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第2話:ぎこちない恋人ごっこ、社長の意外な素顔
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契約書にサインをしてから数日後。私の日常は、表面上は何も変わらないようでいて、その実、水面下では大きな波紋が広がっていた。
月曜日の朝、社長室に呼び出された私に、一条蓮――いえ、契約上は「蓮さん」と呼ばなければならない彼は、一枚の書類を手渡した。
「これが、君に守ってもらいたい最低限のルールだ。目を通しておいてくれ」
それは『婚約者としての心得リスト』とでも言うべきもので、人前での呼び方(蓮さん、美月)、週末の「デート」の義務、互いのプライベートに関する情報共有(ただし当たり障りのない範囲で)、そして何よりも「周囲に悟られない自然な振る舞い」という、最も難易度の高い項目が並んでいた。
(自然な振る舞いって…それが一番難しいんですけど!)
心の中で叫びつつも、私は神妙な顔で頷くしかない。社長命令、いや、契約相手からの指示は絶対だ。
オフィスでの日々は、針の筵だった。
先日のホテルでの一件は、蓮が手を回したのか、幸いにも週刊誌に載ることはなかった。しかし、どこから漏れたのか、「社長に婚約者!」という噂はあっという間に社内を駆け巡り、私は好奇と羨望、そしてほんの少しの嫉妬が入り混じった視線に晒されることになった。
「桜井さん、社長といつから…?」「すごい玉の輿ねぇ」
ランチタイムには、女性社員たちからの質問攻めだ。私は「えへへ…」と曖昧に笑って誤魔化すしかない。だって、本当のことなんて言えるわけがないのだから。
そんな周囲の喧騒をよそに、蓮はオフィスでは相変わらず「氷の彫刻」だった。私に対しても、他の社員と変わらず厳しい指示を飛ばし、完璧な仕事を求める。その姿は、数日前に同じベッドで目覚めた(そして何もなかったけれど)相手とは思えないほど、冷徹で隙がない。
けれど、時折、本当にほんの僅かな瞬間だけ、彼が私を見ているような気がした。私が他の男性社員と親しげに話していると、どこからか鋭い視線を感じる。気のせいかもしれないけれど、その度に私の心臓は小さく跳ねた。
(まさか、社長が私を…? いやいや、契約相手として監視してるだけよね)
そう自分に言い聞かせるものの、一度芽生えた小さな期待は、なかなか消えてはくれなかった。
そして、初めての「週末デート」の日がやってきた。
前日に蓮から「明日は10時に迎えに行く。TPOを考えた服装で来るように」とだけ連絡があり、私はクローゼットの前で一晩中悩む羽目になった。TPOって言われても、どこへ行くのかも知らされていないのだ。結局、無難なワンピースを選び、緊張で強張った顔で彼を待った。
迎えに来た蓮は、黒のタートルネックにグレーのジャケットという、普段のスーツ姿とは違うラフなスタイルだった。それでも、彼が纏うオーラは圧倒的で、シンプルな服装でさえも彼を一層引き立てているように見える。隣に並ぶ自分が、あまりにもちっぽけで不釣り合いに思えて、思わず俯いてしまった。
「顔を上げろ。そんな顔では、周囲に不審に思われる」
相変わらず厳しい口調。でも、その声にはほんの少しだけ、戸惑いが混じっているような気がしたのは、私の気のせいだろうか。
車で連れて行かれたのは、都心にある現代美術館だった。静かで洗練された空間。私にとっては、あまり縁のない場所だ。
「き、綺麗ですね…」
当たり障りのない感想を口にすると、蓮は「君が以前、美術鑑賞が趣味だと言っていたのを思い出してな」と、こともなげに言った。
(え…? 私が、そんなこと…?)
記憶にない。おそらく、何か別の社員の情報と混同しているのだろう。でも、それを指摘する勇気もなく、私は曖昧に頷いた。
館内を巡りながら、蓮は時折、展示されている作品について、専門家顔負けの知識を披露する。その横顔は知的で、普段の社長としての彼とはまた違う魅力があった。
美術館を出た後、近くのカフェでお茶をすることになった。そこで、私は彼の意外な一面を発見する。
「ご注文は?」とウェイトレスに聞かれ、彼が頼んだのは、可愛らしいクマのラテアートが施されたキャラメルマキアートだったのだ。しかも、山盛りのホイップクリーム付き。
(あの社長が…こんな可愛らしい飲み物を…!)
私の驚きをよそに、蓮は「何か問題でも?」とでも言いたげな涼しい顔で、その甘そうな飲み物を口に運んでいる。思わず笑いが込み上げてきたが、必死で堪えた。氷の彫刻にも、こんな可愛らしい一面があったなんて。
その日の午後、私たちは公園を散歩した。穏やかな陽射しの中、芝生で遊ぶ子供たちや、寄り添って歩く老夫婦の姿が目に入る。それは、私たちが演じている「恋人」とはかけ離れた、本物の幸せの光景だった。
不意に、小さな女の子が持っていた風船が手から離れ、木の枝に引っかかってしまった。女の子が泣き出しそうになった瞬間、蓮がすっと手を伸ばし、その長い腕でいとも簡単に風船を取ってあげたのだ。
「ありがとう、お兄ちゃん!」
満面の笑みで風船を受け取る女の子に、蓮はほんの少しだけ口元を緩め、「どういたしまして」と静かに言った。その表情は、いつもの彼からは想像もつかないほど優しくて、私は思わず見惚れてしまった。
帰り道、車の中で沈黙が続いた。今日のデートは、契約上の義務。そう分かっているのに、私の心は不思議と温かくなっていた。蓮の意外な一面に触れるたび、彼がただ冷たいだけの人ではないことを知るたび、私の胸は小さく高鳴る。
「今日の君は…その、悪くなかった」
マンションの前で車を停めた蓮が、不意にそう言った。いつも命令口調の彼にしては珍しい、どこかぎこちない褒め言葉。
「え…?」
「いや、何でもない。週末はゆっくり休め」
そう言って、彼は私に背を向け、足早にマンションの中へと消えていった。
彼の耳がほんのり赤くなっていたような気がしたのは、きっと西日のせいだ。そう思うことにした。
偽りの恋人ごっこは、まだ始まったばかり。けれど、今日の出来事は、私の心に小さな、けれど確かな変化をもたらしていた。
氷の彫刻だと思っていた社長の、人間らしい温かさ。不器用な優しさ。
もしかしたら、この契約期間が終わる頃には、私は彼に本気で恋をしてしまっているのかもしれない。そんなありえない予感が、私の胸を甘く締め付けた。
月曜日の朝、社長室に呼び出された私に、一条蓮――いえ、契約上は「蓮さん」と呼ばなければならない彼は、一枚の書類を手渡した。
「これが、君に守ってもらいたい最低限のルールだ。目を通しておいてくれ」
それは『婚約者としての心得リスト』とでも言うべきもので、人前での呼び方(蓮さん、美月)、週末の「デート」の義務、互いのプライベートに関する情報共有(ただし当たり障りのない範囲で)、そして何よりも「周囲に悟られない自然な振る舞い」という、最も難易度の高い項目が並んでいた。
(自然な振る舞いって…それが一番難しいんですけど!)
心の中で叫びつつも、私は神妙な顔で頷くしかない。社長命令、いや、契約相手からの指示は絶対だ。
オフィスでの日々は、針の筵だった。
先日のホテルでの一件は、蓮が手を回したのか、幸いにも週刊誌に載ることはなかった。しかし、どこから漏れたのか、「社長に婚約者!」という噂はあっという間に社内を駆け巡り、私は好奇と羨望、そしてほんの少しの嫉妬が入り混じった視線に晒されることになった。
「桜井さん、社長といつから…?」「すごい玉の輿ねぇ」
ランチタイムには、女性社員たちからの質問攻めだ。私は「えへへ…」と曖昧に笑って誤魔化すしかない。だって、本当のことなんて言えるわけがないのだから。
そんな周囲の喧騒をよそに、蓮はオフィスでは相変わらず「氷の彫刻」だった。私に対しても、他の社員と変わらず厳しい指示を飛ばし、完璧な仕事を求める。その姿は、数日前に同じベッドで目覚めた(そして何もなかったけれど)相手とは思えないほど、冷徹で隙がない。
けれど、時折、本当にほんの僅かな瞬間だけ、彼が私を見ているような気がした。私が他の男性社員と親しげに話していると、どこからか鋭い視線を感じる。気のせいかもしれないけれど、その度に私の心臓は小さく跳ねた。
(まさか、社長が私を…? いやいや、契約相手として監視してるだけよね)
そう自分に言い聞かせるものの、一度芽生えた小さな期待は、なかなか消えてはくれなかった。
そして、初めての「週末デート」の日がやってきた。
前日に蓮から「明日は10時に迎えに行く。TPOを考えた服装で来るように」とだけ連絡があり、私はクローゼットの前で一晩中悩む羽目になった。TPOって言われても、どこへ行くのかも知らされていないのだ。結局、無難なワンピースを選び、緊張で強張った顔で彼を待った。
迎えに来た蓮は、黒のタートルネックにグレーのジャケットという、普段のスーツ姿とは違うラフなスタイルだった。それでも、彼が纏うオーラは圧倒的で、シンプルな服装でさえも彼を一層引き立てているように見える。隣に並ぶ自分が、あまりにもちっぽけで不釣り合いに思えて、思わず俯いてしまった。
「顔を上げろ。そんな顔では、周囲に不審に思われる」
相変わらず厳しい口調。でも、その声にはほんの少しだけ、戸惑いが混じっているような気がしたのは、私の気のせいだろうか。
車で連れて行かれたのは、都心にある現代美術館だった。静かで洗練された空間。私にとっては、あまり縁のない場所だ。
「き、綺麗ですね…」
当たり障りのない感想を口にすると、蓮は「君が以前、美術鑑賞が趣味だと言っていたのを思い出してな」と、こともなげに言った。
(え…? 私が、そんなこと…?)
記憶にない。おそらく、何か別の社員の情報と混同しているのだろう。でも、それを指摘する勇気もなく、私は曖昧に頷いた。
館内を巡りながら、蓮は時折、展示されている作品について、専門家顔負けの知識を披露する。その横顔は知的で、普段の社長としての彼とはまた違う魅力があった。
美術館を出た後、近くのカフェでお茶をすることになった。そこで、私は彼の意外な一面を発見する。
「ご注文は?」とウェイトレスに聞かれ、彼が頼んだのは、可愛らしいクマのラテアートが施されたキャラメルマキアートだったのだ。しかも、山盛りのホイップクリーム付き。
(あの社長が…こんな可愛らしい飲み物を…!)
私の驚きをよそに、蓮は「何か問題でも?」とでも言いたげな涼しい顔で、その甘そうな飲み物を口に運んでいる。思わず笑いが込み上げてきたが、必死で堪えた。氷の彫刻にも、こんな可愛らしい一面があったなんて。
その日の午後、私たちは公園を散歩した。穏やかな陽射しの中、芝生で遊ぶ子供たちや、寄り添って歩く老夫婦の姿が目に入る。それは、私たちが演じている「恋人」とはかけ離れた、本物の幸せの光景だった。
不意に、小さな女の子が持っていた風船が手から離れ、木の枝に引っかかってしまった。女の子が泣き出しそうになった瞬間、蓮がすっと手を伸ばし、その長い腕でいとも簡単に風船を取ってあげたのだ。
「ありがとう、お兄ちゃん!」
満面の笑みで風船を受け取る女の子に、蓮はほんの少しだけ口元を緩め、「どういたしまして」と静かに言った。その表情は、いつもの彼からは想像もつかないほど優しくて、私は思わず見惚れてしまった。
帰り道、車の中で沈黙が続いた。今日のデートは、契約上の義務。そう分かっているのに、私の心は不思議と温かくなっていた。蓮の意外な一面に触れるたび、彼がただ冷たいだけの人ではないことを知るたび、私の胸は小さく高鳴る。
「今日の君は…その、悪くなかった」
マンションの前で車を停めた蓮が、不意にそう言った。いつも命令口調の彼にしては珍しい、どこかぎこちない褒め言葉。
「え…?」
「いや、何でもない。週末はゆっくり休め」
そう言って、彼は私に背を向け、足早にマンションの中へと消えていった。
彼の耳がほんのり赤くなっていたような気がしたのは、きっと西日のせいだ。そう思うことにした。
偽りの恋人ごっこは、まだ始まったばかり。けれど、今日の出来事は、私の心に小さな、けれど確かな変化をもたらしていた。
氷の彫刻だと思っていた社長の、人間らしい温かさ。不器用な優しさ。
もしかしたら、この契約期間が終わる頃には、私は彼に本気で恋をしてしまっているのかもしれない。そんなありえない予感が、私の胸を甘く締め付けた。
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