28 / 48
28.王太子の願い
しおりを挟む
茶会がお開きとなったあと、セラはいったんロズリーヌとともに彼女の部屋へ戻ったが、「さっさと行ってきなさい」と追い出されてしまった。
気を抜けばこぼれそうになる溜め息を幾度も肺へ押し戻しながら、セラは王太子の執務室へと向かう。王太子の生活空間となっている三階には、ほとんど足を踏み入れたことがない。わずかに緊張しながら階段をのぼり、埃ひとつ落ちていない廊下を進むが、不気味なくらい静まり返っていた。
「やぁ魔法使い殿。わざわざ足を運んでもらってすまないね」
執務室の扉をノックすると、王太子自らが出迎えてくれたため、面食らう。
「さあ、こちらへ。適当に腰かけてくれ」
シルヴァンは、セラを執務室の隣にある応接間へと通すと、すぐさま着席するように促した。
セラはおずおずと一人掛けのソファに腰を下ろし、揃えた膝の上でこぶしをきつく握り締める。感情的になりそうなときは、こうして耐えるクセがいつの間にかついてしまった。
室内には二人きり。扉の向こうに護衛を立たせてさえいない。眼前のテーブルには、王太子が手ずから淹れてくれた茶と、以前ロズリーヌがくれたものと同じクッキーが並んでいるが、食指が動くはずもなかった。
セラの対面に腰かけたシルヴァンは、青い瞳の中に気遣わしげな色を浮かべながらも、口元に優雅な笑みを刻んだ。
「妻に倣って、僕も君のことを『セラ』と呼んでもいいかな。君も、僕のことは名前で呼んでくれ」
性急に距離を詰めてきた王太子に、セラは身を縮めた。
「わ、わたしのことはどう呼んでいただいても構いませんが……」
「いいんだ、妻の専属魔法使いとして、君とは末永く友好的に付き合っていきたいと思っているからね。だから、僕を名前で呼ぶことを許可するよ」
寛容なようでいて、強圧的な物言いは実に王族らしい。セラは臣下として、その『命令』をただちに実行した。
「……はい、シルヴァン様」
(見た目に似合わず、高慢さを秘めた青年だな。ロズリーヌ様も似たような性格だけれど、わたしに懐いてくれている分、可愛げがある……)
ロズリーヌからは、宮廷勤務を始めて三日目の朝に『王太子妃殿下だなんて、堅苦しい呼び名は止して』と言われていた。セラを気に入ってくれたからこそ、名前で呼ぶことを許してくれたのだ。だが、王太子の真情はいかに。
「ではセラ。まずは謝罪をさせてほしい。先日、母が貴女にしたことを」
王太子に頭を下げられ、セラは慌てふためく。同時に、彼を高慢だと断じたことを恥じた。
「い、いえ、過ぎたことですから……!」
「尋問に近い真似をされたと聞いたけれど、生きた心地がしなかっただろう。ほんとうに、申し訳なかった」
「シルヴァン様がそのように頭を下げられることではありません!」
叫ぶように言っても、シルヴァンの頭はなかなか上がらなかった。
「いや、僕のせいだ。……母やオーブリーが、君を怪しんだのは」
「…………どういうことでございましょう」
セラの心に昏いものが生じ、自分でも驚くくらい冷え冷えとした声が出た。
あのとき、オーブリーはセラにこう言った。『ロズリーヌが妊娠しなければ、お前の背後にいる者が得をするだろう』と。
セラの背後にいる者とは、王家に仇なす不届き者ではなく、王太子その人を指していた、ということなのだろうか。
(わけがわからない……)
「うん、きちんと説明させてもらうよ」
王太子はようやく頭を上げ、青い瞳でまっすぐセラを見つめてきた。セラは真実の開示を渇望しながらも、平静さを保とうと努力した。さもなくば、感情のまま彼に詰め寄ってしまいそうだったから。
わずかの間、応接間に沈黙が満ちたが、改まった調子でシルヴァンが口を開く。
「ここからは少なからず生々しい話も混ざるけれど、だからこそ人払いを徹底した。君には、我が妻専属の宮廷魔法使いとして、嫌悪せずに聞いてほしい」
「……承知しました」
セラが粛然と答えると、王太子は安心したように頷いてから、話を始める。
「君は毎日ロズリーヌの健診をして、妊娠しやすい時期を教えてくれているね」
「はい」
魔力循環検査をして、ロズリーヌの健康状態のほか、生殖器官の大まかな状態を把握し、適切な性行為のタイミングを彼女に伝えてきた。一日でも早く、子を授かれるように……。
「実を言うと、僕たちはその時期を避けて夫婦生活をしている」
「え……?」
セラは己の耳を疑った。
「も、もう一度おっしゃっていただけますか」
「ロズリーヌが妊娠しやすい時期には、同衾はしても閨事は避けているんだ」
「――っ!!」
セラは手のひらで口元を覆った。そうでもしなければ、王太子に向けてどんな悪罵を撒き散らしてしまうかわからなかったから。
俯いてわななくことしかできないセラに、シルヴァンは淡々と続ける。
「そのほかの時期も、妊娠しないように細心の注意を払っている。結婚してからずーっとね。なんとか誤魔化しているつもりだったけれど、侍女には勘付かれてしまった。そして、ついに母へ報告がいった」
「……理由を、お伺いしてもよろしいでしょうか」
セラは震える声で尋ねる。怒りとも悲しみともつかないものが胸の中で渦巻いていた。
(日々、ロズリーヌ様の体調を慎重にチェックし、空調魔法を使って快適に過ごせるようにしてきた。それらがすべて無駄だったなんて……)
それに加えて、ロズリーヌに月の物がくるたび、王妃からの小言に耐えてきた。ストレスは女性の身体を狂わせる。ゆえに、妊娠を望むロズリーヌに王妃の重圧が向くくらいなら、セラがその盾になるのも仕事の一環だと割り切ってきた。その努力がいつか実を結ぶと信じながら。
(ロズリーヌ様……わたしの健診を受けながら……王妃に呼び出されるわたしの背を見ながら……なにを思っていたのか……)
つんと澄ましたような顔をしたロズリーヌの姿が脳裏に浮かぶ。彼女への忠義が、足元から崩れ落ちていくようだった。
(理由次第では、王妃の側へ付こう……)
かつてセラは、王妃に対してこう宣言した。もしロズリーヌが王家と国民を裏切るような行いをするのであれば、彼女への忠義を捨て、ただちに王妃へ報告すると。
(なにがなんでも、ロズリーヌ様を妊娠させてやる)
荒れ狂う心の中で凶悪な思考が生まれた。その闇を必死で抑え込みながら、セラは静かに王太子の言葉を待った。
「ロズリーヌはね……妊娠を恐れているんだ。正確には、出産を、だね」
シルヴァンの声は相変わらず淡々としているようでいて、わずかな苦渋を含んでいた。
「ロズリーヌは、十二歳のときに王太子妃教育の一環として、実母の出産に立ち会わされたそうだ。大の男でさえ卒倒しそうになると聞くのに、年若い少女にはあまりに酷な仕打ちだったと思う。そのときに目の当たりにしたお産の凄絶さは、今でもロズリーヌの心に恐怖として残っているんだ」
初耳だ、とセラは奥歯を噛み締める。あの明るいロズリーヌの心に、そんなトラウマが刻まれているとは思ってもみなかった。だが……。
「それでも……一昔前と比べれば、出産での死亡率は大幅に下がりました。ロズリーヌ様のご出産となれば、王国でも腕利きの医師らが揃うでしょう。そこまで恐れるようなことは……」
「いや、ロズリーヌが恐れているのは、『陣痛の痛みそのもの』だ」
シルヴァンがぴしゃりと言い、セラは少しだけ身を震わせた。
「……同じ女として、理解はできます」
セラも学生時代、女魔法使い向けのカリキュラムとして組み込まれていた、産院での研修を受けたことがある。たった五日だったが、若いセラにとって『無理ぃ~ッ』の一言に尽きた。
だからといって、『陣痛が怖いなら、仕方ないね』で済む話ではない。セラは決然と顔を上げ、強い口調で王太子へ告げる。
「しかし、その痛みをいつまでも恐れていては、とうてい妊娠など望めません」
あらゆる生物の雌が、出産の苦しみを乗り越えて繁殖してきた。陣痛に耐えて多くの子を産むのも、王家に生まれ、王家へ嫁いだ者の義務ではないか。
「――そこでだ、セラ」
シルヴァンが語勢を強める。
「ロズリーヌは……いや、我ら夫婦は、『無痛分娩』を強く希望している」
「……!」
セラは目を見開き、まじまじと王太子の整った容貌を見つめた。
気を抜けばこぼれそうになる溜め息を幾度も肺へ押し戻しながら、セラは王太子の執務室へと向かう。王太子の生活空間となっている三階には、ほとんど足を踏み入れたことがない。わずかに緊張しながら階段をのぼり、埃ひとつ落ちていない廊下を進むが、不気味なくらい静まり返っていた。
「やぁ魔法使い殿。わざわざ足を運んでもらってすまないね」
執務室の扉をノックすると、王太子自らが出迎えてくれたため、面食らう。
「さあ、こちらへ。適当に腰かけてくれ」
シルヴァンは、セラを執務室の隣にある応接間へと通すと、すぐさま着席するように促した。
セラはおずおずと一人掛けのソファに腰を下ろし、揃えた膝の上でこぶしをきつく握り締める。感情的になりそうなときは、こうして耐えるクセがいつの間にかついてしまった。
室内には二人きり。扉の向こうに護衛を立たせてさえいない。眼前のテーブルには、王太子が手ずから淹れてくれた茶と、以前ロズリーヌがくれたものと同じクッキーが並んでいるが、食指が動くはずもなかった。
セラの対面に腰かけたシルヴァンは、青い瞳の中に気遣わしげな色を浮かべながらも、口元に優雅な笑みを刻んだ。
「妻に倣って、僕も君のことを『セラ』と呼んでもいいかな。君も、僕のことは名前で呼んでくれ」
性急に距離を詰めてきた王太子に、セラは身を縮めた。
「わ、わたしのことはどう呼んでいただいても構いませんが……」
「いいんだ、妻の専属魔法使いとして、君とは末永く友好的に付き合っていきたいと思っているからね。だから、僕を名前で呼ぶことを許可するよ」
寛容なようでいて、強圧的な物言いは実に王族らしい。セラは臣下として、その『命令』をただちに実行した。
「……はい、シルヴァン様」
(見た目に似合わず、高慢さを秘めた青年だな。ロズリーヌ様も似たような性格だけれど、わたしに懐いてくれている分、可愛げがある……)
ロズリーヌからは、宮廷勤務を始めて三日目の朝に『王太子妃殿下だなんて、堅苦しい呼び名は止して』と言われていた。セラを気に入ってくれたからこそ、名前で呼ぶことを許してくれたのだ。だが、王太子の真情はいかに。
「ではセラ。まずは謝罪をさせてほしい。先日、母が貴女にしたことを」
王太子に頭を下げられ、セラは慌てふためく。同時に、彼を高慢だと断じたことを恥じた。
「い、いえ、過ぎたことですから……!」
「尋問に近い真似をされたと聞いたけれど、生きた心地がしなかっただろう。ほんとうに、申し訳なかった」
「シルヴァン様がそのように頭を下げられることではありません!」
叫ぶように言っても、シルヴァンの頭はなかなか上がらなかった。
「いや、僕のせいだ。……母やオーブリーが、君を怪しんだのは」
「…………どういうことでございましょう」
セラの心に昏いものが生じ、自分でも驚くくらい冷え冷えとした声が出た。
あのとき、オーブリーはセラにこう言った。『ロズリーヌが妊娠しなければ、お前の背後にいる者が得をするだろう』と。
セラの背後にいる者とは、王家に仇なす不届き者ではなく、王太子その人を指していた、ということなのだろうか。
(わけがわからない……)
「うん、きちんと説明させてもらうよ」
王太子はようやく頭を上げ、青い瞳でまっすぐセラを見つめてきた。セラは真実の開示を渇望しながらも、平静さを保とうと努力した。さもなくば、感情のまま彼に詰め寄ってしまいそうだったから。
わずかの間、応接間に沈黙が満ちたが、改まった調子でシルヴァンが口を開く。
「ここからは少なからず生々しい話も混ざるけれど、だからこそ人払いを徹底した。君には、我が妻専属の宮廷魔法使いとして、嫌悪せずに聞いてほしい」
「……承知しました」
セラが粛然と答えると、王太子は安心したように頷いてから、話を始める。
「君は毎日ロズリーヌの健診をして、妊娠しやすい時期を教えてくれているね」
「はい」
魔力循環検査をして、ロズリーヌの健康状態のほか、生殖器官の大まかな状態を把握し、適切な性行為のタイミングを彼女に伝えてきた。一日でも早く、子を授かれるように……。
「実を言うと、僕たちはその時期を避けて夫婦生活をしている」
「え……?」
セラは己の耳を疑った。
「も、もう一度おっしゃっていただけますか」
「ロズリーヌが妊娠しやすい時期には、同衾はしても閨事は避けているんだ」
「――っ!!」
セラは手のひらで口元を覆った。そうでもしなければ、王太子に向けてどんな悪罵を撒き散らしてしまうかわからなかったから。
俯いてわななくことしかできないセラに、シルヴァンは淡々と続ける。
「そのほかの時期も、妊娠しないように細心の注意を払っている。結婚してからずーっとね。なんとか誤魔化しているつもりだったけれど、侍女には勘付かれてしまった。そして、ついに母へ報告がいった」
「……理由を、お伺いしてもよろしいでしょうか」
セラは震える声で尋ねる。怒りとも悲しみともつかないものが胸の中で渦巻いていた。
(日々、ロズリーヌ様の体調を慎重にチェックし、空調魔法を使って快適に過ごせるようにしてきた。それらがすべて無駄だったなんて……)
それに加えて、ロズリーヌに月の物がくるたび、王妃からの小言に耐えてきた。ストレスは女性の身体を狂わせる。ゆえに、妊娠を望むロズリーヌに王妃の重圧が向くくらいなら、セラがその盾になるのも仕事の一環だと割り切ってきた。その努力がいつか実を結ぶと信じながら。
(ロズリーヌ様……わたしの健診を受けながら……王妃に呼び出されるわたしの背を見ながら……なにを思っていたのか……)
つんと澄ましたような顔をしたロズリーヌの姿が脳裏に浮かぶ。彼女への忠義が、足元から崩れ落ちていくようだった。
(理由次第では、王妃の側へ付こう……)
かつてセラは、王妃に対してこう宣言した。もしロズリーヌが王家と国民を裏切るような行いをするのであれば、彼女への忠義を捨て、ただちに王妃へ報告すると。
(なにがなんでも、ロズリーヌ様を妊娠させてやる)
荒れ狂う心の中で凶悪な思考が生まれた。その闇を必死で抑え込みながら、セラは静かに王太子の言葉を待った。
「ロズリーヌはね……妊娠を恐れているんだ。正確には、出産を、だね」
シルヴァンの声は相変わらず淡々としているようでいて、わずかな苦渋を含んでいた。
「ロズリーヌは、十二歳のときに王太子妃教育の一環として、実母の出産に立ち会わされたそうだ。大の男でさえ卒倒しそうになると聞くのに、年若い少女にはあまりに酷な仕打ちだったと思う。そのときに目の当たりにしたお産の凄絶さは、今でもロズリーヌの心に恐怖として残っているんだ」
初耳だ、とセラは奥歯を噛み締める。あの明るいロズリーヌの心に、そんなトラウマが刻まれているとは思ってもみなかった。だが……。
「それでも……一昔前と比べれば、出産での死亡率は大幅に下がりました。ロズリーヌ様のご出産となれば、王国でも腕利きの医師らが揃うでしょう。そこまで恐れるようなことは……」
「いや、ロズリーヌが恐れているのは、『陣痛の痛みそのもの』だ」
シルヴァンがぴしゃりと言い、セラは少しだけ身を震わせた。
「……同じ女として、理解はできます」
セラも学生時代、女魔法使い向けのカリキュラムとして組み込まれていた、産院での研修を受けたことがある。たった五日だったが、若いセラにとって『無理ぃ~ッ』の一言に尽きた。
だからといって、『陣痛が怖いなら、仕方ないね』で済む話ではない。セラは決然と顔を上げ、強い口調で王太子へ告げる。
「しかし、その痛みをいつまでも恐れていては、とうてい妊娠など望めません」
あらゆる生物の雌が、出産の苦しみを乗り越えて繁殖してきた。陣痛に耐えて多くの子を産むのも、王家に生まれ、王家へ嫁いだ者の義務ではないか。
「――そこでだ、セラ」
シルヴァンが語勢を強める。
「ロズリーヌは……いや、我ら夫婦は、『無痛分娩』を強く希望している」
「……!」
セラは目を見開き、まじまじと王太子の整った容貌を見つめた。
2
あなたにおすすめの小説
男として王宮に仕えていた私、正体がバレた瞬間、冷酷宰相が豹変して溺愛してきました
春夜夢
恋愛
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。
名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。
誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。
ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、
あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。
「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」
「……もう限界だ」
私は知らなかった。
宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて――
ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
【全16話+後日談5話:日月水金20:00更新】
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
【完結】異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます
七夜かなた
恋愛
仕事中に突然異世界に転移された、向先唯奈 29歳
どうやら聖女召喚に巻き込まれたらしい。
一緒に召喚されたのはお金持ち女子校の美少女、財前麗。当然誰もが彼女を聖女と認定する。
聖女じゃない方だと認定されたが、国として責任は取ると言われ、取り敢えず王族の家に居候して面倒見てもらうことになった。
居候先はアドルファス・レインズフォードの邸宅。
左顔面に大きな傷跡を持ち、片脚を少し引きずっている。
かつて優秀な騎士だった彼は魔獣討伐の折にその傷を負ったということだった。
今は現役を退き王立学園の教授を勤めているという。
彼の元で帰れる日が来ることを願い日々を過ごすことになった。
怪我のせいで今は女性から嫌厭されているが、元は女性との付き合いも派手な伊達男だったらしいアドルファスから恋人にならないかと迫られて
ムーライトノベルでも先行掲載しています。
前半はあまりイチャイチャはありません。
イラストは青ちょびれさんに依頼しました
118話完結です。
ムーライトノベル、ベリーズカフェでも掲載しています。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
【完結】男装令嬢、深い事情により夜だけ王弟殿下の恋人を演じさせられる
千堂みくま
恋愛
ある事情のため男として生きる伯爵令嬢ルルシェ。彼女の望みはただ一つ、父親の跡を継いで領主となること――だが何故か王弟であるイグニス王子に気に入られ、彼の側近として長いあいだ仕えてきた。
女嫌いの王子はなかなか結婚してくれず、彼の結婚を機に領地へ帰りたいルルシェはやきもきしている。しかし、ある日とうとう些細なことが切っ掛けとなり、イグニスに女だとバレてしまった。
王子は性別の秘密を守る代わりに「俺の女嫌いが治るように協力しろ」と持ちかけてきて、夜だけ彼の恋人を演じる事になったのだが……。
○ニブい男装令嬢と不器用な王子が恋をする物語。○Rシーンには※印あり。
[男装令嬢は伯爵家を継ぎたい!]の改稿版です。
ムーンライトでも公開中。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。
待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる