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番外編
クリスマスデート①
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髪を撫でる感触がして重たい瞼を開けると、僕の髪を撫で遊んでいるネアがすぐ側にいた。
朝に目が覚めると、ネアがこうやってベッドの側にいて、じっと僕を眺めている事は多々ある。
「起こしてくれればいいのに」
「いえ、こうしてルアネ様の寝顔を拝めるのが私の特権ですから」
と、にこりと笑う。そしてネアは小声で「最近はあいつがルアネ様を独占するので朝お顔を眺める日が少なくて…悔しい」と呟いていた。
王子をあいつ呼びなんて、ネアぐらいだよな~と苦笑する。
そろそろベッドから出ようと身体を起こすと、ネアが僕の手を両手で握ってきた。
「今日、一日…、いや半日でもかまいません。ルアネ様の時間を私にください」
「勿論。特に予定ないから」
「えっ?」
「え?」
ネアから誘ってきたのに何で驚くんだ?
「いえ、今日はてっきりあいつとご予定があるものだと…。ルアネ様が予定ないのであれば付き合ってください」
そう言いながら、ネアは両手で包んだ僕の手を自分の頬に添えて、上目遣いでお願いをしてくる。
そんな…ポーズでおねだりされるなんて…。顔面の破壊力がエグい。自分の顔の良さを熟知している。なんて恐ろしい子!寝起きの僕には、早かったみたいだ……!まぶしい!!
「ネア…。そんなおねだりしなくても、ネアに付き合うよ」
その顔は破壊力が凄いからやめてね、の意味を込めて反対側の手でネアの頭をわしゃわしゃと撫でた。
◆
支度を済ませてネアと一緒に街までやって来ると、連れて行かれたのは魔道具を扱うお店だった。王国内で結構有名な店だった気がする。珍しいモノや面白いモノを取り扱う店だとか。
店に入ったらネアは従業員と話をしにいき、僕はなにもすることがないので、店の中を眺めていた。
わぁ~!凄い!口頭で言った言葉を魔道具のペンで文字として書き写すやつとかある。便利だ!こっちは、保温効果のある水筒?みたいなのだ。水筒ってよりスープジャーみたいな感じだけど、魔法の研究って凄いなぁ。
と色々、店内を見て回っていたら、後ろからネアに声をかけられた。
「ルアネ様お待たせしました」
「いや!楽しかった。今こんな魔道具がいっぱいあるんだな」
「最近になって色々と出始めましたよ。私はこれがすきです」
といいながら僕の後ろにあった、サンプルの魔道具を手に取った。一見、ペンダント風のネックレスに見えるけど、なんだろう?
「これは、このペンダントの部分を握りしめ、大切な思い出を頭で浮かべながら呪文を唱えると、その思い出がペンダントから映像で浮かびあがり何度でも、見ることが出来るんですよ」
そう言いながらサンプルのペンダントを軽く三回撫でると、パッと光が浮かびあがり、映像が流れはじめた。
「えっ!?!凄い!!でも、こんな高度な技術……高そう」
「まぁまぁ、そこそこの良い値がしますね。私の貯金、殆ど崩しました」
えっ、やば……。てか、やっぱりネアは持っていたのね。
「ルアネ様との思い出を忘れたくないので。ただ、欠点があるとすれば、無限ではないので思い出を選ばないといけない事ですかね」
「そう言ってくれてありがとう。まぁ、世の中に無限なんてモノはないから、みんな大切な時間を生きてるわけだし。ネアも、僕が理由であんまり散財しないでくれよ」
「違いますよ。私が好きで使ってるんです。本当はもっとルアネ様自身にお金使いたいです。でも、受け取ってくれないでしょう?」
それはそうだろう。うちの家から払ってる給料をなんでまた戻す様な事をするんだ。ってなってしまうし
「許されるのなら、毎日生きてくださってありがとうございますとお金を貢たいですよ」
「そんなのいらないよ!?自分の事に使いなよ…」
はぁ、僕の従者が僕の事好きすぎるのも考えものだね。嬉しいけどさ。
「それより、ここじゃあれなので…。店を出てもかまいませんか?」
僕は勿論、と答えて頷いた。
朝に目が覚めると、ネアがこうやってベッドの側にいて、じっと僕を眺めている事は多々ある。
「起こしてくれればいいのに」
「いえ、こうしてルアネ様の寝顔を拝めるのが私の特権ですから」
と、にこりと笑う。そしてネアは小声で「最近はあいつがルアネ様を独占するので朝お顔を眺める日が少なくて…悔しい」と呟いていた。
王子をあいつ呼びなんて、ネアぐらいだよな~と苦笑する。
そろそろベッドから出ようと身体を起こすと、ネアが僕の手を両手で握ってきた。
「今日、一日…、いや半日でもかまいません。ルアネ様の時間を私にください」
「勿論。特に予定ないから」
「えっ?」
「え?」
ネアから誘ってきたのに何で驚くんだ?
「いえ、今日はてっきりあいつとご予定があるものだと…。ルアネ様が予定ないのであれば付き合ってください」
そう言いながら、ネアは両手で包んだ僕の手を自分の頬に添えて、上目遣いでお願いをしてくる。
そんな…ポーズでおねだりされるなんて…。顔面の破壊力がエグい。自分の顔の良さを熟知している。なんて恐ろしい子!寝起きの僕には、早かったみたいだ……!まぶしい!!
「ネア…。そんなおねだりしなくても、ネアに付き合うよ」
その顔は破壊力が凄いからやめてね、の意味を込めて反対側の手でネアの頭をわしゃわしゃと撫でた。
◆
支度を済ませてネアと一緒に街までやって来ると、連れて行かれたのは魔道具を扱うお店だった。王国内で結構有名な店だった気がする。珍しいモノや面白いモノを取り扱う店だとか。
店に入ったらネアは従業員と話をしにいき、僕はなにもすることがないので、店の中を眺めていた。
わぁ~!凄い!口頭で言った言葉を魔道具のペンで文字として書き写すやつとかある。便利だ!こっちは、保温効果のある水筒?みたいなのだ。水筒ってよりスープジャーみたいな感じだけど、魔法の研究って凄いなぁ。
と色々、店内を見て回っていたら、後ろからネアに声をかけられた。
「ルアネ様お待たせしました」
「いや!楽しかった。今こんな魔道具がいっぱいあるんだな」
「最近になって色々と出始めましたよ。私はこれがすきです」
といいながら僕の後ろにあった、サンプルの魔道具を手に取った。一見、ペンダント風のネックレスに見えるけど、なんだろう?
「これは、このペンダントの部分を握りしめ、大切な思い出を頭で浮かべながら呪文を唱えると、その思い出がペンダントから映像で浮かびあがり何度でも、見ることが出来るんですよ」
そう言いながらサンプルのペンダントを軽く三回撫でると、パッと光が浮かびあがり、映像が流れはじめた。
「えっ!?!凄い!!でも、こんな高度な技術……高そう」
「まぁまぁ、そこそこの良い値がしますね。私の貯金、殆ど崩しました」
えっ、やば……。てか、やっぱりネアは持っていたのね。
「ルアネ様との思い出を忘れたくないので。ただ、欠点があるとすれば、無限ではないので思い出を選ばないといけない事ですかね」
「そう言ってくれてありがとう。まぁ、世の中に無限なんてモノはないから、みんな大切な時間を生きてるわけだし。ネアも、僕が理由であんまり散財しないでくれよ」
「違いますよ。私が好きで使ってるんです。本当はもっとルアネ様自身にお金使いたいです。でも、受け取ってくれないでしょう?」
それはそうだろう。うちの家から払ってる給料をなんでまた戻す様な事をするんだ。ってなってしまうし
「許されるのなら、毎日生きてくださってありがとうございますとお金を貢たいですよ」
「そんなのいらないよ!?自分の事に使いなよ…」
はぁ、僕の従者が僕の事好きすぎるのも考えものだね。嬉しいけどさ。
「それより、ここじゃあれなので…。店を出てもかまいませんか?」
僕は勿論、と答えて頷いた。
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