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魔獣退治
⑥
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ヒューイの靴を脱がし、ズボンの裾をめくり噛まれた部位をネクタイで止血しながら、手当をしていく。俺が回復魔法がてんでダメなので、手で手当するしかないのだ。
「僕が回復魔法使えず、すなまい。」
「いや、俺も使えないし。普通に手当してもらうだけで助かるぜ。ポーションの類はさっき全部切らして手元にないし」
「ポーション!ポーションならあるぞ」
完全にポーションの事忘れてた。自分で作ってきたポーションがあるじゃないか~!
「確か、右側のウエストポーチに…」
「これだろ!もーらぃ」
左側のウエストポーチを漁られた気がするが、まぁ入れた覚えはないけどあったならいいか。包帯を巻く続きをしようと脚に視線を戻したら、視界の端にオレンジ色のポーションが見えた。
「なっ!それはダメだ!」
「なんで、」
ゴクリ…。
「もう一口飲んじゃったね」
そういいヒューイはヘラっと笑った。
な、な、なんてことしたんだお前ェ~~~‼すぐさま、ヒューイからポーションを取り上げて、口の中に手をつっこんだ。
「何勝手に飲んでるんだっ!吐けっ!もし、コレに本当に毒が入ってたらどうすんだ!」
「ゴホゴホっ!飲んだからっ、もう無理だって。それより、毒…どういうことだよ」
と言われて、手を無理矢理振りほどかれた。
はぁ。今まで誰にも言わなかった事をこいつに…説明すんのか…?しかし、毒入り疑惑のポーションを飲ませてしまったから、不可抗力だけど!説明してやらないと…。あぁ、めんどくせぇ!
「毒が入ってるか、まだ確定ではないが…。ちょっと、良くない噂がある人から貰ったんだ。怪しくて…。僕の事を目の敵にしてる相手だから毒が入ってるかも…と思って」
よし、コレで僕を落とし入れようとしている貴族から押し付けられた…と思うだろう!誰もルスから貰ったものとは思うまい!僕は、僕と仲良くなりたいって言ったルスを信じたいから、君を悪役にはさせたくない。
「ふーん。まぁ、お前も飲んでみろよ」
「なんでだよ。今の話聞いてたのか?バカなのか?」
コイツといると調子狂うな…。
「一口飲んだけど毒が入ってるようには見えないな、お前も飲んでみればわかる」
ほんとか?怪しい
「飲んでみなよ」
と急かされ、ヒューイに一口飲ませてしまった責任もあるしと思い飲むことにした。口元まで持ってきたが、アイツ本当に一口飲んだのか?量が減ってない気がする…?瓶の形状と光の屈折のせいなのか?ヒューイにじっと見つめられるのはいたたまれないので、一気に飲むことにした。
ん、なんか甘い…?リンゴ…の味がするかも
「甘いだろ?」
コクリと頷いた。
「それに毒が入ってるようにはみえない理由がそれだ。果実のような味がするのに毒が入ってるわけが無い」
「まぁ、確かにそうかもな」
特に身体に異常は無さそうだし、毒の件はコレで解決…?でいいのか?
「そうだ、これが回復ポーションだ。こっちをお前は飲んどけ」
今度はちゃんと右側のウエストポーチからだした、ミドリ色のポーションを2本渡す。
「おー!助かるぜ」
◆
ヒューイの手当が終わり、ヒューイが何とか歩けるまで回復したので、殿下たちと合流しようと腕時計をみた。そう、この腕時計は、班のリーダーと通話が出来るのだ。魔力を通すとこの腕時計に記録した自分以外の魔力の人に繋げてくれるという訳だ。この腕時計で通話する時は初期設定が大事だぞ…!
「おかしいな…。フロガに繋がらない。なんでだ」
え、なんでなんで!出発前に試しに使った時は大丈夫だったじゃん!なんで!
「なんで、なんで繋がらない…?」
腕時計から浮かび上がる液晶がerrorしか表示されない。errorだと…?今朝、委員長が言ってた胸騒ぎが起きてたり…。ま、まさかな…!!
「どうした?」
肩を貸しながら、隣を歩いていたヒューイが顔を近づけ聞いてくる。
「リーダーに繋がらない。アンタはどうだ?」
「試してみる」
隣でヒューイも腕時計を起動させてリーダーへ通話をしようと試みてるが、駄目そうだ。
「アンタも駄目みたいだな。僕の腕時計だけが壊れた訳ではなさそうで、少し安心した」
「でもどうすんだ?両方繋がらないとなると。この森に俺たちだけだぞ?」
どうしよう…。流石に1人だけなら切り抜けられる可能性はあるが、コイツを庇いながらだと、相当厳しいぞ…?
「僕が回復魔法使えず、すなまい。」
「いや、俺も使えないし。普通に手当してもらうだけで助かるぜ。ポーションの類はさっき全部切らして手元にないし」
「ポーション!ポーションならあるぞ」
完全にポーションの事忘れてた。自分で作ってきたポーションがあるじゃないか~!
「確か、右側のウエストポーチに…」
「これだろ!もーらぃ」
左側のウエストポーチを漁られた気がするが、まぁ入れた覚えはないけどあったならいいか。包帯を巻く続きをしようと脚に視線を戻したら、視界の端にオレンジ色のポーションが見えた。
「なっ!それはダメだ!」
「なんで、」
ゴクリ…。
「もう一口飲んじゃったね」
そういいヒューイはヘラっと笑った。
な、な、なんてことしたんだお前ェ~~~‼すぐさま、ヒューイからポーションを取り上げて、口の中に手をつっこんだ。
「何勝手に飲んでるんだっ!吐けっ!もし、コレに本当に毒が入ってたらどうすんだ!」
「ゴホゴホっ!飲んだからっ、もう無理だって。それより、毒…どういうことだよ」
と言われて、手を無理矢理振りほどかれた。
はぁ。今まで誰にも言わなかった事をこいつに…説明すんのか…?しかし、毒入り疑惑のポーションを飲ませてしまったから、不可抗力だけど!説明してやらないと…。あぁ、めんどくせぇ!
「毒が入ってるか、まだ確定ではないが…。ちょっと、良くない噂がある人から貰ったんだ。怪しくて…。僕の事を目の敵にしてる相手だから毒が入ってるかも…と思って」
よし、コレで僕を落とし入れようとしている貴族から押し付けられた…と思うだろう!誰もルスから貰ったものとは思うまい!僕は、僕と仲良くなりたいって言ったルスを信じたいから、君を悪役にはさせたくない。
「ふーん。まぁ、お前も飲んでみろよ」
「なんでだよ。今の話聞いてたのか?バカなのか?」
コイツといると調子狂うな…。
「一口飲んだけど毒が入ってるようには見えないな、お前も飲んでみればわかる」
ほんとか?怪しい
「飲んでみなよ」
と急かされ、ヒューイに一口飲ませてしまった責任もあるしと思い飲むことにした。口元まで持ってきたが、アイツ本当に一口飲んだのか?量が減ってない気がする…?瓶の形状と光の屈折のせいなのか?ヒューイにじっと見つめられるのはいたたまれないので、一気に飲むことにした。
ん、なんか甘い…?リンゴ…の味がするかも
「甘いだろ?」
コクリと頷いた。
「それに毒が入ってるようにはみえない理由がそれだ。果実のような味がするのに毒が入ってるわけが無い」
「まぁ、確かにそうかもな」
特に身体に異常は無さそうだし、毒の件はコレで解決…?でいいのか?
「そうだ、これが回復ポーションだ。こっちをお前は飲んどけ」
今度はちゃんと右側のウエストポーチからだした、ミドリ色のポーションを2本渡す。
「おー!助かるぜ」
◆
ヒューイの手当が終わり、ヒューイが何とか歩けるまで回復したので、殿下たちと合流しようと腕時計をみた。そう、この腕時計は、班のリーダーと通話が出来るのだ。魔力を通すとこの腕時計に記録した自分以外の魔力の人に繋げてくれるという訳だ。この腕時計で通話する時は初期設定が大事だぞ…!
「おかしいな…。フロガに繋がらない。なんでだ」
え、なんでなんで!出発前に試しに使った時は大丈夫だったじゃん!なんで!
「なんで、なんで繋がらない…?」
腕時計から浮かび上がる液晶がerrorしか表示されない。errorだと…?今朝、委員長が言ってた胸騒ぎが起きてたり…。ま、まさかな…!!
「どうした?」
肩を貸しながら、隣を歩いていたヒューイが顔を近づけ聞いてくる。
「リーダーに繋がらない。アンタはどうだ?」
「試してみる」
隣でヒューイも腕時計を起動させてリーダーへ通話をしようと試みてるが、駄目そうだ。
「アンタも駄目みたいだな。僕の腕時計だけが壊れた訳ではなさそうで、少し安心した」
「でもどうすんだ?両方繋がらないとなると。この森に俺たちだけだぞ?」
どうしよう…。流石に1人だけなら切り抜けられる可能性はあるが、コイツを庇いながらだと、相当厳しいぞ…?
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