5 / 16
四章
しおりを挟む
次の日、学校に向かい、教室のドアの前でゆり様が立ち止まる。
「ほ、本当に大丈夫かなぁ?」
「大丈夫ですよ! 私は昨日のこともあるのでフードに隠れてますが、何かあったらサポートしますので!」
「……うん!」
ゆり様は意を決したように扉に手をかけて、開いた。
「お、おはよう……」
答える人はいない。おそらく、聞こえていないのだろう。ゆり様は不安そうに言う。
「や、やっぱり無理だよ」
「大丈夫です! もっと大きな声で!」
「……っ、おはよう!」
すると、それに気づいた何人かがゆり様を見る。
「おはようゆりちゃん」
「おはよー」
「お、おはよう!」
ただ挨拶を交わしただけ。それなのに、とても嬉しそうなゆり様の声に、こちらも嬉しくなってしまう。すると、挨拶を返した一人が話しかけてくる。
「あっ、そうだゆりちゃん! 昨日のテレビ見た? ほら、クイズやってたじゃん!」
「あ、うん、見たよ! お笑いチャンピオンの人が出てたやつだよね?」
「そうそう! もうこいつったらさ、あんなに面白いの見てないって言ってさー」
……やっぱり、心配するほどでもなかったようだ。その二人……未菜さんと藍さんと、ゆり様は驚くほどすぐに打ち解けた。今まで一人でいたのが、むしろ不思議で仕方なかった。元々気遣いや会話は上手なゆり様だ。少し話せてしまえば、あとは楽なもんだった。
「あ、チャイム鳴っちゃう。またあとでね!」
「うん! あとでね!」
席に戻ったあと、ゆり様は周りを見渡して、俺をそっと手のひらの上に乗せた。
「……見てた? ルアン」
「えぇ、見てましたよ」
「聞いてた?!」
「えぇ、ずっと聞いていました」
「私……初めてクラスの子と話せたよ! すごいよ……すごいよ! 初めてだよ!? 初めて話せたよ!」
「えぇ、とてもいいことです! ゆり様ならきっと、みなさんとお友だちになれますよ!」
「……うん!」
昨日、俺の話を聞いたこともあってか、ゆり様は、昨日までよりは人を恐れていないように感じた。人と違う。それは、とても、怖いことだ。しかし、一歩踏み出してしまえば、意外とみんな一緒だったりするのだ。
「ねね、ルアン。私、一人じゃなくなるかな?」
「はい! 絶対に大丈夫です!」
「手伝ってくれるよね?」
「もちろんです!」
……姫様も、きっと、一人でなくなることなど簡単に出来たはずなのだ。しかし、あの人は、一人を選んでいた。俺以外に頼る人がいないだなんて、そんなわけないのだ。
「…………ルアン、」
「はい?」
「私さ……ルアンにいっぱい手伝ってもらうね」
「えぇ……?」
「だから、私も、お姫様探すの、手伝うね」
「…………」
「だってほら、私の方がおっきいし、動けるし、目もいいんだよ! 両方1.5なんだ!」
ゆり様は、きっとエスパーだかなんかだったのだろう。俺は否定するのも見透かされそうで、素直に答えた。
「――はい」
やはり、ゆり様と姫様はよく似ている。未菜さんと藍さんは、とてもいい方々だった。授業後の昼休みでも、ゆり様はお二人と楽しそうに会話していた。帰りも、途中までは三人で歩いていた。昨日の、俺だけと帰っていたのが嘘のようだった。そんな「普通」が、輝いて見えたのだ。
「じゃあね、ゆりちゃん!」
「じゃあね!」
「うん! 二人とも、またね!」
ゆり様は二人に手を振ると、俺にまた話しかける。
「えへへ……ルアンのお陰で、二人も友達出来ちゃった!」
