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あれから後の話
2 これは夢、では? 後
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「いやいやいやいや、ないないないないない」
「マリエル様は今更何を……」
私はひーひーしながら歩いている。
「いやぁ。この私が最推しの子供を妊娠して、数日後には珠のような最推しジュニアを生成するだなんて、天地がひっくりがえってもないわー」
「まだ訳の分からない事を仰ってるのですか?式から妊娠が分かるまで殿下以外の男性と近づいた事もないじゃないですか。皆知ってるんですよ?殿下は中々嫉妬深くていらっしゃるから、片時もマリエル様から離れなかった事くらい!」
「で、でもー……」
確かにルドルフ様は中々でいらっしゃった。少しトイレに行こうとしてもついて来て、前で待っている始末。どこへ行くにもほぼ24時間一緒だった……。
「驚きましたよ、あの完璧な殿下がこうなるとは」
「最推し密着24時ってどんな天国かと……」
たまらん毎日でしたわ!ほほほ!
「……あの殿下にこの王子妃……良かった、マリエル様がルドルフ殿下と結婚してくれて本当に良かった……」
侍女ちゃん?!泣いてるの?!ど、どうした?!
「ど、どうしたの?!誰かに虐められたの?!私がなんとかしてあげるから言ってみて??」
「うう……あとはお子様が無事に産まれてくれれば……!」
へ?あれ?そう言えばなんだかお腹がパンパンで痛いような?
「侍女のハ、ハンナちゃん!わ、私!なんだかお腹が痛いわ!」
「早く言って下さーーーい!!」
ハンナが血相を変えてバタバタ走り出した。あ、あれ??わ、私ってば何してるんだっけ??!!
「天使をこの世に送り出してしまった……!」
「流石です!マリエル様!」
「か、可愛い……かわ、ふぅ」
「今、気を失うんですかーーー?!」
ああ、何だかとても凄い夢を見ていたのよ。なんとこのトラ畜の私が王太子ルドルフ殿下と結婚して珠のように可愛らしい天使を生産する夢よ。
なんか夢でも色々痛かったり苦しかったりしたけれど、天使の顔をみたらそんなの吹き飛んだわよね!
いやぁー夢って凄いわよねぇ!
「……あれ?」
「マリエル!頑張ったね!君も赤ちゃんも無事で良かった……良かった!」
気がつくと最推しに格上げされたルドルフ殿下が私の手を握り締めて、心配そうに呟いていた。ち、近い!近い!こんな至近距離じゃ色々パーン!ってしちゃううううーー!
「で、殿下、殿下!ち、近い、近いですっ!!」
「マリエル?普通だよ。頑張ったね、マリエル。凄く可愛い男の子だ。私にそっくりだって皆いうけれど目とかマリエルに似てると思うんだよ……凄く、凄く可愛いね」
「へあ……?」
あ、あれ?天使爆誕は夢だったのでは……?あれ?そういえばなんだか色々疲れているような、あらぬところが痛いような……?
「え?あれは私の夢小説の中の出来事であって……あれ?」
「マリエル?」
「あ、あのルドルフ様……お手数をおかけしますが、私のほっぺたをギューーーっとつねっていただけませんか?」
「え……し、しかし……」
「お願いします、確認したいことがあるのでどうしてもお願いします!」
「わ、分かった……痛かった言ってね」
ぎゅむ……痛い。
「痛いです、ルドルフ様」
「そ、それはそうだろうね……?大丈夫マリエル?」
「はひ……お尋ねしますが「もしかして:夢」という奴ではないのでしょうか……??」
「夢ではないと思うよ、マリエル」
「はひゃ……え、えええええええええええええええええええええ!?」
どうやら私の中の天地はひっくり返った!え?わ、私が、で、殿下と結婚の末、こ、子供!?ベイビー!?ワッツ!!??ぬおおおおおお!?ど、ど、どいうことおおお!?
「は、激しい眩暈が……フウ」
「マリエル!?」
次の日の朝に目を覚まして今まであまりに現実離れして夢だと思っていたことが実は全部現実で……どうしたらいいか分からないのよ!この状況に慣れるまで5年もかかったわ……事あるごとに三途の川が見えたもんよ、死ぬかと思った!
「おかあしゃまぁ~」
「天使ッ!」
「おかあさま、僕達が寄ってくるだけで祈りながら泣くのやめてください……」
3歳のリリエッタと手を繋ぎながら5歳のトレイスターがやってくる。可愛いマジ可愛いどうしてこんなに可愛いのか謎だ。だって可愛すぎて目の前が霞むんだもんよ……。
「お父様がもう少ししたら休憩だから一緒にお茶をしましょうって。ヴィンセント叔父様とアリアネット叔母様とルーセントも来るって」
「これがほんとのめじろ推しってね」
ヴィンセントお兄様とアリアネットの息子のルーセントは二人の涼やかな男前の部分を受け継ぎまくるほど受け継ぎ過ぎて完全な「目つきの鋭い武闘派」を感じさせ4歳の美幼児だ。推してる。
「それにしても私ってば本当にルドルフ様と結婚したのねえ……」
未だに信じられないけれど、ビタミンたっぷりのハーブティーを飲みながらはぁとため息をついたらやってきたアリアネットが噴き出した。
「い、今更か!マリー!3人目も元気に育っているというのに、今更そこなのか!」
「なんか……未だに信じられなくて……」
私はまたまた丸いお腹を撫でた。うーんトレイスターの時もリリエッタの時も「えーいやいや、嘘でしょそんな畏れ多い事がハハハハ」と思ってたらぽんぽーんと出てきてねえ……?
「もしかしてルドルフ殿下に何か不満があるのか?アリア、王城の隠し通路の地図あったね?襲撃はいつにする?」
「やめてくれ、ヴィンセント。それにしてもどうして王家の人間のみが知っているはずの隠し通路に地図があるのかな?」
お兄様とルドルフ様もやってきて、小さなお茶会が始まったわ。子供達は青い芝生の上で転げ回って遊んでいる。侍女達も見ているから特に危ない事はない。
「お、お兄様!怖い事を仰らないでください。やっと最近こう……何というか……」
あれ?私ってばルドルフ様に相当気に入られて可愛がられてるんじゃないか?と気が付き始めた所なんですから……恥ずかしい……。
私が妊娠して公務を一切手伝えないので、とても忙しいはずなのに、朝昼夜の食事は全員一緒に取るし、お昼前と3時頃にお茶の時間を設けている。それにもほぼ欠かさずやってくるし、夜も必ず一緒のベッドで寝ている……。仕事が終われば必ず一緒にいるし……。
「まだマリエルに付きまとってるんですか!?」
「し、失礼な!妻と一緒にいたいと思って何が悪いんだ!」
「マリー……ずっと殿下が後ろをついてきて嫌じゃないのか?暑苦しいとか思わないのか?」
アリアがとても失礼な事を言っているけれど、こっちから追いかけなくても推しがついてくるなんて
「とてもありがたい事です」
私はどんな功徳を積んだというのだろう、神様これからも頑張りますね!なむー
「……マリーだもんなぁ……」
そして呆れられた、なんで!?ねえ、なんでよー!?そんな感じで私は元気にまだ生きています。まだまだ課金が足りないので、死ねないようなんですわ!
「マリエル様は今更何を……」
私はひーひーしながら歩いている。
「いやぁ。この私が最推しの子供を妊娠して、数日後には珠のような最推しジュニアを生成するだなんて、天地がひっくりがえってもないわー」
「まだ訳の分からない事を仰ってるのですか?式から妊娠が分かるまで殿下以外の男性と近づいた事もないじゃないですか。皆知ってるんですよ?殿下は中々嫉妬深くていらっしゃるから、片時もマリエル様から離れなかった事くらい!」
「で、でもー……」
確かにルドルフ様は中々でいらっしゃった。少しトイレに行こうとしてもついて来て、前で待っている始末。どこへ行くにもほぼ24時間一緒だった……。
「驚きましたよ、あの完璧な殿下がこうなるとは」
「最推し密着24時ってどんな天国かと……」
たまらん毎日でしたわ!ほほほ!
「……あの殿下にこの王子妃……良かった、マリエル様がルドルフ殿下と結婚してくれて本当に良かった……」
侍女ちゃん?!泣いてるの?!ど、どうした?!
「ど、どうしたの?!誰かに虐められたの?!私がなんとかしてあげるから言ってみて??」
「うう……あとはお子様が無事に産まれてくれれば……!」
へ?あれ?そう言えばなんだかお腹がパンパンで痛いような?
「侍女のハ、ハンナちゃん!わ、私!なんだかお腹が痛いわ!」
「早く言って下さーーーい!!」
ハンナが血相を変えてバタバタ走り出した。あ、あれ??わ、私ってば何してるんだっけ??!!
「天使をこの世に送り出してしまった……!」
「流石です!マリエル様!」
「か、可愛い……かわ、ふぅ」
「今、気を失うんですかーーー?!」
ああ、何だかとても凄い夢を見ていたのよ。なんとこのトラ畜の私が王太子ルドルフ殿下と結婚して珠のように可愛らしい天使を生産する夢よ。
なんか夢でも色々痛かったり苦しかったりしたけれど、天使の顔をみたらそんなの吹き飛んだわよね!
いやぁー夢って凄いわよねぇ!
「……あれ?」
「マリエル!頑張ったね!君も赤ちゃんも無事で良かった……良かった!」
気がつくと最推しに格上げされたルドルフ殿下が私の手を握り締めて、心配そうに呟いていた。ち、近い!近い!こんな至近距離じゃ色々パーン!ってしちゃううううーー!
「で、殿下、殿下!ち、近い、近いですっ!!」
「マリエル?普通だよ。頑張ったね、マリエル。凄く可愛い男の子だ。私にそっくりだって皆いうけれど目とかマリエルに似てると思うんだよ……凄く、凄く可愛いね」
「へあ……?」
あ、あれ?天使爆誕は夢だったのでは……?あれ?そういえばなんだか色々疲れているような、あらぬところが痛いような……?
「え?あれは私の夢小説の中の出来事であって……あれ?」
「マリエル?」
「あ、あのルドルフ様……お手数をおかけしますが、私のほっぺたをギューーーっとつねっていただけませんか?」
「え……し、しかし……」
「お願いします、確認したいことがあるのでどうしてもお願いします!」
「わ、分かった……痛かった言ってね」
ぎゅむ……痛い。
「痛いです、ルドルフ様」
「そ、それはそうだろうね……?大丈夫マリエル?」
「はひ……お尋ねしますが「もしかして:夢」という奴ではないのでしょうか……??」
「夢ではないと思うよ、マリエル」
「はひゃ……え、えええええええええええええええええええええ!?」
どうやら私の中の天地はひっくり返った!え?わ、私が、で、殿下と結婚の末、こ、子供!?ベイビー!?ワッツ!!??ぬおおおおおお!?ど、ど、どいうことおおお!?
「は、激しい眩暈が……フウ」
「マリエル!?」
次の日の朝に目を覚まして今まであまりに現実離れして夢だと思っていたことが実は全部現実で……どうしたらいいか分からないのよ!この状況に慣れるまで5年もかかったわ……事あるごとに三途の川が見えたもんよ、死ぬかと思った!
「おかあしゃまぁ~」
「天使ッ!」
「おかあさま、僕達が寄ってくるだけで祈りながら泣くのやめてください……」
3歳のリリエッタと手を繋ぎながら5歳のトレイスターがやってくる。可愛いマジ可愛いどうしてこんなに可愛いのか謎だ。だって可愛すぎて目の前が霞むんだもんよ……。
「お父様がもう少ししたら休憩だから一緒にお茶をしましょうって。ヴィンセント叔父様とアリアネット叔母様とルーセントも来るって」
「これがほんとのめじろ推しってね」
ヴィンセントお兄様とアリアネットの息子のルーセントは二人の涼やかな男前の部分を受け継ぎまくるほど受け継ぎ過ぎて完全な「目つきの鋭い武闘派」を感じさせ4歳の美幼児だ。推してる。
「それにしても私ってば本当にルドルフ様と結婚したのねえ……」
未だに信じられないけれど、ビタミンたっぷりのハーブティーを飲みながらはぁとため息をついたらやってきたアリアネットが噴き出した。
「い、今更か!マリー!3人目も元気に育っているというのに、今更そこなのか!」
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お兄様とルドルフ様もやってきて、小さなお茶会が始まったわ。子供達は青い芝生の上で転げ回って遊んでいる。侍女達も見ているから特に危ない事はない。
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あれ?私ってばルドルフ様に相当気に入られて可愛がられてるんじゃないか?と気が付き始めた所なんですから……恥ずかしい……。
私が妊娠して公務を一切手伝えないので、とても忙しいはずなのに、朝昼夜の食事は全員一緒に取るし、お昼前と3時頃にお茶の時間を設けている。それにもほぼ欠かさずやってくるし、夜も必ず一緒のベッドで寝ている……。仕事が終われば必ず一緒にいるし……。
「まだマリエルに付きまとってるんですか!?」
「し、失礼な!妻と一緒にいたいと思って何が悪いんだ!」
「マリー……ずっと殿下が後ろをついてきて嫌じゃないのか?暑苦しいとか思わないのか?」
アリアがとても失礼な事を言っているけれど、こっちから追いかけなくても推しがついてくるなんて
「とてもありがたい事です」
私はどんな功徳を積んだというのだろう、神様これからも頑張りますね!なむー
「……マリーだもんなぁ……」
そして呆れられた、なんで!?ねえ、なんでよー!?そんな感じで私は元気にまだ生きています。まだまだ課金が足りないので、死ねないようなんですわ!
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お読みいただきありがとうございます!
書いていて楽しいのは本当に最高です(*‘ω‘ *)
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お読みいただきありがとうございます!
書いていてもとても楽しかったです(*‘ω‘ *)