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いい夫婦の話
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これからお話することは
ちょっと感動というか、たまたまと言うか
凄い偶然が重なった日だったので
備忘録として書き留めておこうかなという内容です。
昨日の話。
午前中 用事があって出かけたその帰り道。
通ったことのないルートを初めて1人で走って
近くのフラワーパークに行こうとした時だった。
まだ桜が観れるって話だったので
お天気もいいし行っちゃえ~!って事で。
駐車場から車を出そうとしたら
優先道路を走っていた車のナンバーが
私と同じ「1122」
たまたま先に買った車のナンバーが
「522」(ご夫婦)だったので
んじゃもう一台は(いい夫婦)にしようと付けた。
車種は違うけど
ほぉ~?
珍しいこともあるもんだ~?と思いながら
私も同じ線を走った。
その車は細い道をギュンギュン飛ばして
あっという間に見えなくなったが
信号で止まった時に
同じ方向へ進んでいるのがチラリと見えた。
あの車もフラワーパーク???
私は知らない道なので
ノコノコゆっくり走って行った。
ゲートまで来ると
目の前にあの同じナンバーの車が!
同時になんて、あの車、道を間違えたのかな?
結局2台とも駐車場へ入った。
シルバーさんが運転してたのでちょっと納得。
桜並木に到着すると
地面は散った花びらでピンクの絨毯。
空は青空。
気持ちいい温度。
遅咲きの桜も7分~満開。
ソメイヨシノは白からピンクに変わってて綺麗。
来てよかったぁ!
写真を撮っていたら
桜越しに見えるベンチに
高齢の、80代前後?のご夫婦が仲良く座ってお話しされてた。
奥さんの方は、時々立ってあちこちの桜に移動しまたベンチに戻るを繰り返す。
旦那さんの方は脚が悪いようで
杖を持って座っておられた。
私の横に、写真を撮ろうとしてやって来た知らないおじさんが
「けっ!また行きやがって。撮れんがな。邪魔だわ」
と文句を言っている。
どうやら奥さんが動くため
桜に人が入るのが気に入らない様子。
あんまりシツコイので
「じゃあ写真撮りたいから少し譲ってもらえますか?って言えばいいじゃないですかっ!」
とつい言ってしまった。
「邪魔なんだよ。白と赤の(桜)どっちも撮りたいのに!」
そしたら たまたま奥さんが移動されて
おじさんは写真を撮って、ぶつぶつ言いながら何処かへ消えて行った。
2人が座っていたベンチの前は
私が撮りたかった枝垂れ桜。
写真を撮っていたら
2人の会話が聞こえてきた。
(盗み聴きじゃないですよ!たまたま!たまたまですからね!と、耳はダンボ)
奥さん「あの桜はね、〇〇って名前だったわ」
旦那さん「へぇ~。日本には色んな桜があるなぁ」
その時奥さんは
動けない旦那さんのために
桜に付けてあった名前を見て周り
戻っては教えてあげていたのだと知った。
私とおじさんのやり取りが聞こえていたようで
旦那さん「さっき誰かが文句言ってたよ」
奥さん「いいのいいの!言わせておけば。ここはみんなの場所だもの。悪いことはしてない。私、耳も悪いからそんなの聞こえないし丁度良い。全然気にしない」
奥さんは耳が悪かったのか…。
奥さん「それより おみかん食べましょう!昔修学旅行で『冷凍みかん』ってあったわよね!」
旦那さん「…」
奥さん「帰りにまた八朔でも買って帰りましょう」
この会話聴いてたら
関係ない私が
勝手にうるるときちゃって。
「もし携帯とかお持ちだったら写真撮りましょうか?」
と…お節介な事を言ってしまった!
「素敵なご夫婦だなと思ったので」と
本当のこと言ったんだけど
奥さん「いえいえ、いいです」
旦那さん「撮るならもう『遺影』だけで十分です」
…地雷踏んでしまった…
ここは話を変えて
私「今年は桜が長く観れていいですね~」
奥さん「本当にね。天気も良いし」
旦那さん「…桜といえば…昔、戦争で飛行隊が『桜のように散れ』と言われた事があったなぁ…」
2度目の地雷踏んだ…
桜にも種類があるように
桜の「意味」にも色々あって
それは
みんな歳や場所によって違うんだよなぁと
しみじみ感じさせられた瞬間だった。
1122から始まって
いい夫婦に出会えたなぁ。
桜に感謝。
偶然が偶然を呼んだ日だった。
最後にこっそり
2人の後ろ姿に桜を添えて、写真を撮らせてもらいました。
ちょっと感動というか、たまたまと言うか
凄い偶然が重なった日だったので
備忘録として書き留めておこうかなという内容です。
昨日の話。
午前中 用事があって出かけたその帰り道。
通ったことのないルートを初めて1人で走って
近くのフラワーパークに行こうとした時だった。
まだ桜が観れるって話だったので
お天気もいいし行っちゃえ~!って事で。
駐車場から車を出そうとしたら
優先道路を走っていた車のナンバーが
私と同じ「1122」
たまたま先に買った車のナンバーが
「522」(ご夫婦)だったので
んじゃもう一台は(いい夫婦)にしようと付けた。
車種は違うけど
ほぉ~?
珍しいこともあるもんだ~?と思いながら
私も同じ線を走った。
その車は細い道をギュンギュン飛ばして
あっという間に見えなくなったが
信号で止まった時に
同じ方向へ進んでいるのがチラリと見えた。
あの車もフラワーパーク???
私は知らない道なので
ノコノコゆっくり走って行った。
ゲートまで来ると
目の前にあの同じナンバーの車が!
同時になんて、あの車、道を間違えたのかな?
結局2台とも駐車場へ入った。
シルバーさんが運転してたのでちょっと納得。
桜並木に到着すると
地面は散った花びらでピンクの絨毯。
空は青空。
気持ちいい温度。
遅咲きの桜も7分~満開。
ソメイヨシノは白からピンクに変わってて綺麗。
来てよかったぁ!
写真を撮っていたら
桜越しに見えるベンチに
高齢の、80代前後?のご夫婦が仲良く座ってお話しされてた。
奥さんの方は、時々立ってあちこちの桜に移動しまたベンチに戻るを繰り返す。
旦那さんの方は脚が悪いようで
杖を持って座っておられた。
私の横に、写真を撮ろうとしてやって来た知らないおじさんが
「けっ!また行きやがって。撮れんがな。邪魔だわ」
と文句を言っている。
どうやら奥さんが動くため
桜に人が入るのが気に入らない様子。
あんまりシツコイので
「じゃあ写真撮りたいから少し譲ってもらえますか?って言えばいいじゃないですかっ!」
とつい言ってしまった。
「邪魔なんだよ。白と赤の(桜)どっちも撮りたいのに!」
そしたら たまたま奥さんが移動されて
おじさんは写真を撮って、ぶつぶつ言いながら何処かへ消えて行った。
2人が座っていたベンチの前は
私が撮りたかった枝垂れ桜。
写真を撮っていたら
2人の会話が聞こえてきた。
(盗み聴きじゃないですよ!たまたま!たまたまですからね!と、耳はダンボ)
奥さん「あの桜はね、〇〇って名前だったわ」
旦那さん「へぇ~。日本には色んな桜があるなぁ」
その時奥さんは
動けない旦那さんのために
桜に付けてあった名前を見て周り
戻っては教えてあげていたのだと知った。
私とおじさんのやり取りが聞こえていたようで
旦那さん「さっき誰かが文句言ってたよ」
奥さん「いいのいいの!言わせておけば。ここはみんなの場所だもの。悪いことはしてない。私、耳も悪いからそんなの聞こえないし丁度良い。全然気にしない」
奥さんは耳が悪かったのか…。
奥さん「それより おみかん食べましょう!昔修学旅行で『冷凍みかん』ってあったわよね!」
旦那さん「…」
奥さん「帰りにまた八朔でも買って帰りましょう」
この会話聴いてたら
関係ない私が
勝手にうるるときちゃって。
「もし携帯とかお持ちだったら写真撮りましょうか?」
と…お節介な事を言ってしまった!
「素敵なご夫婦だなと思ったので」と
本当のこと言ったんだけど
奥さん「いえいえ、いいです」
旦那さん「撮るならもう『遺影』だけで十分です」
…地雷踏んでしまった…
ここは話を変えて
私「今年は桜が長く観れていいですね~」
奥さん「本当にね。天気も良いし」
旦那さん「…桜といえば…昔、戦争で飛行隊が『桜のように散れ』と言われた事があったなぁ…」
2度目の地雷踏んだ…
桜にも種類があるように
桜の「意味」にも色々あって
それは
みんな歳や場所によって違うんだよなぁと
しみじみ感じさせられた瞬間だった。
1122から始まって
いい夫婦に出会えたなぁ。
桜に感謝。
偶然が偶然を呼んだ日だった。
最後にこっそり
2人の後ろ姿に桜を添えて、写真を撮らせてもらいました。
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