「私の力ではありませんよ。ゆり様の努力の証です!」
「っていうわけで、」
「はい?」
「今からお姫様を探しに行きます!」
「……え?」
「え? ダメ?」
「いや、ダメじゃありません。全然ダメじゃありませんけど……どこを探すおつもりですか? 私も、気がついたらその……ネコ、に襲われていたわけで、どこからどういう風にここに来たのか……」
「ふっふっふ……そーれーはー」
「そーれーはー?」
「……勘!」
「は? え? はぁ?! か、勘ですか?!」
「そう、勘」
「か、勘で見つかりますかねぇ……?」
「見つかるよ! ……多分」
「きっと?」
「もーしかーしてー!」
「…………あの、随分と不確かなんですが、大丈夫ですか?」
「大丈夫大丈夫! よし、レッツゴー!」
「えええええええ!?」
◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈
……不安しかない。いや逆に、これを不安を持たずにいられるかって言うことだ。おかしいだろ、どう考えても。いや、気持ちはとても嬉しい。それには違いないのだ。しかし……勘で、となるとどうも心配だ。
「んー、分かんないけど、商店街の方行ってみよっか!」
「商店街といいますと、人通りが多いのですか?」
「まぁ、元々あんまり人がいない場所だからそれなりにね。でも、普通のとこよりはいっぱいいるよ!」
商店街は、なんというか……まぁまぁの活気だった。そこそこ店があって、そこそこ人がいる感じだ。ゆり様はキョロキョロと周りを見渡しながら歩いていたが、彼女と同じ顔をした少女はいない。何となく期待していた節もあったから、どことなく落胆する。
「うーん、いないねぇ……」
「そうですね……」
「運悪いのかな?」
「そう、ですね……」
「…………よし! じゃあ、運勢アップに行くよ!」
「運勢アップ?」
「そうそう!」
ゆり様が俺を抱えて向かったのは、商店街を少し外れたところにある公園だった。地面に程近いところに、白い花が咲いていて、なんだか、のどかでとても落ち着く。
「これ! このお花ね、確かシロツメクサっていうんだけど、葉っぱが三枚ついてるの! でも、たまーにね? 葉っぱが四枚ついてるのがあって、それ持ってると運気があがるんだって! だからさ、一緒に探そう!」
「つまり、四つ葉を探せばいいのですね? お任せください! 私もこの中に潜り込んで探してまいります!」
「私とルアンで二枚、見つけられたらいいね!」
「そうですね!」
「じゃあ……よーい、はじめ!」
がさがさと草花の中に潜り込む。四つ葉……四つ葉……だめだ! どれもこれも三つ葉ばっかりだ! どうして見つからない! それだけ希少なものなのか? それとも、俺の運が悪いからなのか!?
「ルアーン……あったー?」
「全然見つからないです……ゆり様は見つかりましたか?」
「ううん……」
……俺のが見つからないのはともかくとして、ゆり様の分たけでも見つけてあげたい……。と、そのとき足元にあった茎に足をとられてずっこけてしまった。
「ぬぁっ!」
「ルアン?!」
崩れるようにして転び、その反動でまた別の茎を握りしめる。自分の体重で、茎が曲がり、その葉が目の前に見えた。
「…………あれ?」
左手にしっかりと茎を握りしめたまま、右手で目をごしごしを擦る。一……二……三…………四…………。
(……四つ葉だ!)
「ゆりさ」
「ルアン! 見てみて!」
俺がゆり様を呼ぶのとほぼ同時にゆり様も俺を呼んだ。その手には俺のと同じ、四つ葉が握られていた。
「見つけたよ! 四つ葉!」
「おぉ! 実は、私も見つけたんです! っと……これです!」
「わぁー! やったね!」
「はい! やりました!」
「…………」
「ゆり様?」
ゆり様は自分の四つ葉をじっと見つめると、にっこりと微笑んで俺に差し出した。
「これ、私のもルアンにあげる!」
「え? そんな、せっかくゆり様が見つけたものじゃないですか。ご自分で大切にした方が」
「いーの! 私はルアンがいてくれるお陰で幸せになれてるから! だから、ルアンにも幸せになってほしいの!」
「…………」
……ゆり様は、何をおっしゃっているのか。俺の方こそ、知らない世界で途方にくれていたら、助けてくれて、なんの穢れもない笑顔を向けてくれて、それだけで幸せになれるというのに……。
「……なら、その四つ葉はいただきます」
「うん!」
「その代わり……私の四つ葉はゆり様に差し上げます」
「え?」
「私だって、もっともっと、ゆり様に幸せになってもらいたいのですよ」
「……そっか。じゃ、これは貰うね」
ゆり様の手が、俺と四つ葉を包み込む。その手があたたかく、心地よくて、なんだか、とても幸せだった。公園を出て、商店街に戻り、家への帰り道をゆり様と行く。
「あ! ほら見て! 夕焼けきれいだよ!」
ゆり様が指差した方を見ると、真っ赤に染まった町並みが、爛々と輝いていた。その上に、明るく一番星が、これもまた、輝いているのだった。
「……あのさ、昨日、お姫様のお話ししてくれて、ありがとうね」
「え?」
「多分、思い出しちゃったりするだろうなって思ってたんだけど……ルアンのこと、もっと知りたかったから。ごめんね」
「……いいえ、いいんですよ。ゆり様も、話してくれたじゃないですか」
「……えへへ」
……姫様、どこかで生きていらっしゃるのならば、見ていてください。
私は必ず、あなたを見つけ出して見せますから。
そんな想いを胸に、拳を強く握りしめた。今の俺は、なにもできない。前よりも、なにもできなくなってしまった。それでも……。
「ルアン! 一緒に頑張ろうね! 二人でちゃんと幸せになろっ!」
剣も握れなければ、鎧を纏うことすらも出来ないこの身体。それでも、この身をなげうってゆり様を守る覚悟くらいは、こんな俺でも持ち合わせている。
「ほ、本当に大丈夫かなぁ?」
「大丈夫ですよ! 私は昨日のこともあるのでフードに隠れてますが、何かあったらサポートしますので!」
「……うん!」
ゆり様は意を決したように扉に手をかけて、開いた。
「お、おはよう……」
答える人はいない。おそらく、聞こえていないのだろう。ゆり様は不安そうに言う。
「や、やっぱり無理だよ」
「大丈夫です! もっと大きな声で!」
「……っ、おはよう!」
すると、それに気づいた何人かがゆり様を見る。
「おはようゆりちゃん」
「おはよー」
「お、おはよう!」
ただ挨拶を交わしただけ。それなのに、とても嬉しそうなゆり様の声に、こちらも嬉しくなってしまう。すると、挨拶を返した一人が話しかけてくる。
「あっ、そうだゆりちゃん! 昨日のテレビ見た? ほら、クイズやってたじゃん!」
「あ、うん、見たよ! お笑いチャンピオンの人が出てたやつだよね?」
「そうそう! もうこいつったらさ、あんなに面白いの見てないって言ってさー」
……やっぱり、心配するほどでもなかったようだ。その二人……未菜さんと藍さんと、ゆり様は驚くほどすぐに打ち解けた。今まで一人でいたのが、むしろ不思議で仕方なかった。元々気遣いや会話は上手なゆり様だ。少し話せてしまえば、あとは楽なもんだった。
「あ、チャイム鳴っちゃう。またあとでね!」
「うん! あとでね!」
席に戻ったあと、ゆり様は周りを見渡して、俺をそっと手のひらの上に乗せた。
「……見てた? ルアン」
「えぇ、見てましたよ」
「聞いてた?!」
「えぇ、ずっと聞いていました」
「私……初めてクラスの子と話せたよ! すごいよ……すごいよ! 初めてだよ!? 初めて話せたよ!」
「えぇ、とてもいいことです! ゆり様ならきっと、みなさんとお友だちになれますよ!」
「……うん!」
