27 / 202
㉗猿山ですか?
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秋晴れの中、入場開始時間は王城に馬車の停める順番待ちの列からの案内で最大2時間待ちになるのを見越し設定されている
ご家族と来るか、婚約者と来るか、貴重なデビューのエスコート役は令嬢に一大事な話です
親戚に頼んでも構わない。無しでも良い。令嬢で誰も居ない場合は先に言っておけば在校生の先輩からボランティア参加して貰え、馬車を降りる所からエスコートして貰える。そこで未来の旦那様に出逢う可能性があるから、わざと1人で来る令嬢もいる
アニメではこんな細かいシーンは描かれるわけもなく、私ときたら側妃殿下に好かれたくて手足となって側妃殿下が気にいらない令嬢虐めに言葉だけとは言え加担していた
それを見たミカエリス王子が益々、嫌いになる悪循環
。ちなみに虐めた令嬢はちゃっかり側妃殿下がフォローして懐かせ手下にしていました
婚約破棄の時期がだいぶずれてしまったからどうなるか解らないのだけ不安のままだが、こればっかりはどうしようも無く、未だ謎に義お婆様のご実家の伯爵領から婚約の申し出が来て義兄が珍しく怒っていたぐらいか。
私が傷物令嬢になったので、自分は現伯爵夫人と離縁はしないで私を愛人からスタート、義兄に何か有った時の保険とか意味不明過ぎるし義兄の不幸を示唆するなんて私もキレ散らかしたわ
妃殿下教育が終了してしまって、公爵令嬢方にお会いする機会は無くなり、たまにお手紙によるやり取りだけなのは寂しいが、今は領地と王都を行き来して開発改良の日々でとても充実していた
停留所は揉め事回避に3公、続いて侯爵家、伯爵家までは置く場所が決まっているから入り口さえ入れればスムーズだ
王家専用は別に有り、妃殿下教育やお茶会に私も使っていた
「義兄様、エスコート有難うございます」
今まで何回か呼ばれたパーティーはエルグラム侯爵家の付き合いのものでエスコートの機会は何度も有れど意味合いが今回とは違う
嬉しくて眠れない夜を迎えたわ
「当たり前だ」
ゆっくりと馬車から大広間に向かう途中、王城へ初めて来た男の子達が何人も案内係を振り切って走り回っていた。なんで?犬なの?
1人で来たらしい身軽な子ばかりでは無く、明らかに置いて行かれた令嬢もチラホラ
義兄様が近くに居たボランティアの案内係の先輩や同級生に状況を聞けば、親の爵位が自分より下と知るや否や自由に走り出した子の真似をして好きに動き回っているらしい
未成年でも赦されること、赦されない事の分別つく歳でしょうに
額に片手を当て頭を抱える義兄は悩ましげで素敵。
走り回る子に「ここは走り回る所では有りませんよ」と声を掛けたらこちらに向かって走りながら手を伸ばして両肩へぶつかって来た
ぐらつき後ろへ倒れ掛けたものの、直ぐに義兄が抱き止め事なきを得たが危険過ぎる行為を平然とするなんて…
辺りで案内されている子達も全員足を止め、息を飲んでいた
「そんな服しか着てないやつに言われたくないね!所詮、子爵か男爵の家だろ?うちは伯爵だからな、文句言ったら家の父親がただじゃおかないぞ」
にやにやと片手をぐーにして上に向け、殴るポーズを見せる
いや、シンプルなデザインだけど生地もしっかりした良い服よ?
しかも愛しの義兄様がフルオーダーしたプレゼント
私の脳内が一瞬焼き切れるが怒鳴り前に、にい様が後ろ手にした腕を胸元に伸ばし私を庇う姿勢を見せる
「名前を聞いておこうか。私はエルグラム侯爵、クロフォード・エルグラム。こちらは私の最愛、レンファラン・エルグラムだ」
名乗りを聞いた途端、明らかに顔を引き攣らせと口をパクパクし、辺りに助けを求め視線を彷徨わせていたが動くものは居なかった、まぁ居ないわね
ご家族と来るか、婚約者と来るか、貴重なデビューのエスコート役は令嬢に一大事な話です
親戚に頼んでも構わない。無しでも良い。令嬢で誰も居ない場合は先に言っておけば在校生の先輩からボランティア参加して貰え、馬車を降りる所からエスコートして貰える。そこで未来の旦那様に出逢う可能性があるから、わざと1人で来る令嬢もいる
アニメではこんな細かいシーンは描かれるわけもなく、私ときたら側妃殿下に好かれたくて手足となって側妃殿下が気にいらない令嬢虐めに言葉だけとは言え加担していた
それを見たミカエリス王子が益々、嫌いになる悪循環
。ちなみに虐めた令嬢はちゃっかり側妃殿下がフォローして懐かせ手下にしていました
婚約破棄の時期がだいぶずれてしまったからどうなるか解らないのだけ不安のままだが、こればっかりはどうしようも無く、未だ謎に義お婆様のご実家の伯爵領から婚約の申し出が来て義兄が珍しく怒っていたぐらいか。
私が傷物令嬢になったので、自分は現伯爵夫人と離縁はしないで私を愛人からスタート、義兄に何か有った時の保険とか意味不明過ぎるし義兄の不幸を示唆するなんて私もキレ散らかしたわ
妃殿下教育が終了してしまって、公爵令嬢方にお会いする機会は無くなり、たまにお手紙によるやり取りだけなのは寂しいが、今は領地と王都を行き来して開発改良の日々でとても充実していた
停留所は揉め事回避に3公、続いて侯爵家、伯爵家までは置く場所が決まっているから入り口さえ入れればスムーズだ
王家専用は別に有り、妃殿下教育やお茶会に私も使っていた
「義兄様、エスコート有難うございます」
今まで何回か呼ばれたパーティーはエルグラム侯爵家の付き合いのものでエスコートの機会は何度も有れど意味合いが今回とは違う
嬉しくて眠れない夜を迎えたわ
「当たり前だ」
ゆっくりと馬車から大広間に向かう途中、王城へ初めて来た男の子達が何人も案内係を振り切って走り回っていた。なんで?犬なの?
1人で来たらしい身軽な子ばかりでは無く、明らかに置いて行かれた令嬢もチラホラ
義兄様が近くに居たボランティアの案内係の先輩や同級生に状況を聞けば、親の爵位が自分より下と知るや否や自由に走り出した子の真似をして好きに動き回っているらしい
未成年でも赦されること、赦されない事の分別つく歳でしょうに
額に片手を当て頭を抱える義兄は悩ましげで素敵。
走り回る子に「ここは走り回る所では有りませんよ」と声を掛けたらこちらに向かって走りながら手を伸ばして両肩へぶつかって来た
ぐらつき後ろへ倒れ掛けたものの、直ぐに義兄が抱き止め事なきを得たが危険過ぎる行為を平然とするなんて…
辺りで案内されている子達も全員足を止め、息を飲んでいた
「そんな服しか着てないやつに言われたくないね!所詮、子爵か男爵の家だろ?うちは伯爵だからな、文句言ったら家の父親がただじゃおかないぞ」
にやにやと片手をぐーにして上に向け、殴るポーズを見せる
いや、シンプルなデザインだけど生地もしっかりした良い服よ?
しかも愛しの義兄様がフルオーダーしたプレゼント
私の脳内が一瞬焼き切れるが怒鳴り前に、にい様が後ろ手にした腕を胸元に伸ばし私を庇う姿勢を見せる
「名前を聞いておこうか。私はエルグラム侯爵、クロフォード・エルグラム。こちらは私の最愛、レンファラン・エルグラムだ」
名乗りを聞いた途端、明らかに顔を引き攣らせと口をパクパクし、辺りに助けを求め視線を彷徨わせていたが動くものは居なかった、まぁ居ないわね
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