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4 揺れる1年Aクラス
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ざわり、と教室は揺れた。
「それでね、私なんかがレオール様の婚約者になれるわけないと思うんだけど、それが一番じゃないってお母様がおっしゃるの」
「そうねえ、なんだか一番いい方法に見えるわね。じゃあわたくしのお兄様にもしカレッタがレオール様の婚約者になったら助けてくれるようにおねがいしておきますわ」
「あーんっジャネット好き~!私の無茶な話にいつも付き合ってくれるだけで大好きなのに~!」
「私もカレッタの事が大好きよ!」
「もう、ジャネットとマグダル様の縁結びのおまじない強化しておくっ!」
「ふふ、ありがとう」
ここは学園の1年生の教室だ。誰もがそ知らぬふりをしながら誰もがカレッタの話を聞いている。というか聞こえてくるのだ、カレッタは声が大きいから!
1年生のカレッタ・カタリナのとんでもない計画を1年Aクラスの全員が知ってしまった。なんとカレッタは畏れ多くもレオール王太子殿下の婚約者になりたいらしい。しかも完璧令嬢だと噂の3年生、エリーゼ・カタリナを追い落としてその座に自分が座るのだという。
そしてその計画にカタリナの親友であるジャネット・ハイマン侯爵令嬢が乗るという。ハイマン侯爵は現在の宰相職に就く切れ者の一家の長で、ジャネットの兄であるキースが次期宰相につくと内定しているらしい。
そのジャネットの約束をカレッタは取り付けてしまった。
これは「ある」かもしれない。Aクラスの令嬢子息は自らの親に素早く申告する。この機を逃してはならないと、どこにつくか早く決めないといけないと。
「どしたの?みんな」
「あ、ああ。何でもないよ、カレッタ」
「具合悪い人がいたら教えてね。すぐ治しちゃうから!」
「ありがとう、カレッタ」
聖女の術は教会にかなりの額を納めないと施してもらえない特別な術。それなのにカレッタは気軽にホイホイと使っている。カレッタは教会に登録された聖女ではないし、ローラも「断罪」された時に正式な聖女の資格ははく奪されているのだ。
それでもなお、ローラもカレッタは癒しの聖女の術は使えた。そして出し惜しみすることもなかった。
「……カレッタが王妃かあ……優しいだろうけど、頼りないだろうなあ……」
お馬鹿だし、人が良すぎてよく騙されるそんなカレッタは学生達からも好かれている。
「ジャネットのお兄さんが助けてくれも足りない気がするなあ……私達も何とかしなくちゃ」
カレッタは友達が多い。カレッタの友人はやる気を出す事にした。
「それでね、私なんかがレオール様の婚約者になれるわけないと思うんだけど、それが一番じゃないってお母様がおっしゃるの」
「そうねえ、なんだか一番いい方法に見えるわね。じゃあわたくしのお兄様にもしカレッタがレオール様の婚約者になったら助けてくれるようにおねがいしておきますわ」
「あーんっジャネット好き~!私の無茶な話にいつも付き合ってくれるだけで大好きなのに~!」
「私もカレッタの事が大好きよ!」
「もう、ジャネットとマグダル様の縁結びのおまじない強化しておくっ!」
「ふふ、ありがとう」
ここは学園の1年生の教室だ。誰もがそ知らぬふりをしながら誰もがカレッタの話を聞いている。というか聞こえてくるのだ、カレッタは声が大きいから!
1年生のカレッタ・カタリナのとんでもない計画を1年Aクラスの全員が知ってしまった。なんとカレッタは畏れ多くもレオール王太子殿下の婚約者になりたいらしい。しかも完璧令嬢だと噂の3年生、エリーゼ・カタリナを追い落としてその座に自分が座るのだという。
そしてその計画にカタリナの親友であるジャネット・ハイマン侯爵令嬢が乗るという。ハイマン侯爵は現在の宰相職に就く切れ者の一家の長で、ジャネットの兄であるキースが次期宰相につくと内定しているらしい。
そのジャネットの約束をカレッタは取り付けてしまった。
これは「ある」かもしれない。Aクラスの令嬢子息は自らの親に素早く申告する。この機を逃してはならないと、どこにつくか早く決めないといけないと。
「どしたの?みんな」
「あ、ああ。何でもないよ、カレッタ」
「具合悪い人がいたら教えてね。すぐ治しちゃうから!」
「ありがとう、カレッタ」
聖女の術は教会にかなりの額を納めないと施してもらえない特別な術。それなのにカレッタは気軽にホイホイと使っている。カレッタは教会に登録された聖女ではないし、ローラも「断罪」された時に正式な聖女の資格ははく奪されているのだ。
それでもなお、ローラもカレッタは癒しの聖女の術は使えた。そして出し惜しみすることもなかった。
「……カレッタが王妃かあ……優しいだろうけど、頼りないだろうなあ……」
お馬鹿だし、人が良すぎてよく騙されるそんなカレッタは学生達からも好かれている。
「ジャネットのお兄さんが助けてくれも足りない気がするなあ……私達も何とかしなくちゃ」
カレッタは友達が多い。カレッタの友人はやる気を出す事にした。
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