昨日、俺の話を聞いたこともあってか、ゆり様は、昨日までよりは人を恐れていないように感じた。人と違う。それは、とても、怖いことだ。しかし、一歩踏み出してしまえば、意外とみんな一緒だったりするのだ。
「ねね、ルアン。私、一人じゃなくなるかな?」
「はい! 絶対に大丈夫です!」
「手伝ってくれるよね?」
「もちろんです!」
……姫様も、きっと、一人でなくなることなど簡単に出来たはずなのだ。しかし、あの人は、一人を選んでいた。俺以外に頼る人がいないだなんて、そんなわけないのだ。
「…………ルアン、」
「はい?」
「私さ……ルアンにいっぱい手伝ってもらうね」
「えぇ……?」
「だから、私も、お姫様探すの、手伝うね」
「…………」
「だってほら、私の方がおっきいし、動けるし、目もいいんだよ! 両方1.5なんだ!」
ゆり様は、きっとエスパーだかなんかだったのだろう。俺は否定するのも見透かされそうで、素直に答えた。
「――はい」
やはり、ゆり様と姫様はよく似ている。未菜さんと藍さんは、とてもいい方々だった。授業後の昼休みでも、ゆり様はお二人と楽しそうに会話していた。帰りも、途中までは三人で歩いていた。昨日の、俺だけと帰っていたのが嘘のようだった。そんな「普通」が、輝いて見えたのだ。
「じゃあね、ゆりちゃん!」
「じゃあね!」
「うん! 二人とも、またね!」
ゆり様は二人に手を振ると、俺にまた話しかける。
「えへへ……ルアンのお陰で、二人も友達出来ちゃった!」
「私の力ではありませんよ。ゆり様の努力の証です!」
「っていうわけで、」
「はい?」
「今からお姫様を探しに行きます!」
「……え?」
「え? ダメ?」
「いや、ダメじゃありません。全然ダメじゃありませんけど……どこを探すおつもりですか? 私も、気がついたらその……ネコ、に襲われていたわけで、どこからどういう風にここに来たのか……」
「ふっふっふ……そーれーはー」
「そーれーはー?」
「……勘!」
「は? え? はぁ?! か、勘ですか?!」
「そう、勘」
「か、勘で見つかりますかねぇ……?」
「見つかるよ! ……多分」
「きっと?」
「もーしかーしてー!」
「…………あの、随分と不確かなんですが、大丈夫ですか?」
「大丈夫大丈夫! よし、レッツゴー!」
「えええええええ!?」
◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈
……不安しかない。いや逆に、これを不安を持たずにいられるかって言うことだ。おかしいだろ、どう考えても。いや、気持ちはとても嬉しい。それには違いないのだ。しかし……勘で、となるとどうも心配だ。
「んー、分かんないけど、商店街の方行ってみよっか!」
「商店街といいますと、人通りが多いのですか?」
「まぁ、元々あんまり人がいない場所だからそれなりにね。でも、普通のとこよりはいっぱいいるよ!」
商店街は、なんというか……まぁまぁの活気だった。そこそこ店があって、そこそこ人がいる感じだ。ゆり様はキョロキョロと周りを見渡しながら歩いていたが、彼女と同じ顔をした少女はいない。何となく期待していた節もあったから、どことなく落胆する。
「うーん、いないねぇ……」
「そうですね……」
「運悪いのかな?」
「そう、ですね……」
「…………よし! じゃあ、運勢アップに行くよ!」
「運勢アップ?」
「そうそう!」
ゆり様が俺を抱えて向かったのは、商店街を少し外れたところにある公園だった。地面に程近いところに、白い花が咲いていて、なんだか、のどかでとても落ち着く。
「これ! このお花ね、確かシロツメクサっていうんだけど、葉っぱが三枚ついてるの! でも、たまーにね? 葉っぱが四枚ついてるのがあって、それ持ってると運気があがるんだって! だからさ、一緒に探そう!」
「つまり、四つ葉を探せばいいのですね? お任せください! 私もこの中に潜り込んで探してまいります!」
「私とルアンで二枚、見つけられたらいいね!」
「そうですね!」
「じゃあ……よーい、はじめ!」
がさがさと草花の中に潜り込む。四つ葉……四つ葉……だめだ! どれもこれも三つ葉ばっかりだ! どうして見つからない! それだけ希少なものなのか? それとも、俺の運が悪いからなのか!?
「ルアーン……あったー?」
「全然見つからないです……ゆり様は見つかりましたか?」
「ううん……」
……俺のが見つからないのはともかくとして、ゆり様の分たけでも見つけてあげたい……。と、そのとき足元にあった茎に足をとられてずっこけてしまった。
「ぬぁっ!」
「ルアン?!」
崩れるようにして転び、その反動でまた別の茎を握りしめる。自分の体重で、茎が曲がり、その葉が目の前に見えた。
「…………あれ?」
左手にしっかりと茎を握りしめたまま、右手で目をごしごしを擦る。一……二……三…………四…………。
(……四つ葉だ!)
「ゆりさ」
「ルアン! 見てみて!」
俺がゆり様を呼ぶのとほぼ同時にゆり様も俺を呼んだ。その手には俺のと同じ、四つ葉が握られていた。
「見つけたよ! 四つ葉!」
「おぉ! 実は、私も見つけたんです! っと……これです!」
「わぁー! やったね!」
「はい! やりました!」
「…………」
「ゆり様?」
ゆり様は自分の四つ葉をじっと見つめると、にっこりと微笑んで俺に差し出した。
「これ、私のもルアンにあげる!」
「え? そんな、せっかくゆり様が見つけたものじゃないですか。ご自分で大切にした方が」
「いーの! 私はルアンがいてくれるお陰で幸せになれてるから! だから、ルアンにも幸せになってほしいの!」
「…………」
……ゆり様は、何をおっしゃっているのか。俺の方こそ、知らない世界で途方にくれていたら、助けてくれて、なんの穢れもない笑顔を向けてくれて、それだけで幸せになれるというのに……。
「……なら、その四つ葉はいただきます」
「うん!」
「その代わり……私の四つ葉はゆり様に差し上げます」
「え?」
「私だって、もっともっと、ゆり様に幸せになってもらいたいのですよ」
「……そっか。じゃ、これは貰うね」
ゆり様の手が、俺と四つ葉を包み込む。その手があたたかく、心地よくて、なんだか、とても幸せだった。公園を出て、商店街に戻り、家への帰り道をゆり様と行く。
「あ! ほら見て! 夕焼けきれいだよ!」
ゆり様が指差した方を見ると、真っ赤に染まった町並みが、爛々と輝いていた。その上に、明るく一番星が、これもまた、輝いているのだった。
「……あのさ、昨日、お姫様のお話ししてくれて、ありがとうね」
「え?」
「多分、思い出しちゃったりするだろうなって思ってたんだけど……ルアンのこと、もっと知りたかったから。ごめんね」
「……いいえ、いいんですよ。ゆり様も、話してくれたじゃないですか」
「……えへへ」
……姫様、どこかで生きていらっしゃるのならば、見ていてください。
私は必ず、あなたを見つけ出して見せますから。
そんな想いを胸に、拳を強く握りしめた。今の俺は、なにもできない。前よりも、なにもできなくなってしまった。それでも……。
「ルアン! 一緒に頑張ろうね! 二人でちゃんと幸せになろっ!」
剣も握れなければ、鎧を纏うことすらも出来ないこの身体。それでも、この身をなげうってゆり様を守る覚悟くらいは、こんな俺でも持ち合わせている。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
異世界転生してしまった。どうせ死ぬのに。
あんど もあ
ファンタジー
好きな人と結婚して初めてのクリスマスに事故で亡くなった私。異世界に転生したけど、どうせ死ぬなら幸せになんてなりたくない。そう思って生きてきたのだけど……。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
それは思い出せない思い出
あんど もあ
ファンタジー
俺には、食べた事の無いケーキの記憶がある。
丸くて白くて赤いのが載ってて、切ると三角になる、甘いケーキ。自分であのケーキを作れるようになろうとケーキ屋で働くことにした俺は、無意識に周りの人を幸せにしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる