8 / 72
7.卑俗の王
しおりを挟む
馬車から降りるのに、アルフォンスが手助けをする。約束をしたかのようにエスコートをする彼に、エレインは「そこまでなさらなくとも」と言ったが、彼は「謁見の間までだから」と言って手を差し出した。
彼女の荷をどこに運び込めばいいのかが今はわからないので、共に来た者たちはみな待機を強いられた。ランバルトを始めとした護衛騎士たちにエレインは礼を言い、アルフォンスに連れられて王城に入る。
周囲に立っている兵士たちからの視線。彼らは感情を押し殺しているのだろうが、それでもエレインは「チリチリと、憎悪を感じるな」と思い、ぞくりと肌が粟立つ。
(当たり前だろう。わたしは敵国の女だ)
一人の男性がアルフォンスの斜め後ろから近づき、耳打ちをする。
「アルフォンス様。陛下がお待ちです」
「すぐお会い出来るのか」
「はい。このまま謁見の間までお越しいただければ」
「わかった」
男は足早に去っていく。嫌そうにため息を一つつくアルフォンス。それへ、そっとエレインが尋ねる。
「あまり、国王陛下と仲がよろしくない?」
「そうだな。結構、よろしくない」
あっさりとした返答にエレインは心の中で驚いた。まさか、そう素直に返事をもらえるとは思っていなかったからだ。
「なるほど」
「だが、それは我らが異母兄弟だから、という理由ではない。休戦後にわたしに大量の仕事を投げてきたが、ガリアナ王国との馬鹿げた交渉を自分でやるせいだったとは思わなかった」
「あなたがそれを取り仕切っていたら、もしや、わたしはここに来なかった?」
「ように、尽力はしただろう。が、それを言っても仕方がない。要するに、兄はいささか頭がおかしくてな……思えば、父も戦が始まる少し前からおかしかった。そう思うと、わたしもそうなってしまうのではないかと、少し心が重い」
王が少しおかしかった。それが侵略戦争の始まりだったのだろうか。エレインはわずかに眉間にしわを寄せた。
「そのようなことをわたしにおっしゃるとは」
「王弟としての言い訳だ。世間話というやつだよ」
そうこう話しているうちに、王の謁見の間に到着をする。取次の者がアルフォンスとエレイン到着の旨を中にいる者にまず伝え、その後に改めて扉が開いた。
扉から入れば、まるで建物の門のように豪奢な彫像が入り口付近に並び、そこを通ると先に六段ほどの段があった。段の上には玉座が一つ。そこに、王はどっかりと座っている。隣に王妃の場はない。ここは明らかに「王」との謁見の場なのだと主張をしているようだ。段には黒地に金糸が編み込まれた絨毯が敷かれている。
そして、段の下には両側に臣下が20人ほどずらりと並んでいた。アルフォンスは「見世物のつもりか」とぽつりとつぶやく。彼の言葉から、いつもの王の謁見ではこんなに臣下がそろっていないのだということをエレインは理解をした。
「来たか、エレイン。名乗りをあげよ」
あっさりと自分の名を呼び捨てにされて、エレインは内心苛立った。が、それは顔に出さずに、ドレスをつまんで礼をする。
「ガリアナ王国第一王女、エレイン・ミレイ・ガリアナでございます」
「おうおう……なんだ、なんだ、これは本当に美しいな……顔をあげろ」
エレインが顔をあげると、玉座から見下ろすマリエン国王と目が合う。確かにアルフォンスの兄だ。精悍な顔立ちはきっと父親似なのだろう。だが、エレインを上から下まで品定めをしようとしているその視線は、まったく似ても似つかぬものだった。
アルフォンスと違って、ねっとりと絡みつくような視線。とくに、顔や、ドレスの胸元に視線を感じて、エレインは心の中で「もう『そっち』のことでも考えているのか」とぞくりとした。
「ほう……期待以上だな。ところで、そなたはガーディアンの天恵を持つと聞いた。その能力で前線を守っていたとのこと」
「はい」
隠す必要はない。ただ、淡々と返事をするだけだ。だが、自分が前線にいたことをこの場にいる人々すべてに周知をされてしまった。そういう立場で嫁入りをしなければいけないのだ、ということは苦々しく思う。
「どれ。その力を見せてくれぬか?」
「……わかりました。今、発動いたしますので……どうぞ、わたしに何なりと攻撃なりしてください」
国王クリスティアンは護衛騎士二人に命じて、彼女を「殴れ」と言った。騎士たちはその命令に驚いて腰がひけていたが、更にもう一度「殴れ」と言われ、仕方なく彼女に襲いかかる。彼のその命じ方にエレインはいささか苛立った。ああ、この国の王は。自分が嫁ぐはずの男は、下卑た男なのだ。そして、この国の騎士たちは、女一人を殴れという命令にも従わなければいけないのだな……失望と共に彼女は微かにため息を漏らし、天恵を発動した。
天恵の発動は一瞬で行われる。己のみぞおち付近に意識を集中して念じるだけ。たったそれだけのことだ。だが、その「たったそれだけ」の力で、彼女は今まで自国の兵士たちを助けてきたのだ。
「……うわっ!?」
次の瞬間。彼女の体に触れるか触れないかのところで、殴りかかった騎士たちは何かに弾かれたように体をのけぞらせて床に腰をつく。ぽかん、と彼女を見上げる騎士たちを一瞥して、エレインは国王に尋ねた。
「これで、よろしいでしょうか」
「はっはっは、良い、良いぞ。なるほど。ガーディアンの天恵の話は本当だったのだな」
国王はそう言って笑うと、ぱん、ぱん、ぱん、とわざとらしい拍手をする。臣下たちは微かにざわついている。
「それでは、次だ。剣の腕が立つという話も聞いたな。どれ。その腕前を披露してくれぬか」
「残念ながら、今は剣を持ち合わせておりません」
「フィル、剣を貸してやれ」
「はっ」
「抵抗をしようなどとは考えるなよ? お前が何かをしでかせば、休戦の条約は無効になる」
「そのようなことはいたしません」
「良い心がけだ。グスタフ、相手をしてやれ」
「はっ……」
名指しをされた騎士は大柄で、どう見ても力が強そうな男性だった。後から聞いた話によると、王城専属騎士団の副団長とのことだった。グスタフは謁見の間の中央に歩いてくる。
真剣でやるのか。木剣ではないのか。臣下たちは今更ざわついた。普段、騎士たちの手合わせでは、基本的に木剣を使う。そもそも真剣は危険であるし、何よりそれを消耗させることが勿体ないからだ。だが、まさか隣国の姫に真剣を手にさせるとは。
それを、こうもたやすく。それは、自分の腕を理解してのことかとエレインは考える。いや、そんなことはない。この男はむしろ、エレインの「噂」が嘘で、剣を持って情けないところを見たいとでも思っているに違いない。
その時、誰一人味方なぞいないと思っていたその場で、声があがった。
「兄上、エレイン嬢はドレスですので……」
その声はアルフォンスだ。彼は臣下の列、最も国王に近い場所に立っており、そこで一歩前に出て国王に物申した。だが、国王は一瞬だけ眉を潜め、それから「そうかそうか」と笑った。
「確かにドレスでは動きにくいな。それは気が付かずに申し訳なかった。では、ドレスを脱いでもらえばよいだろう」
とんでもないことを口にするクリスティアン。しまった、とアルフォンスは顔をしかめて、そっとエレインを振り返った。何か他に、と彼は考えているようだったが、うまく言葉が出ない様子だ。
エレインがちらりと臣下たちを見れば、にやにやと笑っている者、申し訳なさそうに目を逸らす者と反応は様々だ。少なくとも、全員が全員彼女を見世物にしたいわけではないのだろう。勿論、それは何の慰めにもならないが。
「アルフォンス、そこを早くどけ」
「は……」
苦々しい表情でアルフォンスが脇へと移動を始めた時だった。
「これで、問題はございません」
エレインはそう言って、さあっとドレスの裾を剣で切り裂いた。ひざ下が露わになり、切り落とした布をどさっと脇に捨てる。彼女はにこりともせずに、冷たい眼差しを国王に向けた。
「切れ味がよろしゅうございますね」
「はは、ははは、そうかそうか。では、それで良いぞ」
国王はエレインが自ら無様な恰好――もちろん下着姿になる方が彼の思惑ではあったが――になったことが面白かったようで、ドレスを脱がないことを許す。彼の視線は相変わらず、エレインの胸元、そして、白く美しい足に注がれる。それに、エレインは心底うんざりとした。
それから、彼女はついでとばかりにかかとが高い靴も脱ぎ捨て、ぽい、ぽい、と雑に投げた。もちろん、第一王女としての所作ではない。だが、ここではもうそんなことにこだわる者は一人もいないのだ。エレインは「わたしはただの見世物なのだ」と唇を軽く噛み締めた。ならば、こちらもそれで良い。そう思わなければやっていられなかったのだ。
彼女の荷をどこに運び込めばいいのかが今はわからないので、共に来た者たちはみな待機を強いられた。ランバルトを始めとした護衛騎士たちにエレインは礼を言い、アルフォンスに連れられて王城に入る。
周囲に立っている兵士たちからの視線。彼らは感情を押し殺しているのだろうが、それでもエレインは「チリチリと、憎悪を感じるな」と思い、ぞくりと肌が粟立つ。
