32 / 55
第31話 小さな英雄の散歩道
しおりを挟む
診療院で目を覚ましてから、数日が経った。
体の痛みは殆どなくなってきたし、包帯の巻き替えの頻度も減ってきた。左腕の動きはまだ制限されてるけど、それでも医師の診断は上々で、
「回復が早すぎて、逆に怖いくらいだ」
なんて、よくわからない評価をいただいた。褒められてるのか心配されてるのか、どっちだよ……と、思わず頭をかく。
母さんはまだ診療院の宿直室に泊まりこんでいて、俺がちょっとでも変な顔をすると、すぐに「大丈夫? 熱?」って額に手を当ててくる。……いや、昨日測ったばっかだし。
一方、父さんは数日前に一足先に村へ戻った。畑の世話もあるし、あんまり長く空けるわけにもいかない。でも、戻るときに「毎日様子を報告してくれ」とガルドに真剣な顔で頼み込んでいたらしい。なんだよ、ちょっと嬉しいじゃん。
自警団のメンバーも、ミレイナとカイを含めてほとんどが村へ帰っていった。村の警備が手薄になるとまずいから――ってのが表向きの理由だけど、帰る時のミレイナは名残惜しそうだったし、カイは何か言いたげにモジモジしてた。……まあ、俺にお見舞いノートを渡していった時点で気持ちは伝わってるけどな。
そして今、町に残ってるのはガルドとボリスの二人だけ。ガルドは「念のためだ」って言いながら、昼は診療院の先生と話してたり、町の衛兵と情報交換してたりする。一方のボリスはというと、町中で会う人会う人に俺の武勇伝を勝手に語り歩いている。
(あいつの技、マジで森が爆発したかと思ったぞ! ゴロゴロドカーン!ってな!)
ってな感じで。
そのせいで、俺の評判がよくわからない方向に育ってきている気がする。市場の八百屋で野菜を選んでるだけで「おお、雷の少年じゃねぇか」とか言われる始末。
……うん。恥ずかしいからやめてほしい。
「ユーリくん! 今日もお出かけ?」
「うん、ちょっと市場まで。歩いてるだけでも楽しいから」
そう返すと、宿屋の前で掃除をしていたおばちゃんが手を振ってくれる。
ここ数日、俺は――町の中を、少しずつ歩いてまわっていた。診療院にずっとこもっているのも退屈で、主治医の先生も「無理しなければ散歩くらいならOK」と言ってくれたし、何より、この町の空気が心地よかった。
「よぉ、英雄くん。調子はどうだい?」
「やめてよ英雄って呼ぶの……! こっぱずかしい!」
「ハハッ、でも本当だろ? あんな魔獣、子どもが倒すなんて聞いたことねぇぞ」
市場に立ち寄ると、八百屋のおじさんがニヤニヤしながらそう言ってきた。完全に顔を覚えられている……ボリスのせいだ。
あの人、町に着くなり「こいつが村の希望、英雄ユーリ坊だ!」とかって全力で紹介してたし町中で会う人に色々語り歩いている。しかも、何軒も回ってたらしい。そりゃ、広まるわけだよ。
「あ、そうそう。リンゴ、持っていきな。お見舞い代わりだ」
「えっ、いいの!? ありがとう!」
こうして何かと差し入れをもらったり、子どもに囲まれて質問攻めにあったり――最近、ちょっとした町の名物になってきてしまっている気がする。なんだろう、この居心地のよさと恥ずかしさがミックスされた感じ。
「なあ、ほんとに魔法は使わなかったの?」
「うん、剣で戦ったよ。……木剣で」
「えええ!? 木の剣で!? うそでしょー!?」
「うそじゃないよ! ちゃんと修行してたんだってば!」
近所の子どもたちに囲まれて、何度も同じ説明をする羽目になる。もう、これ十回目くらいなんだけど。
(……あれ? これって、前世でよくあった同じ仕事何回も説明させられる現象に似てない?)
思わず遠い目になりかけたけど、目の前の子どもたちは、思わず遠い目になりかけたけど、目の前の子どもたちは、英雄にでも出会ったかのように目を輝かせていた。あんな危ない思いをしたばっかりだっていうのに、もう「すげー!」「かっけー!」って盛り上がってる。なんなら、俺の真似して木の枝を振り回してる子までいる。
(いやいや、マネしないでくれよ……!)
本気でそう思ったけど、でも、そのキラキラした目を見てたら、ここで「いや、めちゃくちゃ怖かったんだよ」とか「できればあんなの二度とごめんだよ」なんて言える空気じゃなかった。
だって、あの子たちにとっては魔獣を倒した英雄が、いま目の前で話してるんだから。恨むぞボリス。
午後になると、ちょっと人の流れが落ち着く。そういう時間帯に、俺は診療院の近くをのんびり歩くのが好きだった。
薬草屋の前を通ると、年季の入った木製の看板と、窓辺に吊された乾燥薬草の束が風に揺れていた。軒先には白衣を着たおじいさんが、ちょこんと丸椅子に腰をかけている。背中は少し丸まっていたけど、目元は鋭く、年齢を感じさせない雰囲気があった。
俺の姿を見つけると、そのおじいさんは目を細めて、ゆっくりと頷いた。
「ほう、ユーリくん元気そうじゃのう。あの怪我からもう散歩か? 若いってのは、まったく化け物じみておるな」
落ち着いた声に、ついこちらも笑ってしまう。
「うん! もう走れそうなくらい!」
「いや、それはダメじゃ。まだ走っちゃダメと医者が言っておったじゃろ」
「はい……」
……お、おう、ツッコミ入れられた。いやまあ正論だけども!
そしてその日の夕方。
「あれ、ユーリ?」
市場を抜けた先の広場で、見覚えのある顔に声をかけられた。
「……え、えっと、あ!」
「やっぱり、覚えてない!? ほら、前に診療院で顔見たじゃん! あたし、アニア!」
「あっ、ご、ごめん! 覚えてたけど名前が……!」
「まあいいけどさ~、元気そうじゃん! 歩けるようになったんだねー!」
アニアと名乗る少女は、診療院で見舞いに来てくれた町の子どもの1人だった。明るくて、ちょっとお姉さんぶる感じの子だ。最近のリノアと似てる。
「もしかして、また見舞いに?」
「ううん、今日はたまたま通りかかっただけ。っていうか、私の方が元気もらってる感じだよー、あんたの話、いろんな人から聞いたもん」
「へ、へえ……」
なんか、どこまで広まってんだ、この話……。
「雷の一閃で魔獣を真っ二つとか、叫び声で森の獣が逃げたとか、実は王族の血を引いてるとか!」
「待って待って!? なんでそうなるの!?」
「ボリスっておじさんが広めてたもん、あたしのせいじゃないよ!」
ボリス、マジで余計なことしかしないな……
その日の夕飯前。診療院に戻った俺を出迎えたのは、なんとも言えない表情の母さんだった。
「ユーリ……市場で雷の王子って呼ばれてるらしいわよ」
「……またボリスさん!? ほんと勘弁してよ、俺じゃないからね!? 言ってないってば!」
母さんはというと、黙ってスープを温めながら肩を震わせている。笑いをこらえてるのがまるわかりで、もう、やめてほんと恥ずかしいから!
