116 / 117
それからの俺たち
113 良かったと堂々と言える
しおりを挟む
「俺のつがい!間違いない!」
アリュートが連れてきた子はとても綺麗な男の子だった。
「アリュート、くっ付き過ぎでは?」
「父様と母様に言われたくねーよ!!」
ギアナ様とやる事が変わらない。俺は新しく息子になるその子に
「髪は伸ばした方が良いかも……人には見せられない首になるよ……」
そうアドバイスするしかなかった。噛み跡が今でも増え続けている首をチラッとせると
「え?!あ、あは、あははは……覚悟します」
と引き気味だったけど、アリュートの辞書にも手放すという言葉は存在しないから、諦めて欲しいと思う。
アリュートは卒業後2人で旅に出た。俺と違ってアリュートの伴侶はなかなかの剣士で、2人はウィシュバーグ最強だとか言われていた。
「色々な物を見たいんだ!」
そう言われては、行ってらっしゃいと言うしかなかった。
俺たちは王都住まいをやめて、ディライト領に住み始めた。お母様も連れて領の屋敷に移り、人材の育成をしている。
ギアナ様とお母様が暇潰しも兼ねて作った商会がどんどん大きくなって、王都の商会を脅かし始めたとか、アリュートが旅に行く前に炎の精霊と契約してくれて、大きなガラス工房が出来て、俺に沢山の弟子が出来たとか。
色々あって、ディライト領は今なかなかの好景気だ。あの時作った街も今でもきちんと機能していて、スイーツ通りはよく出来ている。
人混みは多いけど、怪しい人間も潜めない様に作ったので、貴族の子供や女子も気軽に甘い物を食べられる場所になっていた。
俺たちは歳をとる。シェルブールのお爺様が亡くなり、お婆様も後を追う様に神様の元へ旅立つ。
ルシリアの爺ちゃまも、そして旧ディライトの爺様。
俺たちはいつの間にか旧ディライト家を許していて、ジュディウス叔父様にも「帰ってこないか?」と声をかける様になっていた。
叔父様は帰って来るつもりだったが、ミレイ叔母様に
「馬鹿おっしゃい!リトさんの手は一生戻らないのよ!そういう厚顔無恥な所が良くないの!」
と、怒られていた。まあ、たしかに俺の手はあのままだけど、もうなんの不便もないんだけどね?
ドフレ家にも色々な支援はしていて、悪くない関係は続いていた。
「やっと、シュリの所へ行けるわ。すごくかかったけど、待っててくれるわよね?聞かせたい話がいっぱいあるよの!」
孫やひ孫に囲まれて、暖かい春の日にお母様が亡くなった。苦しまず、笑ってお父様の所にいけたから、俺たちは多分きちんと親孝行が出来たんだと思う。
「お婆様……」
「大ばちゃま、ばいばい」
どうやってこさえたのか、アリュートは息子を連れてきた。これまたそっくりの白虎の子供で俺はいつの間にかおばあちゃんになっていたようだ。
「神様に、俺の寿命も多すぎるから、分けたって言われたよ。母様?なんか心当たりある?」
「ごめん、ある」
なるほど、それだったか。アリュートの息子もそっくりで気がつくとどこかにかっ飛んで消えているやんちゃものだった。
「誰に似たんでしょうか……」
「アリュートだろ?」
「ギアナ様ですね」
しかも、力も強いので気がつくと何かにぶち当たり、当たった家具の方を壊している。
「……まごう事なき君達の子供だわ」
俺たちは爺になる。爺になってもギアナ様はピンシャンしてるし、俺の事は
「可愛い」
なんて言うから、まあ元気な爺二人組だ。この頃にはまた王都に戻って来て神殿の側に住んでいた。
『リトー!ギアナー!そろそろ迎えに来るからなー』
何一つ変わらない至高神様がお参りに来た神殿に立っていた。
「おや、もうそんな時期ですか」
「そうか、早かったなぁ」
俺とギアナ様は手を繋いで歩く。ゆっくりだ。俺の方が足腰にガタが来て早く歩けないんだ。
「大爺ちゃまが大婆ちゃまに無理をさせたからって爺ちゃまが言ってた!」
アリュートの子供の子供。ひ孫にすらそんな事を言われてしまった。なんだか恥ずかしいが、そんな事はないよ、と伝えておく。
最初から体力が違っただけです!
