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俺の推し超カッコいい
④
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side ルアネ
「ルアネ…、ルアネ」
僕の呼ぶ声と共に肩を揺さぶられる。
あれ、さっきヒューイの所に向かうレイラさんの後ろ姿を眺めていたはずなのに…。寝てしまった…のか。
「は、い…」
「起きたか…。すまない、疲れているのに。先ほどレイラから詳しい話を聞いた。それで、ルアネに魔力を分けてほしいと言われたのだ」
ぼーっとした頭で殿下に言われた言葉を頭の中で復唱する。
ルアネに魔力をわける…。殿下が僕に魔力を…?
「魔力を…くれるんですか…」
「あぁ、そしたらルアネが少しでも楽になるだろう、とレイラが。ただ魔力の受け渡しかたを知らなくてだな。レイラに聞いたら…乙女になんて事聞くんですかって怒られてしまって…」
僕は、まだ話し続けていた殿下の言葉を遮って、ネクタイを引っ張り、自分の口で塞いだ。
数秒その状態で止まっていたが一向に魔力がもらえず、一旦口を離した。
「フロガ、魔力くれるのでは…なかったのですか」
そういいながら、殿下の顔をみると耳まで真っ赤になった顔があった。
それをみて、僕は今、殿下にキスを自らした事に気づいた。
え、あっ。推しとキスしてしまった…!?真っ赤になった殿下につれられて自分も顔が赤くなっていくのがわかる。
いや、でもこれは、治療の一貫なので不可抗力なので!フロガに、そんな顔をしないでほしい~!こっちまで変に照れてしまう。
「す、すまない。…なるほど…、レイラが…私に聞くな…と怒る理由がわかった」
フロルス小説の殿下しか知らなかった時は、フロガかっこいいなと思っていたけれど、今の顔を半分手で隠しながら赤くなってるフロガをみていると、かわいい…照れ顔もかわいいね!と思ってしまうのは、だいぶ末期なのかも。
もう一度…と呟きながら殿下から口付けをされる。何回か角度も変えながらちゅ、ちゅ、とされるが…。キスが下手な訳でない、下手な訳ではないが、一向に魔力がこず…。
殿下~!!これじゃただのキスなんですけど~!!
殿下の肩を腕で押して、口付けを一旦離すように促した。
「フロガ…。その、魔力を…もらいたく…」
「口付けで渡せるのでは、ないのか?」
「口付けでも魔力移しが出来る、が正解…ですね。フロガから魔力をこちらに受け渡すように…魔力を込めてもらわないと…。これではただの、口付けになってしまいます…」
ただのキスになってるよ、なんて。互いに恥ずかしい言葉を殿下に言わないといけないんだ~!
でも、魔力が少しでも欲しいので、背に腹はかえられん…!良く言ったぞ!ルアネよ。
「なっ、それは…すまない。魔力を込めるのだな…わかった」
といい、もう一度唇が重なった。
今度こそ、少しずつだが魔力が流れてきた。魔力枯渇状態で、少量の魔力なんて最高級のご褒美みたいなもので、ネクタイを引っ張り、もっと欲しい…と、ペロッと唇をなめて殿下を促す。
すると、殿下も舌先をも交わせてきたので、更に魔力が流れてきた。もっと…!と思い、首の後ろに腕を回し、身体を更に密着させた。
数分後、だいぶ身体だ軽くなった気がして、フロガにお礼を伝えようとしたら、いつの間にかフロガに馬乗りの体制になっていた。おかしい…。
きっと…魔力が少なすぎて、もっと欲しいという本能にあらがえなかったのだ。きっとそう。こんな…自分から殿下を襲うような体制…けしからん!フロガにはルスがいるっていうのに…!
馬乗りの体制だ会話するわけにもいかず、フロガの上から退いて、起き上がらせる為に手を差し出した。
「ふ、フロガ。すみません。つい…、魔力が欲しすぎて、大変助かりました。ありがとうございます」
「いや…、ルアネが多少でも回復できたのなら、問題ない」
殿下はまだ顔が赤くなっていて、つられて自分まで赤くなりそうだ。
「動けるくらいには、回復しました。殿下の魔力はどのくらい残っていますか?支障はないですか?」
「大丈夫だ、問題ない。それに、もうそろそろ終了時刻だろうし平気だ」
「そうですか。それなら良かったです…。みんなの所に戻りましょうか…」
「あぁ。顔の…火照りが覚めるまで、待ってもらえるか…」
と頬をかきながらへらっと笑うので、さっきまでのキスを思い出してドキッとしてしまった。
あれは、正気じゃない僕なので!!全部魔力切れを起こしたせい!!そう、僕じゃない!
「お好きなだけ…どうぞ」
「ルアネ…、ルアネ」
僕の呼ぶ声と共に肩を揺さぶられる。
あれ、さっきヒューイの所に向かうレイラさんの後ろ姿を眺めていたはずなのに…。寝てしまった…のか。
「は、い…」
「起きたか…。すまない、疲れているのに。先ほどレイラから詳しい話を聞いた。それで、ルアネに魔力を分けてほしいと言われたのだ」
ぼーっとした頭で殿下に言われた言葉を頭の中で復唱する。
ルアネに魔力をわける…。殿下が僕に魔力を…?
「魔力を…くれるんですか…」
「あぁ、そしたらルアネが少しでも楽になるだろう、とレイラが。ただ魔力の受け渡しかたを知らなくてだな。レイラに聞いたら…乙女になんて事聞くんですかって怒られてしまって…」
僕は、まだ話し続けていた殿下の言葉を遮って、ネクタイを引っ張り、自分の口で塞いだ。
数秒その状態で止まっていたが一向に魔力がもらえず、一旦口を離した。
「フロガ、魔力くれるのでは…なかったのですか」
そういいながら、殿下の顔をみると耳まで真っ赤になった顔があった。
それをみて、僕は今、殿下にキスを自らした事に気づいた。
え、あっ。推しとキスしてしまった…!?真っ赤になった殿下につれられて自分も顔が赤くなっていくのがわかる。
いや、でもこれは、治療の一貫なので不可抗力なので!フロガに、そんな顔をしないでほしい~!こっちまで変に照れてしまう。
「す、すまない。…なるほど…、レイラが…私に聞くな…と怒る理由がわかった」
フロルス小説の殿下しか知らなかった時は、フロガかっこいいなと思っていたけれど、今の顔を半分手で隠しながら赤くなってるフロガをみていると、かわいい…照れ顔もかわいいね!と思ってしまうのは、だいぶ末期なのかも。
もう一度…と呟きながら殿下から口付けをされる。何回か角度も変えながらちゅ、ちゅ、とされるが…。キスが下手な訳でない、下手な訳ではないが、一向に魔力がこず…。
殿下~!!これじゃただのキスなんですけど~!!
殿下の肩を腕で押して、口付けを一旦離すように促した。
「フロガ…。その、魔力を…もらいたく…」
「口付けで渡せるのでは、ないのか?」
「口付けでも魔力移しが出来る、が正解…ですね。フロガから魔力をこちらに受け渡すように…魔力を込めてもらわないと…。これではただの、口付けになってしまいます…」
ただのキスになってるよ、なんて。互いに恥ずかしい言葉を殿下に言わないといけないんだ~!
でも、魔力が少しでも欲しいので、背に腹はかえられん…!良く言ったぞ!ルアネよ。
「なっ、それは…すまない。魔力を込めるのだな…わかった」
といい、もう一度唇が重なった。
今度こそ、少しずつだが魔力が流れてきた。魔力枯渇状態で、少量の魔力なんて最高級のご褒美みたいなもので、ネクタイを引っ張り、もっと欲しい…と、ペロッと唇をなめて殿下を促す。
すると、殿下も舌先をも交わせてきたので、更に魔力が流れてきた。もっと…!と思い、首の後ろに腕を回し、身体を更に密着させた。
数分後、だいぶ身体だ軽くなった気がして、フロガにお礼を伝えようとしたら、いつの間にかフロガに馬乗りの体制になっていた。おかしい…。
きっと…魔力が少なすぎて、もっと欲しいという本能にあらがえなかったのだ。きっとそう。こんな…自分から殿下を襲うような体制…けしからん!フロガにはルスがいるっていうのに…!
馬乗りの体制だ会話するわけにもいかず、フロガの上から退いて、起き上がらせる為に手を差し出した。
「ふ、フロガ。すみません。つい…、魔力が欲しすぎて、大変助かりました。ありがとうございます」
「いや…、ルアネが多少でも回復できたのなら、問題ない」
殿下はまだ顔が赤くなっていて、つられて自分まで赤くなりそうだ。
「動けるくらいには、回復しました。殿下の魔力はどのくらい残っていますか?支障はないですか?」
「大丈夫だ、問題ない。それに、もうそろそろ終了時刻だろうし平気だ」
「そうですか。それなら良かったです…。みんなの所に戻りましょうか…」
「あぁ。顔の…火照りが覚めるまで、待ってもらえるか…」
と頬をかきながらへらっと笑うので、さっきまでのキスを思い出してドキッとしてしまった。
あれは、正気じゃない僕なので!!全部魔力切れを起こしたせい!!そう、僕じゃない!
「お好きなだけ…どうぞ」
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