(当たり前だろう。わたしは敵国の女だ)
一人の男性がアルフォンスの斜め後ろから近づき、耳打ちをする。
「アルフォンス様。陛下がお待ちです」
「すぐお会い出来るのか」
「はい。このまま謁見の間までお越しいただければ」
「わかった」
男は足早に去っていく。嫌そうにため息を一つつくアルフォンス。それへ、そっとエレインが尋ねる。
「あまり、国王陛下と仲がよろしくない?」
「そうだな。結構、よろしくない」
あっさりとした返答にエレインは心の中で驚いた。まさか、そう素直に返事をもらえるとは思っていなかったからだ。
「なるほど」
「だが、それは我らが異母兄弟だから、という理由ではない。休戦後にわたしに大量の仕事を投げてきたが、ガリアナ王国との馬鹿げた交渉を自分でやるせいだったとは思わなかった」
「あなたがそれを取り仕切っていたら、もしや、わたしはここに来なかった?」
「ように、尽力はしただろう。が、それを言っても仕方がない。要するに、兄はいささか頭がおかしくてな……思えば、父も戦が始まる少し前からおかしかった。そう思うと、わたしもそうなってしまうのではないかと、少し心が重い」
王が少しおかしかった。それが侵略戦争の始まりだったのだろうか。エレインはわずかに眉間にしわを寄せた。
「そのようなことをわたしにおっしゃるとは」
「王弟としての言い訳だ。世間話というやつだよ」
そうこう話しているうちに、王の謁見の間に到着をする。取次の者がアルフォンスとエレイン到着の旨を中にいる者にまず伝え、その後に改めて扉が開いた。
扉から入れば、まるで建物の門のように豪奢な彫像が入り口付近に並び、そこを通ると先に六段ほどの段があった。段の上には玉座が一つ。そこに、王はどっかりと座っている。隣に王妃の場はない。ここは明らかに「王」との謁見の場なのだと主張をしているようだ。段には黒地に金糸が編み込まれた絨毯が敷かれている。
そして、段の下には両側に臣下が20人ほどずらりと並んでいた。アルフォンスは「見世物のつもりか」とぽつりとつぶやく。彼の言葉から、いつもの王の謁見ではこんなに臣下がそろっていないのだということをエレインは理解をした。
「来たか、エレイン。名乗りをあげよ」
あっさりと自分の名を呼び捨てにされて、エレインは内心苛立った。が、それは顔に出さずに、ドレスをつまんで礼をする。
「ガリアナ王国第一王女、エレイン・ミレイ・ガリアナでございます」
「おうおう……なんだ、なんだ、これは本当に美しいな……顔をあげろ」
エレインが顔をあげると、玉座から見下ろすマリエン国王と目が合う。確かにアルフォンスの兄だ。精悍な顔立ちはきっと父親似なのだろう。だが、エレインを上から下まで品定めをしようとしているその視線は、まったく似ても似つかぬものだった。
アルフォンスと違って、ねっとりと絡みつくような視線。とくに、顔や、ドレスの胸元に視線を感じて、エレインは心の中で「もう『そっち』のことでも考えているのか」とぞくりとした。
「ほう……期待以上だな。ところで、そなたはガーディアンの天恵を持つと聞いた。その能力で前線を守っていたとのこと」
「はい」
隠す必要はない。ただ、淡々と返事をするだけだ。だが、自分が前線にいたことをこの場にいる人々すべてに周知をされてしまった。そういう立場で嫁入りをしなければいけないのだ、ということは苦々しく思う。
「どれ。その力を見せてくれぬか?」
「……わかりました。今、発動いたしますので……どうぞ、わたしに何なりと攻撃なりしてください」
国王クリスティアンは護衛騎士二人に命じて、彼女を「殴れ」と言った。騎士たちはその命令に驚いて腰がひけていたが、更にもう一度「殴れ」と言われ、仕方なく彼女に襲いかかる。彼のその命じ方にエレインはいささか苛立った。ああ、この国の王は。自分が嫁ぐはずの男は、下卑た男なのだ。そして、この国の騎士たちは、女一人を殴れという命令にも従わなければいけないのだな……失望と共に彼女は微かにため息を漏らし、天恵を発動した。
天恵の発動は一瞬で行われる。己のみぞおち付近に意識を集中して念じるだけ。たったそれだけのことだ。だが、その「たったそれだけ」の力で、彼女は今まで自国の兵士たちを助けてきたのだ。
「……うわっ!?」
次の瞬間。彼女の体に触れるか触れないかのところで、殴りかかった騎士たちは何かに弾かれたように体をのけぞらせて床に腰をつく。ぽかん、と彼女を見上げる騎士たちを一瞥して、エレインは国王に尋ねた。
「これで、よろしいでしょうか」
「はっはっは、良い、良いぞ。なるほど。ガーディアンの天恵の話は本当だったのだな」
国王はそう言って笑うと、ぱん、ぱん、ぱん、とわざとらしい拍手をする。臣下たちは微かにざわついている。
「それでは、次だ。剣の腕が立つという話も聞いたな。どれ。その腕前を披露してくれぬか」
「残念ながら、今は剣を持ち合わせておりません」
「フィル、剣を貸してやれ」
「はっ」
「抵抗をしようなどとは考えるなよ? お前が何かをしでかせば、休戦の条約は無効になる」
「そのようなことはいたしません」
「良い心がけだ。グスタフ、相手をしてやれ」
「はっ……」
名指しをされた騎士は大柄で、どう見ても力が強そうな男性だった。後から聞いた話によると、王城専属騎士団の副団長とのことだった。グスタフは謁見の間の中央に歩いてくる。
真剣でやるのか。木剣ではないのか。臣下たちは今更ざわついた。普段、騎士たちの手合わせでは、基本的に木剣を使う。そもそも真剣は危険であるし、何よりそれを消耗させることが勿体ないからだ。だが、まさか隣国の姫に真剣を手にさせるとは。
それを、こうもたやすく。それは、自分の腕を理解してのことかとエレインは考える。いや、そんなことはない。この男はむしろ、エレインの「噂」が嘘で、剣を持って情けないところを見たいとでも思っているに違いない。
その時、誰一人味方なぞいないと思っていたその場で、声があがった。
「兄上、エレイン嬢はドレスですので……」
その声はアルフォンスだ。彼は臣下の列、最も国王に近い場所に立っており、そこで一歩前に出て国王に物申した。だが、国王は一瞬だけ眉を潜め、それから「そうかそうか」と笑った。
「確かにドレスでは動きにくいな。それは気が付かずに申し訳なかった。では、ドレスを脱いでもらえばよいだろう」
とんでもないことを口にするクリスティアン。しまった、とアルフォンスは顔をしかめて、そっとエレインを振り返った。何か他に、と彼は考えているようだったが、うまく言葉が出ない様子だ。
エレインがちらりと臣下たちを見れば、にやにやと笑っている者、申し訳なさそうに目を逸らす者と反応は様々だ。少なくとも、全員が全員彼女を見世物にしたいわけではないのだろう。勿論、それは何の慰めにもならないが。
「アルフォンス、そこを早くどけ」
「は……」
苦々しい表情でアルフォンスが脇へと移動を始めた時だった。
「これで、問題はございません」
エレインはそう言って、さあっとドレスの裾を剣で切り裂いた。ひざ下が露わになり、切り落とした布をどさっと脇に捨てる。彼女はにこりともせずに、冷たい眼差しを国王に向けた。
「切れ味がよろしゅうございますね」
「はは、ははは、そうかそうか。では、それで良いぞ」
国王はエレインが自ら無様な恰好――もちろん下着姿になる方が彼の思惑ではあったが――になったことが面白かったようで、ドレスを脱がないことを許す。彼の視線は相変わらず、エレインの胸元、そして、白く美しい足に注がれる。それに、エレインは心底うんざりとした。
それから、彼女はついでとばかりにかかとが高い靴も脱ぎ捨て、ぽい、ぽい、と雑に投げた。もちろん、第一王女としての所作ではない。だが、ここではもうそんなことにこだわる者は一人もいないのだ。エレインは「わたしはただの見世物なのだ」と唇を軽く噛み締めた。ならば、こちらもそれで良い。そう思わなければやっていられなかったのだ。
16
あなたにおすすめの小説
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~
双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。
なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。
※小説家になろうでも掲載中。
※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。
異世界シンママ ~モブ顔シングルマザーと銀獅子将軍~【完結】
多摩ゆら
恋愛
「神様お星様。モブ顔アラサーバツイチ子持ちにドッキリイベントは望んでません!」
シングルマザーのケイは、娘のココと共にオケアノスという国に異世界転移してしまう。助けてくれたのは、銀獅子将軍と呼ばれるヴォルク侯爵。
異世界での仕事と子育てに奔走するシンママ介護士と、激渋イケオジ将軍との間に恋愛は成立するのか!?
・同じ世界観の新作「未婚のギャル母は堅物眼鏡を翻弄する」連載中!
・表紙イラストは蒼獅郎様、タイトルロゴは猫埜かきあげ様に制作していただきました。画像・文章ともAI学習禁止。
・ファンタジー世界ですが不思議要素はありません。
・※マークの話には性描写を含みます。苦手な方は読み飛ばしていただいても本筋に影響はありません。
・エブリスタにて恋愛ファンタジートレンドランキング1位獲得
【完結】男装令嬢、深い事情により夜だけ王弟殿下の恋人を演じさせられる
千堂みくま
恋愛
ある事情のため男として生きる伯爵令嬢ルルシェ。彼女の望みはただ一つ、父親の跡を継いで領主となること――だが何故か王弟であるイグニス王子に気に入られ、彼の側近として長いあいだ仕えてきた。
女嫌いの王子はなかなか結婚してくれず、彼の結婚を機に領地へ帰りたいルルシェはやきもきしている。しかし、ある日とうとう些細なことが切っ掛けとなり、イグニスに女だとバレてしまった。
王子は性別の秘密を守る代わりに「俺の女嫌いが治るように協力しろ」と持ちかけてきて、夜だけ彼の恋人を演じる事になったのだが……。
○ニブい男装令嬢と不器用な王子が恋をする物語。○Rシーンには※印あり。
[男装令嬢は伯爵家を継ぎたい!]の改稿版です。
ムーンライトでも公開中。
【R18】熱い夜の相手は王太子!? ~婚約者だと告げられましたが、記憶がございません~
世界のボボブラ汁(エロル)
恋愛
激しい夜を過ごしたあと、私は気づいてしまった。
──え……この方、誰?
相手は王太子で、しかも私の婚約者だという。
けれど私は、自分の名前すら思い出せない。
訳も分からず散った純潔、家族や自分の姿への違和感──混乱する私に追い打ちをかけるように、親友(?)が告げた。
「あなた、わたくしのお兄様と恋人同士だったのよ」
……え、私、恋人がいたのに王太子とベッドを共に!?
しかも王太子も恋人も、社交界を騒がすモテ男子。
もしかして、そのせいで私は命を狙われている?
公爵令嬢ベアトリス(?)が記憶を取り戻した先に待つのは── 愛か、陰謀か、それとも破滅か。
全米がハラハラする宮廷恋愛ストーリー……になっていてほしいですね!
※本作品はR18表現があります、ご注意ください。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
下賜されまして ~戦場の餓鬼と呼ばれた軍人との甘い日々~
星森
恋愛
王宮から突然嫁がされた18歳の少女・ソフィアは、冷たい風の吹く屋敷へと降り立つ。迎えたのは、無愛想で人嫌いな騎士爵グラッド・エルグレイム。金貨の袋を渡され「好きにしろ」と言われた彼女は、侍女も使用人もいない屋敷で孤独な生活を始める。
王宮での優雅な日々とは一転、自分の髪を切り、服を整え、料理を学びながら、ソフィアは少しずつ「夫人」としての自立を模索していく。だが、辻馬車での盗難事件や料理の失敗、そして過労による倒れ込みなど、試練は次々と彼女を襲う。
そんな中、無口なグラッドの態度にも少しずつ変化が現れ始める。謝罪とも言えない金貨の袋、静かな気遣い、そして彼女の倒れた姿に見せた焦り。距離のあった二人の間に、わずかな波紋が広がっていく。
これは、王宮の寵姫から孤独な夫人へと変わる少女が、自らの手で居場所を築いていく物語。冷たい屋敷に灯る、静かな希望の光。
⚠️本作はAIとの共同製作です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる