2 / 574
第1部 冒険者学校へ!入学編
第2話 我らは「踊る道化師」
しおりを挟む
ひとりで冒険者登録にいくべきじゃなかった。
ぼくは、一応16歳。故郷である北の国グランダでは成人の年齢なのだが、どういうものか、ふたつみっつ幼く見られる。
まして、西域では成人の年齢は18のはずだ。
身の程知らずの田舎者のガキが、信用もない冒険者証もどきで、ずうずうしくも『銀級』の登録に来た、と思われても、相手を責めることはできない。
一緒に連れて行ったのがロウだったらどうだろう。気品があるし。
アモンは、成人の女性だ。着てるものは露出が高いけど。
ギムリウスは幼く見えすぎて論外だが。
リウ?
ぼくと同年代にしても見るからに只者ではないと、見る人が見ればわかるはずなのだが。
ぼくがひとりでギルドを訪れる羽目になったのは、このメンバーの中でちゃんと冒険者の登録経験があったのが、ぼくひとりだった、ということと、全員が全員、列車酔いで半分、目を回していたからだ。
駅前の広場にテントをはって休んでいてもらったのだが、ぼくが戻ったときは、もう全員が元気で、すでに宴会もどきをはじめていた。
なにしろ、優秀な『収納』持ちばかりなので、飲み物や食べ物はもちろん。
カウチまで取り出して、すっかりくつろいでいるので、通行人からは奇異の目で見られている。
「どうだった。」
リウが酒瓶を振り回しながら言った。
あんまりおおっぴらに酒を飲まないでほしい。
リウはぼくと同じ年代に見えるし、寒くて、水道事情の悪い北方と違って、ここでは未成年はあんまり酒を飲まないのが道徳的に正しい、らしいのだ。
「だめだった。」
「だめなわけがあるか。到達級のリーダーに率いられたパーティは到達級で活動できるはずだぞ。」
「そもそも、冒険者パーティに『到達級』なんてないそうだ。」
座り込んだぼくに、ギムリウスが冷たいオレンジジュースを差し出してくれた。
「呼び方なんてなんでもいいんだが。」
「グランダの発行した冒険者証なんて意味がないらしい。
錆級からはじめるしかないのかと、思ったら、あらためて相談にのってくれるそうだ。
夕方、6時にもう一度。ギルドを訪ねるように言われた。」
「錆?だかなんだか。したからはじめるのも面白いかもよ。」
楽観的なアモンはそう言ってくれたが、ぼくとしては首を横に振るしかない。
「錆級は、ホントに学校も行けなかった子どもに日銭を稼がせてやるのが目的だ。
受けられる依頼は、掃除、荷運び、」
「戦えないじゃないか!」
リウよ、まずは、そこにつっこんでくれるか。
似てるようでもやっぱり、リウは戦闘向きの性格なのだ。
「戦えるぞ、相手はネズミと害虫。」
「それは得意かもしれないです。」
ギムリウスがかわいらしく首を傾げた。
「分体を呼び寄せてやれば…」
その発想はなかった。
そうか、害虫駆除には害虫か。
「もうひとつ問題があって、錆級ではもらえる報酬もたかがしれている。」
「ここの貨幣の単位は知らないがどのくらいだ?」
「かつかつで飯が食えてそれで終わり。」
「なるほど、住む家もないわけか。」
アモンは理解が早い。
「で、錆級より上にあがるためには、いつまで錆級を続ければいいんだ。」
「この街での慣習らしいんだけど、錆級を続けてて、こいつは気が効く、使えそうだ、となるとほかのパーティからお声がかかるらしい。
荷運びやらの補助業務だな。
そこで、依頼の受け方、迷宮での立ち振る舞いやら、戦い方やらを学んで、これなら大丈夫、と言うことになると、ギルドに推薦してもらえる。
これで“真鍮級”ってことだな。
自分自身で、迷宮や危険区域での探索や護衛業務なんかが受けられるようになる。」
「面倒くさい話だな。」
リウは過激な性格だが抑えるところはちゃんと抑えてくれる。
乱暴者ではあるが、すぐに頭に血が昇るようなコモノではないんだ。
それはわかっているのだが。
「しかし、それしか方法がないんならそうするぞ。ルールはルール。
守ったうえで名を上げてやるさ。」
「それもうまくいかない感じがする。」
「心配性だな、ルト。」
ロウが、笑った。
陽の光が眩しいのかサングラスをかけ、口元をストールで隠していた。
「錆級に登録したら、あとは掃除と荷運び、害虫駆除をしながら、バラバラにどこかのパーティからお声がかかるのを待つしかない。
雇われたとしてもみんなばらばらになる。」
「誰かが真鍮になれれば、そこでまた集まればいい。
わたしと一瞬でも、離れ離れになるのが、寂しいか?」
「タチのよくない冒険者だっている。
迷宮の中は法律なんてあってないようなもの。
たとえば、もちろんたとえばだけど。
その…変なことされそうになったら。」
カラカラとロウは天を向いて笑った。
「んなことをルトは心配してくれてるのか。優しいなあ。」
変なコトとはなんですか?