ひ孫も白い虎の血を良く引いて、頭の上には耳が。お尻からは立派な尻尾が生えている。
獣人の血はものすごく薄くなっているはずなのに、どんだけ強いんだろうな?ギアナ様の血は。その辺は神様の匙加減だったんだろうか?でもみんなものすごく可愛くて……ものすごくやんちゃだ。
2人で私物を片付けたり、権利書の渡し忘れがないか見ていると、もう爺になったアリュートが不思議そうに声をかけて来た。
「なんだ?その遺品整理みたいなの。2人とも死ぬのか?」
そう聞かれたので
「ああ」「そうだよ」
答える。
「……嘘だろ?」
「神様から配分して貰った寿命が切れるんだ。もうすぐ迎えに来るって言われたよ。良い人生だったなぁ」
家族がこんなにたくさんいる。アリュートの子供は1人だったけど、その子は沢山子供を作った。だからひ孫はなんと5人もいるのだ。俺の兄弟みたいに。
カレンも、ザザもシュルも、リンもジュールもみんな爺さん、婆さんになったけど元気だし、皆んなの子供も孫もひ孫も元気過ぎる。ひ孫はもはや誰が誰だか分からないレベルだ。
「そうか、お迎えがきたのか……」
「うん、先に行くね。向こうで待ってるからね、リト」
「ああ、まだ俺は長生きするけど、上にはいっぱい仕事があるから減らしておいて欲しいな、利人」
「まかせてよ!って言っても書類はギアナ様に丸投げだー俺はガラスを作るしか能がないから」
「しょうがないから片付けてやるよ。本当、神様は人使いが荒いぜ」
「ははっ!違いない」
俺たちは爺になったけど、大きなベッドで一緒に寝ている。
「リト」
「何です?ギアナ様」
俺の欠けた左手を握って、ギアナ様はつぶやく様に言う。
「様、は最後までついたままだった」
「ふふ、癖で」
どうしても抜けなかったなぁ。
「もう、痛くないよな?」
「もうだいぶ前から痛くありませんよ」
眠たくなって来た。目を閉じると、いつもと違って暗くはない。
「リト」
「はい」
「愛してる」
「俺も愛してます」
なんだろう、こんなに怖くない死は初めてだ。
ふわりと俺たちは手を繋いだまま、浮かび上がる。朝が来てもふわふわしていた。
最初にアリュートが部屋に来て、はぁ、とため息をつき。こっちを見て手を振っていた。なんだろう、見えるのかな?
「ったく!本当に仲良過ぎるぜ!」
ばたばたと慌ただしくなる。そりゃそうだろうな、2人いっぺんだもん。
家族はあまり泣かなかった。良かった、それだけが心配だったから。
『もういい?』
「良いよ、神様」
「ああ、大丈夫だ」
神様に引っ張られ、どんどん上に登って行く。
「おーい!リトーギアナー」
「あっ!サラやん!ぴゅーやんにザックも」
「俺たちも上にいくー」
「そうなんだ!」
そうだ!上に着いたらまたサラやんに手伝って貰わないとダメだもんな!ぴゅーやんにもザックにもやって貰わないといけない事がたくさんだ!
「続きつくらなあかんやろ!」
「そうだね!どこまで作ったっけ?」
「忘れてもーたわ!」
だよねー!地上に100年近くいたもの!
「途中で落ちたんだっけ?」
ギアナ様が笑ってる。
「そうなんですよ!雲の切れ間からぴゅーん!って。ギアナ様も気をつけて下さいね!」
「俺はリトほど鈍臭くはないから」
「あっ!酷い!」
上に着く頃には
「あ!若い!」
「お!初めて会った頃のリトだ!」
「姿形は1番やる気が出るのが良いよ!」
神様はぽうん!と音を立てて子供の姿になってしまった。
「はー!美青年も良いけどね。まあ、今日くらいはゆっくりしてて良いけど、明日からいっぱい働いてね!」
「えー!休みが1日しかないとか!酷くないですか!」
とんだブラック企業だよ!
「リト、指がある」
「あ、ほんとだ。ふふ、ギアナ様は初めて見ますね!」
出会った時はもう無かったからね。
「死んでからも新たな発見があるとは。リトは奥が深いな!」
「意味が分かりませんが?!」
向こうの方から小さな双子が走ってくる。
「りとー!」「りとー!」
「あ、双子神様」
「ごめんね!利人!私達のせいで地上に落っことしちゃって!」
俺は首を横に振る。
「良い人生でしたよ!しかも、お土産も連れて帰って来ましたし」
「お土産ぇ?俺のことか?」
「はいっ!」
お土産だ!お土産だ!と2人はギアナ様によじ登っている。
「でも、良い人生だったのは本当の事だな!」
「はいっ!」
俺たちはどのくらいここで過ごすのかは分からない。でも一緒なら、とても楽しいし、きっと終わりの時には
「良かった」
と、堂々と言える刻を過ごして行くだろうと確信している。
だって大好きな人と一緒なんだから!
その少年は硝子の魔術師 終
アリュートが連れてきた子はとても綺麗な男の子だった。
「アリュート、くっ付き過ぎでは?」
「父様と母様に言われたくねーよ!!」
ギアナ様とやる事が変わらない。俺は新しく息子になるその子に
「髪は伸ばした方が良いかも……人には見せられない首になるよ……」
そうアドバイスするしかなかった。噛み跡が今でも増え続けている首をチラッとせると
「え?!あ、あは、あははは……覚悟します」
と引き気味だったけど、アリュートの辞書にも手放すという言葉は存在しないから、諦めて欲しいと思う。
アリュートは卒業後2人で旅に出た。俺と違ってアリュートの伴侶はなかなかの剣士で、2人はウィシュバーグ最強だとか言われていた。
「色々な物を見たいんだ!」
そう言われては、行ってらっしゃいと言うしかなかった。
俺たちは王都住まいをやめて、ディライト領に住み始めた。お母様も連れて領の屋敷に移り、人材の育成をしている。
ギアナ様とお母様が暇潰しも兼ねて作った商会がどんどん大きくなって、王都の商会を脅かし始めたとか、アリュートが旅に行く前に炎の精霊と契約してくれて、大きなガラス工房が出来て、俺に沢山の弟子が出来たとか。
色々あって、ディライト領は今なかなかの好景気だ。あの時作った街も今でもきちんと機能していて、スイーツ通りはよく出来ている。
人混みは多いけど、怪しい人間も潜めない様に作ったので、貴族の子供や女子も気軽に甘い物を食べられる場所になっていた。
俺たちは歳をとる。シェルブールのお爺様が亡くなり、お婆様も後を追う様に神様の元へ旅立つ。
ルシリアの爺ちゃまも、そして旧ディライトの爺様。
俺たちはいつの間にか旧ディライト家を許していて、ジュディウス叔父様にも「帰ってこないか?」と声をかける様になっていた。
叔父様は帰って来るつもりだったが、ミレイ叔母様に
「馬鹿おっしゃい!リトさんの手は一生戻らないのよ!そういう厚顔無恥な所が良くないの!」
と、怒られていた。まあ、たしかに俺の手はあのままだけど、もうなんの不便もないんだけどね?
ドフレ家にも色々な支援はしていて、悪くない関係は続いていた。
「やっと、シュリの所へ行けるわ。すごくかかったけど、待っててくれるわよね?聞かせたい話がいっぱいあるよの!」
孫やひ孫に囲まれて、暖かい春の日にお母様が亡くなった。苦しまず、笑ってお父様の所にいけたから、俺たちは多分きちんと親孝行が出来たんだと思う。
「お婆様……」
「大ばちゃま、ばいばい」
どうやってこさえたのか、アリュートは息子を連れてきた。これまたそっくりの白虎の子供で俺はいつの間にかおばあちゃんになっていたようだ。
「神様に、俺の寿命も多すぎるから、分けたって言われたよ。母様?なんか心当たりある?」
「ごめん、ある」
なるほど、それだったか。アリュートの息子もそっくりで気がつくとどこかにかっ飛んで消えているやんちゃものだった。
「誰に似たんでしょうか……」
「アリュートだろ?」
「ギアナ様ですね」
しかも、力も強いので気がつくと何かにぶち当たり、当たった家具の方を壊している。
「……まごう事なき君達の子供だわ」
俺たちは爺になる。爺になってもギアナ様はピンシャンしてるし、俺の事は
「可愛い」
なんて言うから、まあ元気な爺二人組だ。この頃にはまた王都に戻って来て神殿の側に住んでいた。
『リトー!ギアナー!そろそろ迎えに来るからなー』
何一つ変わらない至高神様がお参りに来た神殿に立っていた。
「おや、もうそんな時期ですか」
「そうか、早かったなぁ」
俺とギアナ様は手を繋いで歩く。ゆっくりだ。俺の方が足腰にガタが来て早く歩けないんだ。
「大爺ちゃまが大婆ちゃまに無理をさせたからって爺ちゃまが言ってた!」
アリュートの子供の子供。ひ孫にすらそんな事を言われてしまった。なんだか恥ずかしいが、そんな事はないよ、と伝えておく。
最初から体力が違っただけです!
ひ孫も白い虎の血を良く引いて、頭の上には耳が。お尻からは立派な尻尾が生えている。
獣人の血はものすごく薄くなっているはずなのに、どんだけ強いんだろうな?ギアナ様の血は。その辺は神様の匙加減だったんだろうか?でもみんなものすごく可愛くて……ものすごくやんちゃだ。
2人で私物を片付けたり、権利書の渡し忘れがないか見ていると、もう爺になったアリュートが不思議そうに声をかけて来た。
「なんだ?その遺品整理みたいなの。2人とも死ぬのか?」
そう聞かれたので
「ああ」「そうだよ」
答える。
「……嘘だろ?」
「神様から配分して貰った寿命が切れるんだ。もうすぐ迎えに来るって言われたよ。良い人生だったなぁ」
家族がこんなにたくさんいる。アリュートの子供は1人だったけど、その子は沢山子供を作った。だからひ孫はなんと5人もいるのだ。俺の兄弟みたいに。
カレンも、ザザもシュルも、リンもジュールもみんな爺さん、婆さんになったけど元気だし、皆んなの子供も孫もひ孫も元気過ぎる。ひ孫はもはや誰が誰だか分からないレベルだ。
「そうか、お迎えがきたのか……」
「うん、先に行くね。向こうで待ってるからね、リト」
「ああ、まだ俺は長生きするけど、上にはいっぱい仕事があるから減らしておいて欲しいな、利人」
「まかせてよ!って言っても書類はギアナ様に丸投げだー俺はガラスを作るしか能がないから」
「しょうがないから片付けてやるよ。本当、神様は人使いが荒いぜ」
「ははっ!違いない」
俺たちは爺になったけど、大きなベッドで一緒に寝ている。
「リト」
「何です?ギアナ様」
俺の欠けた左手を握って、ギアナ様はつぶやく様に言う。
「様、は最後までついたままだった」
「ふふ、癖で」
どうしても抜けなかったなぁ。
「もう、痛くないよな?」
「もうだいぶ前から痛くありませんよ」
眠たくなって来た。目を閉じると、いつもと違って暗くはない。
「リト」
「はい」
「愛してる」
「俺も愛してます」
なんだろう、こんなに怖くない死は初めてだ。
ふわりと俺たちは手を繋いだまま、浮かび上がる。朝が来てもふわふわしていた。
最初にアリュートが部屋に来て、はぁ、とため息をつき。こっちを見て手を振っていた。なんだろう、見えるのかな?
「ったく!本当に仲良過ぎるぜ!」
ばたばたと慌ただしくなる。そりゃそうだろうな、2人いっぺんだもん。
家族はあまり泣かなかった。良かった、それだけが心配だったから。
『もういい?』
「良いよ、神様」
「ああ、大丈夫だ」
神様に引っ張られ、どんどん上に登って行く。
「おーい!リトーギアナー」
「あっ!サラやん!ぴゅーやんにザックも」
「俺たちも上にいくー」
「そうなんだ!」
そうだ!上に着いたらまたサラやんに手伝って貰わないとダメだもんな!ぴゅーやんにもザックにもやって貰わないといけない事がたくさんだ!
「続きつくらなあかんやろ!」
「そうだね!どこまで作ったっけ?」
「忘れてもーたわ!」
だよねー!地上に100年近くいたもの!
「途中で落ちたんだっけ?」
ギアナ様が笑ってる。
「そうなんですよ!雲の切れ間からぴゅーん!って。ギアナ様も気をつけて下さいね!」
「俺はリトほど鈍臭くはないから」
「あっ!酷い!」
上に着く頃には
「あ!若い!」
「お!初めて会った頃のリトだ!」
「姿形は1番やる気が出るのが良いよ!」
神様はぽうん!と音を立てて子供の姿になってしまった。
「はー!美青年も良いけどね。まあ、今日くらいはゆっくりしてて良いけど、明日からいっぱい働いてね!」
「えー!休みが1日しかないとか!酷くないですか!」
とんだブラック企業だよ!
「リト、指がある」
「あ、ほんとだ。ふふ、ギアナ様は初めて見ますね!」
出会った時はもう無かったからね。
「死んでからも新たな発見があるとは。リトは奥が深いな!」
「意味が分かりませんが?!」
向こうの方から小さな双子が走ってくる。
「りとー!」「りとー!」
「あ、双子神様」
「ごめんね!利人!私達のせいで地上に落っことしちゃって!」
俺は首を横に振る。
「良い人生でしたよ!しかも、お土産も連れて帰って来ましたし」
「お土産ぇ?俺のことか?」
「はいっ!」
お土産だ!お土産だ!と2人はギアナ様によじ登っている。
「でも、良い人生だったのは本当の事だな!」
「はいっ!」
俺たちはどのくらいここで過ごすのかは分からない。でも一緒なら、とても楽しいし、きっと終わりの時には
「良かった」
と、堂々と言える刻を過ごして行くだろうと確信している。
だって大好きな人と一緒なんだから!
その少年は硝子の魔術師 終
92
あなたにおすすめの小説
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
異世界転移した元コンビニ店長は、獣人騎士様に嫁入りする夢は……見ない!
めがねあざらし
BL
過労死→異世界転移→体液ヒーラー⁈
社畜すぎて魂が擦り減っていたコンビニ店長・蓮は、女神の凡ミスで異世界送りに。
もらった能力は“全言語理解”と“回復力”!
……ただし、回復スキルの発動条件は「体液経由」です⁈
キスで癒す? 舐めて治す? そんなの変態じゃん!
出会ったのは、狼耳の超絶無骨な騎士・ロナルドと、豹耳騎士・ルース。
最初は“保護対象”だったのに、気づけば戦場の最前線⁈
攻めも受けも騒がしい異世界で、蓮の安眠と尊厳は守れるのか⁉
--------------------
※現在同時掲載中の「捨てられΩ、癒しの異能で獣人将軍に囲われてます!?」の元ネタです。出しちゃった!
妹を救うためにヒロインを口説いたら、王子に求愛されました。
藤原遊
BL
乙女ゲームの悪役令息に転生したアラン。
妹リリィが「悪役令嬢として断罪される」未来を変えるため、
彼は決意する――ヒロインを先に口説けば、妹は破滅しない、と。
だがその“奇行”を見ていた王太子シリウスが、
なぜかアラン本人に興味を持ち始める。
「君は、なぜそこまで必死なんだ?」
「妹のためです!」
……噛み合わないはずの会話が、少しずつ心を動かしていく。
妹は完璧令嬢、でも内心は隠れ腐女子。
ヒロインは巻き込まれて腐女子覚醒。
そして王子と悪役令息は、誰も知らない“仮面の恋”へ――。
断罪回避から始まる勘違い転生BL×宮廷ラブストーリー。
誰も不幸にならない、偽りと真実のハッピーエンド。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
-----------------------------------------
0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる