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第28話 間話 その手が守ったもの
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深夜のスリーヴの森は、月光すら届かぬほどの暗さだった。
しんとした空気が枝葉の間を満たし、風も鳴かず、虫も息を潜めている。
「西側、目立った足跡はなし。痕跡も薄い。……回り込んだ可能性が高いわね」
淡々と、しかし鋭さを含んだ声で報告してきたのは、斥候のミレイナだった。
いつも通り落ち着いた調子だが、その目は細かく周囲を観察しながら、わずかな違和感すら見逃さない鋭さを湛えていた。
「戻って、北側をもう一度洗おう。ロイ達と合流しろ」
「了解」
ミレイナが素早く森の影へ消えていくのを見送り、ガルドは重たい息を吐いた。
額にはじっとりと汗が滲んでいる。暑さではない。焦燥と不安が、体の芯から燃えているせいだ。
「……なんで、こんなことに」
誰にも聞こえないように、小さく吐き出すように呟いた。
子どもたちの行方がわからなくなった――その報告が入ったのは、日が傾き始め、空の色が朱から藍へと変わりかけた頃だった。
初めのうちは、村人たちも「また子どもたちが勝手に遊びに行ってるんだろう」と軽く受け止めていた。これまでも何度かあった小さな騒動の延長線に思われたのだ。
場所はスリーヴの森。この森では、もともと魔獣の出没は珍しくない。村の者たちも日常的に警戒を怠らず、定期的に森を巡回しては魔獣の痕跡を確認していた。
なにか異常があれば、すぐに近隣の町へ報告を上げる体制も整っている。森の中で起きた異変は、放っておけばすぐに被害に繋がる。それを防ぐための連携だった。
けれど、今は様子が違う。
いつもなら現れるはずの場所に魔獣の足跡はなく、代わりに森全体にじっとりとした違和感が漂っている。動物たちはおびえたように森から逃げ出し、夜になれば普段とは異なる低い唸り声が風に混じって聞こえてくる。森の奥から滲み出すような重苦しい圧――それは、斥候たちの報告だけでなく、森に足を踏み入れた誰もが感じるものだった。
何かが違う。
今、この森には、ただの魔獣とは別の、もっと異質な何かが潜んでいる――そんな確信めいた不安が、静かに胸を締めつけていた。
何かが潜んでいる可能性があるこの場所は、ただでさえ危険だ。たとえ魔獣でなかったとしても、子どもたちが一人で入り込んでいいような環境では、決してない。
(こんなときに、子どもが行方不明になるなんて……)
胸の奥に、不快な予感がしつこくこびりついていた。
剣士として、これまで幾度となく修羅場をくぐってきた。
戦場の空気、命のやりとりの中で研ぎ澄まされていった直感――その感覚が今、はっきりと警鐘を鳴らしている。
雷鳴のような轟音。それと同時に広がった鳥の羽ばたき。
森の奥から放たれた何かが、あまりにも強烈だった。
すぐに部隊を編成し、森へ踏み込んだが、手がかりは少ない。
倒木、抉れた地面、そして血の跡。それでも、決定的なものは見つからなかった。
「カイ、報告は?」
「西側の小道……一本外れた獣道に、踏み荒らされた形跡がありました。魔獣のものと断定はできませんが……進行方向は、北西です」
「……行くぞ」
カイの顔は青ざめていたが、しっかりと頷いた。
「はい。……ただし、かなりの危険地帯です。気を引き締めてください」
「当然だ。子どもが相手なんだ。絶対に――間に合わなきゃいけない」
ガルド、ロイ、ミレイナ、エマ、カイ、ボリス。
いつもの自警団の面々が、すでに複数の方向に展開していた。
「団長、こちら!」
ロイの声が響いた。
すぐさま駆けつけると、焦げた匂いが鼻を突いた。
地面が抉れ、黒く焦げた痕が広がる。その中心に――いた。
「……ユーリ!!」
真っ先に声をあげたのはガルドだった。
咄嗟に駆け寄ろうとした彼よりも、わずかに早くミレイナが動いた。
無言のまましゃがみ込み、慣れた手つきで首元に触れると、すぐに顔を上げて言う。
「脈、あります。浅いですが、確かに生きてる」
その報告に、ガルドの肩がほんのわずかに緩んだ。
けれど、目の前の光景は、現実とは思えないほどだった。
血と泥にまみれ、今にも倒れそうなほど力なく座り込んでいる――その姿が、確かにユーリだった。
「……なんで、ここにいる……? 一体、何が……」
その呟きは、半ば自分に問いかけるような、戸惑いの滲んだ声だった。
「怪我は!?」
「左腕、裂傷。あとは打撲、擦過傷……でも、出血はもう止まりかけてる……!」
ガルドはその場に膝をついた。
泥と血にまみれ、ぼろぼろの服。息は弱々しくも、確かに続いていた。
「……ユーリ……」
その傍らには、横倒しの巨体。
「……ナイトウルフ……!」
誰かが小さく息を飲む。黒い体毛に鋭い牙、肩口の装甲――まぎれもなくDランクの魔獣。しかも、このサイズは“上位個体”だ。
「まさか、こいつを……ユーリが一人で……」
震えるような声が漏れる。
ガルドはユーリの頭にそっと手を置き、かすれた声で言った。
「……馬鹿野郎。なんで一人で、こんなもんと……」
けれど、その声は、どこか安堵に満ちていた。
「……無事でよかった。ほんとに、お前は……」
そのときだった。
「――団長!! こっちにも人影!!」
カイの叫びに、全員の意識が再び研ぎ澄まされた。
草むらをかき分けると、そこには――
「……ルッカ!」
泣き腫らした顔のまま、ぺたんと座り込んでいた小さな男の子は、ロイの姿を見つけた瞬間、はっと目を見開いた。次の瞬間、小さく息を吐き、立ち上がって――そっと、その胸に飛び込んだ。
続けてティオ、ハルト、ミアの姿も確認された。
「全員、生きてます!」
エマが駆け寄り、素早く状態を確認する。
「軽傷です! 念のため背負って連れ戻します!」
だが、そのとき――
「ねえ、ユーリは!? ユーリが……!」
ティオが声を上げた。
「……1人で、魔物と……!」
すでにその魔物は倒れている。ユーリはすぐそばで意識を失っていた。
ガレスはその言葉に、拳を強く握り締めた。
(……子ども達を、守ったのか……それも、1人で)
自分たちが見つけるまで、どれほどの時間が経っていたか。
その間に、彼は戦い、傷つき、倒れて、それでも子どもたちを守りきったのだ。
「……全員、連れて帰るぞ」
その言葉に、誰も反論はなかった。
ガルドは立ち上がり、ミレイナと共にユーリを慎重に持ち上げた。
「帰ったら、こっぴどく叱ってやる……そのあとで、飯を山ほど食わせてやる」
冗談めかしたその声に、仲間たちも小さくうなずいた。
そう――この小さな命は、過酷な戦いを越えて、ちゃんと戻ってきたのだ。
その後の動きは、速やかだった。
傷の応急処置を終えると、ルッカたちは軽傷と判断され、村の者たちに引き渡された。ユーリだけは容体が重く、ガルド自らその体を抱き上げ、最寄りの町――ティリス町の診療院へと急いだ。
道のりは平坦ではなかったが、幸いにも途中で魔獣に遭遇することはなかった。
診療院に着いたのは、夜が明ける少し前。
疲れ果てた体と心を引きずりながら、それでも誰も文句は言わなかった。
子どもたちが無事だった。
そして、ユーリも、生きていた。
それだけで、全てが報われる気がした。
「診察の結果は?」
「腕の損傷は深いが、骨にまでは達していない。適切な処置をすれば、いずれは回復するでしょう。ただ……」
「ただ?」
医師の言葉に、ガルドが身を乗り出す。
「この年齢、この体格で、あれだけの戦闘をやり抜いた……正直、信じがたい話です。体力も限界まで削られ、傷の深さも決して軽いものではない。いまだ意識が戻らないのも、当然といえるでしょう。……ですが、それでも――命を落とさずに済んでいる。それ自体が、もはや奇跡です」
「……とんでもない子だよ、まったく」
「……英雄と呼ぶべきでしょう」
医師はそう呟き、ユーリの眠る病室へと視線をやった。
静かな寝息の中で、小さな胸が上下している。
その命が、確かに生きていると証明していた。
ガルドは病室の外で静かに深呼吸をした。
朝日が、窓の外から差し込んでいる。長い夜が終わり、ようやく新しい一日が始まる。
子どもたちは、皆無事だった。
そして、ユーリも――まだ、未来を歩ける場所にいる。
それだけで、今は、十分だった。
(……ありがとう、ユーリ。お前がいたから、誰も死なずにすんだ)
(だから、どうか――)
(今はゆっくり、休んでくれ)
その祈りを胸に、ガルドはもう一度だけ、病室の扉を見やった。
――静かなる夜明けは、少年の命を、静かに照らしていた。
しんとした空気が枝葉の間を満たし、風も鳴かず、虫も息を潜めている。
「西側、目立った足跡はなし。痕跡も薄い。……回り込んだ可能性が高いわね」
淡々と、しかし鋭さを含んだ声で報告してきたのは、斥候のミレイナだった。
いつも通り落ち着いた調子だが、その目は細かく周囲を観察しながら、わずかな違和感すら見逃さない鋭さを湛えていた。
「戻って、北側をもう一度洗おう。ロイ達と合流しろ」
「了解」
ミレイナが素早く森の影へ消えていくのを見送り、ガルドは重たい息を吐いた。
額にはじっとりと汗が滲んでいる。暑さではない。焦燥と不安が、体の芯から燃えているせいだ。
「……なんで、こんなことに」
誰にも聞こえないように、小さく吐き出すように呟いた。
子どもたちの行方がわからなくなった――その報告が入ったのは、日が傾き始め、空の色が朱から藍へと変わりかけた頃だった。
初めのうちは、村人たちも「また子どもたちが勝手に遊びに行ってるんだろう」と軽く受け止めていた。これまでも何度かあった小さな騒動の延長線に思われたのだ。
場所はスリーヴの森。この森では、もともと魔獣の出没は珍しくない。村の者たちも日常的に警戒を怠らず、定期的に森を巡回しては魔獣の痕跡を確認していた。
なにか異常があれば、すぐに近隣の町へ報告を上げる体制も整っている。森の中で起きた異変は、放っておけばすぐに被害に繋がる。それを防ぐための連携だった。
けれど、今は様子が違う。
いつもなら現れるはずの場所に魔獣の足跡はなく、代わりに森全体にじっとりとした違和感が漂っている。動物たちはおびえたように森から逃げ出し、夜になれば普段とは異なる低い唸り声が風に混じって聞こえてくる。森の奥から滲み出すような重苦しい圧――それは、斥候たちの報告だけでなく、森に足を踏み入れた誰もが感じるものだった。
何かが違う。
今、この森には、ただの魔獣とは別の、もっと異質な何かが潜んでいる――そんな確信めいた不安が、静かに胸を締めつけていた。
何かが潜んでいる可能性があるこの場所は、ただでさえ危険だ。たとえ魔獣でなかったとしても、子どもたちが一人で入り込んでいいような環境では、決してない。
(こんなときに、子どもが行方不明になるなんて……)
胸の奥に、不快な予感がしつこくこびりついていた。
剣士として、これまで幾度となく修羅場をくぐってきた。
戦場の空気、命のやりとりの中で研ぎ澄まされていった直感――その感覚が今、はっきりと警鐘を鳴らしている。
雷鳴のような轟音。それと同時に広がった鳥の羽ばたき。
森の奥から放たれた何かが、あまりにも強烈だった。
すぐに部隊を編成し、森へ踏み込んだが、手がかりは少ない。
倒木、抉れた地面、そして血の跡。それでも、決定的なものは見つからなかった。
「カイ、報告は?」
「西側の小道……一本外れた獣道に、踏み荒らされた形跡がありました。魔獣のものと断定はできませんが……進行方向は、北西です」
「……行くぞ」
カイの顔は青ざめていたが、しっかりと頷いた。
「はい。……ただし、かなりの危険地帯です。気を引き締めてください」
「当然だ。子どもが相手なんだ。絶対に――間に合わなきゃいけない」
ガルド、ロイ、ミレイナ、エマ、カイ、ボリス。
いつもの自警団の面々が、すでに複数の方向に展開していた。
「団長、こちら!」
ロイの声が響いた。
すぐさま駆けつけると、焦げた匂いが鼻を突いた。
地面が抉れ、黒く焦げた痕が広がる。その中心に――いた。
「……ユーリ!!」
真っ先に声をあげたのはガルドだった。
咄嗟に駆け寄ろうとした彼よりも、わずかに早くミレイナが動いた。
無言のまましゃがみ込み、慣れた手つきで首元に触れると、すぐに顔を上げて言う。
「脈、あります。浅いですが、確かに生きてる」
その報告に、ガルドの肩がほんのわずかに緩んだ。
けれど、目の前の光景は、現実とは思えないほどだった。
血と泥にまみれ、今にも倒れそうなほど力なく座り込んでいる――その姿が、確かにユーリだった。
「……なんで、ここにいる……? 一体、何が……」
その呟きは、半ば自分に問いかけるような、戸惑いの滲んだ声だった。
「怪我は!?」
「左腕、裂傷。あとは打撲、擦過傷……でも、出血はもう止まりかけてる……!」
ガルドはその場に膝をついた。
泥と血にまみれ、ぼろぼろの服。息は弱々しくも、確かに続いていた。
「……ユーリ……」
その傍らには、横倒しの巨体。
「……ナイトウルフ……!」
誰かが小さく息を飲む。黒い体毛に鋭い牙、肩口の装甲――まぎれもなくDランクの魔獣。しかも、このサイズは“上位個体”だ。
「まさか、こいつを……ユーリが一人で……」
震えるような声が漏れる。
ガルドはユーリの頭にそっと手を置き、かすれた声で言った。
「……馬鹿野郎。なんで一人で、こんなもんと……」
けれど、その声は、どこか安堵に満ちていた。
「……無事でよかった。ほんとに、お前は……」
そのときだった。
「――団長!! こっちにも人影!!」
カイの叫びに、全員の意識が再び研ぎ澄まされた。
草むらをかき分けると、そこには――
「……ルッカ!」
泣き腫らした顔のまま、ぺたんと座り込んでいた小さな男の子は、ロイの姿を見つけた瞬間、はっと目を見開いた。次の瞬間、小さく息を吐き、立ち上がって――そっと、その胸に飛び込んだ。
続けてティオ、ハルト、ミアの姿も確認された。
「全員、生きてます!」
エマが駆け寄り、素早く状態を確認する。
「軽傷です! 念のため背負って連れ戻します!」
だが、そのとき――
「ねえ、ユーリは!? ユーリが……!」
ティオが声を上げた。
「……1人で、魔物と……!」
すでにその魔物は倒れている。ユーリはすぐそばで意識を失っていた。
ガレスはその言葉に、拳を強く握り締めた。
(……子ども達を、守ったのか……それも、1人で)
自分たちが見つけるまで、どれほどの時間が経っていたか。
その間に、彼は戦い、傷つき、倒れて、それでも子どもたちを守りきったのだ。
「……全員、連れて帰るぞ」
その言葉に、誰も反論はなかった。
ガルドは立ち上がり、ミレイナと共にユーリを慎重に持ち上げた。
「帰ったら、こっぴどく叱ってやる……そのあとで、飯を山ほど食わせてやる」
冗談めかしたその声に、仲間たちも小さくうなずいた。
そう――この小さな命は、過酷な戦いを越えて、ちゃんと戻ってきたのだ。
その後の動きは、速やかだった。
傷の応急処置を終えると、ルッカたちは軽傷と判断され、村の者たちに引き渡された。ユーリだけは容体が重く、ガルド自らその体を抱き上げ、最寄りの町――ティリス町の診療院へと急いだ。
道のりは平坦ではなかったが、幸いにも途中で魔獣に遭遇することはなかった。
診療院に着いたのは、夜が明ける少し前。
疲れ果てた体と心を引きずりながら、それでも誰も文句は言わなかった。
子どもたちが無事だった。
そして、ユーリも、生きていた。
それだけで、全てが報われる気がした。
「診察の結果は?」
「腕の損傷は深いが、骨にまでは達していない。適切な処置をすれば、いずれは回復するでしょう。ただ……」
「ただ?」
医師の言葉に、ガルドが身を乗り出す。
「この年齢、この体格で、あれだけの戦闘をやり抜いた……正直、信じがたい話です。体力も限界まで削られ、傷の深さも決して軽いものではない。いまだ意識が戻らないのも、当然といえるでしょう。……ですが、それでも――命を落とさずに済んでいる。それ自体が、もはや奇跡です」
「……とんでもない子だよ、まったく」
「……英雄と呼ぶべきでしょう」
医師はそう呟き、ユーリの眠る病室へと視線をやった。
静かな寝息の中で、小さな胸が上下している。
その命が、確かに生きていると証明していた。
ガルドは病室の外で静かに深呼吸をした。
朝日が、窓の外から差し込んでいる。長い夜が終わり、ようやく新しい一日が始まる。
子どもたちは、皆無事だった。
そして、ユーリも――まだ、未来を歩ける場所にいる。
それだけで、今は、十分だった。
(……ありがとう、ユーリ。お前がいたから、誰も死なずにすんだ)
(だから、どうか――)
(今はゆっくり、休んでくれ)
その祈りを胸に、ガルドはもう一度だけ、病室の扉を見やった。
――静かなる夜明けは、少年の命を、静かに照らしていた。
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