異世界母さん〜母は最強(つよし)!肝っ玉母さんの異世界で世直し無双する〜

トンコツマンビックボディ

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第39話 平穏な日々からの不穏 

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あれから13年の月日が経ちギンガも13歳になり 多少のトラブルはあるものの日々 平穏な暮らしをしていた

ガン!

「こらギンガ!お前また喧嘩してきただろ!」
「いてーな!かーちゃん!剣闘士のかーちゃんが殴ったら頭が割れるだろ!」
「アホタレ!お前みたいなアホな頭はちょっとやそっとじゃ割れないよ!」

ギンガに母ドリスが拳骨をくらわせていた ドリスは普通の成人男性よりも一回り身長が高く体格も筋肉質で威風堂々としている

「別にいいだろ!大体、喧嘩を売ってきたのはあっちだぜ!しかも3人がかりで!」
「なに!そうだったのかい?それで勝ったのか?」
「とーぜんだろ!最初の1人はナックルパート!2人目はケンカキック!最後の3人目は壁にぶん投げて そこからスペースローリングエルボーからのフェイスクラッシャー!どうだ?スゲーだろ!」

ガン!

「威張るな!ばか!」

再びドリスの拳骨を受けたギンガは悶絶しその場でうずくまっていると玄関の扉が開き ハズキが入ってきた

「やれやれ また喧嘩してきたの?ギンガ」
「姉ちゃん!おかえり!」
「おう!ただいま!ギンガ!」

拳骨で悶絶していたギンガだったが、帰省して来たハズキを見て 何事もなかったようにハズキの元へ行き 2人は挨拶とともにグータッチをやった

「へぇ~ また一回りたくましくなったね。それで冒険者のランクは上がったのかい?」

久しぶりに帰ってきたハズキはドリスほどではないが引き締まった体格になり 顔つきも10代の頃に比べるとかなり凛々しく見える

「うん!遂にAランクになったよ!」
「おお!スゲーじゃん!A級って言ったら最高ランクだろ?姉ちゃんやるな!」

しかし、ハズキはチッチッチッ!とやり ギンガにウィンクしながら説明する

「実はねギンガ 冒険者ランクはね 本来は『 S』級まであるんだよ。でも、S級は待遇が良くなる代わりに危険な依頼を強制的に引き受けなくちゃいけないから 表向きでは伏せられているんだ だから、この事はA級の冒険者以外知らないのさ」
「それじゃあ、姉ちゃんはS級を目指すのか?」

ギンガの質問に対してハズキは腕まくりをしながら答えた

「当たり前じゃん!姉ちゃんはもっと強くなってギンガを守ってあげるからね」
「おいおい!姉ちゃん!オレだってガキじゃないんだぜ 自分の身くらい自分で守るれるぞ!」
「あはは!そうだね ギンガも13歳だもんね子供じゃないか・・・でも、母お・・・」
「ちょっと2人とも!!仲睦まじいのはいいけど、いつまでも立ち話してんじゃないよ!」

ドリスが2人の会話に割って入るかのように会話を遮る

「あーにきー!いるー?迎えに来たよん♪」
「あっ!ハズキ姉ちゃん!久しぶり!」
「ビバリー!元気してた?」
「ビバリーって言うな!普通に呼べ!」(ビリー&バリー)
「あは♪ごめんごめん♪アンタらを見るとついね」

ギンガを訪ねにビリーとバリーがやって来ると2人はハズキが帰ってきたのを見ると目を光らせて駆け寄り さらに賑わうがドリスが鬼のような表情で睨んでいる 

「や、やべー!かーちゃんの頭の血管がピクピクしてる!」
「アレってキレる寸前だよね?」
「また前みたいにぶち殺される前に逃げようよ?」
「おう!そうだな!それじゃあ姉ちゃんまた!」

そう言うとギンガ達は外へと逃げていった

「・・・全く・・あのくそガキどもが歳を重ねる度に生意気になるね」
「生意気になってるって事は大人になってる証拠だよ。ところで母さん 次の剣闘試合で引退するんでしょ?」
「まあな 歳も歳だし結構無理してやってきたからね。ギンガにも早く引退してのんびりしろって言われたよ。あのバカ普段はアタイを怪物ババアって言ってるくせに妙に優しい時があるんだよな」
「ギンガは心配性なんだよ。どんなに生意気言ってても母さんのことを心配してるんだよ」

2人は会話をしながらテーブルに行き コーヒーの入ったカップを取りコーヒーを飲む

「心配されてるのはアタイだけじゃないだろ?ギンガは誰よりもお前のことを気にかけてるぞ」
「わかってるよ ギンガはアタシが依頼クエストに行く時に何時も「無理だけはするな!」って言ってくれるんだよ・・・アタシはギンガが優しい子で居てくれて嬉しいよ・・・ただ・・・」
「ただ・・・なんだよ?何かあるのか?」

ハズキの顔が急に曇り持っていたカップを強く握る

「あの子の髪の色が『アイツ』にそっくりで あの白銀はくぎんの髪を見ると少し怖いんだよ ギンガがアイツの様な最低な人間になるんじゃないかって・・・」

ギンガの父親・・・ラムサスの髪は白銀の色・・・ウィルバーグ家の人間はごく稀に白銀の髪で生まれる事がある。白銀の髪を持って生まれたウィルバーグ家の人間は特に魔法の才能にたけていると噂されている。ラムサスもその中のひとりであるのだが・・・ただ1つは除いては・・・

ウィルバーグ家は300年も続く高明な魔術師の家系・・・白銀の髪程ではないがウィルバーグの人間だけに皆、魔法の才能は一流である

しかし、当のラムサスは才能があることを良いことに慢心し傍若無人振る舞っていた。ラムサスが都内に行けば飲酒、恐喝、窃盗、暴力といった悪行を繰り返していた。問題が起こるたびに父『リゲル』がもみ消していたが あまりの悪行の行いに『リゲル』からとうとう勘当を言い渡され その後は冒険者となって一応は依頼をこなしていた・・・が ここでもトラブルを起こしていた

魔法の才能があるだけに冒険者ランクもすぐにB級なっていたが 数々の規約違反を起こして謹慎と降格処分を受けている

そして、私生活にも問題があった 飲酒や窃盗以外にも 女性関係の問題も起きていた

ルックスが良さと魔法の才能に加えて口がうまく甘い声を持っていただけに大抵の女はラムサスの虜となっていた・・・・そうハズキもその中の1人である・・・

「大丈夫さね ギンガをそんな人間にさせないためにアタイとお前が厳しくかつ逞しく育てたんだろ?」
「そう・・・そうだよね アタシが・・この母親アタシが育てたんだ!だからギンガには 真っ当な人間にして見せるよ!」
「そうだ!その勢いだ!だっはっはっは!」

ドリスが豪快に笑い出す中 ハズキの顔はすぐに沈んでしまった

「・・・・・ねえ 母さん・・そろそろ、ギンガに本当の事を・・・アタシが『母親』だと言う事を伝えた方が・・・」
「ハズキ・・・お前の気持ちはわかるけど、ギンガはまだ13歳なんだ 今の歳で真実を受け止めきれるメンタルは打ち合わせてないよ・・・あと・・あと3年待つんだ・・・3年後にはギンガも大人になるんだ。だから、それまで辛抱してくれ」

ドリスに説得されるとハズキは涙を流していた そして無言で笑顔になりながらうなずいた

それから、2日後・・・ギンガはいつもの様にビリーとバリーに加えて 他の仲間たちと都内を歩いていると1人の男とすれ違う

「???俺と同じ白銀の髪・・・」
「どうかしたの?兄貴?」
「およ?あのおっさんの髪って兄貴と同じだ。もしかして生き別れの父親だったりして」
「ばーか!銀色の髪の男なんて世の中に沢山いるぞ!」
「そうそう たまたま見かけた さっきのおっさんがギンガの父親はありえないって」

すれ違った男の髪が白銀だったのが 珍しかったのか振り返って後ろ姿の男見つめていた

「父親・・・まさかな・・・大体、かーちゃんから俺の本当の親は俺が赤ん坊の時に死んだって聞かされてるからな」

ギンガ達がその場を去った後 遠く離れた男は振り返ってギンガを見ながら不敵な笑みを浮かべる

「ほほう アイツが噂に聞くギンガねぇ。アイツがオレの息子か」

翌日・・・ここは荒くれ者が集まる酒場『バーバリアン』 ここでも違法薬物等の売買や密輸が行われている そこにラムサスがいた

「久しぶりだな、ラムサス また謹慎処分になったんだって? ホント懲りねぇな」

ラムサスがカウンターに行くと奥からボーズ頭で右目の部分が火傷の跡のある初老の男が出てきて ラムサスと会話を始める

「よう、マスター 全くギルト協会ってヤツは肩苦しすぎて面倒くさいっての!あれやるなこれやるなってよ」
「いやいや、器物損壊したり他の冒険者とトラブル起こしてたら そりゃ謹慎処分食らうだろ そんなことばっかりやってると冒険者カード剥奪どころか永久追放処分になるぞ」

マスターから出されたエール酒を手に取り口に含み ニヤケ顔でマスターに言い返す

「別に構わねえよ 冒険者をクビになっても食いブチには困らないからな」
「なんだよ また新しいカモを見つけたのか?うらやましいねぇ」
「まあな 今回は地味な女だ 適当に遊んで捨てるさ それよりももっと良いカモが手に入りそうなんでね 今回はそいつがメインだ」

マスターは呆れた顔になりながらラムサスのジョッキにエール酒をつぐ

「もっと良いカモだって?そいつはまた気になるねぇ」
「昔の女さ でも、すぐには狙わない 今は泳がせて置いてやるのさ」
「女は未練がましいからってか?よくやねぇ よく今まで刺されたり訴えられたり・・・って、言うだけヤボだな いくら勘当されても何かあればパパが全部もみ消して触れるんだよな」
「そーゆーこと!いくら勘当の身でも親は我が子可愛さにってヤツさ!甘い甘いパパ様だ」

ラムサスが下品に笑いながらエール酒を飲んでいると いつの間にか黒い隣にフードをかぶった男が立っていた 

「ラムサス、アナタは相変わらずゲスなことをやっているんですか?」

男の存在に気づいたラムサスとマスターは、驚き、思わず後づさってしまっていた

「お、おう・・・『ランディ』さん・・・いらっしゃい・・」
「ホント アンタって神出鬼没だよな?それってアンタが『魔族』だからか?」

『ランディ』と呼ばれた『魔族』の男はフードの中から見える鋭いオレンジ色の眼光でラムサスを睨む

「くだらないことを言う暇があったら さっさと『例のもの』をよこしなさい! アナタを見ていると虫唾が走る!」
「す、すす、すまねえ!ちゃんといつもの子供ガキ1人だろ?店の裏に置いてあるよ」
「・・・・」

ランディは不機嫌な顔をしながら、無言でラムサスに『赤い液体の入った小瓶』を投げ渡すと店から出て行った

「・・・はぁ~ 全く魔族ってヤツは愛想がなくて嫌だね~ ところでラムサスよ その小瓶に入ってるやつはまさか・・・」
「ああ、『ヘル・プラント』さ コイツはいい金になるからな 特にお盛んな貴族連中に高く売れる」
「でもそれってかなり危険な媚薬なんだろ?わしも今まで危険薬物の取引は見てきたが、そいつの取引は初めて見たぜ そういえば なんで『ヘル・プラント』って呼ばれてるんだ?」
「さあな でも、噂によると本当の呼び名が別にあるらしい そんなことより、大金が入るんだ今日は飲むぞ!もう一杯エール酒くれ!

➖酒場の裏➖

ランディはラムサスの言われた通りに酒場の裏に行くと1人のみすぼらしい孤児の子供が地べたに座っていた
子供は水色の髪でボサボサとして そして顔は痩せこけてて服もボロボロだった

「そこのアナタ・・・聞こえないのですか?地べたに座っているアナタこちらを向きなさい!」

ランディの呼び声に気がついた子供は無言で振り向き ランディを見る しかし、ランディは子供の姿を見て不満げな顔をしていた

「・・・あの無能な人間が!こんな浮浪児の子供じゃなく 貴族の子供を攫ってこいと言ったのに!まあいいでしょう、それでアナタ名前は?」
「・・な・・・まえ・・えっと・・・」
「やれやれ・・どうやら粗悪品を掴ませられた様ですね。でも使えないわけでは無いからよしとしますか・・・では、アナタ・・・『ファンク』!今日からアナタの名前は『ファンク』です!今から私についてきなさい!」

ランディに『ファンク』と名付けられた子供はランディの高圧的な口調に圧倒されて、言われるままにランディの後をついて行くであった

それから、2日後

ハズキとギンガとビリー達は食品街にいた 近々、剣闘士を引退する母ドリスへの引退記念パーティーをするための食品の買い出しである

「はぁはぁ ねぇ、まだ買うのハズキ姉ちゃん。俺達、もうクタクタだよぉ」
「そうだよぉ~ おばさんが大食いなのは知ってるけど ここまで買う?ふつうぅ?」
「ホントホント、この量は20人分はあるんじゃない? ギンガもよくついていけるね」

ビリー達が両手に荷物を持ちながら、息を切らし歩いている中 ギンガはビリー達よりも倍の荷物を持ち息も切らさず歩いている

「慣れだよ!慣れ!それよりもお前ら ちゃんと荷物持ってよ!今日はかーちゃんの剣闘士引退記念パーティーのためのご馳走を作るんだからな!」
「そうだよアンタたち!アンタたちも母さんに世話になってたんでしょ?だったら世話になった分 ここで恩返ししないとね♪」
「へ~い」(ビリー達)
「さあ!次行くぞ!お前らついてこい!」
「うっそ~ん!」(ビリー達)
「はいはい、ぼやかないぼやかない。ほら!がんば・・・!!!!」

疲弊しているビリー達を鼓舞しようとしたハズキだったが、何かに気づき さっきまで笑顔だったのが急に凍りついた表情になった

(ラム・・・サス?あそこにいるのはラムサスなの?・・・まさかね・・・アイツは3年前に利用した女の人に殺されたって聞いたし・・・・)
「・・・ちゃん!姉ちゃん!どうしたんだよ 急に立ち止まったと思えば 急に怖い顔してさ」
「えっ!?あ、えっと!ごめんごめん!なんでもないよ」
「変な姉ちゃん。ほら、早く行こうぜ」

ギンガに声をかけられて、我に帰ったハズキは疑問を抱きつつも買い物の続きをするのであった・・・

(・・・・もう合わない・・もう会いたくない・・・噂が本当であって欲しい・・・)

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