3 / 202
③令嬢ってなんだろう
しおりを挟む
「1年の半分を領地で過ごして領地経営して来なさい」
私が4歳になるかならないかぐらいで義父様がクロフォードにいさまに告げた
もうすぐ恒例の帰省シーズンが来る
2歳上の兄はまだ日本なら未就学児と呼ばれる歳にも関わらず大人びた表情で頷いた
「とうさま、わたくしも」
義父の身体は心配だけど義兄の側に居たくて手を挙げた
はしたなさ全開でごめんなさい
義父は実母と同じ色彩のオレンジゴールドの髪を揺らしサファイアブルーにオレンジの虹彩が入った瞳を細めて微笑んでくれた。
ちなみに義兄も同じ色である
前侯爵、前伯爵の祖父方の血だ
私は瞳は母だけれど髪はヘーゼルブラウンで父の色も継いだ、瞳のお陰で一見は地味だけど良く見たら兄妹でもおかしくはないぐらい
「勿論だ。向こうはレンファのが詳しいのだからね、頼りにしているよ」
身体が不自由になってから車椅子生活になり夜会もパーティーも最低限、しかし伯爵の伯父様や前伯爵のお爺様、義父の旧友、登城が少ない侯爵に意見を聞きに来る人などで意外と来訪者は多い王都侯爵邸の午後は賑やかだ
この国は王都を中央に言うなれば蜂の巣のような、京都の碁盤の目のような?3公爵、7侯爵、15伯爵の領地が王都中心から配置されていてエルグラム侯爵領そのものは比較的、近距離ではある
ただ領地が爵位により広大になるので領地を巡るなら時間は掛かるし、子爵や男爵になれば遠い上に王都に家を構えられる貴族は資産家でも中々居ない
憧れのタワマンならぬタウンハウスと言った所である
伯爵がギリギリか、な世界なので親族の家に泊まるもの、貸しアパートを社交シーズンだけ借りるものなどがいる
エルグラム侯爵はまだ幼い頃に前侯爵が流行り病で死去し、子は義父のみになってしまったけれど前侯爵夫人の手で見事に育てられた
その際、伯爵だったお爺様とお婆様が何かと面倒を見ていたのも有って現伯爵の伯父や母とも仲良しだったと聞く。
逆に前侯爵夫人の親族は隙有らば乗っ取ろうと撹乱していたらしく今はこちらからはお付き合いもない伯爵家になっていて私はまだパーティーやお茶会に行った事がないのだけれど、義兄は会えば儀礼的に挨拶をするに留めているそうだ
こどもに罪はないじゃん?なんて甘い顔をしたら又、1人っこの義兄を蹴落としに掛かるつもりなのか私が養女になるのも反対していたらしいから仕方無い。
伯爵家から養子縁組みしても義お婆様の血ではエルグラム侯爵家は継げないのが分からないのかな?幼女の私でも分かるんだけどなー
まだこの時は不思議だなーとぽんやりしていたら実はもう養女になった私へ婚約の打診も同時にされていて王都の家になんやかんやと来訪の願いが出されていたなんて知らなかった
香り良い泡立つ石鹸、シャンプーコンディショナーの開発も私が中心なの、バレちゃって余計に目を付けられちゃってたみたい
商法登録は義父にお願いして侯爵の名前にしておいたけど人の噂は防げないもんね。腐っても親族と言ったところか。
だから先ず前提として居ない状態にして兄と私を護りたかったそうだ
領地は母の伯爵家、父の子爵家以外の貴族が領地に来るのは基本的には有り得ない。
まず侯爵領の奥が母の伯爵領、更に奥が父の子爵領で後は山脈しか無いのよね
私が4歳になるかならないかぐらいで義父様がクロフォードにいさまに告げた
もうすぐ恒例の帰省シーズンが来る
2歳上の兄はまだ日本なら未就学児と呼ばれる歳にも関わらず大人びた表情で頷いた
「とうさま、わたくしも」
義父の身体は心配だけど義兄の側に居たくて手を挙げた
はしたなさ全開でごめんなさい
義父は実母と同じ色彩のオレンジゴールドの髪を揺らしサファイアブルーにオレンジの虹彩が入った瞳を細めて微笑んでくれた。
ちなみに義兄も同じ色である
前侯爵、前伯爵の祖父方の血だ
私は瞳は母だけれど髪はヘーゼルブラウンで父の色も継いだ、瞳のお陰で一見は地味だけど良く見たら兄妹でもおかしくはないぐらい
「勿論だ。向こうはレンファのが詳しいのだからね、頼りにしているよ」
身体が不自由になってから車椅子生活になり夜会もパーティーも最低限、しかし伯爵の伯父様や前伯爵のお爺様、義父の旧友、登城が少ない侯爵に意見を聞きに来る人などで意外と来訪者は多い王都侯爵邸の午後は賑やかだ
この国は王都を中央に言うなれば蜂の巣のような、京都の碁盤の目のような?3公爵、7侯爵、15伯爵の領地が王都中心から配置されていてエルグラム侯爵領そのものは比較的、近距離ではある
ただ領地が爵位により広大になるので領地を巡るなら時間は掛かるし、子爵や男爵になれば遠い上に王都に家を構えられる貴族は資産家でも中々居ない
憧れのタワマンならぬタウンハウスと言った所である
伯爵がギリギリか、な世界なので親族の家に泊まるもの、貸しアパートを社交シーズンだけ借りるものなどがいる
エルグラム侯爵はまだ幼い頃に前侯爵が流行り病で死去し、子は義父のみになってしまったけれど前侯爵夫人の手で見事に育てられた
その際、伯爵だったお爺様とお婆様が何かと面倒を見ていたのも有って現伯爵の伯父や母とも仲良しだったと聞く。
逆に前侯爵夫人の親族は隙有らば乗っ取ろうと撹乱していたらしく今はこちらからはお付き合いもない伯爵家になっていて私はまだパーティーやお茶会に行った事がないのだけれど、義兄は会えば儀礼的に挨拶をするに留めているそうだ
こどもに罪はないじゃん?なんて甘い顔をしたら又、1人っこの義兄を蹴落としに掛かるつもりなのか私が養女になるのも反対していたらしいから仕方無い。
伯爵家から養子縁組みしても義お婆様の血ではエルグラム侯爵家は継げないのが分からないのかな?幼女の私でも分かるんだけどなー
まだこの時は不思議だなーとぽんやりしていたら実はもう養女になった私へ婚約の打診も同時にされていて王都の家になんやかんやと来訪の願いが出されていたなんて知らなかった
香り良い泡立つ石鹸、シャンプーコンディショナーの開発も私が中心なの、バレちゃって余計に目を付けられちゃってたみたい
商法登録は義父にお願いして侯爵の名前にしておいたけど人の噂は防げないもんね。腐っても親族と言ったところか。
だから先ず前提として居ない状態にして兄と私を護りたかったそうだ
領地は母の伯爵家、父の子爵家以外の貴族が領地に来るのは基本的には有り得ない。
まず侯爵領の奥が母の伯爵領、更に奥が父の子爵領で後は山脈しか無いのよね
487
あなたにおすすめの小説
公爵令嬢を虐げた自称ヒロインの末路
八代奏多
恋愛
公爵令嬢のレシアはヒロインを自称する伯爵令嬢のセラフィから毎日のように嫌がらせを受けていた。
王子殿下の婚約者はレシアではなく私が相応しいとセラフィは言うが……
……そんなこと、絶対にさせませんわよ?
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
もう我慢したくないので自由に生きます~一夫多妻の救済策~
岡暁舟
恋愛
第一王子ヘンデルの妻の一人である、かつての侯爵令嬢マリアは、自分がもはや好かれていないことを悟った。
「これからは自由に生きます」
そう言い張るマリアに対して、ヘンデルは、
「勝手にしろ」
と突き放した。
ヒロインだと言われましたが、人違いです!
みおな
恋愛
目が覚めたら、そこは乙女ゲームの世界でした。
って、ベタすぎなので勘弁してください。
しかも悪役令嬢にざまあされる運命のヒロインとかって、冗談じゃありません。
私はヒロインでも悪役令嬢でもありません。ですから、関わらないで下さい。
婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。
風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる