54 / 54
第54話 これからも
しおりを挟む
私がアイザックと結婚式を挙げてから、1年が経ちました。
もっと竜のことが知りたい。
そう願っていた私はいま、竜と一緒に暮らしています。
祖国で竜研究をしていた頃からは考えられないくらい、充実した生活を送っていました。
なぜならこの国には──竜がたくさんいるから!!
「しかも、推しの竜と一緒にいられるなんて……!」
ベッドで寝ている彼へと視線を向ける。
子どもの頃から会いたいと願っていた黒竜様が、すぐ目の前にいるのだ。
最高すぎる!
しかもその黒竜様が、小さい頃から一緒に育った助手のアイザックだったなんて、いまでも信じられない。
アイザックほど心を許せる相手なんて、この世には存在しないのだから。
「ねえ、あなたもそう思うわよね?」
私は腕に抱いている赤ん坊に声をかけます。
すると、きゃっきゃと反応しました。
「アイラもそう思うみたいね」
この子は、アイザックに似て黒髪をしている。
お父さん似になれば、きっとかなりの美少女に育つことでしょう。
「見た目は人間にしか見えないのに、竜の血が半分流れているのよね」
アイルが愛おしすぎて、涙が出てしまいそう。
私とアイザックの結晶が、こうしてこの世に生を受けている。
そのことが、たまらなく嬉しかった。
とはいえ、まさか自分が、竜の子供を生むことになるとは思わなかった。
でもある意味、私らしいともいえる。
だって私の人生には、竜研究しかなかったから。
竜のことが好きすぎて、守護竜である黒竜様と結婚して、しまいには竜国の王妃になってしまった。
いまでは王として即位したアイザックのことを支えながら、竜国の王妃としてふさわしいよう毎日勉強をしています。
その間に娘のアイルのお世話をして、最後に残った時間で竜研究をしている。
そのせいで、私が物心ついた頃から毎日、一日中していた竜研究が忙しすぎてなかなかできないでいます。
知らない土地で王妃になってしまったのだから、自分の趣味を楽しむ時間がないのは仕方がないことだと思う。
だから私は、寝る間を惜しんで竜研究をすることにした。
侍女のマイカを呼んで、アイラの面倒を見てもらう。
そして、寝室にはルシルとアイザックの二人だけになりました。
「また研究をしているのか?」
「ア、アイザック!? 起きてたの?」
人にしてはあまりにも整った顔が、いつの間にか私のことを見つめていた。
突然のことで、つい驚いてしまう。
今日もアイザックの黒髪が綺麗だと、触りたくなる衝動を抑えるので精一杯だ。
見慣れているはずなのに、いつ見てもまったく飽きることがない。
いつからだっただろう。
竜の姿ではないアイザックを前にすると、心臓がドキドキするようになったのは。
彼の子供を生んだとはいえ、いまだに彼の前ではこうなってしまう自分がいる。
「ねえアイザック。たまには竜の姿になってくれない?」
恥ずかしがっていることを悟られないために、竜になって欲しいとお願いをしてみる。
黒竜となった彼の前であれば、もう恥ずかしくもなんともない。
興奮した自分の痴態は、黒竜の前で何度も見せてしまったのだから。
「……一昨日、竜の姿を見せたばかりだろう」
「もう二日も経っているじゃない。我慢できないの」
アイザックの──黒竜様の鱗《うろこ》は、完璧だ。
黒竜にふさわしい艶のある鱗は、どんな攻撃をも跳ね返す強靭な硬度を誇っている。
それでいてしなやかで、柔軟性もあるのだ。
この鱗の成分を解明すれば、きっと日常生活で大いに役立ってくれるはず。
そう思って、アイザックと結婚してから、毎日のように研究させてもらった。
本当であれば、王妃としての責務で研究なんてする暇はなかったはず。
だけどアイザックは、私のために王妃がするはずだった仕事まで受け持ってくれていた。
──助手時代からテキパキ仕事をして、出来る男だとは思っていたけど、まさかここまでとはね。
アイザックの心遣いが嬉しい反面、申し訳ないという気持ちも湧きあがってくる。
だから私なりに、アイザックに恩返しをするつもりなの。
その準備が、昨日ついに終わった。
「まさか、また俺の鱗が欲しいのか……?」
「そんなことはしないわよ。アイザックが痛い思いをするのは、もうこりごりだから。それに、もうする必要はないわ」
机の中に大事にしまっていた研究成果を、アイザックに見せつける。
「これ、アイザックの鱗の模倣品なの」
「俺の鱗の、模倣品だと……?」
唖然《あぜん》とするアイザック。
うん、いつもの反応ね。
私の研究助手であるアイザックにこうやって研究結果を伝えるのは、10年以上続けていることでもある。
「まだ試作品だけど、これが完成すれば世界が変わるわ」
鉄よりも硬く、そして軽い、新しい素材。
そんな物が世に出回れば、きっといろんなことが便利になる。
「私はね、竜を研究して、みんなを幸せにしたいの」
祖国にいる時は、竜のことが知れればそれで良いと思っていた。
でも、いまは違う。
王妃になった以上、私も国の民のために、良いことをしたい。
そう思って新しく挑んだ研究だったけど、それがついに花開いた。
1年以上かかってしまったけど、アイザックの手助けがなければもっとかかっていたはずだ。
「たしかにこれは凄いな。竜以外の種族の民がこれを使えるようになれば、いろいろな道具に加工して活用できそうだ」
アイザックの顔つきが、夫婦のものから王へと変化した。
この鱗の模倣品をどう利用するか、考えているのでしょう。
「ルシルは凄いな。こんな物まで作ってしまうんだから」
「民のことを思えば、これくらい朝飯前よ。それに、私は竜のことが好きだから」
私の発言を聞いたアイザックが、王の顔つきから恋人を見つめるような優しい眼差しへと変わりました。
「ルシルは、竜が本当に好きだな」
「え、そうだけど」
「竜が好きなルシルのことを、俺は愛している。だから竜の姿である俺を好んでくれるのは嬉しいのだが、そうではない人の姿の俺のことを同じくらい好きなって欲しい」
「なに……もしかして、嫉妬しているの?」
私が、竜の姿になって欲しいと言っているから。
アイザックは自分の竜の姿に、嫉妬してしまっているのだ。
いつもクールぶっている完璧超人のアイザックのその反応が、なんだか愛おしく思えてしまう。
本当は、人の姿のアイザックもたまらなく愛しい。
でもそれがバレてしまうのは、私としてもちょっと恥ずかしい。
とはいえ、私たちは夫婦になったのだ。
そろそろもう一歩、奥へと踏み込んでみても良いのかもしれない。
「アイザックのことを研究させてって言ったの、覚えている?」
「ああ、覚えているとも」
「なら、竜が人の姿をどう維持しているのか、その体もしっかりと研究しないといけないわね」
自然と、二人の顔が近づいていく。
そして自然と指が絡み合った。
自分の体温が急激に上がっていくのがわかる。
きっといまの私は、竜の姿のアイザックを前にした時と、まったく同じ顔をしていることでしょう。
「ねえ、いいでしょ……?」
「ルシルから竜研究を取り除くことができないのはよく知っているさ。そして俺は、そんなルシルを愛している」
「ふふっ、私も……いつも私のことを支えてくれるアイザックのことを、愛しているわ」
私の竜研究は──いいえ、私たちの竜研究は、これからもずっと続いていく。
だって私は、竜が好きだから。
そんな私の傍には、変わらずこの人がいてくれる。
最愛の夫であり、助手であるアイザック。
これまでも、そしてこれからも。
二人で一緒に、ずっと竜を研究するのだ。
--------------------------------------------------------
これにて最終話になります。
最期までお読みいただきありがとうございました!
もっと竜のことが知りたい。
そう願っていた私はいま、竜と一緒に暮らしています。
祖国で竜研究をしていた頃からは考えられないくらい、充実した生活を送っていました。
なぜならこの国には──竜がたくさんいるから!!
「しかも、推しの竜と一緒にいられるなんて……!」
ベッドで寝ている彼へと視線を向ける。
子どもの頃から会いたいと願っていた黒竜様が、すぐ目の前にいるのだ。
最高すぎる!
しかもその黒竜様が、小さい頃から一緒に育った助手のアイザックだったなんて、いまでも信じられない。
アイザックほど心を許せる相手なんて、この世には存在しないのだから。
「ねえ、あなたもそう思うわよね?」
私は腕に抱いている赤ん坊に声をかけます。
すると、きゃっきゃと反応しました。
「アイラもそう思うみたいね」
この子は、アイザックに似て黒髪をしている。
お父さん似になれば、きっとかなりの美少女に育つことでしょう。
「見た目は人間にしか見えないのに、竜の血が半分流れているのよね」
アイルが愛おしすぎて、涙が出てしまいそう。
私とアイザックの結晶が、こうしてこの世に生を受けている。
そのことが、たまらなく嬉しかった。
とはいえ、まさか自分が、竜の子供を生むことになるとは思わなかった。
でもある意味、私らしいともいえる。
だって私の人生には、竜研究しかなかったから。
竜のことが好きすぎて、守護竜である黒竜様と結婚して、しまいには竜国の王妃になってしまった。
いまでは王として即位したアイザックのことを支えながら、竜国の王妃としてふさわしいよう毎日勉強をしています。
その間に娘のアイルのお世話をして、最後に残った時間で竜研究をしている。
そのせいで、私が物心ついた頃から毎日、一日中していた竜研究が忙しすぎてなかなかできないでいます。
知らない土地で王妃になってしまったのだから、自分の趣味を楽しむ時間がないのは仕方がないことだと思う。
だから私は、寝る間を惜しんで竜研究をすることにした。
侍女のマイカを呼んで、アイラの面倒を見てもらう。
そして、寝室にはルシルとアイザックの二人だけになりました。
「また研究をしているのか?」
「ア、アイザック!? 起きてたの?」
人にしてはあまりにも整った顔が、いつの間にか私のことを見つめていた。
突然のことで、つい驚いてしまう。
今日もアイザックの黒髪が綺麗だと、触りたくなる衝動を抑えるので精一杯だ。
見慣れているはずなのに、いつ見てもまったく飽きることがない。
いつからだっただろう。
竜の姿ではないアイザックを前にすると、心臓がドキドキするようになったのは。
彼の子供を生んだとはいえ、いまだに彼の前ではこうなってしまう自分がいる。
「ねえアイザック。たまには竜の姿になってくれない?」
恥ずかしがっていることを悟られないために、竜になって欲しいとお願いをしてみる。
黒竜となった彼の前であれば、もう恥ずかしくもなんともない。
興奮した自分の痴態は、黒竜の前で何度も見せてしまったのだから。
「……一昨日、竜の姿を見せたばかりだろう」
「もう二日も経っているじゃない。我慢できないの」
アイザックの──黒竜様の鱗《うろこ》は、完璧だ。
黒竜にふさわしい艶のある鱗は、どんな攻撃をも跳ね返す強靭な硬度を誇っている。
それでいてしなやかで、柔軟性もあるのだ。
この鱗の成分を解明すれば、きっと日常生活で大いに役立ってくれるはず。
そう思って、アイザックと結婚してから、毎日のように研究させてもらった。
本当であれば、王妃としての責務で研究なんてする暇はなかったはず。
だけどアイザックは、私のために王妃がするはずだった仕事まで受け持ってくれていた。
──助手時代からテキパキ仕事をして、出来る男だとは思っていたけど、まさかここまでとはね。
アイザックの心遣いが嬉しい反面、申し訳ないという気持ちも湧きあがってくる。
だから私なりに、アイザックに恩返しをするつもりなの。
その準備が、昨日ついに終わった。
「まさか、また俺の鱗が欲しいのか……?」
「そんなことはしないわよ。アイザックが痛い思いをするのは、もうこりごりだから。それに、もうする必要はないわ」
机の中に大事にしまっていた研究成果を、アイザックに見せつける。
「これ、アイザックの鱗の模倣品なの」
「俺の鱗の、模倣品だと……?」
唖然《あぜん》とするアイザック。
うん、いつもの反応ね。
私の研究助手であるアイザックにこうやって研究結果を伝えるのは、10年以上続けていることでもある。
「まだ試作品だけど、これが完成すれば世界が変わるわ」
鉄よりも硬く、そして軽い、新しい素材。
そんな物が世に出回れば、きっといろんなことが便利になる。
「私はね、竜を研究して、みんなを幸せにしたいの」
祖国にいる時は、竜のことが知れればそれで良いと思っていた。
でも、いまは違う。
王妃になった以上、私も国の民のために、良いことをしたい。
そう思って新しく挑んだ研究だったけど、それがついに花開いた。
1年以上かかってしまったけど、アイザックの手助けがなければもっとかかっていたはずだ。
「たしかにこれは凄いな。竜以外の種族の民がこれを使えるようになれば、いろいろな道具に加工して活用できそうだ」
アイザックの顔つきが、夫婦のものから王へと変化した。
この鱗の模倣品をどう利用するか、考えているのでしょう。
「ルシルは凄いな。こんな物まで作ってしまうんだから」
「民のことを思えば、これくらい朝飯前よ。それに、私は竜のことが好きだから」
私の発言を聞いたアイザックが、王の顔つきから恋人を見つめるような優しい眼差しへと変わりました。
「ルシルは、竜が本当に好きだな」
「え、そうだけど」
「竜が好きなルシルのことを、俺は愛している。だから竜の姿である俺を好んでくれるのは嬉しいのだが、そうではない人の姿の俺のことを同じくらい好きなって欲しい」
「なに……もしかして、嫉妬しているの?」
私が、竜の姿になって欲しいと言っているから。
アイザックは自分の竜の姿に、嫉妬してしまっているのだ。
いつもクールぶっている完璧超人のアイザックのその反応が、なんだか愛おしく思えてしまう。
本当は、人の姿のアイザックもたまらなく愛しい。
でもそれがバレてしまうのは、私としてもちょっと恥ずかしい。
とはいえ、私たちは夫婦になったのだ。
そろそろもう一歩、奥へと踏み込んでみても良いのかもしれない。
「アイザックのことを研究させてって言ったの、覚えている?」
「ああ、覚えているとも」
「なら、竜が人の姿をどう維持しているのか、その体もしっかりと研究しないといけないわね」
自然と、二人の顔が近づいていく。
そして自然と指が絡み合った。
自分の体温が急激に上がっていくのがわかる。
きっといまの私は、竜の姿のアイザックを前にした時と、まったく同じ顔をしていることでしょう。
「ねえ、いいでしょ……?」
「ルシルから竜研究を取り除くことができないのはよく知っているさ。そして俺は、そんなルシルを愛している」
「ふふっ、私も……いつも私のことを支えてくれるアイザックのことを、愛しているわ」
私の竜研究は──いいえ、私たちの竜研究は、これからもずっと続いていく。
だって私は、竜が好きだから。
そんな私の傍には、変わらずこの人がいてくれる。
最愛の夫であり、助手であるアイザック。
これまでも、そしてこれからも。
二人で一緒に、ずっと竜を研究するのだ。
--------------------------------------------------------
これにて最終話になります。
最期までお読みいただきありがとうございました!
61
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!
ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。
相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。
結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。
現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう…
その時に前世の記憶を取り戻すのだった…
「悪役令嬢の兄の婚約者って…」
なんとも微妙なポジション。
しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
「地味で無能」と捨てられた令嬢は、冷酷な【年上イケオジ公爵】に嫁ぎました〜今更私の価値に気づいた元王太子が後悔で顔面蒼白になっても今更遅い
腐ったバナナ
恋愛
伯爵令嬢クラウディアは、婚約者のアルバート王太子と妹リリアンに「地味で無能」と断罪され、公衆の面前で婚約破棄される。
お飾りの厄介払いとして押し付けられた嫁ぎ先は、「氷壁公爵」と恐れられる年上の冷酷な辺境伯アレクシス・グレイヴナー公爵だった。
当初は冷徹だった公爵は、クラウディアの才能と、過去の傷を癒やす温もりに触れ、その愛を「二度と失わない」と固く誓う。
彼の愛は、包容力と同時に、狂気的な独占欲を伴った「大人の愛」へと昇華していく。
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
婚約破棄され森に捨てられました。探さないで下さい。
拓海のり
ファンタジー
属性魔法が使えず、役に立たない『自然魔法』だとバカにされていたステラは、婚約者の王太子から婚約破棄された。そして身に覚えのない罪で断罪され、修道院に行く途中で襲われる。他サイトにも投稿しています。
「お前を愛することはない」と言われたお飾りの妻ですが、何か?
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することはない!」「そんな事を言うために女性の寝室に押し入ったのですか? もう寝るつもりで化粧を落として髪をほどいて寝着に着替えてるのに! 最っ低!」
仕事大好き女が「お飾りの妻最高!」と恋愛感情無しで結婚したらこうなるよね、というお話。
普段は地味子。でも本当は凄腕の聖女さん〜地味だから、という理由で聖女ギルドを追い出されてしまいました。私がいなくても大丈夫でしょうか?〜
神伊 咲児
ファンタジー
主人公、イルエマ・ジミィーナは16歳。
聖女ギルド【女神の光輝】に属している聖女だった。
イルエマは眼鏡をかけており、黒髪の冴えない見た目。
いわゆる地味子だ。
彼女の能力も地味だった。
使える魔法といえば、聖女なら誰でも使えるものばかり。回復と素材進化と解呪魔法の3つだけ。
唯一のユニークスキルは、ペンが無くても文字を書ける光魔字。
そんな能力も地味な彼女は、ギルド内では裏方作業の雑務をしていた。
ある日、ギルドマスターのキアーラより、地味だからという理由で解雇される。
しかし、彼女は目立たない実力者だった。
素材進化の魔法は独自で改良してパワーアップしており、通常の3倍の威力。
司祭でも見落とすような小さな呪いも見つけてしまう鋭い感覚。
難しい相談でも難なくこなす知識と教養。
全てにおいてハイクオリティ。最強の聖女だったのだ。
彼女は新しいギルドに参加して順風満帆。
彼女をクビにした聖女ギルドは落ちぶれていく。
地味な聖女が大活躍! 痛快ファンタジーストーリー。
全部で5万字。
カクヨムにも投稿しておりますが、アルファポリス用にタイトルも含めて改稿いたしました。
HOTランキング女性向け1位。
日間ファンタジーランキング1位。
日間完結ランキング1位。
応援してくれた、みなさんのおかげです。
ありがとうございます。とても嬉しいです!
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる