乙女ゲームで婚約破棄をリアルに体験するのはごめんだ

いつき

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⑮お年頃、って事ー?

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余りの出来事に脳の処理が追い付かず、そんな時は推しの顔でエネルギーチャージだわ、とお茶会翌日の朝、早起きして義兄の寝室へ向かった
ちゃんと着替えてます。寝顔見るだけです。犯罪1歩手前?いやギリセーフですよ、ね?
 
「たまに見せてくださる眼鏡姿とどっちが貴重か」
推しの寝顔は最&高
静かな寝息を立てるにいさまに身悶え自然と指がグッドになる
良い。ずっと見て居たい。だけど、推しに野獣を見る眼で蔑まれたくないので、そっと室内を出た

柑橘系の爽やかな空気漂う推し部屋。確かにアニメのグッズでクロフォード侯爵は柑橘系の香水を出してたわ。少しお高いグッズのショップで

解釈一致で至福の余韻に浸り、私は2度寝した。
いつか義姉になられる方はあの姿を毎日見れるのが心底羨ましい。
胸が痛むのは義兄だけ、正直殿下は侯爵家に迷惑と私に後始末と言う名の迷惑を掛けないで頂きたい。私を下に見るのは仕方ないにしろ、だ

だから、先ずは定期便の婚約者宛に手紙を書いた
お話ししたい事が有るのでなんとかお時間を頂けませんか?と
月に1度のお茶会が数日後にある。あんな話を聞いた後に知らん顔も出来ないし、侯爵家に泥を塗るのは止めて頂きたいから人前で無ければドロシー様との仲も認めると提案してみよう
王令で無ければこんな面倒臭い事したくないが、これも全て最愛の義兄の為である。仕方ない


1番の懸念はドロシー様のご懐妊か。恋人いっぱい居るっておっしゃっていたからなー
他の方とは清らかであれ(祈)

ゆっくり2度寝からの支度をして朝食へ向かう。今日、妃殿下教育はお休みの日の為、比較的のんびりした時間になってしまったから当然、義兄様は居ないと油断していたらお忙しいはずの義兄ことクロフォード侯爵が新聞紙片手に珈琲を嗜まれてカメラが有ったら納めたい、とても!
不意打ちに神と義母へ感謝をした。もはや天国のお義母様も困惑顔しかならなそうだし、実母には戒められそうな勢いではあるが、ひっそり心の中だけなのでね、許してください。許してください(2度目)

「お、おはようございます、にいさま。こんな時間いらっしゃるなんて珍しいですわね」
にっこり、秘技令嬢スマイル。貴族令嬢の嗜みを披露

義兄はちらりと見ると呆れた顔で自分の横に来るよう視線で促す
広いダイニングテーブルでは向かい合わせだと成人男性の基本身長並みに遠いから二人家族には少し寂しい
隣でちょうど良いのよ

ゆっくり食事を終えた所で一緒に席を立って自然と私の部屋までエスコートされる
腰をホールドする手には逃がさないと言う熱い意思を感じた
何故…?
マムシに睨まれた蛙気分とはこんな時の事を言うのかも知れない

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