「まあまあ、それだけ村や町の人たちが感謝してるってことじゃない。……いいことだと思うわよ」
母さんがぽつりとそう言ったとき、その表情はどこか誇らしげだった。
俺も、ふと背筋を伸ばした。
「……そうだね。じゃあ、明日も散歩がてら、もう少し町の人に挨拶してくるよ」
「ええ、でも怪我人だからって甘やかされすぎないようにね」
「いや、それって俺のせいじゃなくない!? 被害者なんだけど!?」
――そうして俺は、もう少しだけこの町での時間を過ごすことになった。
次第に、小さな英雄とか雷の王子とかいうあだ名にも慣れてきて(慣れたくないけど)、町の子どもたちにも顔馴染みができてきた。
でも――それでもやっぱり、村が恋しい。
リノアは元気かな。メアリやルッカたちは、ちゃんと過ごせてるだろうか。
あの森の中で誓ったこと。もう一度、あの場所に帰って、あの子たちと一緒に笑える日常を守ること。
(……もうちょっとだけ、回復したら)
そう思いながら、俺は静かに夕焼け空を見上げた。
そして――
「――あっ! 雷の王子さまだー!」
「やめてええええええええ!!!!!」
今日も町は、平和だった。
体の痛みは殆どなくなってきたし、包帯の巻き替えの頻度も減ってきた。左腕の動きはまだ制限されてるけど、それでも医師の診断は上々で、
「回復が早すぎて、逆に怖いくらいだ」
なんて、よくわからない評価をいただいた。褒められてるのか心配されてるのか、どっちだよ……と、思わず頭をかく。
母さんはまだ診療院の宿直室に泊まりこんでいて、俺がちょっとでも変な顔をすると、すぐに「大丈夫? 熱?」って額に手を当ててくる。……いや、昨日測ったばっかだし。
一方、父さんは数日前に一足先に村へ戻った。畑の世話もあるし、あんまり長く空けるわけにもいかない。でも、戻るときに「毎日様子を報告してくれ」とガルドに真剣な顔で頼み込んでいたらしい。なんだよ、ちょっと嬉しいじゃん。
自警団のメンバーも、ミレイナとカイを含めてほとんどが村へ帰っていった。村の警備が手薄になるとまずいから――ってのが表向きの理由だけど、帰る時のミレイナは名残惜しそうだったし、カイは何か言いたげにモジモジしてた。……まあ、俺にお見舞いノートを渡していった時点で気持ちは伝わってるけどな。
そして今、町に残ってるのはガルドとボリスの二人だけ。ガルドは「念のためだ」って言いながら、昼は診療院の先生と話してたり、町の衛兵と情報交換してたりする。一方のボリスはというと、町中で会う人会う人に俺の武勇伝を勝手に語り歩いている。
(あいつの技、マジで森が爆発したかと思ったぞ! ゴロゴロドカーン!ってな!)
ってな感じで。
そのせいで、俺の評判がよくわからない方向に育ってきている気がする。市場の八百屋で野菜を選んでるだけで「おお、雷の少年じゃねぇか」とか言われる始末。
……うん。恥ずかしいからやめてほしい。
「ユーリくん! 今日もお出かけ?」
「うん、ちょっと市場まで。歩いてるだけでも楽しいから」
そう返すと、宿屋の前で掃除をしていたおばちゃんが手を振ってくれる。
ここ数日、俺は――町の中を、少しずつ歩いてまわっていた。診療院にずっとこもっているのも退屈で、主治医の先生も「無理しなければ散歩くらいならOK」と言ってくれたし、何より、この町の空気が心地よかった。
「よぉ、英雄くん。調子はどうだい?」
「やめてよ英雄って呼ぶの……! こっぱずかしい!」
「ハハッ、でも本当だろ? あんな魔獣、子どもが倒すなんて聞いたことねぇぞ」
市場に立ち寄ると、八百屋のおじさんがニヤニヤしながらそう言ってきた。完全に顔を覚えられている……ボリスのせいだ。
あの人、町に着くなり「こいつが村の希望、英雄ユーリ坊だ!」とかって全力で紹介してたし町中で会う人に色々語り歩いている。しかも、何軒も回ってたらしい。そりゃ、広まるわけだよ。
「あ、そうそう。リンゴ、持っていきな。お見舞い代わりだ」
「えっ、いいの!? ありがとう!」
こうして何かと差し入れをもらったり、子どもに囲まれて質問攻めにあったり――最近、ちょっとした町の名物になってきてしまっている気がする。なんだろう、この居心地のよさと恥ずかしさがミックスされた感じ。
「なあ、ほんとに魔法は使わなかったの?」
「うん、剣で戦ったよ。……木剣で」
「えええ!? 木の剣で!? うそでしょー!?」
「うそじゃないよ! ちゃんと修行してたんだってば!」
近所の子どもたちに囲まれて、何度も同じ説明をする羽目になる。もう、これ十回目くらいなんだけど。
(……あれ? これって、前世でよくあった同じ仕事何回も説明させられる現象に似てない?)
思わず遠い目になりかけたけど、目の前の子どもたちは、思わず遠い目になりかけたけど、目の前の子どもたちは、英雄にでも出会ったかのように目を輝かせていた。あんな危ない思いをしたばっかりだっていうのに、もう「すげー!」「かっけー!」って盛り上がってる。なんなら、俺の真似して木の枝を振り回してる子までいる。
(いやいや、マネしないでくれよ……!)
