だね」
「言うじゃないか 気に入ったよ!それでアンタらハズキの事が聞きたいんだろ?私はハズキとは親友でね アイツの事なら何だって知ってるよ」
「本当か?それじゃあ ハズキさんは!ハズキ姉さんは!」
「ハズキ姉さんの親友なら知ってるはずだ!姉さんの死の真相を!」
ハズキの親友と知りビリーとバリーがシュリに詰め寄る
「待った!待った!ビリー君もバリー君も落ち着いて!」
「そうよ アンタらは何をそこまで感情的になってるのよ?」
感情的になっているビリーとバリーをワタルが咄嗟に宥めるが2人はそれを振り払ってワタルを睨む
「うるせぇ!やっとハズキ姉さんの事を詳しく知っている人に出会えたんだ!知りたいんだよ!ハズキ姉さんと兄貴との『本当の関係』を!」
「特に兄貴はずっとその件で疑心暗鬼になっていたんだ!兄貴があんなにやさぐれたのは ただハズキ姉さんが死んだからじゃない 『あの噂』を聞いてからだ!」
「『あの噂』?あのギンガとハズキの姉弟に何かあるのかい?」
シュリがポケットから煙草を問い出して軽く一服するとビリーたちの質問に答える
「姉弟・・・か・・・本当に姉弟だったらよかったんだけどな・・・ビリーとバリーはハズキとギンガとの歳の差は知ってるだろ?」
「うん ハズキ姉さんと兄貴は20歳も年の離れた『義理の姉弟』だよ」
「20年前に兄貴生まれたと聞いたんだけど でもおかしいんだ兄貴の両親・・・父親『コテツ』さんはハズキさんの12歳の頃に何者かによって誘拐され 母親の『ドリス』さんはハズキさんを産んだ時点で子供が埋めなくなったらしいんだ・・・」
「ええっ!それって・・・どーゆーこと?」
「マスミちゃん こんな時にボケたらダメだって」
「それから月日は流れ、ハズキは14歳になった時に母親と冒険者になるかならないかで大喧嘩をして そのままレガイア王国を飛び出し隣国の『アルシオン王国』地方の『サムス』と言う街の冒険者ギルドで私と出会ったんだ その頃のハズキは冒険者に成りたてでね 私が1から色々と教えたのさ それからと言うものハズキは私を「姉さん」と呼んで慕ってきたんだ そうして付き合っているうちにハズキは故郷で起こった出来事を話してくれたんだ」
シュリは吸っていた煙草を灰皿に捨てて 近くに置いてあるコーヒーメーカーからコーヒーを入れてコーヒーを飲むと話の続きをする
「ハズキは行方不明の父親を探しててね・・・絶対に探し出しすって言ってたよ それから1年が経とうとしていた時に、ついに父親の居場所を突き止める事が出来たんだ そして1年ぶりの再開・・・のはずだった・・・」
「はずだった?・・・コテツのに何があったんだよ!?」
バリーはおもむろにシュリの肩をつかむが シュリは軽く払い抜ける
「コテツは弟子と『トペ』と言う村に身を隠していたんだ 私たちが来た時には瀕死の重症で危篤状態だったのさ」
「それってどういうことだよ!?」
「なんでも1人の魔族がコテツのプロレスの技術に興味を持ち ある日コテツは魔族の手下に誘拐されたのさ」
「ねえねえ 何でその魔族はプロレスの技術を狙ってたの?コテツって人が転生者なのはわかるけど この世界では、プロレスがそんなに珍しいの?」
「私も気になったのよ 『坂田小鉄』って言ったら男子プロレス界きっての最弱レスラーよ 転生してそんなに強くなったのかしら?」
「さあね この世界では剣闘って言う男女構わずに行われるコロシアムがあってね 武器を使ったり魔法を使ったり素手のみで行われる試合がよく開催されてるんだよ そしてコテツが転生されたことにより この世界にプロレスが知れ渡ってね プロレスと言う格闘技が珍しかったのか この世界の住人は次々とプロレスに魅了されていってね そして遂にレガイア王妃にまで目に止まって それからと言うとコテツは指導者となり各国に渡りプロレスを教え とうとう全国までプロレスが発展することとなったのさ その後も他の転生者達(プロボクサーや格闘家など)が転生され やがては各国でもプロレスを始とする格闘技が栄えたって訳だ」
シュリがコーヒーを飲み干すと再び煙草を吸う
「それから12年の月日が流れた ある日の事だった 突然コテツの前に魔族の使いど名乗るか人間が現れてコテツに魔界行き 『サキ』と言う魔族にプロレスを教えろと言われたらしい・・・当然コテツは断ったらしいんだがハズキを人質にとられてね投降せざるを得なかった」
「はあ~ 漫画やアニメではよくある展開だけど転生されて 実際にこの類いの話を聞くと かなり萎えるわね」
「アスナも今までフィクションだった出来事が 実際の出来事となって洗礼を受けたよね」
「何よマスミ!いかにも自分が経験したみたいなこと言ってアンタはどんな経験をしたのよ?」
「おい!アスナにマスミ!今はそんな話どうでもええやろ!そういう話は『座談会』でやりや!」
シュリにジト目で睨まれてるのに気づいた2人は少々苦笑いをしながら 部屋の隅に移動していった。
「コテツは弟子数名と共に魔界へ連れて行かれ そこで『サキ』と言う女の魔族に確か・・・『ルチャリブレ』って言うプロレスを教えさせられたらしいよ」
「ルチャを?そう言えば『坂田のおっさん』はルチャドールだったな・・・弱かったけど」
「あのハゲはルチャの技術だけは超一流やったなぁ・・・弱かったけど」
「後は指導者としても一流だったねぇ コテツのおっちゃんは・・・弱かったけど」
(ここに来てコテツがディスられてる・・・って言うか3人とも知ってるんだ)ワタル達
「そう言えば さっきコテツが瀕死の重傷だったって言ってだけど どうしてそんな事になってだんだい?」
カスミの質問にシュリの表情がより一層に険しくなって行く
「誘拐されたコテツ達は『サキ』にルチャを教えたものの 他の魔族に身体能力を買われて 今後も自分達に協力を要求されたがコテツはこれ以上 魔族達に協力ができないと拒んだら その魔族が激怒してコテツ達を処刑しようとしたらしい コテツ達は抵抗して逃げ出そうとしたが同行して・いた弟子に裏切られて 追手の攻撃により瀕死の重傷を負い残った弟子と共に『トペ』に身を隠した・・・」
「それで・・・ハズキ姉さんとコテツさんは 再会できたんだよな?」
「ああ コテツは瀕死でありながらハズキに『白と黒の長髪』に『オレンジ色の瞳』をした魔族の男に気をつけろとハズキに伝えて、息を引き取ったんだ ハズキはコテツの死に嘆き悲しみ 塞ぎ込んでしまったんだ ハズキは父コテツの事をいつも自慢していたよ 父さんは、この世界にプロレスを広めた英雄なんだって・・・父さんは私の誇りだって・・・」
「コテツさん・・お父さんの事が大好きだったんですね それでその後ハズキさんは?」
「最愛の父親を亡くしたことで抜け殻状態だったハズキはレガイアに戻らず『サムス』で何もせずただ街を徘徊していたんだ そしてある日 ヤツと出会ったんだ『ラムサス』のクソ野郎と!」
シュリはラムサスの名前を言った瞬間 握りこぶしを作り扉に向かって懇親の右ストレートで扉を破壊した
「ラムサスは善人をよそおってハズキに近づきハズキに優しく接して 自分も小さい頃に事故で両親を亡くして天涯孤独だと言いハズキ言い寄ってきたんだ するとハズキも次第に警戒心を解き徐々に笑顔も戻って来て 再び冒険者をやるようになって私も安心したんだよ・・・そしてハズキはよくラムサスと会うようになったんだ・・・まだこの頃は、私もラムサスの本性を知らなくてね・・・それから私は故郷に用事があってハズキと半年ほど別れたんだ・・・当初は落ち込んだハズキが心配だったけど ラムサスによって元気を取り戻したハズキを見て私がいなくても心配無用だと思い、故郷に帰ったのさ・・・・しかし、それがそもそもの間違いだった!」
「・・・・ハズキの身に何かあったんだね?」
カスミの質問に答える前にシュリは目に涙を浮かべ語りでした
「私が半年ぶりにハズキの居るサムスに行くと そこには子供を身ごもったハズキと再開したんだ・・・・・そう・・・・ラムサスの子をね・・・」
NEXT ハズキは姉?それとも・・・ 後編
後書き
ここの話が書き終えたら『特別編 座談会 中編』でも書こうかな?
あと『ナツコとツバサのお便りコーナー』とか書いてみようかな(笑)
ストーリーの構想を練りながら、小説を書いたり消したり繰り返していたらやる時間がかかった
こうやって書いてると、プロの小説家や漫画家の大変さが、身に染みてよくわかった
➖カスミサイド➖
「邪魔すんでぇ~♪」
「邪魔するんやったら帰って~♪」
「はいよ~♪」
快活良く「邪魔すんでぇ~♪」と言いながら部屋に入るナツコを軽くあしらうかの様に追い返すギルドマスターとは・・・
ギルドマスターに追い返されたナツコは、そのまま帰ろうとしたがすぐに部屋に戻ってギルドマスターを怒鳴りつける
「なんでやねん!なんで追い返すや!よしもと新喜劇か!」
「アホゥ!『邪魔すんでぇ~♪』って言われたら当然、『邪魔すんやったら帰って~♪』って返すのが関西人のお約束だろ!?なあ、ナツ!」
「当たり前や!お約束ができない関西人は、ボケれない関西人と一緒や!というワケでお前らも何かやってみろや!」
ナツコに何かやれと振られたがカスミ達は、いやいやいやと手を振りながら断る
「ナツ姉 東京もんの私にボケとかツッコミとか無理だよ」
「僕は・・・そう、横浜出身です」
「私は、愛知県よ」
「わたしは、広島」
「こらこら、お前らは芸人殺しか・・・ってお前、カスミか!?」
部屋の奥から出て来たのは、ナツコと背丈が同じくらで茶色い髪のセミロングで後ろを三つ編みお嬢様結びをした少女?だった
少女?は、目を丸くしながらカスミをマジマジとしながら凝視していた
「はぁ~ 凄い変わりようだなぁ、オイラやナツコの時もそうだったけど、ブサイクが転生すると可愛かったり美人に生まれ変われるのか?カスミにいたっては、超絶美人じゃないか!」
「なあ、アンタは一体、誰なんだ?ナツ姉教えてくれよ」
「ぷぷぷっ!その外見じゃあ、流石にわからんな♪ほなら『アレ』掛けろや♪」
ナツコが少女?にアイコンタクトをすると少女?は、懐からサングラスを取り出して、そのまま自分にかけてみせるとカスミがはっとした顔になり少女?の肩を叩く
「久しぶりだな!桐生ちゃん!」
「桐生ちゃん!?」ワタル&マスミ
「オッス!カスミ!久しぶりだな!って桐生ちゃんゆーな!」
カスミと桐生と呼ばれる少女?が再会の挨拶しているうちに後でアスナだけが固まっていた
「そのサングラスにキレの良いノリツッコミ・・・まさに『ファルコン桐生』こと『桐生 翼』!?前世では『シティーハンター』の『海坊主』みたいな人相だったのに!それにその声!
前世の『山口眞弓』ボイスが転生したことで容姿にあわせての『久野美咲』のロリボイス!?ナツコ達は、天国で転生前の容姿設定(その他も含む)は、自分でやってないでしょ?」
アスナがスマホで現役当時の試合動画を見ながら転生前の容姿設定のことを指摘されたナツコと『桐生 翼』は、何かを思い出し2人は同時にタックルを放ち勢いよくぶつかり、その体勢からロックアップで組み合った
「今まで、忘れてたけどナツコ!お前があの時余計なこと言ったおかげで、オイラがこんな外見も声も可愛らしいロリッ娘にされちまったんだぞ!このバカ!」
「アホゥ!バカ言う方がアホやっちゅーねん!そんなこと言ったらウチかて可愛らしいロリッ娘やないか!大体、ツバサが天国で神様の携帯電話のメールを勝手に見たからや!」
「何おう!そう言うナツだって「お前、神様のクセに不倫してんのかい!こいつゲス神やで!」って大声で笑ってただろ!」
「ううっ!確かにあの後、神様の奥さんが出て来て あの神様 奥さんからシャイニングウィザードを喰らって、さらにサソリ固めをかけられてたっけ・・・そんでウチらも夫婦喧嘩を観戦してるうちにヒートアップして奥さんに加勢したんや、そんでワカナを加えての『超人デコレーションツリー』掛けたよな・・・」
ナツコとツバサは、ロックアップを解いて、お互い苦笑いしながら再び語り出す
「流石に3人がかりはやり過ぎた・・・神様のやつ白目剥きながら泡拭いて失神&失禁してたし・・・あまりにも気まずかったからオイラ達は『ワカナ』を連れて転送装置に逃げ込んで、この世界に来たんだっけ。そう言えば肝心の『設定』は誰がやったんだ?」
「それだったら覚えてるで、この世界に逃げるときに、神様の娘が現れて「あなたたちの容姿設定の事ならルナに任せて~♪」って言うとった!」
(またルナのヤツ!どうりでカスミさんをはじめとする人たち(特に声なんか)は、アニメよりなんだよな)
「??ワタルは何をブツブツ言ってるの?」
「えっ!・・な、なんでもないよ!そんなことより話を本題に入りましょうよ」
ナツコ達の天国でのやり取りに『ルナ』が関わっていることを知ったワタルだったがアスナに悟られると感じ話を強引に本題に持ち込んだ
そして、カスミ達一行が部屋に入りる
「自己紹介が遅れたから紹介しなきゃだな オイラの名前は『ツバサ・キリュウ』!カスミやナツと同じ元プロレスラーで転生者で、ここのギルマスを務めてる。そんで一体、何を聞きに訪ねて来たんだ?」
「単刀直入に聞くで『ラムサス』って言う冒険者が居るやろ?そいつのことを教えて欲しいんや。もしかしたら近いうちにレガイアに大量の魔物が攻めてくるで」
ナツコの話を聞いた途端にツバサの表情が険しくなって、思わず声を張り上げていた
「魔物だって!一体どういうことだ!?この大陸は国や街に対魔物用の強力な結界が張られてるんだぞ!結界が張られている以上、魔物が外から攻めてくる事はできないし転送装置だって都内や街中以外の設置は禁止されてるだろ!・・・!!!・・・おい、まさかとは思うが『ラムサス』のヤツが・・・」
「ツバサ、察しが良くて助かるわ。お前も知ってる通り、最近、開発された試作型の小型転送装置が横流しされた件と前から疑惑とされている1部の人間たちと魔族との繋がりがある件にラムサスが関係してるで」
ツバサが予想していたことが的中したことで大きくため息をついて座っている椅子にもたれ掛かる
「やっぱり、あの大馬鹿野郎か!初めからいけ好かない野郎だとは思ってたけど!かあー!何かもの凄く腹が立ってきた!」
「そのラムサスってやつは、そんなに評判が悪いのかい?なあ、ツバサ?」
「悪いってもんじゃない極悪だよ!こいつはA級のベテラン冒険者なんだかな、実力があることをいいことに素行が非常に悪くて、今までに5回の謹慎と6回の冒険者ランク降格を受けてる。オイラは前任のギルマス達に話を聞いたんだが、ヤツの家が由緒正しい有名な魔道師の家系らしくてヤツは、その家の末っ子だったみたいだ」
「『だった』って言うと勘当されたんですか?このラムサスって人は」
「まあな 親の心子知らずとはよく言ったもんだ そうだ ラムサスの写真を見せといた方が良いよな」
ツバサは、本棚まで行き「冒険者名簿」を取り出して、それをナツコに渡した
「・・・へぇ~ 素行の悪い奴って言うからどんな悪党ヅラしてるかと思ったけど、結構イケメンやな」
「顔と魔法の才能が良いだけだよ コイツは10代の頃から容姿と家柄を利用してやりたい放題やってたみたいで特に女癖がかなり酷かったらしい」
「ええっ!うそぉ!こいつ この顔で40代なの!?10代の頃の写真とあまり変わりないじゃない これだけルックスが良いと女も口説き放題なわけね」
「わたしは 全然タイプじゃないわ もし言い寄って来たら雷霆魔法の餌食にしてやる」
「・・・それでコイツは気に入った女を取っ替え引っ替えを繰り返していて 中には妊娠させられて捨てられた娘もいたらしい」
「あ、あのさぁ 話に割って入る様で悪いけど・・・その事で聞きたい事があるんだよ」
ナツコ達の話に加わって来たのは、さっきまで傍観していたビリーとバリーだった
「ギルマスやナツコさんのあんたらなら知ってると思うけど・・・ギンガの兄貴の姉ちゃん・・・『ハズキ』さんの事を教えて欲しいんだ コレは『噂』で聞いたことなんだけど・・・」
「おい!ビリー!アレはあくまで『噂』だ
「!!!・・・・ハ、ハズキ!?ま、まさかお前ら・・・どうするナツコ?」
「しゃーないやろ?ハズキの・・・知り合いなんやし 小耳に挟んでもおかしない これは話すしかないやろ?」
2人の会話を聞いてツバサとナツコは険しい表情で話しづらそうに話を切り出そうとした その時・・・
バタン!
隣の部屋から長身のエルフががあくびをしなが現れた
長身のエルフは赤色の髪のボブカットに左目がに大きな傷跡がある女性であった
「アンタが話しにくかったら私が話してやろうか?」
「シュ、シュリ!?お前 シュリか?いつ帰って来たや?って言うか隣の部屋に居ったんかい!」
「ふわぁ~ さっきまで寝てたんだけど、ナツコ達の話し声が聞こえたから目が覚めた」
「ツバサ この耳の長い長身の女は知り合いかい?」
「そいつは『シュリ』と言って このギルドでオイラの補佐をしながら冒険者をやってる ギルド界の古株だ」
「ご紹介に預かったギルド界の古株で このギルドのツバサの補佐と冒険者をやっている『シュリ』だ」
『シュリ』がカスミの前に立ち 左手を差し出しながら自己紹介をする
シュリの外見がどことなく怪しい感じがしたワタル達は 少し怪訝そうに見ていたがカスミは何の疑いもせずにシュリの手を握る
「アンタがカスミか 噂は聞いてるぜ かなり強いみたいだね」
「別に大した事はしないよ ただ悪い奴らが許せないでだけだ アンタは見掛け倒しに見えだけど 実はかなりやる口だね」
「言うじゃないか 気に入ったよ!それでアンタらハズキの事が聞きたいんだろ?私はハズキとは親友でね アイツの事なら何だって知ってるよ」
「本当か?それじゃあ ハズキさんは!ハズキ姉さんは!」
「ハズキ姉さんの親友なら知ってるはずだ!姉さんの死の真相を!」
ハズキの親友と知りビリーとバリーがシュリに詰め寄る
「待った!待った!ビリー君もバリー君も落ち着いて!」
「そうよ アンタらは何をそこまで感情的になってるのよ?」
感情的になっているビリーとバリーをワタルが咄嗟に宥めるが2人はそれを振り払ってワタルを睨む
「うるせぇ!やっとハズキ姉さんの事を詳しく知っている人に出会えたんだ!知りたいんだよ!ハズキ姉さんと兄貴との『本当の関係』を!」
「特に兄貴はずっとその件で疑心暗鬼になっていたんだ!兄貴があんなにやさぐれたのは ただハズキ姉さんが死んだからじゃない 『あの噂』を聞いてからだ!」
「『あの噂』?あのギンガとハズキの姉弟に何かあるのかい?」
シュリがポケットから煙草を問い出して軽く一服するとビリーたちの質問に答える
「姉弟・・・か・・・本当に姉弟だったらよかったんだけどな・・・ビリーとバリーはハズキとギンガとの歳の差は知ってるだろ?」
「うん ハズキ姉さんと兄貴は20歳も年の離れた『義理の姉弟』だよ」
「20年前に兄貴生まれたと聞いたんだけど でもおかしいんだ兄貴の両親・・・父親『コテツ』さんはハズキさんの12歳の頃に何者かによって誘拐され 母親の『ドリス』さんはハズキさんを産んだ時点で子供が埋めなくなったらしいんだ・・・」
「ええっ!それって・・・どーゆーこと?」
「マスミちゃん こんな時にボケたらダメだって」
「それから月日は流れ、ハズキは14歳になった時に母親と冒険者になるかならないかで大喧嘩をして そのままレガイア王国を飛び出し隣国の『アルシオン王国』地方の『サムス』と言う街の冒険者ギルドで私と出会ったんだ その頃のハズキは冒険者に成りたてでね 私が1から色々と教えたのさ それからと言うものハズキは私を「姉さん」と呼んで慕ってきたんだ そうして付き合っているうちにハズキは故郷で起こった出来事を話してくれたんだ」
シュリは吸っていた煙草を灰皿に捨てて 近くに置いてあるコーヒーメーカーからコーヒーを入れてコーヒーを飲むと話の続きをする
「ハズキは行方不明の父親を探しててね・・・絶対に探し出しすって言ってたよ それから1年が経とうとしていた時に、ついに父親の居場所を突き止める事が出来たんだ そして1年ぶりの再開・・・のはずだった・・・」
「はずだった?・・・コテツのに何があったんだよ!?」
バリーはおもむろにシュリの肩をつかむが シュリは軽く払い抜ける
「コテツは弟子と『トペ』と言う村に身を隠していたんだ 私たちが来た時には瀕死の重症で危篤状態だったのさ」
「それってどういうことだよ!?」
「なんでも1人の魔族がコテツのプロレスの技術に興味を持ち ある日コテツは魔族の手下に誘拐されたのさ」
「ねえねえ 何でその魔族はプロレスの技術を狙ってたの?コテツって人が転生者なのはわかるけど この世界では、プロレスがそんなに珍しいの?」
「私も気になったのよ 『坂田小鉄』って言ったら男子プロレス界きっての最弱レスラーよ 転生してそんなに強くなったのかしら?」
「さあね この世界では剣闘って言う男女構わずに行われるコロシアムがあってね 武器を使ったり魔法を使ったり素手のみで行われる試合がよく開催されてるんだよ そしてコテツが転生されたことにより この世界にプロレスが知れ渡ってね プロレスと言う格闘技が珍しかったのか この世界の住人は次々とプロレスに魅了されていってね そして遂にレガイア王妃にまで目に止まって それからと言うとコテツは指導者となり各国に渡りプロレスを教え とうとう全国までプロレスが発展することとなったのさ その後も他の転生者達(プロボクサーや格闘家など)が転生され やがては各国でもプロレスを始とする格闘技が栄えたって訳だ」
シュリがコーヒーを飲み干すと再び煙草を吸う
「それから12年の月日が流れた ある日の事だった 突然コテツの前に魔族の使いど名乗るか人間が現れてコテツに魔界行き 『サキ』と言う魔族にプロレスを教えろと言われたらしい・・・当然コテツは断ったらしいんだがハズキを人質にとられてね投降せざるを得なかった」
「はあ~ 漫画やアニメではよくある展開だけど転生されて 実際にこの類いの話を聞くと かなり萎えるわね」
「アスナも今までフィクションだった出来事が 実際の出来事となって洗礼を受けたよね」
「何よマスミ!いかにも自分が経験したみたいなこと言ってアンタはどんな経験をしたのよ?」
「おい!アスナにマスミ!今はそんな話どうでもええやろ!そういう話は『座談会』でやりや!」
シュリにジト目で睨まれてるのに気づいた2人は少々苦笑いをしながら 部屋の隅に移動していった。
「コテツは弟子数名と共に魔界へ連れて行かれ そこで『サキ』と言う女の魔族に確か・・・『ルチャリブレ』って言うプロレスを教えさせられたらしいよ」
「ルチャを?そう言えば『坂田のおっさん』はルチャドールだったな・・・弱かったけど」
「あのハゲはルチャの技術だけは超一流やったなぁ・・・弱かったけど」
「後は指導者としても一流だったねぇ コテツのおっちゃんは・・・弱かったけど」
(ここに来てコテツがディスられてる・・・って言うか3人とも知ってるんだ)ワタル達
「そう言えば さっきコテツが瀕死の重傷だったって言ってだけど どうしてそんな事になってだんだい?」
カスミの質問にシュリの表情がより一層に険しくなって行く
「誘拐されたコテツ達は『サキ』にルチャを教えたものの 他の魔族に身体能力を買われて 今後も自分達に協力を要求されたがコテツはこれ以上 魔族達に協力ができないと拒んだら その魔族が激怒してコテツ達を処刑しようとしたらしい コテツ達は抵抗して逃げ出そうとしたが同行して・いた弟子に裏切られて 追手の攻撃により瀕死の重傷を負い残った弟子と共に『トペ』に身を隠した・・・」
「それで・・・ハズキ姉さんとコテツさんは 再会できたんだよな?」
「ああ コテツは瀕死でありながらハズキに『白と黒の長髪』に『オレンジ色の瞳』をした魔族の男に気をつけろとハズキに伝えて、息を引き取ったんだ ハズキはコテツの死に嘆き悲しみ 塞ぎ込んでしまったんだ ハズキは父コテツの事をいつも自慢していたよ 父さんは、この世界にプロレスを広めた英雄なんだって・・・父さんは私の誇りだって・・・」
「コテツさん・・お父さんの事が大好きだったんですね それでその後ハズキさんは?」
「最愛の父親を亡くしたことで抜け殻状態だったハズキはレガイアに戻らず『サムス』で何もせずただ街を徘徊していたんだ そしてある日 ヤツと出会ったんだ『ラムサス』のクソ野郎と!」
シュリはラムサスの名前を言った瞬間 握りこぶしを作り扉に向かって懇親の右ストレートで扉を破壊した
「ラムサスは善人をよそおってハズキに近づきハズキに優しく接して 自分も小さい頃に事故で両親を亡くして天涯孤独だと言いハズキ言い寄ってきたんだ するとハズキも次第に警戒心を解き徐々に笑顔も戻って来て 再び冒険者をやるようになって私も安心したんだよ・・・そしてハズキはよくラムサスと会うようになったんだ・・・まだこの頃は、私もラムサスの本性を知らなくてね・・・それから私は故郷に用事があってハズキと半年ほど別れたんだ・・・当初は落ち込んだハズキが心配だったけど ラムサスによって元気を取り戻したハズキを見て私がいなくても心配無用だと思い、故郷に帰ったのさ・・・・しかし、それがそもそもの間違いだった!」
「・・・・ハズキの身に何かあったんだね?」
カスミの質問に答える前にシュリは目に涙を浮かべ語りでした
「私が半年ぶりにハズキの居るサムスに行くと そこには子供を身ごもったハズキと再開したんだ・・・・・そう・・・・ラムサスの子をね・・・」
NEXT ハズキは姉?それとも・・・ 後編
後書き
ここの話が書き終えたら『特別編 座談会 中編』でも書こうかな?
あと『ナツコとツバサのお便りコーナー』とか書いてみようかな(笑)
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