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緊急事態発生
④
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ヒューイと共にお互いフラフラしながら木々を避けながら走っていた。片や足負傷、もう片や魔力切れ寸前である。
しかも、先程魔獣がいた付近が火の海になっている。魔獣が火の魔法使える事は想定外で思ってたより早く氷が溶けているのだ。直ぐにこちらを追ってくるだろう…。いや、もう追ってきてるのかも。
「ヒューイ!まだ!走れる、か!」
「き、きびし、い!ケド!まだ、死にたくねぇから!走れる…!!」
「多分、見つかるのは、時間の問題だ…!なるべく、距離を取りたい!」
僕がここで魔法を使ったらもう、魔獣に向けて魔法は使えないだろうが、待ち構えて迎え撃つより逃げた方が絶対に良い。
よし、決めた。
「3、2、1で地面を蹴って前に翔べ!いいな!」
「わかった!けど何するつもりだ」
「僕たちじゃそう、遠くに逃げられない。ここは緩い下り道だし、地面を凍らせる!」
正気か?!みたいな顔をヒューイはしているが、魔獣と距離を取るのには今はそれくらいしか…思いつかないんだ。
というか、ヤバイ。ヒューイの顔をみた視界の端に、火を撒き散らしてる巨体が見えた。僕の顔をみて、不思議に思ったヒューイも後ろをみると、巨体を確認したようで勢い良く前を向き直した。
「ヤバ…きた!飛ぶぞ!!」
「3、2ぃ、1!!!」
1で二人共地面を蹴り飛び上がる。僕は、小さく詠唱をしながら地面をアイスリンクみたいに滑れるように凍るイメージをする。ヒューイより先に脚を着地させ、右足に全魔力を注ぐ。
「凍り尽くせぇ…!」
ビキビキッ!!
イメージ的には横幅1mぐらいで直線に凍らせるつもりだったが…。大分横幅が広く凍ってしまった。3倍ぐらいに。
ふっとまた魔力がすごい抜けていくを感じた。僕ってこんなに魔力のコントロール下手だったか??おかしい…。
そんな事を考えながらなんとか耐え、二人共着地し、ソリ滑りの様に尻をつけ、お互いの体重で左右のバランスを取りながら氷の上を下っていく。
さながら野生のジェットコースターてところか。自分が思ってたよりスピードが、ヤバイ。下るスピードも早いから地面を凍らせるのに追いつかなくなりそうだ…
「おい、大丈夫か」
なにが…と思いながら視線をやると。
「お前、相当顔色悪いぞ…」
その事か
「あぁ、だろうなと思う。何故か、魔力コントロールが今日上手く、できなくて…もう、魔力が、殆ど残ってない」
僕は、もう自分は使えそうにないからまた魔獣が来たらお前だけで逃げてくれ…と思っていた。
「お前は何ができるんだ。魔法は…?」
「お、俺は、魔法は、すこし。雷の魔法を…付与できる。後は…弓…」
弓…。また意外だな剣を使ってそうな見た目なのに。
「お前も、他の奴らみたいに…、得意武器が弓で、馬鹿にするのか…っ!」
これはまた、拗らせまくってるな…。今まで弓が得意で周りからからかわれてたんだなぁ…。
「馬鹿にしてない。自分は弓を使った事ないから関心しただけだ。弓、弓ぐらいなら…」
氷で弓を作りだそうと集中力を回した瞬間、しまった!!!!と思った時には既に遅く、地面を凍らせていた軌道がズレてしまった。
氷の上を滑っていた自分たちは曲がりきれず、空中に放り出された。
ヒューイと腕を結んでいたので、二人共まともに受け身がとれず地面に落下し、お互いゴロゴロと転がりながら木にぶつかりようやく静止した。
静止した時に強く木に打ち付け動けなかったが、いち早く動けるようになったヒューイが起き上がり、僕の事も起き上がらせてくれた。
「はぁ、怪我…はぁ。ないか…」
「なんとか…。お前の方が俺を庇って落下した時に下敷きになった、だろ」
「そんな…つもりは、無いが…。身体中がいたくて。もう動けそうにない…コレを」
そう言って僕は、最後の魔力と集中力をつかって弓を氷で形成する。矢は力尽きて3張しか作れなかった…。
ついでに氷の破片をつくり、腕に縛りつけたベルトを切る。
「コレを持って…早く逃げろ。」
自衛ぐらいはできるだろうと思って弓をヒューイに押し付ける。
ヒューイは驚いた顔していた。「お前はどうするつもりなんだよ…」と呟いてるのが聞こえた。僕は、ふっと笑って
「運が良ければ生きてるかもな…」
と言ったら何故か怒ってるヒューイが「クソがっ!」と言って去っていってしまった。
ヒューイが殿下たちと会えればいいなと思いながら、一人取り残されてちょっと悲しい…なと感じた。ヒューイはハイネルセン家を嫌ってたみたいだし、これでいいんだ。
叶うなら最後に…殿下とルス。フロルスがイチャイチャしてるところみて死にたいな…。
僕の推しカプ…。
しかも、先程魔獣がいた付近が火の海になっている。魔獣が火の魔法使える事は想定外で思ってたより早く氷が溶けているのだ。直ぐにこちらを追ってくるだろう…。いや、もう追ってきてるのかも。
「ヒューイ!まだ!走れる、か!」
「き、きびし、い!ケド!まだ、死にたくねぇから!走れる…!!」
「多分、見つかるのは、時間の問題だ…!なるべく、距離を取りたい!」
僕がここで魔法を使ったらもう、魔獣に向けて魔法は使えないだろうが、待ち構えて迎え撃つより逃げた方が絶対に良い。
よし、決めた。
「3、2、1で地面を蹴って前に翔べ!いいな!」
「わかった!けど何するつもりだ」
「僕たちじゃそう、遠くに逃げられない。ここは緩い下り道だし、地面を凍らせる!」
正気か?!みたいな顔をヒューイはしているが、魔獣と距離を取るのには今はそれくらいしか…思いつかないんだ。
というか、ヤバイ。ヒューイの顔をみた視界の端に、火を撒き散らしてる巨体が見えた。僕の顔をみて、不思議に思ったヒューイも後ろをみると、巨体を確認したようで勢い良く前を向き直した。
「ヤバ…きた!飛ぶぞ!!」
「3、2ぃ、1!!!」
1で二人共地面を蹴り飛び上がる。僕は、小さく詠唱をしながら地面をアイスリンクみたいに滑れるように凍るイメージをする。ヒューイより先に脚を着地させ、右足に全魔力を注ぐ。
「凍り尽くせぇ…!」
ビキビキッ!!
イメージ的には横幅1mぐらいで直線に凍らせるつもりだったが…。大分横幅が広く凍ってしまった。3倍ぐらいに。
ふっとまた魔力がすごい抜けていくを感じた。僕ってこんなに魔力のコントロール下手だったか??おかしい…。
そんな事を考えながらなんとか耐え、二人共着地し、ソリ滑りの様に尻をつけ、お互いの体重で左右のバランスを取りながら氷の上を下っていく。
さながら野生のジェットコースターてところか。自分が思ってたよりスピードが、ヤバイ。下るスピードも早いから地面を凍らせるのに追いつかなくなりそうだ…
「おい、大丈夫か」
なにが…と思いながら視線をやると。
「お前、相当顔色悪いぞ…」
その事か
「あぁ、だろうなと思う。何故か、魔力コントロールが今日上手く、できなくて…もう、魔力が、殆ど残ってない」
僕は、もう自分は使えそうにないからまた魔獣が来たらお前だけで逃げてくれ…と思っていた。
「お前は何ができるんだ。魔法は…?」
「お、俺は、魔法は、すこし。雷の魔法を…付与できる。後は…弓…」
弓…。また意外だな剣を使ってそうな見た目なのに。
「お前も、他の奴らみたいに…、得意武器が弓で、馬鹿にするのか…っ!」
これはまた、拗らせまくってるな…。今まで弓が得意で周りからからかわれてたんだなぁ…。
「馬鹿にしてない。自分は弓を使った事ないから関心しただけだ。弓、弓ぐらいなら…」
氷で弓を作りだそうと集中力を回した瞬間、しまった!!!!と思った時には既に遅く、地面を凍らせていた軌道がズレてしまった。
氷の上を滑っていた自分たちは曲がりきれず、空中に放り出された。
ヒューイと腕を結んでいたので、二人共まともに受け身がとれず地面に落下し、お互いゴロゴロと転がりながら木にぶつかりようやく静止した。
静止した時に強く木に打ち付け動けなかったが、いち早く動けるようになったヒューイが起き上がり、僕の事も起き上がらせてくれた。
「はぁ、怪我…はぁ。ないか…」
「なんとか…。お前の方が俺を庇って落下した時に下敷きになった、だろ」
「そんな…つもりは、無いが…。身体中がいたくて。もう動けそうにない…コレを」
そう言って僕は、最後の魔力と集中力をつかって弓を氷で形成する。矢は力尽きて3張しか作れなかった…。
ついでに氷の破片をつくり、腕に縛りつけたベルトを切る。
「コレを持って…早く逃げろ。」
自衛ぐらいはできるだろうと思って弓をヒューイに押し付ける。
ヒューイは驚いた顔していた。「お前はどうするつもりなんだよ…」と呟いてるのが聞こえた。僕は、ふっと笑って
「運が良ければ生きてるかもな…」
と言ったら何故か怒ってるヒューイが「クソがっ!」と言って去っていってしまった。
ヒューイが殿下たちと会えればいいなと思いながら、一人取り残されてちょっと悲しい…なと感じた。ヒューイはハイネルセン家を嫌ってたみたいだし、これでいいんだ。
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僕の推しカプ…。
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