本気でそう思ったけど、でも、そのキラキラした目を見てたら、ここで「いや、めちゃくちゃ怖かったんだよ」とか「できればあんなの二度とごめんだよ」なんて言える空気じゃなかった。
だって、あの子たちにとっては魔獣を倒した英雄が、いま目の前で話してるんだから。恨むぞボリス。
午後になると、ちょっと人の流れが落ち着く。そういう時間帯に、俺は診療院の近くをのんびり歩くのが好きだった。
薬草屋の前を通ると、年季の入った木製の看板と、窓辺に吊された乾燥薬草の束が風に揺れていた。軒先には白衣を着たおじいさんが、ちょこんと丸椅子に腰をかけている。背中は少し丸まっていたけど、目元は鋭く、年齢を感じさせない雰囲気があった。
俺の姿を見つけると、そのおじいさんは目を細めて、ゆっくりと頷いた。
「ほう、ユーリくん元気そうじゃのう。あの怪我からもう散歩か? 若いってのは、まったく化け物じみておるな」
落ち着いた声に、ついこちらも笑ってしまう。
「うん! もう走れそうなくらい!」
「いや、それはダメじゃ。まだ走っちゃダメと医者が言っておったじゃろ」
「はい……」
……お、おう、ツッコミ入れられた。いやまあ正論だけども!
そしてその日の夕方。
「あれ、ユーリ?」
市場を抜けた先の広場で、見覚えのある顔に声をかけられた。
「……え、えっと、あ!」
「やっぱり、覚えてない!? ほら、前に診療院で顔見たじゃん! あたし、アニア!」
「あっ、ご、ごめん! 覚えてたけど名前が……!」
「まあいいけどさ~、元気そうじゃん! 歩けるようになったんだねー!」
アニアと名乗る少女は、診療院で見舞いに来てくれた町の子どもの1人だった。明るくて、ちょっとお姉さんぶる感じの子だ。最近のリノアと似てる。
「もしかして、また見舞いに?」
「ううん、今日はたまたま通りかかっただけ。っていうか、私の方が元気もらってる感じだよー、あんたの話、いろんな人から聞いたもん」
「へ、へえ……」
なんか、どこまで広まってんだ、この話……。
「雷の一閃で魔獣を真っ二つとか、叫び声で森の獣が逃げたとか、実は王族の血を引いてるとか!」
「待って待って!? なんでそうなるの!?」
「ボリスっておじさんが広めてたもん、あたしのせいじゃないよ!」
ボリス、マジで余計なことしかしないな……
その日の夕飯前。診療院に戻った俺を出迎えたのは、なんとも言えない表情の母さんだった。
「ユーリ……市場で雷の王子って呼ばれてるらしいわよ」
「……またボリスさん!? ほんと勘弁してよ、俺じゃないからね!? 言ってないってば!」
母さんはというと、黙ってスープを温めながら肩を震わせている。笑いをこらえてるのがまるわかりで、もう、やめてほんと恥ずかしいから!
「まあまあ、それだけ村や町の人たちが感謝してるってことじゃない。……いいことだと思うわよ」
母さんがぽつりとそう言ったとき、その表情はどこか誇らしげだった。
俺も、ふと背筋を伸ばした。
「……そうだね。じゃあ、明日も散歩がてら、もう少し町の人に挨拶してくるよ」
「ええ、でも怪我人だからって甘やかされすぎないようにね」
「いや、それって俺のせいじゃなくない!? 被害者なんだけど!?」
――そうして俺は、もう少しだけこの町での時間を過ごすことになった。
次第に、小さな英雄とか雷の王子とかいうあだ名にも慣れてきて(慣れたくないけど)、町の子どもたちにも顔馴染みができてきた。
でも――それでもやっぱり、村が恋しい。
リノアは元気かな。メアリやルッカたちは、ちゃんと過ごせてるだろうか。
あの森の中で誓ったこと。もう一度、あの場所に帰って、あの子たちと一緒に笑える日常を守ること。
(……もうちょっとだけ、回復したら)
そう思いながら、俺は静かに夕焼け空を見上げた。
そして――
「――あっ! 雷の王子さまだー!」
「やめてええええええええ!!!!!」
今日も町は、平和だった。
213
あなたにおすすめの小説
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる