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第93話 外伝⑨ 大斗と遊佐
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俺は遊佐が好きだ。
一刻も早く成長してほしい。早く高校を卒業しないかなぁ?
そう思いながら、俺は遊佐に会う度に遊佐の胸を揉み、胸の成長を促すようにしていた。そんな俺の様子を母さんに見られているとは…。
「この万年発情ヘンタイ息子‼可愛い遊佐ちゃんに何してるのよ!」
「いや、胸を揉んで胸の成長を促そうかと…」
「TPOを弁えなさい!廊下で会ってもどこで会っても遊佐ちゃんの胸を揉んで。可哀そうに遊佐ちゃん、大斗のこと嫌いになるわよ?」
「それは困る!」
「だったら!変態行為はやめなさい!わかったわね!」
「はい…」
母さんには強く出れない。刷り込み?条件反射?
「お前の気持ちはわかるんだがなぁ。遊佐ちゃんだってまだ14才でそんなにこの家に慣れてないってのに、お前みたいのが会う度に胸を揉むんじゃなぁ。おちおち寝れないじゃないか!」
父さんは気持ちはわかってくれるんだけど、俺が求めてるのは巨乳じゃなくて爆乳なんだよね。それこそ母さんみたいなさぁ。父さんはいいよなぁ。母さんの方からアタックされたって聞いてるし。
「遊佐ちゃん、ごめんねぇ。あの子に悪気はないのよ。多分。この屋敷の他の若い衆は絶対に遊佐ちゃんに手を出さないから大丈夫よ!あの子は私みたいのが産んで、育てたもんだから、女性の胸に強く執着心があるみたいなのよ。遊佐ちゃんの胸も自分と結婚する頃に今よりも成長しててほしいんだと思うわ。今でも十分大きいと思うんだけどねぇ。男が考えてることはわかんないわ」
お義母さん(予定)の話でちょっとは気が楽になった。
三代目の耳にも入った。
「何ぃ?胸を揉むと大きくなる?そりゃあ嘘だな。そんなで大きくなってんなら今頃ユキの胸は超爆乳だな」
「ちょっと大雄さん!恥ずかしい…」
「この俺が丹精込めて半世紀近く揉んでるからな!」
力強くいう事だろうか?でもそれからは大斗さんが私の胸にそんなに執着なくなった。
かわりになんか雑誌を見ながら、「ほうほう、ここのリンパマッサージをすると血流の流れが促進されるんだな?」などと、私が机に向って勉強しているというのに、大斗さんは私の胸を何としてでも大きくしたいようで、雑誌に書いてある方法を試している様子。
「大斗さん。雑誌の情報って結構偽情報多いんですよ?それよりもネットで検索したんですけど、無理に胸を大きくしようとすると逆効果という話もありますよ?」
こっちに大斗さんは衝撃を受けていました。
それよりも最近大斗さんはお帰りが遅いようです。大斗さんも19才です。私はただの婚約者だし、まだ中学生なので何も言えませんけど。でも…。大斗さん、浮気?
俺だってそれなりに性欲というものがある。仕方ないので、性欲処理という名目でキャバクラへ行く。相手にするキャバ嬢は当然巨乳。爆乳じゃないから気分が下がるが。週に2・3回そいつの体を借りて性欲処理をする。そいつには「ユサって呼ぶが構わないよな?」と言っている。
弊害が起きた。そいつが「自分は白虎組の次期若頭夫人になる」と吹聴しているらしい。とんだ迷惑だ。俺はそいつの名前も知らないってのに。
大和には「元・キャバ嬢なんか『若頭夫人』にできない。っていうか、お前は遊佐ちゃんと婚約してるんじゃないか?」と言われた。仕方ないので、大和には「今現在遊佐に手を出すことは出来ないけど、俺にも性欲というものは存在するので、処理にその女を利用してただけですけどこんなことになるとは…」
「遊佐ちゃんは今何才だ?大輝さんは確か15才の時に朔斗さんに言い寄ったいうか、身体を使ったというか…。で関係を持ったと俺は聞いてるぞ?めちゃくちゃ隠しまくって18才でお前を妊娠するまで秘密の関係だったらしい。父さんから聞いた」
遊佐もあと3ヶ月で15才…。3ヶ月は我慢しよう。
3カ月後、遊佐の誕生日パーティー!
「遊佐ちゃん、おめでとー!」
なぜ母さん?
「それで、プレゼントなんだけど…ほい、うちの大斗!いいかな?貰ってくれる?」
「あの、私でよろしければ…」
赤面している遊佐も初々しくて可愛い。
まだ未熟ではあるが(俺的に)、俺と遊佐は事実婚状態になった。
その後も二人の関係は続いた。周りは見て見ぬふりをしていたことを俺は知っている。
結局のところ、私は高校卒業までに胸が成長し、大斗さんと正式に結婚することができました♡
一刻も早く成長してほしい。早く高校を卒業しないかなぁ?
そう思いながら、俺は遊佐に会う度に遊佐の胸を揉み、胸の成長を促すようにしていた。そんな俺の様子を母さんに見られているとは…。
「この万年発情ヘンタイ息子‼可愛い遊佐ちゃんに何してるのよ!」
「いや、胸を揉んで胸の成長を促そうかと…」
「TPOを弁えなさい!廊下で会ってもどこで会っても遊佐ちゃんの胸を揉んで。可哀そうに遊佐ちゃん、大斗のこと嫌いになるわよ?」
「それは困る!」
「だったら!変態行為はやめなさい!わかったわね!」
「はい…」
母さんには強く出れない。刷り込み?条件反射?
「お前の気持ちはわかるんだがなぁ。遊佐ちゃんだってまだ14才でそんなにこの家に慣れてないってのに、お前みたいのが会う度に胸を揉むんじゃなぁ。おちおち寝れないじゃないか!」
父さんは気持ちはわかってくれるんだけど、俺が求めてるのは巨乳じゃなくて爆乳なんだよね。それこそ母さんみたいなさぁ。父さんはいいよなぁ。母さんの方からアタックされたって聞いてるし。
「遊佐ちゃん、ごめんねぇ。あの子に悪気はないのよ。多分。この屋敷の他の若い衆は絶対に遊佐ちゃんに手を出さないから大丈夫よ!あの子は私みたいのが産んで、育てたもんだから、女性の胸に強く執着心があるみたいなのよ。遊佐ちゃんの胸も自分と結婚する頃に今よりも成長しててほしいんだと思うわ。今でも十分大きいと思うんだけどねぇ。男が考えてることはわかんないわ」
お義母さん(予定)の話でちょっとは気が楽になった。
三代目の耳にも入った。
「何ぃ?胸を揉むと大きくなる?そりゃあ嘘だな。そんなで大きくなってんなら今頃ユキの胸は超爆乳だな」
「ちょっと大雄さん!恥ずかしい…」
「この俺が丹精込めて半世紀近く揉んでるからな!」
力強くいう事だろうか?でもそれからは大斗さんが私の胸にそんなに執着なくなった。
かわりになんか雑誌を見ながら、「ほうほう、ここのリンパマッサージをすると血流の流れが促進されるんだな?」などと、私が机に向って勉強しているというのに、大斗さんは私の胸を何としてでも大きくしたいようで、雑誌に書いてある方法を試している様子。
「大斗さん。雑誌の情報って結構偽情報多いんですよ?それよりもネットで検索したんですけど、無理に胸を大きくしようとすると逆効果という話もありますよ?」
こっちに大斗さんは衝撃を受けていました。
それよりも最近大斗さんはお帰りが遅いようです。大斗さんも19才です。私はただの婚約者だし、まだ中学生なので何も言えませんけど。でも…。大斗さん、浮気?
俺だってそれなりに性欲というものがある。仕方ないので、性欲処理という名目でキャバクラへ行く。相手にするキャバ嬢は当然巨乳。爆乳じゃないから気分が下がるが。週に2・3回そいつの体を借りて性欲処理をする。そいつには「ユサって呼ぶが構わないよな?」と言っている。
弊害が起きた。そいつが「自分は白虎組の次期若頭夫人になる」と吹聴しているらしい。とんだ迷惑だ。俺はそいつの名前も知らないってのに。
大和には「元・キャバ嬢なんか『若頭夫人』にできない。っていうか、お前は遊佐ちゃんと婚約してるんじゃないか?」と言われた。仕方ないので、大和には「今現在遊佐に手を出すことは出来ないけど、俺にも性欲というものは存在するので、処理にその女を利用してただけですけどこんなことになるとは…」
「遊佐ちゃんは今何才だ?大輝さんは確か15才の時に朔斗さんに言い寄ったいうか、身体を使ったというか…。で関係を持ったと俺は聞いてるぞ?めちゃくちゃ隠しまくって18才でお前を妊娠するまで秘密の関係だったらしい。父さんから聞いた」
遊佐もあと3ヶ月で15才…。3ヶ月は我慢しよう。
3カ月後、遊佐の誕生日パーティー!
「遊佐ちゃん、おめでとー!」
なぜ母さん?
「それで、プレゼントなんだけど…ほい、うちの大斗!いいかな?貰ってくれる?」
「あの、私でよろしければ…」
赤面している遊佐も初々しくて可愛い。
まだ未熟ではあるが(俺的に)、俺と遊佐は事実婚状態になった。
その後も二人の関係は続いた。周りは見て見ぬふりをしていたことを俺は知っている。
結局のところ、私は高校卒業までに胸が成長し、大斗さんと正式に結婚することができました♡
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