別に要りませんけど?

ユウキ

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サイドストーリー・妹の冒険

予想外の後押し

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「婚姻の申し入れをしようと思いまして」

「誰が?」
「私が」
「誰に?」
「ジゼル嬢にでございます」
「……うふふ、またまたご冗談を」
「いえ、本気でございます」

「いやいやあんた、エディオン殿下の従僕さんやろー?!」

「ああ、ちゃんとしたご挨拶もなく申し訳ございませんでした。ローデイル侯爵家次男、ヨシュアルトと申します。是非ヨシューとお呼びください」
「侯爵家?!!てか距離詰め方早っっ」

「エディオン殿下とは乳兄弟でございます。殿下の公務の手伝いをする秘書官として務める予定で、お側に居ました。ですが、この件で、今後の状況が読め無くなったことと、ジゼル嬢の見識の深さと啖呵に心を鷲掴みにされまして」

「それだけで、家とさいならとは行かんでしょー?!」

「幸い跡継ぎは他にいますし、両親と陛下は応援してくださってます」
「ちょっ、今なんか親以外の誰かに応援されてなかった??!」
「陛下ですよ」

「何でっ」
「ワイン効果でしょうか?陛下の腹心である父の息子が、お気に入りのワインを取り扱う大商会とお近づきになる。それはそれは目を輝かせて応援してくださいました」


 おっっっおおさまぁぁぁぁぁぁ!何してくれとんじゃぁぁぁぁぁ!!!
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