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第33話 証拠固め
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血液検査後、大雄さん・私・蘭さん・新橋・大志・川野の6人で話し合いを行った。
「管ユウタさんの血液は真っ黒。管エミの血液は…薬物反応があるってくらい。一緒に連れてきた男衆の血液も真っ黒ですね」
「ふむ。するってぇと、職員はもう薬漬け真っ黒。その家族もまぁ、被害に遭ったよってくらいか?」
「そうですね。この薬物の不思議なところは外面では全くわかりません。営業の方もわからないんじゃないかな?依存性はあるものの要求はしていないようです」
「まあそうだろうなぁ。RRカンパニーは日々の作業の中で薬物を投与していたみたいだしな。自分から要求はしてないんだろ?」
「管ユウタさんと今回連れてきた男衆はそうですね。要求がない限りあの収入増加は考えにくいですよ」
「そうすると、街に流してる?流し方かぁ。自分のとこの風俗店を利用するのが手っ取り早いな。風俗嬢も薬漬けになるわけだが、客が徐々に薬に染まっていく。店の売り上げもアップして、さらに薬による収入もってわけだ」
「これはどうやって証拠を?それなんだがなぁ、俺もユキも新橋も。今回の事で先生ももちろん大志も顔が割れてるだろ?大志の顔が割れてるってことは大海もか?」
「2卵性なので兄妹くらいですよ?」
「大輝はまだまだ未成年だから不可」
「ですね」「ダメよ!」
「川野も顔が割れてるだろ?」
「「「「「「うーん」」」」」」
「一番顔の割れ率が低いのは大海か?」
「そうなるよねぇ。大海を男装させて風俗店?一人お持ち帰りすればOKかな?」
「ご丁寧に一人に一つずつ発信機を持たせてるって話だぜ?」
「必要なのはその風俗店で働く子の血液と本人の自供でしょ?お持ち帰りを白虎組が経営してるラブホにすればいいんじゃない?」
「っ!大海にそのけはないぞ!」
「わかってるわよ。待ち合わせ場所よね。そうでしょ?蘭さん?」
「流石は姐さん、理解が早くて助かるわ。大海さんとも綿密に計画して、実行しないと大海さんを人質にされちゃうわ。薬漬けにされて」
「それは大変だ!しっかりと計画を立てよう」
大雄さんは必死だなぁ。愛娘がヤク漬けというのは避けたいだろうからなぁ。
大海もこの中に入れて話し合いを続けた。
「大海の顔が一番割れてないと判断して、大海に潜入捜査をしてほしい。もう断腸の思いだ」
「三代目っ!しっかり」
「大海は男装して赤川の傘下の風俗店に行ってもらう。そこで薬の取引きが行われているという話だ。その店のトップでも指名すればまぁ薬漬けだろうな。そのトップの子と白虎組傘下のラブホで待ち合わせだ。ラブホにはここにいるメンバーがいるって寸法だ」
「了か~い」
「緊張感のない子だよ。大輝も候補だったけどまだ未成年だからね。大海に白羽の矢が立ったわけ。失敗したら、大海まで薬漬けになるんだからね!」
「トップを指名するためとかに使うお金はどうするの?」
「組から出すから安心しろ」
「やったね、安心して高い酒飲んでくるね!」
「現金な子だなぁ。誰に似たんだろう?」
申し訳ないけど、私の両親かもしれない。ゴメンなさい!大雄さん‼
「管ユウタさんの血液は真っ黒。管エミの血液は…薬物反応があるってくらい。一緒に連れてきた男衆の血液も真っ黒ですね」
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「そうですね。この薬物の不思議なところは外面では全くわかりません。営業の方もわからないんじゃないかな?依存性はあるものの要求はしていないようです」
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「ですね」「ダメよ!」
「川野も顔が割れてるだろ?」
「「「「「「うーん」」」」」」
「一番顔の割れ率が低いのは大海か?」
「そうなるよねぇ。大海を男装させて風俗店?一人お持ち帰りすればOKかな?」
「ご丁寧に一人に一つずつ発信機を持たせてるって話だぜ?」
「必要なのはその風俗店で働く子の血液と本人の自供でしょ?お持ち帰りを白虎組が経営してるラブホにすればいいんじゃない?」
「っ!大海にそのけはないぞ!」
「わかってるわよ。待ち合わせ場所よね。そうでしょ?蘭さん?」
「流石は姐さん、理解が早くて助かるわ。大海さんとも綿密に計画して、実行しないと大海さんを人質にされちゃうわ。薬漬けにされて」
「それは大変だ!しっかりと計画を立てよう」
大雄さんは必死だなぁ。愛娘がヤク漬けというのは避けたいだろうからなぁ。
大海もこの中に入れて話し合いを続けた。
「大海の顔が一番割れてないと判断して、大海に潜入捜査をしてほしい。もう断腸の思いだ」
「三代目っ!しっかり」
「大海は男装して赤川の傘下の風俗店に行ってもらう。そこで薬の取引きが行われているという話だ。その店のトップでも指名すればまぁ薬漬けだろうな。そのトップの子と白虎組傘下のラブホで待ち合わせだ。ラブホにはここにいるメンバーがいるって寸法だ」
「了か~い」
「緊張感のない子だよ。大輝も候補だったけどまだ未成年だからね。大海に白羽の矢が立ったわけ。失敗したら、大海まで薬漬けになるんだからね!」
「トップを指名するためとかに使うお金はどうするの?」
「組から出すから安心しろ」
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