十二輝の忍神 ーシノビガミ― 第一部

陵月夜白(りょうづきやしろ)

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20 佐野の襲撃

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第八章 佐野の襲撃
第一話 毒蛇お蘭

 館林城の大手門前。
降りしきる灰が門を白く曇らせるなか、佐野政親と紅蛇お蘭を先頭に、伊賀の忍びと従者が列を成した。

「お取次ぎ願いたい」
佐野は声を張り、門番に文書を差し出した。

「江戸老中、田沼意次様の命により、館林に参上した」
 門番は書付を受け取り、目を通す。

 だが顔をしかめ、深く首を横に振った。
「申し訳ございません……。ただいまお菊様は誰ともお会いにならぬと仰せです。よって、お通しするわけにはまいりません」

 佐野の目が細く光る。
「老中の命だぞ。それでも通せぬと申すか」
 「恐れながら……今は何者であろうと」
 門番の声は震えていた。だが忠義を守る気迫だけは失っていなかった。

 その時、お蘭が前に出た。
鮮やかな紅衣が風に揺れ、妖艶な笑みが浮かぶ。

 「もういいわ。力づくで行きましょう」
そう言って佐野の方を振り返る。

 佐野は無言でうなずいた。
次の瞬間――お蘭の紅い唇が開き、緑の毒液が閃光のように吐き出された。

 「ぎゃああああっ!」
門番の顔にまともにかかり、肌は溶け、骨が露わになる。

 男は地に転げ回り、のたうち苦しんだ。
その惨状に、城内がざわめく。

 「何事だ!」
 「賊か!」
屋敷から家臣の侍たちが駆けつけ、数十人が門に列をなす。

 刀が一斉に抜かれ、鋭い金属音が灰色の空に響き渡った。
 お蘭は楽しげに笑った。

「さあ……宴の始まりよ」
 
 黒く濁った空の下、火山灰がしとしとと降り続ける。

 大手門前は、もはや戦場であった。
お蘭の吐いた毒で最初の門番は地に転がり、泡を吹きながら動かなくなった。

 その姿に一瞬怯んだ館林藩士たちだったが、すぐに奮い立ち、刀を抜き放つ。

 「賊を討て!」
 「城門を守れ!」
十余名の藩士が門前に列をなし、槍と刀で一斉に突撃する。

 鋭い金属音が響き、火花が散る。
だが――影のように動く伊賀衆がその間を縫った。

 黒装束の忍びたちは、藩士の死角を取り、煙玉を放ち、次々に首筋や脇腹を狙う。
 「う、ぐっ……!」

 藩士の一人が喉を裂かれ、崩れ落ちた。
「なにをしている!怯むな!」
 別の藩士が叫ぶが、その声も次の瞬間、背後から忍びの刃に貫かれる。

 お蘭はその光景をうっとりと眺めながら、ひらりと舞うように立ち回る。
 袖口から小刀を抜くと、近づいた侍の頬を切り裂き、続けざまに毒を吹きかけた。

 「ぎゃあああっ!」
侍は顔を押さえ、苦しみ悶えながら倒れる。その肌は瞬く間に黒く変色していった。

 佐野は門前の喧噪を冷ややかに見つめていた。
 「よい。存分に暴れよ。城門など、すぐに開こう」
彼の声は低く、しかし揺るぎない。

 伊賀衆もお蘭も、その命令を背に、さらに激しく立ち回った。
 門はまだ固く閉ざされている。
だが、館林藩士たちの数は着実に削られつつあった。

 灰色の空の下、戦場は血と毒に染められ、城下に不気味な悲鳴が木霊していた。
門番や駆けつけた侍たちが次々と倒れていく。

 お蘭の吐いた毒は、石畳さえ黒く溶かし、阿鼻叫喚の声が館林城下にこだました。

 「ふふ……さあ、もっといらっしゃい!」
 お蘭は妖艶に笑い、簪に宿る緑の光を背に舞うように身を翻した。

 だが――。
 「……ッ!」
突如、左の腕に激痛が走った。痺れるような灼熱感に耐えかね、袖を押さえる。

 次の瞬間、布の隙間から覗いたのは、どす黒く爛れた痣。まだらに広がる醜い斑紋。
「いや……なに、これ……」

 瞳に恐怖が走り、毒を吐く唇が震えた。
わずかに動きが鈍ったその隙を突き、城方の侍が刀を振るう。
 辛うじてかわしたものの、体は思うように動かない。

 「下がれ! 下がるんだ!」
家臣たちがお蘭をかばい、後方へと退いた。

 佐野は目を細め、声を荒らげる。
「何をしておる! 攻撃を緩めるな!」

 「……っ、あああっ!」
お蘭は袖をまくり上げた。そこには、どす黒く爛れた痣が浮かび上がり、皮膚がただれていた。

 「いやぁっ……!」
悲鳴をあげ、手を振り払うように後ずさる。毒を吐くはずの口は震え、声にならなかった。

 しかしお蘭は耳にも入らぬ様子で、己の腕を見つめ呆然とつぶやいた。

 「いや……ちがう、ちがう! なんで、どうして……やめて、やめてよ……!」
お蘭は袖を掻きむしりながら後ずさった。

 白粉の下から覗く爛れた皮膚に、目は泳ぎ、息は荒く乱れていく。
 豪胆さも妖艶さも消え失せ、ただ恐怖に呑まれた女の声が夜気に響いた。

 その動揺が戦場の空気を濁らせ、城門前の攻防は一時膠着した。


第二話 追いつめられるお菊

 館林城の広間には、火山灰を吸い込んだ燻んだ空気が淀んでいた。
 城下からは時折、遠雷のような呻き声や刀戟の響きが伝わってくる。

 それが影人のものか、藩士たちの悲鳴かは分からぬ。
ただ一つ言えるのは、この静けさが嵐の前の空白にすぎぬということだった。

 「……退いたのではありません」
広間の中央に立つお菊は、蒼ざめた顔を上げ、震える声を張った。

「必ず、戻ってまいります。伊賀衆も……影人も。ここで立ち止まれば、城下の民は皆、喰われてしまうでしょう」

 その言葉に侍女たちがすすり泣き、藩士たちも顔を伏せた。恐怖と疲労が色濃く漂う広間で、それでもお菊はまっすぐに前を見ていた。

 やがて、彼女は一人の若い家臣を呼び寄せる。まだ二十にも満たぬほどの青年であったが、眼差しは真摯で澄んでいた。

 「あなたに……頼みがあります」
お菊は小さく息を吸い、震える声を抑えながら言った。

 「どうか、忠壽様たちに知らせを。いま城に戻らねば、民も我らも――」
 そこまで言いかけたとき、年嵩の側近が慌てて遮った。

 「お待ちください、お菊様! 門前には伊賀衆が潜み、外は影人どもが徘徊しております。誰が参ろうと、生きて戻れるはずがございませぬ。いま、城から人を出すなど――」
広間に緊張が走る。

 しかし若い家臣が一歩進み出て、静かに声を発した。
 「ならば、私が参ります」
 場にどよめきが走る。お菊も目を見張った。

 青年は静かに膝をつき、頭を垂れた。
「お菊様のお心を無駄にはいたしませぬ。必ずや、本多忠壽様とその供の者にお伝えいたしましょう。この命を失うことになろうとも」

 お菊の唇がかすかに震え、懐から取り出した紙片に筆を走らせた。
手は小刻みに揺れ、墨は所々に滲んだ。

 それでも彼女は書き切り、封もせぬまま紙を差し出した。
 「封じる暇もございません。どうか……一刻も早く」

 青年はそれを胸に抱き、しっかりと頷いた。
 「この命、すでにお菊様にお預けしております。ご安心を」 

 彼は立ち上がり、広間の誰にも背を向けずに扉へと向かった。
甲冑の金具が小さく鳴り、足音は静かに石畳を叩く。

 侍女たちが思わず後を追おうとしたが、側近が手を広げて制した。
 「行かせて差し上げろ。それが彼の覚悟だ」

 お菊は胸元で固く両手を組み、閉じかけた扉に向かって祈るように呟いた。
 「どうか……無事に……」

 若き家臣の背は、降りしきる灰の闇に飲み込まれていった。

 黒い灰が絶え間なく降り注ぎ、城門の前は昼なお闇のように淀んでいた。
 毒を吐くはずのお蘭は、なおも袖を掻きむしりながら後ずさり、恐怖に呑まれた顔でぶつぶつと意味のない言葉を繰り返している。

 「いや……いや……ちがう、ちがう……やめて……」
 その姿は妖艶さを失い、ただの錯乱した女でしかなかった。 

 だが伊賀衆は違った。
黒装束の忍びたちは冷徹に動き、煙玉を投げ、影のように館林藩士の列へと斬り込んでいく。

 「ぐあっ――!」
ひとりの侍が首筋を裂かれ、血飛沫を散らしながら地に倒れる。

 「踏みとどまれ! 門を死守せよ!」
指揮を執る藩士が叫ぶが、その声をかき消すように金属音と怒号が入り乱れる。

 槍を構える藩士たちは必死に列を維持し、刀を抜いた侍も互いの背を守り合いながら立ち回る。

 だが、敵は一瞬の隙を狙って背後に回り込み、血煙を上げるたびに防衛線は削られていった。
 「押し返せ! まだだ、まだ堪えろ!」

 歯を食いしばって奮戦する館林藩士たち。
 だが、ひとり斬られるごとに隊列は薄れ、門前を守る力は確実に削がれていく。

 ――それでも、彼らは踏みとどまっていた。
 城に背を向けることだけはせぬ、という気迫で刀を振るい続ける。

 しかし、その必死の防戦も、もはや糸が切れるのは時間の問題だった。
 門扉の向こうで待つ城下の人々の悲鳴が、風に乗って微かに届いてくる。

 城は、今まさに破られようとしていた。


第三話 門前の攻防

 黒煙と灰に覆われた大手門。
伊賀衆の猛攻を受け、館林藩士たちはなお必死に立ち向かっていた。

 槍衾は押し潰され、次々と列が破られる。門扉は血に濡れ、倒れた侍の体が累々と積もる。

 「退くな! ここで退けば城は落ちるぞ!」
 隊列を率いる足軽大将が叫ぶ。だがその声も、斬撃の悲鳴と金属音にかき消される。

 ついに――ひとりの伊賀者が門をすり抜けた。
 続けざまに三、四人の黒装束が闇のように城内へと踊り込む。

 「侵入者だ! 押し返せ!」
駆けつけた侍が斬りかかるが、伊賀衆の影のような速さに翻弄され、逆に喉を裂かれる。

 乱戦は門内へ広がった。
廊下にまで忍び込んだ者もあり、城の奥へとじわじわ進もうとする。

 「殿を守れ! 奥方様をお守りせよ!」
家臣たちは刀を抜き、血路を塞ぐように立ちはだかった。

 長槍を構える者、盾代わりに戸板を押し立てる者――必死の抵抗であった。

 そして――女たちもまた立ち上がった。
奥から駆け出てきたのは、藩士の妻や侍女たち。
 手には長刀。白布で鉢巻を締め、震えを押し殺しながら城門前の乱戦に加わる。

 「殿を、奥方様をお守りせよ!」
その叫びとともに、女たちの刃が闇を切った。

 剣術の型こそ不格好であったが、その目は必死で、伊賀衆を一歩も通すまいと振り下ろされる。

 「ぐっ……!」
一人の忍びが頬を裂かれ、よろめいた。
別の女は倒れた侍の刀を拾い上げ、必死に構える。

 血が飛び、灰が降り、炎の光が乱戦を照らした。
 武士も、足軽も、女も、誰もが声を合わせて必死に戦った。

 城を、そして殿と姫を守るために――。
だが伊賀衆の圧力は強く、少しずつ防衛線は削られていく。

 館林城は、まさに総力をあげての「存亡の戦」に突入していた。

 血煙と灰の匂いが充満する廊下。
必死に槍を突き出す館林藩士たちを蹴散らし、数人の伊賀衆がじわじわと広間へと迫ってきた。

 「退け! 退けぇ!」
家臣たちは盾となって立ちはだかるが、次々と斬り伏せられ、畳に血の筋を引いて倒れていく。

 やがて広間の敷居にまで黒装束の足がかかった。

 その瞬間――。
「……あれがお菊様だ!」
先頭の忍びが鋭く叫ぶ。
 視線の先には、蒼ざめながらも毅然と立つお菊の姿。

 白い小袖の裾が震えていたが、その眼差しはまっすぐに敵を射抜いていた。
 「お菊様を傷つけるな!」

 別の伊賀衆が制するように声を上げた。
「生け捕りにせよ――巫女を殺してはならぬ!」

 「……無礼者!」
お菊の声が広間に響き渡った。

「誰がそなたらに従うものか! 私は館林の者、この城と人々を守るためにここにいる!」
 気丈な叱責に、藩士たちは一瞬奮い立った。

 だが伊賀衆はひるまない。むしろその瞳には、標的を得た獣の光が宿っていた。

 「巫女は生かして捕らえよ!」
 「急げ、時間をかけるな!」

 黒装束の刃が一斉にきらめき、広間へとなだれ込もうとする。
 お菊の傍らに控える侍女たちは必死に前へ出ようとするが、その腕は震え、涙が滲んでいた。

 お菊は一歩も退かず、胸を張って声を放つ。
「私は決して屈せぬ! この身は人々と共にある!」

 その強い言葉とは裏腹に、迫り来る刃の輝きはあまりに近く、あまりに鋭かった。
広間の空気は凍りつき、誰もが次の瞬間を予感して息を呑んだ。
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