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第11話 身体づくり
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次の日の朝、目覚めたときには、もう“決めていた”。
(やるなら、今しかない)
布団の中でこっそり拳を握りしめる。昨日感じた“守りたい”という想い。それはほんの小さな気づきだったけれど、決して一時の気まぐれではなかった。
(……まずは、体を鍛えよう)
魔法も剣も、すぐには無理かもしれない。でも、身体を動かすことなら、今の自分にもできるはずだ。できることから一歩ずつ。どんな世界でも、基礎がいちばん大事だ。
そして、体を鍛えている人たちが、この村にはいる。
――村の自警団だ。
「母さん、僕、ちょっとだけお散歩してくるね」
「え? 一人で? 気をつけてね、あんまり遠くに行っちゃダメよ」
「うん、すぐ戻る!」
朝食を終えたあと、母さんの声に手を振って外へ出る。目指すのは、村の裏手にある広場だ。ここなら、朝の時間帯に自警団が訓練していることが多い。
とはいえ、近くまで足を運ぶのは久しぶりだ。赤ちゃんの頃、母さんに抱っこされて来た記憶がうっすら残っているし、最近も何度か遠くから訓練の様子を眺めたことはあった。けれど、こうして一人で真正面から向かうのは、今日が初めてだ。
(やっぱり、やってる……!)
見回り用の軽装に、手慣れた動き。間違いなく自警団の面々だ。
だが――
(……あれ?)
見知った顔が一人もいなかった。
団長のガルド、副団長のロイ、弓を使うミレイナ、大きな盾を持つエマ、そして支援役のカイ。赤ちゃんの頃に母さんに抱っこされて広場に来たとき、彼らに紹介されたのをうっすら覚えている。以来、顔を合わせれば「大きくなったな」と声をかけてくれたり、手を振ってくれたり――優しい人たちだった。
けれど今日は、その誰の姿も見えない。
(団長は隣村に出張中で、副団長も一緒に行ってるって話だったっけ。他のメンバーたちも今日は見回り当番なのかもしれないな)
広場にいたのは、顔を見たことはあってもあまり話したことのない大人たちばかりだった。普段は畑や工房で働いている姿しか知らなかったけれど、こうして剣を振っていると、印象がずいぶん違って見える。
(ま、こういうのも……悪くない)
俺は近くの木の陰にしゃがみ、ひとまず様子をうかがった。逃げる気はない。けれど、タイミングを見極めるのも大事だ。そう思っていたそのとき――
「おーい、そこのちびちゃん。何してんだ?」
突然、背後から声がして、ビクリと肩が跳ねた。
振り向くと、浅黒い肌に短髪、快活そうな笑顔の男が立っていた。木剣を肩に担ぎ、俺を見下ろしている。
たしか、この人……名前は――ボリス。何度か広場や道端で顔を見かけたことがある。ロイ副団長が前に、「あいつは動きが速くて頼りになる」って言ってたっけ。
「ユーリ坊こんな朝からどうした?」
「……ちょっと、強くなりたくて。どうすればなれるか、知りたくて来たんだ」
するとボリスは、わっはっはと朗らかに笑い、俺の肩をぽんっと叩いた。
「そりゃいい心がけだ! そういや昔に、マーシャさんに抱っこされてるのを見たことがあるな。お前、髪も顔立ちも目立つから、よく覚えてる。最近はちょこちょこ見かけてたけど……もう歩いて、ちゃんと話せるようになったんだな!」
そう言ってボリスは、俺を連れて広場の中央へ。そこには他にも五、六人の団員が集まっていて、ボリスの声に反応して振り返った。
「おっ、ユーリ坊じゃねえか。見学か?」
「はは、ちっこいけど元気だって評判だぞ。マーシャさんのとこの子だろ?」
「まあ、最初は見てるだけでも十分さ。やってみたいなら、いつでも歓迎するぜ」
ほとんど話したこともないのに、彼らは笑いながら俺を迎えてくれた。硬派に見えて、案外気さくな人たちなのかもしれない。
「んじゃ、まずは身体をほぐすところからいくぞー!」
ボリスの掛け声に合わせて、体操が始まる。腕を振ったり、膝を曲げたり、足踏みしたり。俺も見よう見まねでついていった。
(こういうの、意外と楽しいな)
「いいぞ、ユーリ坊! 動きが素直だ!」
(いやもう何回目だよってくらい褒めてもらってるのに……慣れないなコレ。前世じゃ「これ、誰が責任取るの?」とかしか言われなかったからな……ギャップで顔ゆるむわ)
その後も、足の踏み込みや木剣の構え方をほんの少し教えてもらった。もちろん、真似事レベルではあるけど、始まりとしては十分だった。
「なあ、ユーリ坊。世の中には“剣術”ってもんがあってな。中でも有名なのが“五大剣術”ってやつだ」
「五大……?」
「ああ。“蒼雷流”“紅蓮流”“翠風流”“白嶽流”“黒月流”――今は名前だけでも聞いておくといい。いつかどこかで役に立つからな」
(……すごい、世界の広さを実感する。“蒼雷流”“紅蓮流”――いや何その厨二心くすぐるネーミング、ずるいだろ。剣術って、魔法に並ぶ第二のロマン枠だったのか……)
昨日まで知らなかったことを、今こうして知る。そんな瞬間が、心をわくわくさせてくれる。
たっぷり動いたあと、礼を言って家に帰ると、母さんが玄関で腕を組んで待っていた。
「ユーリ……ちゃんと行き先、言ってから出かけてって言ったわよね?」
「ごめんなさい……!」
ぺこりと頭を下げる。母さんは少しだけため息をついたあと、やれやれと笑った。
「でも、体を動かすのはいいことよ。今日は少し多めにご飯を用意しとくわね」
「やった!」
その夜。父さんに自警団の話をすると、「そうかそうか」と目を細めてうなずいていた。
「ガルドたちには今日は会ってないのか?」
「うん、今日は別の人たちだった」
「ガルドとロイなら、確か隣村に行ってたな。警備の連携とかの話し合いだったかな。ミレイナやエマ、カイは森の見回りに出てると思う。あの五人はいつも息がぴったりだからな。今度会えたら、きっといろいろ教えてくれるさ」
「ほんと? 早く会いたいな!」
「楽しみにしてなさい」
父さんはそう言って、俺の頭をわしゃわしゃと撫でてくれた。
(よし、まずは毎日続けてみよう。身体づくり、第一歩)
そう思いながら、湯気の立つスープを口に運ぶ。いつもよりちょっとしみる味がした。
(やるなら、今しかない)
布団の中でこっそり拳を握りしめる。昨日感じた“守りたい”という想い。それはほんの小さな気づきだったけれど、決して一時の気まぐれではなかった。
(……まずは、体を鍛えよう)
魔法も剣も、すぐには無理かもしれない。でも、身体を動かすことなら、今の自分にもできるはずだ。できることから一歩ずつ。どんな世界でも、基礎がいちばん大事だ。
そして、体を鍛えている人たちが、この村にはいる。
――村の自警団だ。
「母さん、僕、ちょっとだけお散歩してくるね」
「え? 一人で? 気をつけてね、あんまり遠くに行っちゃダメよ」
「うん、すぐ戻る!」
朝食を終えたあと、母さんの声に手を振って外へ出る。目指すのは、村の裏手にある広場だ。ここなら、朝の時間帯に自警団が訓練していることが多い。
とはいえ、近くまで足を運ぶのは久しぶりだ。赤ちゃんの頃、母さんに抱っこされて来た記憶がうっすら残っているし、最近も何度か遠くから訓練の様子を眺めたことはあった。けれど、こうして一人で真正面から向かうのは、今日が初めてだ。
(やっぱり、やってる……!)
見回り用の軽装に、手慣れた動き。間違いなく自警団の面々だ。
だが――
(……あれ?)
見知った顔が一人もいなかった。
団長のガルド、副団長のロイ、弓を使うミレイナ、大きな盾を持つエマ、そして支援役のカイ。赤ちゃんの頃に母さんに抱っこされて広場に来たとき、彼らに紹介されたのをうっすら覚えている。以来、顔を合わせれば「大きくなったな」と声をかけてくれたり、手を振ってくれたり――優しい人たちだった。
けれど今日は、その誰の姿も見えない。
(団長は隣村に出張中で、副団長も一緒に行ってるって話だったっけ。他のメンバーたちも今日は見回り当番なのかもしれないな)
広場にいたのは、顔を見たことはあってもあまり話したことのない大人たちばかりだった。普段は畑や工房で働いている姿しか知らなかったけれど、こうして剣を振っていると、印象がずいぶん違って見える。
(ま、こういうのも……悪くない)
俺は近くの木の陰にしゃがみ、ひとまず様子をうかがった。逃げる気はない。けれど、タイミングを見極めるのも大事だ。そう思っていたそのとき――
「おーい、そこのちびちゃん。何してんだ?」
突然、背後から声がして、ビクリと肩が跳ねた。
振り向くと、浅黒い肌に短髪、快活そうな笑顔の男が立っていた。木剣を肩に担ぎ、俺を見下ろしている。
たしか、この人……名前は――ボリス。何度か広場や道端で顔を見かけたことがある。ロイ副団長が前に、「あいつは動きが速くて頼りになる」って言ってたっけ。
「ユーリ坊こんな朝からどうした?」
「……ちょっと、強くなりたくて。どうすればなれるか、知りたくて来たんだ」
するとボリスは、わっはっはと朗らかに笑い、俺の肩をぽんっと叩いた。
「そりゃいい心がけだ! そういや昔に、マーシャさんに抱っこされてるのを見たことがあるな。お前、髪も顔立ちも目立つから、よく覚えてる。最近はちょこちょこ見かけてたけど……もう歩いて、ちゃんと話せるようになったんだな!」
そう言ってボリスは、俺を連れて広場の中央へ。そこには他にも五、六人の団員が集まっていて、ボリスの声に反応して振り返った。
「おっ、ユーリ坊じゃねえか。見学か?」
「はは、ちっこいけど元気だって評判だぞ。マーシャさんのとこの子だろ?」
「まあ、最初は見てるだけでも十分さ。やってみたいなら、いつでも歓迎するぜ」
ほとんど話したこともないのに、彼らは笑いながら俺を迎えてくれた。硬派に見えて、案外気さくな人たちなのかもしれない。
「んじゃ、まずは身体をほぐすところからいくぞー!」
ボリスの掛け声に合わせて、体操が始まる。腕を振ったり、膝を曲げたり、足踏みしたり。俺も見よう見まねでついていった。
(こういうの、意外と楽しいな)
「いいぞ、ユーリ坊! 動きが素直だ!」
(いやもう何回目だよってくらい褒めてもらってるのに……慣れないなコレ。前世じゃ「これ、誰が責任取るの?」とかしか言われなかったからな……ギャップで顔ゆるむわ)
その後も、足の踏み込みや木剣の構え方をほんの少し教えてもらった。もちろん、真似事レベルではあるけど、始まりとしては十分だった。
「なあ、ユーリ坊。世の中には“剣術”ってもんがあってな。中でも有名なのが“五大剣術”ってやつだ」
「五大……?」
「ああ。“蒼雷流”“紅蓮流”“翠風流”“白嶽流”“黒月流”――今は名前だけでも聞いておくといい。いつかどこかで役に立つからな」
(……すごい、世界の広さを実感する。“蒼雷流”“紅蓮流”――いや何その厨二心くすぐるネーミング、ずるいだろ。剣術って、魔法に並ぶ第二のロマン枠だったのか……)
昨日まで知らなかったことを、今こうして知る。そんな瞬間が、心をわくわくさせてくれる。
たっぷり動いたあと、礼を言って家に帰ると、母さんが玄関で腕を組んで待っていた。
「ユーリ……ちゃんと行き先、言ってから出かけてって言ったわよね?」
「ごめんなさい……!」
ぺこりと頭を下げる。母さんは少しだけため息をついたあと、やれやれと笑った。
「でも、体を動かすのはいいことよ。今日は少し多めにご飯を用意しとくわね」
「やった!」
その夜。父さんに自警団の話をすると、「そうかそうか」と目を細めてうなずいていた。
「ガルドたちには今日は会ってないのか?」
「うん、今日は別の人たちだった」
「ガルドとロイなら、確か隣村に行ってたな。警備の連携とかの話し合いだったかな。ミレイナやエマ、カイは森の見回りに出てると思う。あの五人はいつも息がぴったりだからな。今度会えたら、きっといろいろ教えてくれるさ」
「ほんと? 早く会いたいな!」
「楽しみにしてなさい」
父さんはそう言って、俺の頭をわしゃわしゃと撫でてくれた。
(よし、まずは毎日続けてみよう。身体づくり、第一歩)
そう思いながら、湯気の立つスープを口に運ぶ。いつもよりちょっとしみる味がした。
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