37 / 55
第36話 見回り
しおりを挟む
「よし!こっちも異常なし!」
ロイの威勢のいい声が、道の向こうから響いてくる。俺はというと、石垣の陰にしゃがみ込んで、地面に残る足跡をじっと見つめていた。
「……人間の足跡だけど、ちょっと歪んでるな。重い荷物でも持ってたのかな」
自警団の見回りっていうと、最初は「ただの散歩じゃん!」って思ってたけど、実際やってみると意外と忙しい。畑の柵が壊れてないか、納屋の戸がちゃんと閉まってるか、村の人たちが困ってないか――確認することは山ほどある。
今日の担当は、ロイとミレイナと俺の三人。ちなみに、リノアとメアリは今日は剣の訓練中。2人とも本気で取り組んでて、特にリノアの意欲はすごい。……うん、ちょっと寂しいけど、なんか負けてられないなって思う。
(そういえば、ハルトもティオも、なんだかんだで真面目にやってたっけ。口では文句言いながらも、結局ちゃんと頑張るタイプなんだよな。――あ、でもそれはハルトだけか。ティオは最初からちゃんと真面目だった)
「ユーリ、こっちは問題なさそうだ。戻ってこい」
「はーい!」
俺は立ち上がり、手についた土をパンパンとはたいてから、軽く走って合流した。
「その顔……けっこう真面目に見てたな?」
「足跡があったから。人間のだけど、ちょっとバランス悪い感じだったんだ」
「お、ちゃんと見てるじゃん。偉いぞ」
ロイが、ぽんぽんと俺の頭を撫でてくる。……子ども扱いなのは否定できないけど、素直に嬉しい。
そのとき――森のほうから、風に乗って妙な音が聞こえた。
ガサッ、ガササ……という、枝が擦れるような、低い唸り声のような。
「……ロイさん」
「ああ、聞こえた。こっち来い、ミレイナ!」
ロイが手で合図を送ると、すぐにミレイナが木立の上から飛び降りてきた。彼女はいつも通り、すばやく地面に着地すると、すぐさま周囲に目を走らせる。
「南東の林のほう。小型……いや、中型未満の反応が一つ。こっちに向かってきてる」
「魔獣か。今日は静かすぎたもんな。そろそろ来ると思ってた」
「どうする?」
「追い払う。村に近づく前に処理する。ユーリ、来れるか?」
「もちろん!」
腰の木剣を静かに抜き、足を一歩前に出す。
目の前の魔物を見据えながら、深く息を吐いた。
――もう慌てることはない。
全員が頷き合うと、俺たちは林へと足を踏み入れた。
空気が一気に変わる。
林の中は静かで、それが逆に緊張感を高めた。鳥の声も止み、木々の葉が風に揺れる音だけが響いている。
「いた」
ミレイナの声。その指差す先にいたのは、灰色の毛皮に身を包んだ四つ足の魔物――“スナッグウルフ”。
(あれは……スナッグウルフ。たしか、魔獣の中でもEランクで、単体なら脅威はそこまで高くないって教わったやつだ)
耳が鋭く、聴覚に優れていて、すばしっこい。あと、確か……群れで行動することもあるけど、稀に一匹で村近くに現れる個体もいるって、ミレイナが言ってたな。
牙も鋭く、突進力は侮れないけど――問題なく対応できる相手だ。
Dランクほどではないが、牙と爪が鋭く、油断すれば怪我では済まない。おまけに動きも素早い。
ちゃんと構えて、冷静にさばけば対処できる。要は、調子に乗らず、いつも通りやればいい。
「正面は俺が。ユーリは右へ回り込め。ミレイナは左から射線確保」
「了解」
ロイさんが戦気を纏い、剣を引き抜く。その瞬間、空気がピリッと震えた。
俺も足を踏み出し、体勢を低くして右へ回り込む。スナッグウルフは俺たちの気配に気づき、低く唸り声をあげて体を沈めた。
――来る!
「わっ!!」
跳ねるように突進してきたスナッグウルフ。地面を蹴り、まっすぐロイに向かってくる。
が――
「遅いな」
ロイの声と同時に、鋭い一撃が走った。刃が風を裂き、スナッグウルフの足元を正確に捉える。
「今だ、ユーリ!」
「うんっ!!」
俺は迷わず、剣を振り上げて突っ込んだ。小さな体を活かして、脇腹の下に潜り込む。戦気を――乗せる!
「雷閃っ!!」
木剣の刃が、光を帯びて一閃する。
鋭く踏み込んだその一撃が、スナッグウルフの脇腹を正確に捉えた。
力を乗せた一撃が、硬質な手応えと共に魔物の動きを断ち切る。
スナッグウルフは呻き声をあげ、その場に崩れ落ちた。
しばらく身構えていたが、動く気配はない。
やがて静寂が戻り、俺は息を整えながら剣をおろした。
「……ふぅ。倒した、か」
(うん……やっぱり、ちゃんと見えてたし、体も動いた。戦気も、乗せられた。大丈夫。落ち着いて戦えてる)
「……やるじゃねぇか、ユーリ」
そう言いながらロイが近づいてきて、ぽんっと俺の肩を叩いた。その手はしっかりとした重さがあって、なんだか――嬉しい。
「戦気も、ちゃんと通ってたな。まさか一撃とはな……いや、成長してるのは見てたつもりだったけど、こりゃ予想以上だ」
眉を上げて、ちょっとだけ驚いたように笑ってる。その顔を見て、「やっと一人前扱い?」なんて言いたくなる気持ちを、ぐっと飲み込んだ。
……でもそういえば、最近ユーリ坊って呼ばれなくなった気がする。ってことは、もしかして――ほんとに、一人前扱いされてる……のか?
「ありがとう。でも……自分だけでも対応できるって、ちゃんと分かってたつもり」
そう言うと、俺の後ろ――少し距離をとった位置で、弓を構えていたミレイナさんがにこりと頷いた。
「ふふ、私の出番はなかったみたいね。見事だったわ」
淡々とした声の中にも、確かな信頼がこもっていて、思わず背筋が伸びる。
「……でも、ミレイナさんが後ろにいてくれるってだけで、安心感が違う。いつもありがとう」
「どういたしまして」
ミレイナは、静かに弓を肩に戻した。余裕のあるその所作に、経験の深さがにじんでいて、自然と背筋が伸びる。
見回りの後、村に戻る道すがら。
村の子どもたちが、広場で遊んでいた。ルッカが縄跳びで何回飛べるか競っていて、ミアちゃんがその数を真剣に数えている。
リノアが俺を見つけて駆け寄ってくる。
「ユーリ! 見回りおつかれ! 怪我してない!?」
「心配しなくても平気だよ。Eランクだし、もう冷静に対処できるよ」
「それでも心配なのっ!」
ふくれっ面のリノアに苦笑しつつ、ふと空を見上げる。
青く澄んだ空。どこまでも穏やかな風景。
だけど、そこに忍び寄る影があるなら
――俺は、それに気づける目を持ちたい。
守るために。大切なこの時間を、続けるために。
そして――いつか、魔法も使えるようになりたい。
剣術と、戦気と、そして魔法。そのすべてを手に入れて、誰かを守れる存在になれるなら――それだけで、前の人生とはまったく違う意味がある気がする。
前の人生は、誰かの役に立ってたのかどうかも、正直よくわかんなかったから。
見上げた空の青は、今日も変わらず、静かに広がっていた。
ロイの威勢のいい声が、道の向こうから響いてくる。俺はというと、石垣の陰にしゃがみ込んで、地面に残る足跡をじっと見つめていた。
「……人間の足跡だけど、ちょっと歪んでるな。重い荷物でも持ってたのかな」
自警団の見回りっていうと、最初は「ただの散歩じゃん!」って思ってたけど、実際やってみると意外と忙しい。畑の柵が壊れてないか、納屋の戸がちゃんと閉まってるか、村の人たちが困ってないか――確認することは山ほどある。
今日の担当は、ロイとミレイナと俺の三人。ちなみに、リノアとメアリは今日は剣の訓練中。2人とも本気で取り組んでて、特にリノアの意欲はすごい。……うん、ちょっと寂しいけど、なんか負けてられないなって思う。
(そういえば、ハルトもティオも、なんだかんだで真面目にやってたっけ。口では文句言いながらも、結局ちゃんと頑張るタイプなんだよな。――あ、でもそれはハルトだけか。ティオは最初からちゃんと真面目だった)
「ユーリ、こっちは問題なさそうだ。戻ってこい」
「はーい!」
俺は立ち上がり、手についた土をパンパンとはたいてから、軽く走って合流した。
「その顔……けっこう真面目に見てたな?」
「足跡があったから。人間のだけど、ちょっとバランス悪い感じだったんだ」
「お、ちゃんと見てるじゃん。偉いぞ」
ロイが、ぽんぽんと俺の頭を撫でてくる。……子ども扱いなのは否定できないけど、素直に嬉しい。
そのとき――森のほうから、風に乗って妙な音が聞こえた。
ガサッ、ガササ……という、枝が擦れるような、低い唸り声のような。
「……ロイさん」
「ああ、聞こえた。こっち来い、ミレイナ!」
ロイが手で合図を送ると、すぐにミレイナが木立の上から飛び降りてきた。彼女はいつも通り、すばやく地面に着地すると、すぐさま周囲に目を走らせる。
「南東の林のほう。小型……いや、中型未満の反応が一つ。こっちに向かってきてる」
「魔獣か。今日は静かすぎたもんな。そろそろ来ると思ってた」
「どうする?」
「追い払う。村に近づく前に処理する。ユーリ、来れるか?」
「もちろん!」
腰の木剣を静かに抜き、足を一歩前に出す。
目の前の魔物を見据えながら、深く息を吐いた。
――もう慌てることはない。
全員が頷き合うと、俺たちは林へと足を踏み入れた。
空気が一気に変わる。
林の中は静かで、それが逆に緊張感を高めた。鳥の声も止み、木々の葉が風に揺れる音だけが響いている。
「いた」
ミレイナの声。その指差す先にいたのは、灰色の毛皮に身を包んだ四つ足の魔物――“スナッグウルフ”。
(あれは……スナッグウルフ。たしか、魔獣の中でもEランクで、単体なら脅威はそこまで高くないって教わったやつだ)
耳が鋭く、聴覚に優れていて、すばしっこい。あと、確か……群れで行動することもあるけど、稀に一匹で村近くに現れる個体もいるって、ミレイナが言ってたな。
牙も鋭く、突進力は侮れないけど――問題なく対応できる相手だ。
Dランクほどではないが、牙と爪が鋭く、油断すれば怪我では済まない。おまけに動きも素早い。
ちゃんと構えて、冷静にさばけば対処できる。要は、調子に乗らず、いつも通りやればいい。
「正面は俺が。ユーリは右へ回り込め。ミレイナは左から射線確保」
「了解」
ロイさんが戦気を纏い、剣を引き抜く。その瞬間、空気がピリッと震えた。
俺も足を踏み出し、体勢を低くして右へ回り込む。スナッグウルフは俺たちの気配に気づき、低く唸り声をあげて体を沈めた。
――来る!
「わっ!!」
跳ねるように突進してきたスナッグウルフ。地面を蹴り、まっすぐロイに向かってくる。
が――
「遅いな」
ロイの声と同時に、鋭い一撃が走った。刃が風を裂き、スナッグウルフの足元を正確に捉える。
「今だ、ユーリ!」
「うんっ!!」
俺は迷わず、剣を振り上げて突っ込んだ。小さな体を活かして、脇腹の下に潜り込む。戦気を――乗せる!
「雷閃っ!!」
木剣の刃が、光を帯びて一閃する。
鋭く踏み込んだその一撃が、スナッグウルフの脇腹を正確に捉えた。
力を乗せた一撃が、硬質な手応えと共に魔物の動きを断ち切る。
スナッグウルフは呻き声をあげ、その場に崩れ落ちた。
しばらく身構えていたが、動く気配はない。
やがて静寂が戻り、俺は息を整えながら剣をおろした。
「……ふぅ。倒した、か」
(うん……やっぱり、ちゃんと見えてたし、体も動いた。戦気も、乗せられた。大丈夫。落ち着いて戦えてる)
「……やるじゃねぇか、ユーリ」
そう言いながらロイが近づいてきて、ぽんっと俺の肩を叩いた。その手はしっかりとした重さがあって、なんだか――嬉しい。
「戦気も、ちゃんと通ってたな。まさか一撃とはな……いや、成長してるのは見てたつもりだったけど、こりゃ予想以上だ」
眉を上げて、ちょっとだけ驚いたように笑ってる。その顔を見て、「やっと一人前扱い?」なんて言いたくなる気持ちを、ぐっと飲み込んだ。
……でもそういえば、最近ユーリ坊って呼ばれなくなった気がする。ってことは、もしかして――ほんとに、一人前扱いされてる……のか?
「ありがとう。でも……自分だけでも対応できるって、ちゃんと分かってたつもり」
そう言うと、俺の後ろ――少し距離をとった位置で、弓を構えていたミレイナさんがにこりと頷いた。
「ふふ、私の出番はなかったみたいね。見事だったわ」
淡々とした声の中にも、確かな信頼がこもっていて、思わず背筋が伸びる。
「……でも、ミレイナさんが後ろにいてくれるってだけで、安心感が違う。いつもありがとう」
「どういたしまして」
ミレイナは、静かに弓を肩に戻した。余裕のあるその所作に、経験の深さがにじんでいて、自然と背筋が伸びる。
見回りの後、村に戻る道すがら。
村の子どもたちが、広場で遊んでいた。ルッカが縄跳びで何回飛べるか競っていて、ミアちゃんがその数を真剣に数えている。
リノアが俺を見つけて駆け寄ってくる。
「ユーリ! 見回りおつかれ! 怪我してない!?」
「心配しなくても平気だよ。Eランクだし、もう冷静に対処できるよ」
「それでも心配なのっ!」
ふくれっ面のリノアに苦笑しつつ、ふと空を見上げる。
青く澄んだ空。どこまでも穏やかな風景。
だけど、そこに忍び寄る影があるなら
――俺は、それに気づける目を持ちたい。
守るために。大切なこの時間を、続けるために。
そして――いつか、魔法も使えるようになりたい。
剣術と、戦気と、そして魔法。そのすべてを手に入れて、誰かを守れる存在になれるなら――それだけで、前の人生とはまったく違う意味がある気がする。
前の人生は、誰かの役に立ってたのかどうかも、正直よくわかんなかったから。
見上げた空の青は、今日も変わらず、静かに広がっていた。
187
あなたにおすすめの小説
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる