【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!

satomi

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第65話 その後の対応

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「さ、赤川弟のところの『精鋭』はみんなうちに捕まえた。『精鋭』のうち若い男はみんな整形した顔と体を元の顔と体に戻したがってる。まあ、爺より青年のほうがいいわな」
「女性は、大海が女性だってわかって結構凹んでるわ~」
「えー、『精鋭』のうち、男性9人、女性5人。大輝が試したところ、最初の赤川弟(仮)以外の男はまだそんなに年がいっていない。本人だったのは最初の赤川弟(仮)と推測できる。奴ならすでに、処分済だ」
「女性の処分はどうするんですか?」
「ああ、それが困ってるんだよなぁ。大きな害はないし。うちの傘下のイメクラで働いてもらうか?SM部屋。5部屋増えることになるが。5人をつないでおく」
「それがいいですねぇ、女性としての尊厳が…って話ですよね」
 新橋、爽やかに言う事じゃないよ……。
 確かに逃げられないようにしておきたいし、目が届いて逃げないようにするにはそれがいいかも。前歴(キャバ嬢)もあるし。
「『精鋭』は赤川弟を含めると14人だ。赤川弟以外の男が若い男だったのも皮肉だよなぁ」
「若返りたかったんじゃないですか?」
「そして、女を侍らす?」
「どうでしょう?ロリコンでMっ気のある男ですからね…」
 幼女に罵られるのが好きなの?変態だな。

 女性5人は地味に『大海ファンクラブ』を作っている。
 大雄さんは「危険だからイメクラに近寄ったらいけない」って大海に言ってる。いやいや、事件が終われば白虎商事のCEOで忙しいから、イメクラに近づくことないでしょ?

 若返ってさぞ若い人生を満喫しているだろう元・赤川弟たちは大輝の爆乳が忘れられず、ちょっと巨乳の女性でもあまり満足できないようだ。ある意味不憫。
 大輝は人妻で次期若頭が旦那様だから、そう簡単に手が出せるような子じゃあないよ?お金を稼いでは、爆乳の子がいると噂になってるキャバクラに行ってるみたいだけど、大輝みたいなのには出会えてないみたい。大輝は天然ものだからね。爆乳でも養殖ものは嫌なんでしょ?贅沢な悩みと言えば贅沢だよね。

 

 ある日、白虎商事での会議で話が出た。
「あるイメクラのホステスが『大海ファンクラブ』なるものを作っているらしいです。CEOのお名前は失礼ですが、大きな海と書きますよね?レアなので、彼女らの言う方なのかと……」
 マジか?迷惑だなぁ。父さんか新橋に言ってなんとかしてもらうか迷惑だから。
「という事は、あなたはそのイメクラに行ったという事ですか?」
 大輝の反撃。白虎商事の重役に大ダメージ!
「い…いや。人伝に聞いたんだ」
「信憑性に欠けますね。そのような戯言を会議の場でおっしゃらないで下さい」
 なんなのこのバーコード親父は!出世目的?

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