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㉘そんなつもりは1ミリも無かった
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何故。
伯爵家のお猿さんは名前をジョージ・アマール。オニオンが特産地の子息だった
既に第二王子殿下の側近であり、侯爵でもある義兄は王城へ登城しているし、私も一応、妃殿下教育を長年受けていたので城勤めの使用人から覚えられるぐらいには通っていたから貴族の方にも顔は知られているらしく、騒ぎを聞きつけたご両親と騎士団の方々が来られた瞬間から物凄く謝罪をされて大の大人が咽び泣く声を聴きながら別室へ向かった
廊下に響く嗚咽声、流石にあれを見た後は皆、大人しく大広間へ向かったらしいのだけが救いか
そして事情聴取をするには豪華な執務室へ誘導。義兄が途中から顔をしかめて居たので何となくは気付いては居たのですが。
「何故、第一王子殿下が…」
お久しぶりです、としか言えません。
「久しぶり、元気そうで安心したよ。何故?上のベランダから大広間へ入る姿が見え、トラブルが起きていたからさ、騎士に連れておいでって言っただけだよ?あんな所に居られても困るでしょ?」
にこにこ笑う姿に悪意は感じられませんし、確かに助かりましたけれども、まさかこんな短期間でまた王族と至近距離でまみえることになるなんて想像もして居ませんでしたよ
アマール伯爵夫妻はガタガタ震えてひたすら謝られているし、ご子息の猿改めてジョージ様は親御様に叱られ不貞腐れていたけど、今は流石に青褪めた顔でうつむき、部屋の隅で正座してます。正座、良く知っていますね?
「ベルナンディウス殿下。一先ず場所を借り、此方の方から事情を聞きます」
義兄が軽く息を吐き伯爵へ顔を向ける。本当に1つの動作が絵になるし、スチール全部回収したい
「本当に何とお詫び申し上げれば良いのか…」
曰く、ジョージ様はアマール家の次男で余り勉強はお好きでは無く、騎士を目指して修行する日々に時間にこれまでを費やしていたので初めての王都や城、もうすぐ始まる学園生活、近くに見える憧れの騎士の姿など色々と興奮してしまって何も考えず、身体の赴くまま動いてしまいあの状態だったらしい
「それにしてはマナー以前では?騎士を目指す者がまだうら若き淑女を突き飛ばすなど有ってはならないでしょう」
義兄様がチラりとジョージ様へ視線を送れば辺りはどよめき、ジョージ様はまさに蛇に睨まれた蛙だった
「まっまさか、そんな事をエルグラム侯爵令嬢にされたなんて、おっお前はなんて事をしてくれたんだ!」
伯爵がソファーから身を起こして今にも殴り掛かりそうなのを義兄が片腕を上げ落ちつかせる
「申し訳無い、エルグラム侯爵とご令嬢にはうちの長男を救って頂いたばかりなのに」
伯爵の言葉に私は首を傾げたが、義兄は解っているのか一つ頷く
「お陰で婚約も跡継ぎ教育も滅茶苦茶ですが、首の皮1枚なんとか繋いで頂いた大恩が余り有る侯爵への非礼重ねてお詫び申し上げますれば、介錯は一旦、家の者の整理をしてからでも宜しいでしょうか?」
夫人はひたすら泣いている。
息子は何を言っているのか解らないのかポカンとしてるし!というか、介錯って何?伯爵はどこの武士なのよ
伯爵家のお猿さんは名前をジョージ・アマール。オニオンが特産地の子息だった
既に第二王子殿下の側近であり、侯爵でもある義兄は王城へ登城しているし、私も一応、妃殿下教育を長年受けていたので城勤めの使用人から覚えられるぐらいには通っていたから貴族の方にも顔は知られているらしく、騒ぎを聞きつけたご両親と騎士団の方々が来られた瞬間から物凄く謝罪をされて大の大人が咽び泣く声を聴きながら別室へ向かった
廊下に響く嗚咽声、流石にあれを見た後は皆、大人しく大広間へ向かったらしいのだけが救いか
そして事情聴取をするには豪華な執務室へ誘導。義兄が途中から顔をしかめて居たので何となくは気付いては居たのですが。
「何故、第一王子殿下が…」
お久しぶりです、としか言えません。
「久しぶり、元気そうで安心したよ。何故?上のベランダから大広間へ入る姿が見え、トラブルが起きていたからさ、騎士に連れておいでって言っただけだよ?あんな所に居られても困るでしょ?」
にこにこ笑う姿に悪意は感じられませんし、確かに助かりましたけれども、まさかこんな短期間でまた王族と至近距離でまみえることになるなんて想像もして居ませんでしたよ
アマール伯爵夫妻はガタガタ震えてひたすら謝られているし、ご子息の猿改めてジョージ様は親御様に叱られ不貞腐れていたけど、今は流石に青褪めた顔でうつむき、部屋の隅で正座してます。正座、良く知っていますね?
「ベルナンディウス殿下。一先ず場所を借り、此方の方から事情を聞きます」
義兄が軽く息を吐き伯爵へ顔を向ける。本当に1つの動作が絵になるし、スチール全部回収したい
「本当に何とお詫び申し上げれば良いのか…」
曰く、ジョージ様はアマール家の次男で余り勉強はお好きでは無く、騎士を目指して修行する日々に時間にこれまでを費やしていたので初めての王都や城、もうすぐ始まる学園生活、近くに見える憧れの騎士の姿など色々と興奮してしまって何も考えず、身体の赴くまま動いてしまいあの状態だったらしい
「それにしてはマナー以前では?騎士を目指す者がまだうら若き淑女を突き飛ばすなど有ってはならないでしょう」
義兄様がチラりとジョージ様へ視線を送れば辺りはどよめき、ジョージ様はまさに蛇に睨まれた蛙だった
「まっまさか、そんな事をエルグラム侯爵令嬢にされたなんて、おっお前はなんて事をしてくれたんだ!」
伯爵がソファーから身を起こして今にも殴り掛かりそうなのを義兄が片腕を上げ落ちつかせる
「申し訳無い、エルグラム侯爵とご令嬢にはうちの長男を救って頂いたばかりなのに」
伯爵の言葉に私は首を傾げたが、義兄は解っているのか一つ頷く
「お陰で婚約も跡継ぎ教育も滅茶苦茶ですが、首の皮1枚なんとか繋いで頂いた大恩が余り有る侯爵への非礼重ねてお詫び申し上げますれば、介錯は一旦、家の者の整理をしてからでも宜しいでしょうか?」
夫人はひたすら泣いている。
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