別に要りませんけど?

ユウキ

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困惑。というか迷惑

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あー、ホンマやかましいなぁ。


「だから何なのかしら?
 貴女が愛されている。だから?私に何の関係がありますの??」


 ちょっと情緒不安定で、被ってた猫が何枚か軽く吹っ飛んだわ。

 ふぅ、落ち着け私。


「貴族である事を捨てられずに私と結婚したのは、旦那様が選んだ事。旦那様の自由な時間に此処へ帰って来られるのは旦那様が望んだ事。
 貴女の言う“愛”で旦那様を縛りたいなら、本人に仰って?私がどうこうした訳でも縛っている訳でもないのに、返せと言われても困るわ」


 指示もしたし、主張もしたし、後は任せて仕事に戻ろ。そう思って侍女長に手を差し出して、執務室へ戻ろうとしたら、両開きの玄関扉がバーーン!と開いた。


 そこには息を切らせたネイサンが、飛び込んできたところだった。


 …………誰や、面倒くさいのぶっ込んだやつ。
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