と、ギムリウスが訪ねた。
こちらもサングラスをかけているが、これは主に瞳の色を隠すためだ。
ルウが、直接的な表現で、アモンが少し婉曲な表現で説明したが、ギムリウスは首をかしげただけだった。
「楽しいことでないのはわかります。
でも必要なら我慢はします。体の傷なら治療すれば治ります。」
外見は、ギムリウスがいちばん幼い。
体も細い。
ポーターの口がかかることもまずないだろう。
それでも雇いたい、という冒険者があらわれたら、なにか特殊な性癖をもつ相手だと思っていい。
ああ、そんなふうに考え始めたら、ロウとアモンは、それぞれタイプは違うけどすごい美女だし、リウだって、かわいいし。
「なあ、ルト。
おまえ、心配症すぎんだよ。
もし、雇われた冒険者がロクでもない奴らで、なんか妙なことを仕掛けてきたら」
リウがにやっと笑った。
「自分の身くらいは守れるヤツばっかなんだから。」
ああ、わかってないなあ。
ギムリウスが無邪気な笑顔を浮かべた。
「そうですね。あんまりひどいことされそうだったら、わたし、本体呼んじゃいます。」
はい、オワタ。
ランゴバルド崩壊決定。
だから、バラバラに行動させられないんだよ。
ぼくは、一応16歳。故郷である北の国グランダでは成人の年齢なのだが、どういうものか、ふたつみっつ幼く見られる。
まして、西域では成人の年齢は18のはずだ。
身の程知らずの田舎者のガキが、信用もない冒険者証もどきで、ずうずうしくも『銀級』の登録に来た、と思われても、相手を責めることはできない。
一緒に連れて行ったのがロウだったらどうだろう。気品があるし。
アモンは、成人の女性だ。着てるものは露出が高いけど。
ギムリウスは幼く見えすぎて論外だが。
リウ?
ぼくと同年代にしても見るからに只者ではないと、見る人が見ればわかるはずなのだが。
ぼくがひとりでギルドを訪れる羽目になったのは、このメンバーの中でちゃんと冒険者の登録経験があったのが、ぼくひとりだった、ということと、全員が全員、列車酔いで半分、目を回していたからだ。
駅前の広場にテントをはって休んでいてもらったのだが、ぼくが戻ったときは、もう全員が元気で、すでに宴会もどきをはじめていた。
なにしろ、優秀な『収納』持ちばかりなので、飲み物や食べ物はもちろん。
カウチまで取り出して、すっかりくつろいでいるので、通行人からは奇異の目で見られている。
「どうだった。」
リウが酒瓶を振り回しながら言った。
あんまりおおっぴらに酒を飲まないでほしい。
リウはぼくと同じ年代に見えるし、寒くて、水道事情の悪い北方と違って、ここでは未成年はあんまり酒を飲まないのが道徳的に正しい、らしいのだ。
「だめだった。」
「だめなわけがあるか。到達級のリーダーに率いられたパーティは到達級で活動できるはずだぞ。」
「そもそも、冒険者パーティに『到達級』なんてないそうだ。」
座り込んだぼくに、ギムリウスが冷たいオレンジジュースを差し出してくれた。
「呼び方なんてなんでもいいんだが。」
「グランダの発行した冒険者証なんて意味がないらしい。
錆級からはじめるしかないのかと、思ったら、あらためて相談にのってくれるそうだ。
夕方、6時にもう一度。ギルドを訪ねるように言われた。」
「錆?だかなんだか。したからはじめるのも面白いかもよ。」
楽観的なアモンはそう言ってくれたが、ぼくとしては首を横に振るしかない。
「錆級は、ホントに学校も行けなかった子どもに日銭を稼がせてやるのが目的だ。
受けられる依頼は、掃除、荷運び、」
「戦えないじゃないか!」
リウよ、まずは、そこにつっこんでくれるか。
似てるようでもやっぱり、リウは戦闘向きの性格なのだ。
「戦えるぞ、相手はネズミと害虫。」
「それは得意かもしれないです。」
ギムリウスがかわいらしく首を傾げた。
「分体を呼び寄せてやれば…」
その発想はなかった。
そうか、害虫駆除には害虫か。
「もうひとつ問題があって、錆級ではもらえる報酬もたかがしれている。」
「ここの貨幣の単位は知らないがどのくらいだ?」
「かつかつで飯が食えてそれで終わり。」
「なるほど、住む家もないわけか。」
アモンは理解が早い。
「で、錆級より上にあがるためには、いつまで錆級を続ければいいんだ。」
「この街での慣習らしいんだけど、錆級を続けてて、こいつは気が効く、使えそうだ、となるとほかのパーティからお声がかかるらしい。
荷運びやらの補助業務だな。
そこで、依頼の受け方、迷宮での立ち振る舞いやら、戦い方やらを学んで、これなら大丈夫、と言うことになると、ギルドに推薦してもらえる。
これで“真鍮級”ってことだな。
自分自身で、迷宮や危険区域での探索や護衛業務なんかが受けられるようになる。」
「面倒くさい話だな。」
リウは過激な性格だが抑えるところはちゃんと抑えてくれる。
乱暴者ではあるが、すぐに頭に血が昇るようなコモノではないんだ。
それはわかっているのだが。
「しかし、それしか方法がないんならそうするぞ。ルールはルール。
守ったうえで名を上げてやるさ。」
「それもうまくいかない感じがする。」
「心配性だな、ルト。」
ロウが、笑った。
陽の光が眩しいのかサングラスをかけ、口元をストールで隠していた。
「錆級に登録したら、あとは掃除と荷運び、害虫駆除をしながら、バラバラにどこかのパーティからお声がかかるのを待つしかない。
雇われたとしてもみんなばらばらになる。」
「誰かが真鍮になれれば、そこでまた集まればいい。
わたしと一瞬でも、離れ離れになるのが、寂しいか?」
「タチのよくない冒険者だっている。
迷宮の中は法律なんてあってないようなもの。
たとえば、もちろんたとえばだけど。
その…変なことされそうになったら。」
カラカラとロウは天を向いて笑った。
「んなことをルトは心配してくれてるのか。優しいなあ。」
変なコトとはなんですか?
と、ギムリウスが訪ねた。
こちらもサングラスをかけているが、これは主に瞳の色を隠すためだ。
ルウが、直接的な表現で、アモンが少し婉曲な表現で説明したが、ギムリウスは首をかしげただけだった。
「楽しいことでないのはわかります。
でも必要なら我慢はします。体の傷なら治療すれば治ります。」
外見は、ギムリウスがいちばん幼い。
体も細い。
ポーターの口がかかることもまずないだろう。
それでも雇いたい、という冒険者があらわれたら、なにか特殊な性癖をもつ相手だと思っていい。
ああ、そんなふうに考え始めたら、ロウとアモンは、それぞれタイプは違うけどすごい美女だし、リウだって、かわいいし。
「なあ、ルト。
おまえ、心配症すぎんだよ。
もし、雇われた冒険者がロクでもない奴らで、なんか妙なことを仕掛けてきたら」
リウがにやっと笑った。
「自分の身くらいは守れるヤツばっかなんだから。」
ああ、わかってないなあ。
ギムリウスが無邪気な笑顔を浮かべた。
「そうですね。あんまりひどいことされそうだったら、わたし、本体呼んじゃいます。」
はい、オワタ。
ランゴバルド崩壊決定。
だから、バラバラに行動させられないんだよ。
131
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる